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ヘナチョコ革命 2020年版

世界を変える・・・

米女性体操選手、元ドクターからの性的虐待について語る

2021-07-29 06:40:55 | スポーツ
米女性体操選手、元ドクターからの性的虐待について語る
WRITTEN BYGABRIELLE MCMILLEN
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https://www.sportingnews.com/jp/%E3%81%9D%E3%81%AE%E4%BB%96/news/%E7%B1%B3%E5%A5%B3%E6%80%A7%E4%BD%93%E6%93%8D%E9%81%B8%E6%89%8B%E5%85%83%E3%83%89%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%AE%E6%80%A7%E7%9A%84%E8%99%90%E5%BE%85%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6%E8%AA%9E%E3%82%8B/z24cl4zsoyh1170qb94s0b0ei

体操選手のマギー・ニコルズが、ラリー・ナサール元医師の性的虐待を米体操連盟に初めて報告したのは自分だと語った。
MORE: 今なら無料視聴可。スポーツを見るならDAZN(ダ・ゾーン)に!
20歳のニコルズはミシガン州ランシングのイングラム裁判官への手紙の中で、自身の経験を詳述している。イングラム氏は1月16日のナサールに対する判決の際の裁判官を務めることになる。
「現在まで、米体操連盟、米オリンピック委員会、そしてミシガン州立大学によって私は『アスリートA』として名前を伏せられていました。彼が性的虐待をしたのは『アスリートA』ではなく、マギー・ニコルズに対してであると、すべての人に知ってもらいたいのです」ニコルズはNBAニュースを通じて、このように手紙に書いたと述べた。
15歳の頃のニコルズは、世界トップレベルの体操選手だった。性的虐待が始まった時、彼女はカローイランチにあるナショナルチームのトレーニングセンターで練習していた。
「最初、私は彼の治療を信用していました。けれどその後、彼は触れてほしくない場所を触り始めたのです。彼は手袋を着けていなかったし、自分が何をしているかを私に伝えることもしませんでした。部屋には他に誰もいませんでした。私は大人たちから、彼は最高の医師であり、痛みの治療をしてくれると聞いていたため、私は彼のすることを受け入れたのです」。
「彼は何度もこの『治療』をしました。ラリー・ナサールは医師というだけでなく、私の友人だとも思っていました。彼はFacebookを通して、私のことをとても美しいと何度も連絡してきました。私はまだ15歳だったため、彼が私に良くしたいと思っているだけだと考えてしまったのです」。
2015年の夏、ニコルズは仲間の体操選手にナサールの行為を伝えた。コーチがこの会話に気づき、その後ニコルズは米体操連盟にも報告した。が、体操連盟は、ナサール氏が拠点とするミシガン州に通報することはなかったという。
「後になって知ったのですが、過去20年にわたり、ラリー・ナサールのこういった行為を訴えた少女たちは他にもいたにもかかわらず、ミシガン州立大学は無視し続けていました。2014年には彼の性的暴行について調査もしていたというのです」彼女はこう語っている。「それなのに、ミシガン州は米体操連盟に報告することは決してありませんでした。もし報告していたら、私がラリー・ナサールと出会うこともなく、彼から虐待行為を受けることもなかったでしょう」。
マッケイラ・マロニー、ギャビー・ダグラス、アリー・レイズマンなど他の選手からも多くの証言があり、ナサールは医師免許停止処分に至っている。
11月には10件の犯罪となる性的行為を認め、12月には児童ポルノ所持で禁錮60年の判決を受けた。
ニコルズは2016年のリオ五輪でのメダル獲得を確実視されていた。しかし、半月板の断裂により、控え選手となってしまった。彼女は現在、オクラホマ大学の2年に在学し体操を続けている。
原文:Maggie Nichols says she told USA Gymnastics about Larry Nassar's abuse first
翻訳:Ayako Hayashi
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元選手「機械になったも同然」、米体操連盟元医師による性的暴行の詳細明かす

2021-07-29 06:14:15 | スポーツ
元選手「機械になったも同然」、米体操連盟元医師による性的暴行の詳細明かす
2017年2月20日 16:57 発信地:ニューヨーク/米国 [ 北米 米国 ]リオデジャネイロ五輪、体操女子総合の平均台に臨む選手(2016年8月11日撮影、資料写真)。(c)AFP/Ben STANSALL
https://www.afpbb.com/articles/-/3118531
【2月20日 AFP】米国体操連盟(USA Gymnastics)の元医師であるラリー・ナサール(Larry Nassar)被告が女子選手に性的暴行を加えていたとする問題をめぐり、元五輪代表選手ら3人が19日、同国テレビ局CBSのニュース番組「60ミニッツ(60 Minutes)」に出演し、当時受けた被害の詳細を語った。
 女子団体総合で銅メダルを獲得した2000年シドニー五輪のメンバーの一人であるジェイミー・ダンツスチャー(Jamie Dantzscher)さんは、1999年から2001年にかけて新体操の全米女王に君臨していたジェシカ・ハワード(Jessica Howard)さんと、1995年から2000年の米代表メンバーであるジャネット・アントリン(Jeanette Antolin)さんに続き、公に名乗り出た。
 13歳で全米ジュニアチーム入りを果たした直後、背中の痛みを訴えた際に初めてナサール被告と面識を持ったというダンツスチャーさんはCBSに対し、「彼は私の中に指を入れたり、脚を動かし回したりした。そうすることで関節が鳴るのを感じて、臀部(でんぶ)の位置を元に戻すだけでなく、背中の痛みにも効くからと言い聞かせてきた」と語った。

