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ヘナチョコ革命 2020年版

世界を変える・・・

冤罪死刑囚・林眞須美さんと死刑制度を大好きな皇国ナチス国(名誉白人低国)の住民

2024-10-10 06:06:40 | 冤罪死刑囚・林眞須美さん
 皇国ナチス国(名誉白人低国)の住民は、「名は体を表す」の表現通りにナチス思想から脱却できていない。名誉白人意識は当然ながら白人至上主義者に親和するし、カルト天皇教信者だから、臣民意識が強固で当然オカミに逆らう意識は気迫だ。よってトンデモ判事が多数派──検事はほぼ全員がトンデモ──なのに、そんな判事が下す死刑判決を信じる。もっともそれ以前に、凶悪犯を攻撃するほどには殺人をそれほど悪いとは思っていない。だって凶悪犯の殺人(シオニスト・ナチの入植者は放火・窃盗などを含め得意だ!)も国家殺人も殺人で変わりがない。というより、アルジェリア民族解放戦線(FLN)が嫌いなカミュがこう書いている。

★「釣り合いをとるためには、死刑に処せられる犯罪人は、自分の犠牲者に、あらかじめ恐るべき死を強制する日を予告し、そのとき以後、相手を何ヶ月もの間、自分の意のままに監禁しつづけた人間でなければならないだろう。そこまで極悪非道な人間は、通常は見られない。(『ギロチン』アルベール・カミュより、注:『死の影の谷間から』ムミア・アブ=ジャマール/今井恭平訳/現代人文社より孫引き) 

 そう死刑制度のほうが数段悪質だ。というわけだから、死刑囚は毎日が地獄だ。毎朝、刑務官の足音で当日の死刑執行を覚悟する。よって袴田巌さん(2024/10/10現在88歳)のような状態になるしかない。

 さて冤罪死刑囚・林眞須美さん(2024/10/10現在62歳?後で彼女の誕生日を調べるつもり)も袴田さんのように毎日生き地獄を味わっている。映画『マミー』(二村真弘監督)も公開された。私が見た名古屋・今池では満席だった。
 なお林眞須美さんによると、「真実」は「マミー」とも読めるようだ。

 医学者の大嘘を私たちは新型コロナ大騒動問題で何度もみてきたが、和歌山毒物カレー冤罪事件でも科学者が大嘘鑑定をして、間抜けな判事(まともな判事は木谷明元東京高裁判事によると10%ぐらい)がそれにまんまとだまされている。河合潤の『鑑定不正 カレーヒ素事件』(2021年、日本評論社)が出版された時点で、この冤罪事件は終わっているはずだが、今だに大阪高裁で再審の裁判が続いている。






■日弁連が支援している再審事件(無罪が確定していない事件)
https://www.nichibenren.or.jp/activity/human/retrial/shien.html
  • 名張事件
  • 袴田事件
  • マルヨ無線事件
  • 大崎事件
  • 日野町事件
  • 福井女子中学生殺人事件
  • 鶴見事件
  • 恵庭殺人事件
  • 姫路郵便局強盗事件
  • 豊川事件
  • 小石川事件
  • 難波ビデオ店放火殺人事件



日弁連が支援し、2010年以降に無罪が確定した事件
事件(判決)
2010
足利事件 (宇都宮地裁平成22年3月26日再審無罪判決)
2011
布川事件 (水戸地裁土浦支部平成23年5月24日再審無罪判決)
2012
東京電力女性社員殺害事件(東京高裁平成24年11月7日再審無罪判決)
2016
東住吉事件(大阪地裁平成28年8月10日再審無罪判決)
2019
松橋事件(熊本地裁平成31年3月28日再審無罪判決)
2020
湖東事件(大津地裁令和2年3月31日再審無罪判決)














   


■(社説)台湾と死刑 日本も是非問う議論を
2024年10月7日 5時00分
 https://www.asahi.com/articles/DA3S16052194.html?iref=pc_rensai_long_16_article


死刑制度をどう考えたらいいか。公権力が市民の命を奪っていいのか。台湾の司法が出した答えは「死刑は合憲」だ。そのかわり死刑適用に極めて厳しい条件を課した。死刑を容認する民意に安住せず、普遍的価値を見すえて是非を問うてきた台湾の歩みは注目に値する。


 死刑制度は人権尊重を定める憲法に違反する疑いがあるとして、台湾の全確定死刑囚37人が憲法判断を求めた裁判で、憲法裁判所にあたる司法院の憲法法廷が先月、合憲判決を出した。一方で判決は、死刑が「最も厳格な法的手続きの要件を満たす場合にのみ適用される」とした。


 裁判官全員の一致が必要であること、最高裁では弁論を開かなくてはならないことなどを指摘。死刑になりうる重罪の容疑者の取り調べでは弁護人を必ず立ち会わせなければならないとして、刑事訴訟法の改正も求めた。


 刑事手続きを人権保障の観点から見直し、実質的に死刑判決を出しにくくしたものと評価されよう。


 国民党の独裁時代の台湾では、多くの無辜(むこ)の市民が死刑に追いやられた。


 だが1980年代後半から民主化。その後、国民党と民進党が政権交代を繰り返しつつ民主制が定着した。権力分立も確立し、司法院は憲法判断に積極的だ。それは同性婚を認めない民法を違憲とした7年前の判断に結実した。