「それが、シドニー(Sydney)で行われた五輪までずっと続いた。私が18歳になるまで」
 一方のアントリンさんは、治療だと思っていたものが、実際は性的暴行だったということに気づいたのは昨年だったいう。
「突然に理解した」というアントリンさんは、「彼を信じていた。自分は弱い立場にあるということや、そうした不適切なことを知ってしまえば、私自身を台無しにしてしまうと、子どもながらに理解していた」と話した。
 選手の保護を怠ったとして米国体操連盟を訴えた40人の女性の代理人を務めているジョン・マンリー(John Manly)弁護士は、ナサール被告が20年以上にわたり、同国代表のコーチを務めたベラ・カローリ(Bela Karolyi)氏とマルタ・カローリ(Martha Karolyi)氏の練習施設で汗を流した数百人もの女子選手を虐待していた可能性があると主張する。
 マンリー弁護士は「最終的には1996年以降の五輪チームすべてに、彼から被害を受けた選手が含まれているはず」とすると、「これは連続的性犯罪。ここでの問題は、誰も少女を保護するために注意して見てこなかったということ。そして、彼ら(米国体操連盟とカローリ両氏)はメダルとお金を第一としてきたということだ」と語った。
 昨年、米ミシガン(Michigan)州で子どもへの性的虐待で逮捕された52歳のナサール被告は、同12月に児童ポルノの画像などを所持していたとして起訴された。
 1996年から2015年まで五輪チームの医師として、米代表の体操選手を治療していたナサール被告について、原告の女性らは、肛門や膣に指を入れられたり、胸をまさぐられたりしたと主張。これについてナサール被告は、適切な医療処置を行っただけだとして容疑を否定している。

■「機械になったも同然」
 アントリンさんは、「完璧を目指すという点で彼らがかけてくる重圧は、本当にとてつもなく、ストレスのかかるものだった」と振り返ったうえで、声を上げれば「チャンスを損なう」ことになると周知されていたと続けた。
「誰も他人と違うことをしたくなかった。なぜなら、そこには自分自身が成功するかどうかを決定する人々がいたから。だからとにかく従い、やれと言われたことをやるしかなかった」
 ハワードさんも「何も言えるような状況ではなかった」と説明すると、「もし何か言えば、トラブルに巻き込まれてしまう可能性があったし、あえて自分を苦しめるようなことは最もやりたくなかった」と話した。さらに、ナサール被告の治療には違和感を覚えていたものの、「機械になったも同然」で訴え出ることはできなかったと付け加えた。
 ダンツスチャーさんはまた、ナサール被告が練習に菓子やあめを持ち込み、選手からの信頼を築いていたと主張。そうすることが、五輪を目指す練習でのストレスを軽減させると理解していたという。
 ダンツスチャーさんは、CBSに対し「私は常に問題を抱えているように感じていた」とすると、「そこまでハードワークできていなかった。体重を減らすよう注意され、無理やり吐こうとしたときもあった」と回想した。
「彼は仲間みたいだった。私の味方でいてくれた。体育館では笑顔を見せることも禁じられているように感じたが、治療中は冗談を飛ばしたり、コーチたちの悪口を言ってくれたりした。一筋の光のようだった」 (c)AFP


■「機械になったも同然」
 アントリンさんは、「完璧を目指すという点で彼らがかけてくる重圧は、本当にとてつもなく、ストレスのかかるものだった」と振り返ったうえで、声を上げれば「チャンスを損なう」ことになると周知されていたと続けた。
「誰も他人と違うことをしたくなかった。なぜなら、そこには自分自身が成功するかどうかを決定する人々がいたから。だからとにかく従い、やれと言われたことをやるしかなかった」
 ハワードさんも「何も言えるような状況ではなかった」と説明すると、「もし何か言えば、トラブルに巻き込まれてしまう可能性があったし、あえて自分を苦しめるようなことは最もやりたくなかった」と話した。さらに、ナサール被告の治療には違和感を覚えていたものの、「機械になったも同然」で訴え出ることはできなかったと付け加えた。
 ダンツスチャーさんはまた、ナサール被告が練習に菓子やあめを持ち込み、選手からの信頼を築いていたと主張。そうすることが、五輪を目指す練習でのストレスを軽減させると理解していたという。
 ダンツスチャーさんは、CBSに対し「私は常に問題を抱えているように感じていた」とすると、「そこまでハードワークできていなかった。体重を減らすよう注意され、無理やり吐こうとしたときもあった」と回想した。
「彼は仲間みたいだった。私の味方でいてくれた。体育館では笑顔を見せることも禁じられているように感じたが、治療中は冗談を飛ばしたり、コーチたちの悪口を言ってくれたりした。一筋の光のようだった」 (c)AFP
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体操女子の“絶対王者”に何が起きたのか「五輪だけが人生じゃない。私は心を守りたい」

2021-07-29 06:05:07 | スポーツ
体操女子の“絶対王者”に何が起きたのか「五輪だけが人生じゃない。私は心を守りたい」
7/28(水) 17:15配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/a8f1a51525d2913a8b60d9b2c68aff83ddab439b?page=1

女子体操の団体決勝で跳馬に臨むシモーン・バイルズ。着地に失敗するなど精彩に欠いたパフォーマンスを見せた彼女は、この種目の後に棄権した Photo by Laurence Griffiths/Getty Images
東京五輪の体操女子団体で金メダル大本命と目されていたアメリカだが、エースのシモーン・バイルズの途中棄権が響き、2位に終わった。リオ五輪と世界選手権でメダルを独占してきた王者は、会見でメンタルヘルスの問題を理由にあげた。彼女の「心の中」で何が起き、どうして棄権の決断に至ったのか、米紙が詳しく伝えている。 【動画で見る】女王バイルズの“危険すぎる”大技「屈身ユルチェンコ2回宙返り」

衝撃の展開に涙

シモーン・バイルズが宙に舞うと、その超人的な技をいとも簡単にやってのけているように見えてしまう。彼女はこの10年近くものあいだ、その肩に大きな重圧と期待を背負いながら女子体操界の頂点に立ってきた。 だが7月27日、東京五輪の団体決勝の舞台。最初の種目である跳馬で宙に舞ったバイルズは何かがいつもと違っていた。自分を見失い、動揺しているように見え、予定していた技をやり遂げることができなかった。 そして彼女は誰もが想像していなかった行動に出た。残りの種目には出ないという決断を下したのだ。 バイルズにしては珍しく精彩を欠いた跳馬の後、彼女は医療スタッフと一緒に競技場を離れた。「心ここにあらず」の状態であることを認識したのだという。 競技場に戻ってきた彼女は、レオタードの上にジャージを着こみ、チームメイトの3人を抱きしめた。そこで彼女たちは、バイルズ抜きで戦わなければならなくなったことを知らされた。思いもよらなかった展開に彼女たちは緊張し涙まで浮かべた。 結局、金メダルを狙っていたアメリカ女子体操チームは、ロシア五輪委員会(ROC)に次ぐ銀メダルに終わった。 24歳のバイルズは若いチーム内でベテランの域に達している。だが彼女は以前ほど自信を持てないし、体操が楽しいとさえ感じられなくなったと話す。とりわけ五輪の団体決勝のような大舞台では、そうしたメンタル面が無視できないようになったという。世界トップの体操選手でも耐えられないほどに──。 バイルズは競技後の会見で目に涙をためながらこう語った。 「このオリンピックは自分のための大会にしたかった。でもここに来て、まだ他の人たちのためにやっているような気がしました。自分が大好きでやっていたことが、私のもとから離れて、誰かを喜ばすためにやっているように感じ、心が痛いのです」

リオ五輪なら棄権しなかった
バイルズは世界で最も人気のあるアスリートの1人であり、その言葉で変革を引き起こす影響力をも持っている。 彼女は、アメリカ女子体操チーム内で性的虐待が起きていた事件について、米体操連盟は選手たちを守らなかったと声高に批判してきた。彼女自身、元チームドクターのラリー・ナサールによる性的虐待を受けていたと明かしている(被害を公表し、現在もトップで活躍している選手はバイルズだけだ)。 7月25日の団体予選でアメリカが予想に反して2位に終わったとき、バイルズはインスタグラムに「時々、世界中の重荷が私の肩にのしかかっているように感じる」と書いた。 決勝で途中棄権した後の会見で、この書き込みについて尋ねられた彼女は言った。「本当に、マジで重いの」と。 バイルズは記者たちに向かって、5年前のリオデジャネイロ五輪だったら棄権という決断はしなかっただろうとも語った。頭の中を支配する「悪魔たちと戦い」、このままでいいのかと自分に疑念を抱きながらも、危険な技を押し通していただろうと話した。 しかし2021年の今、自身の安全とチームのメダル獲得のために、棄権は正しい判断だったと述べた。 「私たちはここから歩いて出てきたかった。医療用ストレッチャーとかで運び出されるのではなく。だから自分自身とチームのために最善のことをしたのです」
個人決勝も棄権か?
バイルズは最大5個の金メダルを期待されて東京入りした。団体で銀を獲得した今、残りは個人総合と4つの種目別である。彼女はこの5つの枠すべてにおいて決勝進出を決めているが、出場するかどうかはまだわからないと27日夜の時点で語った。 「1日1日、どうなるか様子を見ていくつもりです」 ただし、29日夕方からの個人総合を前に、状態が劇的に好転する可能性も否定しなかった。米体操連盟は彼女が必要なサポートを受けられるようにするという。過去にはセラピーが助けになったこともあるらしいが、五輪という緊張があふれる環境の中でも効果があるかはわからない。 これから数日間について話し始めたバイルズは途中で言葉を詰まらせ、チームメイトに支えられてやっと落ち着きを取り戻してから「ごめん」のひと言のあとに続けた。 「何が起きたとしても仕方ありません。それを受け入れるしか」 体操の王者は戻って来るかもしれないし、戻ってこないかもしれない。いずれにしても、バイルズにとって残りの五輪における金メダルは「自分の健康に集中すること。それに体操だけが人生ではないから」と語った。
自分のための五輪にしたかった
リオに続いて自身2度目の五輪に挑むにあたり、バイルズはこの大会を自分のためのものにしたいと言っていた。誰かの思いのためや、とてつもなく大きな期待のためではなく、自分のためだ(結局、彼女はこれまで例外なくそうした思いや期待に応えてしまってきたけれど)。 だが東京五輪が近づくにつれ、彼女はその決意に揺れを感じ始めたという。その葛藤はトレーニングにも影を落とし、心の中にも忍び込んできた。そうした「何かがおかしい」という兆候が、団体決勝での跳馬で表出したのだ。 「それがよりによってオリンピックで起きたなんて最悪」だとバイルズは言った。「でもこの(パンデミックで大変だった)1年を考えれば、そんなに驚いてもいません」 跳馬のあとに白のチームジャージを着こみ、スポットライトから外れた場所でチームメイトに声援を送りながら、バイルズはこのスポーツ最大の舞台で自分が下した決断を整理していた。 「結局のところ、私たちだって人間なんです」と彼女は言う。「あの舞台に立って世界が私たちに求める姿を見せるよりも、自分の心と体を守らないといけないのです」
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オリンピックと貴族 メディア