 それでも死刑制度の議論は難しい。市民の約8割が死刑廃止に反対といわれる。厳罰を求める民意や被害者感情と、人命尊重という普遍的価値の衝突は避けられず、2大政党間で扱いが揺れた。


 2000年に初めて民進党が政権をとった際は死刑の廃止が検討課題に上った。08年からの国民党政権は33人に死刑を執行。16年からの民進党政権での執行は2人にとどまる。


 台湾の国際社会における立ち位置とも密接にかかわる。


 台湾は、中国との対立関係から大半の国々と外交関係を結べず、国連に加盟できない。死刑制度がないか、死刑を執行しない国が7割を超えた国際社会にあって、人権重視を掲げて中国との違いを鮮明にすることが、欧州などと結びつくのに不可欠と意識されている面がある。


 日本では情報公開が不十分なことも手伝い、死刑をめぐる議論が低調だったが、死刑が確定していた袴田巌さんに静岡地裁が再審で無罪判決を出し、その問題性が改めて突きつけられている。台湾にならい、死刑の是非を根本から問う議論を深めたい。

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和歌山カレー事件に新展開? 鑑定担当者「証拠捏造」で退職

2022-12-24 05:51:11 | 冤罪死刑囚・林眞須美さん
和歌山カレー事件に新展開? 鑑定担当者「証拠捏造」で退職
2012/12/26 07:00
https://dot.asahi.com/wa/2012122500019.html?page=1



 もはや多少の警察不祥事では驚かないが、これにはあきれ果てた。和歌山県警は12月17日、科学捜査研究所の主任の男性研究員(50)を、証拠品の鑑定結果を捏造した証拠隠滅、有印公文書偽造・同行使の疑いで書類送検し、停職3カ月の懲戒処分とした。
 県警によると、研究員は2010年5月から12年6月まで、変死事件など7件の鑑定で、過去の事件のデータを流用したり、所長の公印を無断で押したりしていたという。

 しかし、それだけではない。実はこの研究員、1998年7月に起きた「和歌山カレー事件」 で、殺人に使用されたヒ素の鑑定にかかわっていたのだ。
 この事件で殺人罪などに問われ、判決が確定した林真須美死刑囚(51)は逮捕時から無罪を主張し、現在、再審請求中だ。
 研究員は、県警監察課の取り調べに対し、カレー事件での捏造は否定しているというが、ほかの事件でのヒ素鑑定について、「写真のピントがあっておらず、チャートの波形が悪いと見栄えが悪いので、過去のものを流用した」「上司と折り合いが悪く、見栄えが悪いと叱られると思った」などと答えたという。
 一連の捜査では、98年から03年にかけての19事件でも捏造があったことが発覚した。カレー事件は、まさにこの期間にあてはまる。
 疑惑が明らかになった今年8月、県警はメディアに対し、「(研究員は)カレー事件にかかわったが、捏造はしていない」と言い切ったが、林死刑囚の夫・健治氏はこう憤る。「一方で提造していて、こちらは大丈夫という。こんなおかしい話はない」。
 林死刑囚の弁護団も、「鑑定において研究員の果たした役割は重要だ。カレー事件の判決は、ヒ素の鑑定がきわめて大きな要因だった。県警にきちんと情報開示を求め、徹底的に追及したい」。
 研究員は依願退職したというが、それで収まる問題ではない。
※週刊朝日 2013年1月4・11日号

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海藻にはヒ素がたくさん入っているのに、なぜ食べても平気なの?

2022-12-24 04:38:28 | 冤罪死刑囚・林眞須美さん

和歌山カレーヒ素事件は、無実の林眞須美さんが死刑囚になっているが、化学ネタでもさりげなく書かれ、林眞須美さんの悪のイメージは拡散する。判事が愚か者だと、人は──その家族を含めて──生き地獄に落とされる。私はいじめ事件関連の本人訴訟で判事の愚者ぶりをとことん「体感」できたが、あそこまで怠惰で鈍感な判事がいるのであるから、冤罪死刑囚も出てきてしまうわけだ。木谷明によれば、刑事裁判で熟慮断行する判事は10%。刑事事件で被告になったら、かなりヤバイことになる。何しろ検察を丸ごと信じる「迷信派」が30%もいるのだ。
河合潤(京都大学大学院工学研究科材料工学専攻教授):最近(2016年9月)も和歌山地裁に意見書を提出したばかりですが,その最後で「私(=河合)の一連の鑑定書・意見書が鑑定を超えて指し示す新たな真実は,不明な動機によって4名を殺害し63名に傷害を負わせた真犯人は,凶器の亜ヒ酸を現在も所持したまま,野放しであるという事実である」と結論しました.(ttps://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10166953385)
■日本化学会『化学 意表を突かれる 身近な疑問』2006年第12刷、ブルーバックス頁42──
息子「海藻にはヒ素が多いって理科の先生が言ってたよ。ヒ素って、1998年の夏だったか、カレーライス事件のあれでしょ。海藻を食べても平気なの?」
母親 「心配するのも無理ないわね。でも大丈夫。海藻に含まれるヒ素は、人間に害のない形をしているから。たとえば同じ窒素の原子Nが入っていても、窒素ガスN₂そのものは無害なのに、青酸カリKCNは猛毒でしょ。元素記号をAsと書くヒ素も、どんな物質になっているかで、毒性はずいぶんちがうの。(・・・以下略)