2021-07-19 07:31:35 | スポーツ
 


 新型コロナ大騒動下でのオリンピックだが、東京オリンピック誘致には皇族を使ったことも奏功したわけで、というのもIOCの投票権を持つ委員102人の内の約1割が貴族だからだ。
 貴族といえば超富裕層に含まれるから、人口削減計画の主役に属するが、当然ながら新型コロナの致死率はインフルエンザ並で怖くない感染症だと分かっている。分かっているから、オリンピック開催に躊躇するはずもない。もちろんさらに怖がらせるために、オリンピックを中止しても良いのだが、高見の気分でスポーツを楽しめるのだから、楽しみがあった方が良いと考えたかもしれない。
 まあ総じて人口削減計画の主要ツールの一つがワクチン接種だろうから、オリンピックの開催云々はあまり関係ない。
 
 超富裕層って、臣民をなめきっているのか、ネットで人口削減計画を堂々とアクセス可能にして公開しているが、巨大メディアは何も伝えず、超富裕層を慈善家扱いで広報しているから、臣民は「井の中の蛙」状態のままだ。


 何しろ人口削減計画をビル・ゲイツは事実そう言っているのに、それを指摘すると、それでも陰謀論扱いされるって?意味不明だ。


 メディアが伝えなければ、事実があっても、あったことにならない。この恐ろしい現実は身にしみて分かっている。例えば子どものいじめは毎日起きているが、メディアが毎日起きているいじめを報道することはない。この不思議を記者さんはちゃんと説明して欲しい。だっていじめの内部告発だって、かなり届いているはずだ。何で『週刊文春』がいじめ事件を報道して目立ってしまうのか?

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八百長相撲が得意の極右の舞の海の標的は白鵬 及び 相撲協会「入日本化」提言

2021-07-19 05:55:36 | スポーツ
八百長相撲が得意の極右の舞の海の標的は白鵬 及び 相撲協会「入日本化」提言
 メディアがなぜ舞の海の戯言を毎度取り上げるのかはよく分からないが、メディアが白鵬バッシングに加担していることだけは確かだ。舞の海がいう大相撲の伝統や価値観など叩き潰すだけに存在しているにすぎない。土俵に「女」は上がれない、などという愚劣な伝統は今すぐ叩き潰すべきなのだ。
 だからメディアは舞の海の戯言を垂れ流すのではなく、批判的に報道しなければ最悪の排外主義に加担していることにもなる。






■『世界』7 2021年


頁253──


国粋主義に沈む大相撲
相撲協会「入日本化」提言のここがおかしい
星野智幸
和田靜香




頁256──


和田
同意見です。まるところ、ガバナンスを推進するという名目で、1人の、しかも外国出身者を執拗にバッシングしている。ここにも提言書の差別性がはっきり現れています。このような提言書を受け取るならば、日本相撲協会は差別団体だと自ら認めることになります。


星野
メンバーの但木氏は個人意見として、「自分の都合のいい時だけ出場して都合の悪い時は休場してもいいんだと、それが横綱の権利だと考えているのではないか(中略)日本人の横綱にはまったくなかったことが起きてしまっています」と言う一方で、やはり休場続きだった日本人横綱の稀勢の里については、怪我と戦う「悲壮感がつきまといます。それが大相撲の様式美になっているともいえます」(42頁)と擁護しています。


頁257──

星野
この提言書に限らず、白鵬の休場を問題視する声は多いですが、貴乃花は7場所連続で全休しました。当時は横綱審議委員会から苦言が呈されていましたが、白鵬と比較する人はいません。別に貴乃花を悪く言いたいのではなく、休場と国籍は関係ないということです。
和田
そもそも、横綱は負け越したら引退などという不文律があることが問題です。そうした不合理な慣習については何も考慮せず、精神論だけを押し付けている。(以下略)




頁257──
和田
白鵬は専属のチームを組んでいます。トレーナーやドクターがいて、それぞれが専門的な見地から彼を支えている。だからこそ休場もするのです。15日間の厳しい本場所に耐えられるか医学的に判断した上で、出場するかどうか決めているわけで、自分のわがままで「都合の悪い時」は休むような甘いことをしているわけではない。


但木敬一 - Wikipedia



再発防止委が中間報告 相撲協会、暴力事例の存在を示唆
2018年5月8日 20:36https://www.nikkei.com/article/DGXLSSXK20727_Y8A500C1000000/