三酸化二ヒ素
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E9%85%B8%E5%8C%96%E4%BA%8C%E3%83%92%E7%B4%A0#:~:text=%E8%96%AC%E3%81%A8%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%AE%E5%88%A9%E7%94%A8%20%5B%20%E7%B7%A8%E9%9B%86%5D%20%E4%BA%9C%E3%83%92%E9%85%B8%E3%81%AF%E6%AF%92%E6%80%A7%E3%81%8C%E5%BC%B7%E3%81%84%E4%B8%80%E6%96%B9%E3%81%A7%E3%80%81%E7%84%A1%E6%A9%9F%E3%83%92%E7%B4%A0%E5%8C%96%E5%90%88%E7%89%A9%E3%81%AF%E3%80%8C%E4%BA%9C%E7%B4%B0%E4%BA%9C%E4%B8%B8%20%5B%E6%B3%A8%E9%87%88%201%5D%20%E3%80%8D%E3%82%84%E3%80%8C%20%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%AC%E3%83%AB%E6%B0%B4,2%5D%20%E3%80%8D%E3%81%AA%E3%81%A9%E3%81%AE%E5%87%A6%E6%96%B9%E3%81%A7%E3%80%81%E5%8F%A4%E3%81%8F%E3%81%8B%E3%82%89%20%E6%82%AA%E6%80%A7%E8%85%AB%E7%98%8D%20%E3%82%84%20%E7%9A%AE%E8%86%9A%E7%97%85%20%E3%81%AE%20%E6%BC%A2%E6%96%B9%E8%96%AC%20%E3%81%A8%E3%81%97%E3%81%A6%E4%BD%BF%E3%82%8F%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%8D%E3%81%9F%E3%80%82

薬としての利用[編集]
亜ヒ酸は毒性が強い一方で、無機ヒ素化合物は「亜細亜丸[注釈 1]」や「フォーレル水(英語版)[注釈 2]」などの処方で、古くから悪性腫瘍や皮膚病の漢方薬として使われてきた。また、有機ヒ素化合物であるサルバルサンは梅毒の治療に用いられた(現在は使用されていない)。これは亜ヒ酸のもつ細胞毒性を利用したものであると考えられる。ヨーロッパでもヒポクラテスが皮膚病に使用したという記録があり、近現代においても抗がん剤などのレジメンが進歩するまでは白血病の唯一の治療薬であった。ただし、これらは副作用として慢性ヒ素中毒やガンにかかる事が多く、次第に廃れていった。
最近では、レチノイン酸抵抗性の急性前骨髄球性白血病の治療薬として亜砒酸製剤が、2004年10月に厚生労働省に承認された。
「三酸化二ヒ素 (医薬品)」も参照
毒物としての利用[編集]
「石見銀山」は当時の殺鼠剤、いわゆるねずみ捕りの販売名であり、時代劇でもお馴染みの毒薬として登場するが、その実体は亜ヒ酸である。「石見銀山ねずみ捕り」とも呼ばれる。江戸庶民に広く利用されていたため、毒殺の手段としても利用された。
16世紀頃からヨーロッパでも毒殺に利用された。無味無臭で水溶性が高く、検出する手段がなかったため、ワインやビールに混入して飲ませることで、当時としては完全犯罪に近い犯行を可能にした。
フランスなどでは、遺産相続に絡む係争でしばしば用いられたため「遺産相続毒」などとも呼ばれた。ナポレオンも亜ヒ酸によるヒ素中毒で死亡したと言われている。
詳細は「ヒ素中毒」を参照
土呂久鉱山[編集]
宮崎県高千穂町にあった土呂久鉱山では、亜ヒ酸製造によって鉱害が起き、多数の死者を出した。鉱山を経営していた会社は、裁判で責任を全く認めず、最終的に和解金を払うことで被害者と和解した。→土呂久砒素公害を参照。

ヒ素中毒 - Wikipedia
森永ヒ素ミルク中毒事件 - Wikipedia
ヒ素ミルクで森永乳業提訴 慰謝料求め、脳性まひの女性―大阪地裁
2022年05月25日16時31分
ヒ素ミルク事件で森永乳業を提訴した女性=25日午後、大阪市北区

 https://www.jiji.com/jc/article?k=2022052500917
1955年に森永乳業の粉ミルクにヒ素が混入し、乳児らに健康被害が出た「森永ヒ素ミルク事件」で、脳性まひになった大阪市内の女性(68)が25日、現行の救済は不十分だとして、同社に慰謝料など約5500万円の損害賠償を求める訴訟を大阪地裁に起こした。
給水コップに消毒液 飲んでもどした選手も―山梨の高校陸上大会
 訴状などによると、女性は乳幼児期に同社の粉ミルクを飲んで脳性まひを発症。首や手足に痛みやしびれがあり、40歳で頸椎(けいつい)症性脊髄症と診断を受けた。現在も症状が悪化しているという。
 1974年に救済団体が設立され、女性も月約7万円の手当を受給しているが、原告側は訴状で、「救済には全く足りず、(同社から)慰謝料は一切受け取っていない」と主張している。
 女性は提訴後に大阪市内で記者会見し、「(同社は)ここまでの障害を負わせたのに補償が全くなっていない」と訴えた。女性の代理人弁護士は「未曽有の食品公害事件を起こした森永乳業に対する慰謝料請求だ。約50年前の救済内容を変える一石を投じたい」と話した。
 森永乳業の話 現時点で訴状を受け取っていないので、コメントは差し控える。

 

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海藻にはヒ素がたくさん入っているのに、なぜ食べても平気なの?