記者会見をする暴力問題の再発防止検討委員会の但木敬一委員長(8日午後、東京・両国国技館)=共同
日本相撲協会の第三者機関、暴力問題再発防止検討委員会の但木敬一委員長(元検事総長)が8日、東京都墨田区の両国国技館で第1回中間報告として記者会見を開き、過去の暴力事例に関する力士ら約千人の協会員からの聞き取りについて「全然ありませんでしたというわけではない」と暴力があったとする回答の存在を示唆した。
回答の集約や分析ができていないことを理由に、内容の詳細な説明は避けた。
徹底した実態把握に努めるため、2007年に時津風部屋で起きた力士暴行死事件以降に辞めた元協会員にも、主にアンケート方式で調査への協力を求める。これも踏まえ、9月に予定している第2回中間報告で暴力事例の件数を把握して分析し、再発防止策の策定を含めた最終報告を10月までにまとめる見通し。
但木委員長によると、2月に発足した再発防止検討委は8日までに7度の会合を開いた。多くの弁護士を動員して聞き取りを実施したほか、部屋の稽古や巡業への視察を含めて角界の実態を調査し、柔道やソフトボールなど他競技の暴力防止策を研究したという。
8日の中間報告を受け、協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)は「調査には協力し、提言を受けて協会として対処していく」と話した。
角界では昨年10月に元横綱日馬富士関による貴ノ岩関への傷害事件が起き、今年3月の春場所では当時十両の貴公俊(現幕下)が付け人を殴打するなど、根深い暴力体質が指摘されている。〔共同〕


大相撲の継承発展を考える有識者会議提言書の要旨
2021/04/20 05:00
[読者会員限定]