2022-12-24 04:38:28 | 冤罪死刑囚・林眞須美さん

和歌山カレーヒ素事件は、無実の林眞須美さんが死刑囚になっているが、化学ネタでもさりげなく書かれ、林眞須美さんの悪のイメージは拡散する。判事が愚か者だと、人は──その家族を含めて──生き地獄に落とされる。私はいじめ事件関連の本人訴訟で判事の愚者ぶりをとことん「体感」できたが、あそこまで怠惰で鈍感な判事がいるのであるから、冤罪死刑囚も出てきてしまうわけだ。木谷明によれば、刑事裁判で熟慮断行する判事は10%。刑事事件で被告になったら、かなりヤバイことになる。何しろ検察を丸ごと信じる「迷信派」が30%もいるのだ。
河合潤(京都大学大学院工学研究科材料工学専攻教授):最近(2016年9月)も和歌山地裁に意見書を提出したばかりですが,その最後で「私(=河合)の一連の鑑定書・意見書が鑑定を超えて指し示す新たな真実は,不明な動機によって4名を殺害し63名に傷害を負わせた真犯人は,凶器の亜ヒ酸を現在も所持したまま,野放しであるという事実である」と結論しました.(ttps://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10166953385)
■日本化学会『化学 意表を突かれる 身近な疑問』2006年第12刷、ブルーバックス頁42──
息子「海藻にはヒ素が多いって理科の先生が言ってたよ。ヒ素って、1998年の夏だったか、カレーライス事件のあれでしょ。海藻を食べても平気なの?」
母親 「心配するのも無理ないわね。でも大丈夫。海藻に含まれるヒ素は、人間に害のない形をしているから。たとえば同じ窒素の原子Nが入っていても、窒素ガスN₂そのものは無害なのに、青酸カリKCNは猛毒でしょ。元素記号をAsと書くヒ素も、どんな物質になっているかで、毒性はずいぶんちがうの。(・・・以下略)

三酸化二ヒ素
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E9%85%B8%E5%8C%96%E4%BA%8C%E3%83%92%E7%B4%A0#:~:text=%E8%96%AC%E3%81%A8%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%AE%E5%88%A9%E7%94%A8%20%5B%20%E7%B7%A8%E9%9B%86%5D%20%E4%BA%9C%E3%83%92%E9%85%B8%E3%81%AF%E6%AF%92%E6%80%A7%E3%81%8C%E5%BC%B7%E3%81%84%E4%B8%80%E6%96%B9%E3%81%A7%E3%80%81%E7%84%A1%E6%A9%9F%E3%83%92%E7%B4%A0%E5%8C%96%E5%90%88%E7%89%A9%E3%81%AF%E3%80%8C%E4%BA%9C%E7%B4%B0%E4%BA%9C%E4%B8%B8%20%5B%E6%B3%A8%E9%87%88%201%5D%20%E3%80%8D%E3%82%84%E3%80%8C%20%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%AC%E3%83%AB%E6%B0%B4,2%5D%20%E3%80%8D%E3%81%AA%E3%81%A9%E3%81%AE%E5%87%A6%E6%96%B9%E3%81%A7%E3%80%81%E5%8F%A4%E3%81%8F%E3%81%8B%E3%82%89%20%E6%82%AA%E6%80%A7%E8%85%AB%E7%98%8D%20%E3%82%84%20%E7%9A%AE%E8%86%9A%E7%97%85%20%E3%81%AE%20%E6%BC%A2%E6%96%B9%E8%96%AC%20%E3%81%A8%E3%81%97%E3%81%A6%E4%BD%BF%E3%82%8F%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%8D%E3%81%9F%E3%80%82

薬としての利用[編集]
亜ヒ酸は毒性が強い一方で、無機ヒ素化合物は「亜細亜丸[注釈 1]」や「フォーレル水(英語版)[注釈 2]」などの処方で、古くから悪性腫瘍や皮膚病の漢方薬として使われてきた。また、有機ヒ素化合物であるサルバルサンは梅毒の治療に用いられた(現在は使用されていない)。これは亜ヒ酸のもつ細胞毒性を利用したものであると考えられる。ヨーロッパでもヒポクラテスが皮膚病に使用したという記録があり、近現代においても抗がん剤などのレジメンが進歩するまでは白血病の唯一の治療薬であった。ただし、これらは副作用として慢性ヒ素中毒やガンにかかる事が多く、次第に廃れていった。
最近では、レチノイン酸抵抗性の急性前骨髄球性白血病の治療薬として亜砒酸製剤が、2004年10月に厚生労働省に承認された。
「三酸化二ヒ素 (医薬品)」も参照
毒物としての利用[編集]
「石見銀山」は当時の殺鼠剤、いわゆるねずみ捕りの販売名であり、時代劇でもお馴染みの毒薬として登場するが、その実体は亜ヒ酸である。「石見銀山ねずみ捕り」とも呼ばれる。江戸庶民に広く利用されていたため、毒殺の手段としても利用された。
16世紀頃からヨーロッパでも毒殺に利用された。無味無臭で水溶性が高く、検出する手段がなかったため、ワインやビールに混入して飲ませることで、当時としては完全犯罪に近い犯行を可能にした。
フランスなどでは、遺産相続に絡む係争でしばしば用いられたため「遺産相続毒」などとも呼ばれた。ナポレオンも亜ヒ酸によるヒ素中毒で死亡したと言われている。
詳細は「ヒ素中毒」を参照
土呂久鉱山[編集]
宮崎県高千穂町にあった土呂久鉱山では、亜ヒ酸製造によって鉱害が起き、多数の死者を出した。鉱山を経営していた会社は、裁判で責任を全く認めず、最終的に和解金を払うことで被害者と和解した。→土呂久砒素公害を参照。

ヒ素中毒 - Wikipedia
森永ヒ素ミルク中毒事件 - Wikipedia
ヒ素ミルクで森永乳業提訴 慰謝料求め、脳性まひの女性―大阪地裁
2022年05月25日16時31分

ヒ素ミルク事件で森永乳業を提訴した女性=25日午後、大阪市北区

 https://www.jiji.com/jc/article?k=2022052500917
1955年に森永乳業の粉ミルクにヒ素が混入し、乳児らに健康被害が出た「森永ヒ素ミルク事件」で、脳性まひになった大阪市内の女性(68)が25日、現行の救済は不十分だとして、同社に慰謝料など約5500万円の損害賠償を求める訴訟を大阪地裁に起こした。
給水コップに消毒液 飲んでもどした選手も―山梨の高校陸上大会
 訴状などによると、女性は乳幼児期に同社の粉ミルクを飲んで脳性まひを発症。首や手足に痛みやしびれがあり、40歳で頸椎(けいつい)症性脊髄症と診断を受けた。現在も症状が悪化しているという。
 1974年に救済団体が設立され、女性も月約7万円の手当を受給しているが、原告側は訴状で、「救済には全く足りず、(同社から)慰謝料は一切受け取っていない」と主張している。
 女性は提訴後に大阪市内で記者会見し、「(同社は)ここまでの障害を負わせたのに補償が全くなっていない」と訴えた。女性の代理人弁護士は「未曽有の食品公害事件を起こした森永乳業に対する慰謝料請求だ。約50年前の救済内容を変える一石を投じたい」と話した。
 森永乳業の話 現時点で訴状を受け取っていないので、コメントは差し控える。

 

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河合潤(京都大学大学院工学研究科材料工学専攻教授):和歌山ヒ素殺人事件の法医学的分析

2022-12-23 07:20:31 | 冤罪死刑囚・林眞須美さん
河合潤(京都大学大学院工学研究科材料工学専攻教授):和歌山ヒ素殺人事件の法医学的分析
オープンアクセス査読付き章
和歌山ヒ素殺人事件の法医学的分析

1. 和歌山ヒ素殺人事件の概要

1998年7月25日の夏祭りでヒ素中毒カレーで4人が死亡し、他の63人の参加者が重傷を負ったが、毒カレーを食べたものの生き残った。個人データが公開されていないため、一部の胚または胎児が63に含まれていたかどうかはまだよくわかっていません。ヒ素摂取は尿のヒ素分析によって承認されました。2つのカレーポットのうちの1つは、和歌山市の小さな町で祭りの準備のために調理中に毒殺されました。和歌山は大阪関西国際空港に近い都市です。概要は木村[1]、時系列に並べられた簡単な概要をここで説明する必要があります。
カレーは、フェスティバル主催者の家のガレージにある2つの鍋で調理されました。カレーはそこで正午から午後3時まで調理され、その後フェスティバル会場に移動しました。正午と午後3時の間、カレーポットは主催者の主婦によって順番に沸騰し続けました。主婦の1人であるHさんは10月4日に逮捕され、12月29日に殺人容疑で起訴された。彼女は2001年12月11日、和歌山地方裁判所で死刑判決を受けた。その後、再び大阪控訴裁判所で死刑判決を受けた。最後に、2009年5月18日、日本の最高裁判所で死刑が決定されました。彼女は最初から今まで否定してきましたが、現在は死刑囚監房にいます。
唯一の証拠は、調理場の近くで見つかった紙コップでした。この紙コップは、ヒ素を持ってくるカレーポットを毒殺するために使用された可能性があります。約35mgの酸化ヒ素の粉末、As2O3、紙コップの中に残されました。彼女の夫は、彼の仕事が白アリ駆除業者だったので、白アリの農薬として酸化ヒ素粉末を持っていました。したがって、重要な法医学的分析は、夫と紙コップの内面に吸着された粉末との間の酸化ヒ素粉末の同定でした。「高濃度ヒ素」は、1998年12月9日に警察によって切られた数百本の髪の毛の1つであった彼女の髪の毛の1つで発見されました。これら2つの証拠が彼女の死刑の主な理由です。毛髪は放射光蛍光X線(SR-XRF)および原子吸光分析(AAS)によって分析されました。酸化ヒ素粉末中のいくつかの不純物元素は、河合によってレビューされたように、SR-XRFおよび誘導結合プラズマ原子発光分析(ICP-AES)によって分析されました[2].赤外(IR)、イオンクロマトグラフィー/誘導結合プラズマ質量分析(IC/ICP-MS)、X線回折(XRD)、走査型電子顕微鏡-エネルギー分散型X線分析(SEM-EDX)、および他の多くの化学分析技術が使用されました。
和歌山ヒ素事件は、1995年の東京地下鉄サリン襲撃事件で化学毒が使用されたため、当時約1年間、テレビや新聞、ゴシップ雑誌などのマスメディアから大きな注目を集めました。法医学分析は、主に警察科学研究所、東京理科大学、聖マリアンナ医科大学、大阪電気通信大学、広島大学によって行われました。法医学分析には、第3世代放射光施設の1つであるSPring-8(周囲8GeVの1.5km加速器リング)が使用されたことは当時広く知られていました。SPring-8のフォレンジック分析は、SPring-8が実用化されてからわずか1年後のことでした。本稿の著者である河合は、2012年以降、本件において、検察官から法廷に提出された文書を含む法医学的分析に多くの欠陥を発見し、この殺人事件は再び日本で議論されるようになった。
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2. 和歌山ヒ素殺人事件の学術研究への影響