https://www.yomiuri.co.jp/sports/sumo/20210419-OYT1T50339/
はじめに

 この提言書では、定義の曖昧な「国際化」という表現は避け、その代わりに多様な外国出身力士が活躍するようになった現状を「多国籍化」と呼び、日本の大相撲の伝統と慣習の受け入れを「入日本」または「入日本化」と表現する。これは強制と誤解されがちな「同化」「日本化」との混同を避けるためである。
第1章 大相撲がめざすべき方向
(1)大相撲の多国籍化
 戦後の昭和・平成・令和を通じた外国出身力士の総数は192人に達し、出身の国と地域は24を数える。親方となった外国出身力士も8人おり、このうち、停年を迎えた高見山(元東関)を除く5人が現在も師匠(部屋持年寄)を務めている。令和の時代も外国出身者が力士となり、外国出身の親方が増えていくのは間違いない。
(2)柔道の国際化、剣道の海外普及
 相撲と同じ武道の柔道と剣道は、海外との関わり方において対照的な道を歩んだ。柔道では、よりダイナミックに、観客にアピールするスポーツに変える国際戦略が採られ、その結果、技の評価基準や禁止事項などに関して、柔道発祥の国・日本と国際柔道連盟の解釈・規定は乖離(かいり)していった。これに対し、全日本剣道連盟ではそもそも国際化という言葉を使わず、「海外普及」「国際対応」等と言う。日本の伝統文化に培われた剣道を海外に「普及」させるという考えが根底にあり、脱日本化を想定していないからだ。
(3)大相撲における文化変容
 柔道と剣道を参考にしながら、大相撲の多国籍化への対応を考えると、二つの道がある。第一は、大相撲がいかに多国籍化しようとも、大相撲の伝統・精神・技法を守り、この方向で相撲道を継承発展させていく道である。第二は、力士の出身国・地域それぞれの伝統・慣習・考え方・文化を尊重し、多国籍化の進展に応じて脱日本的なルールを作り出し、大相撲が変容していく道である。第一の道を歩んできた大相撲は、将来に向けても第一の道を進み続けるべきだと考える。第二の道を選べば、階級制などが導入される可能性が高く、小兵の力士が大型力士を負かす大相撲の醍醐(だいご)味は終わりを告げる。それは同時に、勝負の先に人間の究めるべき道があると信じる相撲道の終焉(しゅうえん)を意味する。大相撲に求められるのは脱日本・脱日本化ではない。外国籍力士には、「我が国固有の国技」(定款第3条)たる大相撲の伝統と慣習を受け入れ日本文化になじむことが期待されている。比喩的に言えば、「大相撲への入門」「日本への入門」であり、「入日本」あるいは「入日本化」である。この言葉は、外国出身力士が自分の選択として、日本にしかない大相撲の世界に「入る」ことで、日本の文化・伝統・慣習に「入る」ことを意味している。外国出身力士が日本の大相撲力士になることは、一種の「文化変容」(アカルチュレーション)であろう。文化変容とは、異なる文化が接触して一方の文化に変化が起きることを指す。大相撲では、外国出身力士が大相撲に適応し、そのプロセスで「入日本化」という文化変容が起こる経験をしてきた。この最初の例が高見山である。
(4)高見山の「入日本化」と大相撲のたしなみ
 高見山の東関部屋では、「十の心」と題した標語を掲げ、弟子たちに毎日唱和させたという。〈1〉おはようという親愛の心〈2〉はいという素直な心〈3〉すみませんという反省の心〈4〉どうぞという謙譲の心〈5〉私がしますという奉仕の心〈6〉ありがとうという感謝の心〈7〉おかげさまでという謙虚な心〈8〉お疲れさんという労(いたわ)りの心〈9〉なにくそという忍耐の心〈10〉嘘(うそ)をつくなという正直な心。これらは礼の精神に通じるものであり、大相撲を通して「入日本化」した姿だといえよう。
(5)大相撲がめざすべき方向
 大相撲は柔道の国際化ではなく、剣道の海外普及・国際対応に近い道を進むべきである。外国出身者に門戸を開いた以上、今後も閉ざすべきではない。しかし、外国出身力士の無制限の増加は避け、「多国籍化」と「入日本」のバランスを調和的に実現できる独特な日本的スポーツ競技として大相撲の将来を構想すべきであろう。
 さらに、外国出身力士が将来親方・師匠となる資質を伸ばし、そのことによって相撲道を継承発展させることを期待したい。
 力士には求められない日本国籍が、師匠・親方に必要とされるのは、弟子の「入日本化」を指導する立場にあるからだ。親方・師匠は我が国の風土・慣習などを理解していなければならず、日本という地に根を張って生きることが求められる。そのことを象徴的かつ実体的に表すのが日本国籍なのである。
(6)相撲道の継承発展と国際親善(略)
(7)日本人力士の育成(略)
第2章 求められる諸施策
(1)相撲部屋の充実(略)
(2)外国出身力士の指導と日本人師匠の自己陶冶(とうや)(略)
(3)師匠に対する指導監督の強化(略)
(4)年寄名跡と一代年寄
 年寄名跡は江戸時代、15だったが徐々に増え、昭和2年(1927)に105となり、その後は増減していない。公益財団法人となる前の旧協会の時代には、功績が特に顕著とみなされる横綱に、例外として停年または退職に至るまで、力士名のまま年寄の資格を与え、かつ相撲部屋を新設して師匠となることも認めていた。この一代年寄を名乗った横綱は、大鵬、北の湖、貴乃花の3名である。千代の富士は一代年寄を辞退し、年寄九重を継承襲名した。名跡は、歌舞伎や落語などの芸能・芸道に共通する日本独特の制度・慣習である。名跡は受け継がれることで価値を増す。それゆえ、襲名されることが当然の前提となる。ところが、一代年寄は当該横綱一代限りで弟子たちはその名を継げない。他の芸能・芸道に類例がなく、大相撲の師資相承の伝統からも外れた異形の「資格」である。一代年寄は、昭和44年、まだ現役の横綱だった大鵬に、内弟子集めを例外的に認めて「横綱大鵬」と「年寄大鵬」を並立させる工夫として生み出されたとされる。大鵬の功績を称(たた)える目的はあったが、現役横綱の吸引力により弟子集めを推進する実利的な意図もあった。やがて功績が特に顕著な横綱に対する格別の恩典の一面だけが強く意識されるようになり、その反面、継承が許されない名跡という大相撲の伝統継承との矛盾は見落とされてきたといえる。昭和の前半、横綱双葉山は、「双葉山相撲道場」を設立、引退して年寄時津風を襲名後に時津風部屋と改称するとともに「双葉山相撲道場」の看板を掲げ続けた。現役時の四股名と年寄名跡の二つの看板を並べることで、功績の顕彰と師資相承の伝統の両立を図った実例といえよう。一代年寄は旧協会の時代に成文的根拠なく認められたもので、大鵬以前の横綱にこうした待遇がなされなかった不統一もある。現在の協会の定款などにも根拠となる規定はない。公益財団法人への移行とともに協会は新しい定款を定め、「我が国固有の国技である相撲道の伝統と秩序を維持し継承発展させる」ことを公益目的に掲げた。大相撲の伝統継承という観点からは、105の年寄名跡を増減させず、相撲道継承発展の象徴として、協会員が力を合わせてその権威を守っていく責任は大きいと言わねばならない。功績の顕著な横綱に何らかの形で功労を称える可能性は排除されない。たとえば双葉山のように、年寄名跡を継承する一方、四股名を「道場」に冠して看板を並んで掲げ、その使用を認めるなどの工夫も考えられる。
 伝統とはただ外形的に守っていけば良いものではない。伝統の本質を生き生きとした状態で後世へ伝えていくには、必ず守らねばならない伝統と少し変えてもいいものを選別していくことも必要と思われる。大相撲に関しても、断固として守るべき伝統と少し変えてもいい要素を検討・吟味すべきである。そのために「守るべき伝統を再確認する委員会」を設け、理事、外部有識者の参加協力を得て、守らねばならないと決めた伝統が守られているか否かを見守り、乱れがあれば改めさせ、少し変えるべきと判断した要素についてはどのように変えるのか協会として統一した見解を示すなど、明確にしていく取り組みが望まれる。
(5)日本人力士への相撲道の教育(略)
第3章 スポーツ・インテグリティと自己規律
(1)大相撲におけるスポーツ・インテグリティの向上(略)
(2)日本相撲協会の自己規律の指針(ガバナンスコード)
 スポーツ団体ガバナンスコードは、不祥事を防止しスポーツ・インテグリティを保護するための原則・規範である。相撲協会は、角界固有の歴史的条件を踏まえつつ、スポーツ庁のガバナンスコードに準拠することを明言している。ただし大相撲はスポーツに純化したものではなく、伝統文化の国技である。相撲道のスポーツ性と伝統文化性は一体不可分でありながら、文化性にこそ相撲道の伝統の価値・特性が存する。相撲協会の自己規律の指針(ガバナンスコード)は、大相撲の特性を包み込んだ内容でなければならない。力士になるのは男性だけで、年寄も必然的に男性だけとなる。大相撲は同じ組織内に女性の構成員を持つ競技団体とは性格を異にしているから、理事会に女性理事40%以上の選任を求める必要性と合理性は大相撲にすぐに当てはまるものではない。他方、相撲協会事務局員の30%以上が女性であり、相撲案内所(茶屋)の経営や場内整理の仕事も協会委嘱の女性の貢献によって維持されている。大相撲に精通した適任者を得られるなら、理事にも外部から女性を迎えるべきであろう。