東京の地下鉄でのサリン攻撃は、このヒ素殺人事件の数年前でした。そのため、和歌山殺人事件に関する多くの学術研究論文が発表され、地下鉄サリン事件との関係が論じられた。和歌山事件に関する論文の例は以下の通りである。
1994年の松本サリン事件、1995年の東京地下鉄サリン事件、1998年の和歌山ヒ素殺人事件、1990年から2002年までの日本における他の爆撃テロなどの災害時の医療の観点から、テロの将来のリスクと危機管理について比較し、議論した[3].しかし、この種の教訓は、2011年3月11日の地震、津波、原子力災害では使用されませんでした。ヒ素カレーによる中毒は同じジャーナルで報告されました[4].食料に対するバイオテロの脅威が議論されました[5].地下鉄サリン事件に関連して、病院間の情報共有システムの重要性が議論されました[6]、犠牲者は和歌山市内の多くの病院に配布されたためです。患者は最初に腐った食物を摂取し、次に有機リン系農薬またはシアン化物を服用しているとして扱われました。したがって、情報共有が重要でした。データ分析手法である「FACT-Graph」を用いて、キーワード「シアン化物」と「ヒ素」をグラフ分析のノードとして分析しました[7].PTSD(心的外傷後ストレス障害)が議論されました[8].アジ化ナトリウム(NaN3)と1998年のシアン化物事故は、化学災害対応システムの観点から議論されました[9].和歌山事件の直後に膨大な数の模倣者が現れました。和歌山事件を含め、砒素、カドミウム、水銀、鉛などの食品中の不要化学物質の事故に対する品質保証の重要性が体系的に議論された[10].ニコチン、ヒ素(和歌山)、ラット毒、メタミドホスなどの意図的行為で臨床現場で見られる症例について議論した[11].バングラデシュにおけるヒ素汚染の経済的影響を和歌山事件を参考に検討 [12].
医療・皮膚科について [13–16]、神経学 [17]、その他多くの論文が発表されました。
1998年7月25日の和歌山事件から1998年12月29日の容疑者の告発までの間に、中毒を模倣した多くの模倣者が現れました[18]、上記のように、アジ化ナトリウム、農薬、シアン化物などのさまざまな化学物質を使用します。和歌山事件の第一段階ではシアン化物が誤検出され、この点を化学分析の観点から検討した[19–21].
分析化学に関連して、Asを同定するための亜砒素酸化物の不純物元素のICP-AES分析2O3紙コップとH夫人の夫の紙コップは、日本の警察科学研究所の研究者によって報告されました[22–24].SR-XRF分析を使用したフォレンジック分析が報告されました[25–29].法医学分析におけるSR-XRFの重要性は、百科事典でも報告されています[30].LC/MS [31] および HPLC/ICP-MS [32]が和歌山事件に関連するヒ素化学状態分析法として報告された。尿中の無機ヒ素のスクリーニング法を開発 [33].Google Scholarでは他にも「和歌山ヒ素」というキーワードで多くの論文が掲載されています。
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3.酸化ヒ素粉末の同定

酸化ヒ素の証拠は8種類ありました。Hさんの弟であるMさんは、もともとHさんの夫が白アリの農薬として使っていた酸化ヒ素粉末を、発生前から保管していた。(1)紙コップ、(2)Mの緑色の50kg缶、(3)Mのミルク缶、(4)Mの白い缶「重い」、(5)Mの茶色のタッパーウェア、(6)Hの古い家(この家は当時Tさんの家で、これを「Tのミルク缶」と呼んでいます)、(7)Hのキッチンで見つかったプラスチック容器、 しかし、容器の内面にヒ素粉末の粒子が数個付着しており、(8)カレーポットに酸化ヒ素の結晶が見つかりました。これらは、テーブル 1そして2.
いいえ。証拠の意味重量%として[34,35]2O3重量%[36]
(1)紙コップ74.8098.7
(2)エムズグリーン50kg缶77.0±3.4101.6
(3)Mのミルク缶77.6±4.0102.4
(4)Mの白い缶、「ヘビー」68.6±2.290.6
(5)Mの茶色のタッパー65.7±1.686.7
(6)Tのミルク缶48.7±0.864.3
(7)Hのキッチンコンテナ利用できません利用できません
(8)カレーポットクリスタル利用できません利用できません

表 1.

酸化ヒ素粉末の証拠。
いいえ。証拠の意味ナミリグラムアルPカリフォルニア州鉄亜鉛文学士澱粉
(1)紙コップ3931613877914629750
(2)エムズグリーン50kg缶3560533620300
(3)Mのミルク缶3250562820100
(4)Mの「ヘビー」591053088539653031782+
(5)Mの茶色のタッパー704917086147861205210(+)
(6)Tのミルク缶872032266234>1%1531247+(0)
(7)Hのキッチンコンテナ該当なし該当なし該当なし該当なし該当なし該当なし該当なし24–360
(8)カレーポットクリスタル該当なし該当なし該当なし該当なし該当なし該当なし該当なし23該当なし

表 2.

酸化ヒ素粉末の軽元素濃度(ppm)の証拠。
NA: 利用できません。
NA: 利用できません。
+:ポジティブ。
0(+): 4 回のテストのうち、3 つのテストが検出されず、1 つのテストが検出されました。
+(0): 3 つのテストが検出され、1 つのテストが検出されませんでした。
国立警察科学研究所がICP-AESを用いて分析した元素濃度は、テーブル 1.裁判官は、証拠(2)〜(7)のヒ素粉末の1つが、Hが紙コップを使用して持ち込んでカレーポットに入れたと説明して死刑判決を書いた。しかし、紙コップの酸化ヒ素粉末濃度が98.7wt%であったのに、証拠(4)〜(6)が紙コップよりも有意に低かったのは不思議です。紙コップに指紋は見つかりませんでした。証言から、Hの夫は10年以上前に50kgの緑缶(2)を購入し、いくつかの小さな缶(3)〜(6)に配布したことがわかっています。検察官は、Hが古い家(6)から容器(7)を使用してヒ素粉末を引っ越しの新しい家のキッチンに持ち込んだと推測しました。次に、紙コップ(1)を使ってヒ素粉末をカレーポットに持ってきました。
また、警察科学研究所では、(1)〜(6)の5つの不純物元素Se、Sn、Sb、Pb、Biを分析しました。これらの元素の化学的性質はAsと非常によく似ており、すなわち、Seは周期表のAsに隣接しており、SbとBiは同じ列にあり、SnとPbはそれぞれSbとBiの隣接であり、地殻から共存していました。これらの元素の濃度は、に示すように「レーダーチャート」としてプロットされました。図 1、国立警察科学研究所(NRIPS)による。さまざまな業界の酸化ヒ素粉末の同様のレーダーチャートがRefsに示されています。[22] および [23].しかし、Se / As、Sn/As、Sb / As、Pb / As、Bi / Asの濃度比に1,000,000を掛けてから、対数を計算し、レーダーチャートをNRIPSでプロットすることがわかりました。6つの証拠の五角形レーダーチャートは互いによく重なり合っており、酸化ヒ素粉末は次のように同一であったように見えます。図 1.ただし、1,000,000回と対数の両方が展開され、レーダーチャートはAs濃度[37]、紙コップ(1)の六角形は、Hのヒ素粉末(2)〜(6)の六角形とは大きく異なります。図 2.

図 1.


6つの証拠のレーダーチャート(1)–(6)は、日本の警察科学研究所の文書から取られました。この文書は公開文書であり、著作権で保護されたものではありません。

六角レーダーチャートは次のように解釈されます。
  1. 正六角形は、Mの緑色の50kg缶と同じ根を意味します(2)。
  2. 大きな正六角形は、ヒ素粉末がより希釈されたことを意味します。Hさんの夫は、白アリの農薬に希釈酸化ヒ素粉末を使用していました。
  3. 正六角形からのわずかな歪みは、定量分析の誤差と缶内の酸化ヒ素の不均一性を意味します。証拠(2)〜(6)を5回サンプリングし、その後5回分析した。証拠のAs濃度(2)〜(6)はテーブル 1は、5 つの時間解析の平均±標準偏差として表示されます。
  4. 著しく歪んだ六角形は、紙コップ(1)などの異なる根を意味します。かつて、Mの「重い」(4)のBi濃度データの1つに、NRIPSの5つのデータのうち濃度に小さな分析誤差があり、六角形が歪んでいました。5回の測定におけるこのような1回限りの誤差は、異なる根に非常に敏感な歪みによって検出することができる。
紙コップ(1)の根元または起源は、Mの緑色の缶(2)とは大きく異なります。1,000,000の乗算と対数計算は、この真実を隠すためでした。

図 2.


上波と河合[37]から許可を得て取得した展開レーダーチャート。

国立警察科学研究所の法的文書は、紙コップ(1)の酸化ヒ素とHの酸化ヒ素粉末は50%未満同一であると結論付けました[38].紙コップ(1)とHのヒ素のわずかな違いは、図 2SPring-8のXRFスペクトルでは認識できませんでした。東京理科大学で測定されたSPring-8の代表的な蛍光X線分析計の2つのスペクトルを以下に示します。図 3そして4 [39]、そこからルートの違いを認識できません。スペクトルはほとんどの証拠で一度だけ測定されたことが明らかになっていますが[40]、東京理科大学は[39]紙コップ(1)は、Hの酸化ヒ素粉末(2)〜(7)と100%同一でした。テーブル 1.SPring-8でのSR-XRF法の詳細は参考文献で報告されました。[27,28]、そしてこれらの論文から、SR-XRF定量分析の精度は現在のフォレンジック分析には十分ではなく、したがって識別が不可能であったことが判明した。SR-XRF分析の結論は、検察官によって強制された誤った結論でした[37].