舞の海氏が新説「日本人力士の甘さは前文に起因する」「反省しすぎて土俵際…」
2015/5/3 17:39
  • 政治
  • 政策


反応








https://www.sankei.com/article/20150503-ZAIY64HFUZI5ZAFXU7FRYF5APA/
 元小結の舞の海秀平氏が3日、東京・平河町の砂防会館別館で開かれた公開憲法フォーラム「憲法改正、待ったなし!」で提言を行った。昨今の日本人力士の「甘さ」は憲法前文の影響だと持論を展開し、会場の笑いを誘った。提言の要旨は次の通り。
 日本の力士はとても正直に相撲をとる。「自分は真っ向勝負で戦うから相手も真っ向勝負で来てくれるだろう」と信じ込んでぶつかっていく。
 ところが相手は色々な戦略をしたたかに考えている。立ち会いからいきなり顔を張ってきたり、肘で相手の顎をめがけてノックダウンを奪いに来たり…。あまりにも今の日本の力士は相手を、人がいいのか信じすぎている。
 「これは何かに似ている」と思って考えてみたら憲法の前文、「諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」に行きついた。逆に「諸国民の信義」を疑わなければ勝てないのではないか。

私たちは反省をさせられすぎて、いつの間にか思考が停止して、間違った歴史を世界に広められていって、気がつくとわが日本は国際社会という土俵の中でじりじり押されてもはや土俵際。俵に足がかかって、ギリギリの状態なのではないか。
 今こそしっかり踏ん張って、体勢を整え、足腰を鍛えて、色々な技を兼ね備えて、せめて土俵の中央までは押し返していかなければいけない。




憲法改正を皆さんと一緒に考えて、いつかはわが国が強くて優しい、世界の中で真の勇者だといわれるような国になってほしいと願っている。
舞の海氏の「排外発言」記事についての見解
2014年6月6日7:00AM|カテゴリー:お知らせ|admin
http://www.kinyobi.co.jp/news/?p=3056
舞の海氏の「排外発言」記事についての見解
平井康嗣・本誌編集長
 5月9日号の「アンテナ」欄8ページに掲載した記事〈“昭和天皇万歳”集会で 舞の海氏が排外発言〉が5月22日にネット配信されて以後、この記事を非難する声がネット上で広がりました。小社にも意見の電話を3本いただきました。記事の問題点は(1)記事は捏造、歪曲ではないか、(2)「排外発言」の見出しは間違いではないか、という2点になるでしょう。
 記事には〈「外国人力士が強くなり過ぎ、相撲を見なくなる人が多くなった。NHK解説では言えないが、蒙古襲来だ。外国人力士を排除したらいいと言う人がいる」と語ると、参加者から拍手が湧いた〉とありました。この部分に対し、「講演の動画を見ると、排外というよりはむしろ、モンゴル人力士を称える内容の講演だ」「記事は都合よく切り貼りしている」という趣旨の意見がネット上で多く見られました。
 確かに記事中の「 」内の発言は、舞の海氏の特徴的な発言を一つにまとめたものでした。それは掲載後に動画で知りましたが、筆者の永野厚男氏が録音していたことも事前に確認しています。当日取材した会場や参加者の雰囲気も踏まえて記事化したもので、意図的な歪曲や捏造ではありません。
 永野氏は、「舞の海氏は『相撲を見る人の減少』と『外国人力士が強い』との因果関係(具体的データ)を示しておらず外国人差別とも言える。『相撲ファン減』は2011年の八百長問題発覚など、他に原因がある」とあらためて指摘しています。
「昭和天皇と大相撲」と題する講演で、舞の海氏が「外国人力士を排除したらどうかと言う人がいるんですね」と語ると、参加者から拍手が湧き「先生がんばれ!」という声が飛びます。すると舞の海氏は「これは難しいというか、もう後戻りはできないと思うんです」と答えます。また「今大相撲を支えているのは実はモンゴル人なんですね。モンゴル人がいるからこそ、私たちは横綱の土俵入りが見れる」「そういうことをしようと思ったら外交問題に発展するんじゃないか」と理由を述べています。この点も記述できればより正確な事実を伝えられたと思います。
 ただし「これは難しい~」という発言は「排除」の否定なのでしょうか。発言は聴衆の排外的な空気をたしなめているのか、それとも同調しているのか。いずれも道具主義的で政治経済的な理由付けです。氏の発言は「その発言通りですが、もう不可能で、しょうがない」という意味に伝わってきます。私なら「そういった発言はするべきではないし、そうするものではない」と言うでしょう。
 そもそも記事の趣旨である「昭和の日をお祝いする集い」について考えないと言葉の意味は伝わりません。主催のNPO法人「昭和の日」ネットワークの役員には石原慎太郎氏や櫻井よしこ氏らも名を連ねています。中国、朝鮮半島に対して差別的・好戦的発言を繰り返している人たちです。最大の差別・排外行為は戦争という殺人行為です。日清戦争、日露戦争に続く太平洋戦争で、多くの日本人や外国人が昭和天皇のために亡くなりました。それを正当化する集会そのものが排外的な意味を帯びています。
 集会で舞の海氏が「昭和天皇の崩御時、土砂降りの雨の中、当時の二子山理事長が『傘を取れ』と命じ、力士・親方がズブ濡れの中、頭を垂れて見送った、と聞き胸が熱くなった」などと発言したことについても、取材した永野氏は「1943年の出陣学徒壮行会をビデオで見た時と同様、特攻隊のような感じで、不気味さと恐怖を感じた」と話しています。
「昭和の日をお祝いする集い」の「昭和」は「戦後の昭和」ではなく外国に一歩も譲らない軍国主義時代の戦前の「昭和日本」を想う復古的な集会です。愛国や尊皇、日本人としての誇りも度を超えれば、非愛国者や外国人への差別の正当化や排外につながります。それを助長する集会に舞の海氏は呼ばれ、歓迎され、NHK解説では言えない話で笑いをとります。そのような集会で私は笑えません。「昭和の日、素晴らしいじゃないですか」という“抗議”の電話もいただきましたが、そもそもこの集会に違和感を持たない方に、舞の海氏発言への違和感は共有できないのかもしれません。
 また記事見出しの〈排外発言〉について、校了直前に永野氏から〈“排外発言”〉としてほしいと依頼があり、より正確な表現だと納得しましたが、見出しの文字制限で対応できず、結果として読者の皆様への説得力に欠けた点を猛省し、お詫びします。
 今後ともより正確な記事の提供に努めたいと思います。
※2014年6月12日に下記を修正しました。
「日清戦争、日露戦争、太平洋戦争など」→「日清戦争、日露戦争に続く太平洋戦争」
※石原慎太郎氏と櫻井よしこ氏は、「昭和の日」ネットワークの前身、「昭和の日」推進国民ネットワークの役員でした。訂正します。
(2014年7月11日)

舞の海氏「歴代の横綱たちが守ってきた伝統や価値観が壊れてしまう」白鵬の奇襲
2021/07/18 15:48
https://www.msn.com/ja-jp/sports/npb/%E8%88%9E%E3%81%AE%E6%B5%B7%E6%B0%8F-%E6%AD%B4%E4%BB%A3%E3%81%AE%E6%A8%AA%E7%B6%B1%E3%81%9F%E3%81%A1%E3%81%8C%E5%AE%88%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%8D%E3%81%9F%E4%BC%9D%E7%B5%B1%E3%82%84%E4%BE%A1%E5%80%A4%E8%A6%B3%E3%81%8C%E5%A3%8A%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%86-%E7%99%BD%E9%B5%AC%E3%81%AE%E5%A5%87%E8%A5%B2/ar-AAMhz89?ocid=msedgdhp&pc=U531





大相撲名古屋場所千秋楽(18日、ドルフィンズアリーナ)NHKでテレビ解説を務めた舞の海秀平氏(53)=元小結=が、横綱白鵬(36)は大関正代(29)を浴びせ倒した14日目の一番を振り返った。


時間いっぱいで、白鵬がそんきょから立ち上がると後ずさっていく。俵付近にまで極端に下がって手をつき、遠い距離で正代と向き合った。軍配が返ると、立ち上がって歩いて前進。おもむろに張り手やおっつけで攻めた後、体が離れて様子の探り合い。機を見て十分の右四つでつかまえて浴びせ倒したが、後味の悪さは残った。


史上最多の優勝44回を誇る横綱の俵付近で手をつく奇襲に、舞の海氏は「これまで歴代の横綱たちが守ってきた伝統や価値観が壊れてしまう。きのうのような相撲を取られると」と苦言を呈していた。



舞の海氏、肘打ちの白鵬は「そこまでして勝ちたいか」/名古屋場所
2021/07/18 21:22
https://www.msn.com/ja-jp/sports/npb/%E8%88%9E%E3%81%AE%E6%B5%B7%E6%B0%8F-%E8%82%98%E6%89%93%E3%81%A1%E3%81%AE%E7%99%BD%E9%B5%AC%E3%81%AF-%E3%81%9D%E3%81%93%E3%81%BE%E3%81%A7%E3%81%97%E3%81%A6%E5%8B%9D%E3%81%A1%E3%81%9F%E3%81%84%E3%81%8B-%E5%90%8D%E5%8F%A4%E5%B1%8B%E5%A0%B4%E6%89%80/ar-AAMhT38?ocid=msedgntp





舞の海氏、肘打ちの白鵬は「そこまでして勝ちたいか」/名古屋場所© 荻窪佳 舞の海氏、肘打ちの白鵬は「そこまでして勝ちたいか」/名古屋場所


大相撲名古屋場所千秋楽(18日、ドルフィンズアリーナ)横綱白鵬(36)が大関照ノ富士(29)との全勝対決を小手投げで制し、7場所ぶり45度目の優勝を果たした。照ノ富士をにらみつけ、乱暴な肘打ちのような右かち上げから右、左、さらに左と大振りの張り手。右四つで上手を引くも足が出ず、強引な左小手投げの連発で優勝を引き寄せ、右腕を振り下ろすガッツポーズ。鬼の形相で雄たけびを上げた。


NHKでテレビ解説を務めた舞の海秀平氏(53)=元小結=は「また立ち合い、肘打ちいきましたね。照ノ富士の顔面を狙って肘が飛んでいきましたね」と指摘。「余裕がないからああいう相撲を取る。勝利への執念といえば執念なんですけど見方を変えると、そこまでして勝ちたいかなという、そういう見方もしている人もいると思うんですよね」と苦言を呈していた。







「大相撲の継承発展を考える有識者会議」提言書骨子
6
野猿(やえん)
2021/06/01 06:55
「大相撲の継承発展を考える有識者会議」提言書骨子|野猿(やえん)|note

 




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