図 3.


紙コップのSR-XRFスペクトル(1)、東京理科大学の法的文書[39]から取得。この文書は公開文書であり、著作権で保護されたものではありません。

図 4.


東京理科大学の法的文書[39]から取られたMの緑色の50kg缶(2)のSR-XRFスペクトル。この文書は公開文書であり、著作権で保護されたものではありません。

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4.毛髪分析

Hの毛髪は、聖マリアンナ医科大学医学部で、NaOH消化および水素化物生成技術の後にAAS(原子吸光分析)を使用して分析されました。彼らは90ppbをとして見つけました3+彼女の髪に。この方法は、参考文献で報告されているものと同じでした[41].聖マリアンナ大学は、3+Ref. [41]、したがって彼らはAsを分析していませんでした3+1984年から1997年まで [42].しかし、彼らは分析しました3+1998年にHの毛の法医学的分析で、90 ppbとして3+彼女の髪に外因的に付着していた。彼らは、1970年代に作られた古い原子吸光分析装置、つまり古すぎる、紙とペンレコーダーを使用し、ルールでピーク高さを測定しました。1990年代初頭、ヒ素の化学状態分析はイオンクロマトグラフィー(IC)/ICP-MSまたはHPLC/MSによって行われていました[43]と分析機器はコンピュータ化されていた。これらの分析機器の進歩は、半導体産業の頂点によるものでした[44].したがって、聖マリアンナ大学はAsを取得しました3+ヒ素化合物の化学状態がpHに応じて変化する古い非コンピューター化AASマシンを使用した濃縮。したがって、Hの毛髪のヒ素の化学状態に関する法医学的分析結果は非常に疑わしいものでした。
Hの毛の多くは、KEK-PF(つくば市の放射光施設である高エネルギー加速器研究機構のフォトンファクトリー)のBL-4Aでも測定され、髪の毛にヒ素粒子が見つかりました。放射光ビームの大きさは、毛幹とともに4mmまたは1mm幅とした。測定された毛幹の数と粒子の数はまだ明らかではありません。ヒ素粒子は、数百本の毛幹に対して100時間のKEK-PFビーム時間を使用して、1つまたは2つの毛幹にのみ検出されたと言われています。
SPring-8では、同じ毛髪を測定したが、ヒ素シグナルは検出されず、スペクトルデータが削除されたことを証言した[44].

図 5.


東京理科大学の法律文書[39]から撮影した、KEK-PFのビームラインBL-4Aで紙コップ(1)を測定した写真。この文書は公開文書であり、著作権で保護されたものではありません。

KEK-PFでは、紙コップ(1)を測定し、ヒ素粉末をカップの表面に吸着させました(図 5).毛幹は、に示すホルダーを使用して、同じ測定チャンバーで同じビーム時間で測定されました。図 6 [45].髪の毛と紙コップは不注意に取り扱われ、相互汚染が発生した可能性があります。KEK-PFでのヒ素の検出限界は90ppbより悪かったため、SR-XRF分析結果はAASの結果と矛盾していました。

図 6.


KEK-PFのBL-4Aで使用された毛幹ホルダーの写真は、東京理科大学の助成金報告書[45]から撮影。この文書は公開文書であり、著作権で保護されたものではありません。

毛髪分析には走査型電子顕微鏡エネルギー分散型X線分析(SEM-EDX)は使用されていないことを指摘しておく必要があります。SEM-EDXは、SR-XRFラインスキャンと比較して、はるかに簡単で直接的な観察方法でした。毛幹に付着したウラン粒子は、2015年に報告されたSR-XRFではなくSEM-EDXを使用して明確に観察されました[46]、しかしこのタイプのSEM-EDX分析は1998年でも可能でした。SEM-EDXを用いたこのような直接観測が1998年に行われなかったのは、なぜか不思議です。
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5.軽元素分析

軽元素分析の結果は、テーブル 2.この表は、国立警察科学研究所の結果です。Mのグリーン缶(2)は、中国から輸入された純粋な酸化ヒ素でした。Mのミルク缶(3)は、緑色の缶(2)から直接採取した。もしテーブル 2と比較されるテーブル 1、不純物軽元素の濃度は、ほとんどがヒ素濃度に反比例します。つまり、As重量%が小さかった場合、Alおよび/またはCa濃度は、例えば、Mの「ヘビー」(4)、Mの茶色のタッパー(5)、およびTのミルク缶(6)のように高かった。ただし、紙コップ(1)は異なっていた。ナトリウムと鉄の濃度は高かったが、ヒ素濃度も高かった。1つのごみほどの海水のような塩水を別の緑色の50kg缶に注ぎ、乾燥させた場合、ナトリウム濃度は説明できますが、海水は質量比Na:Mg:Ca=100:12:4になり、テーブル 2.第3節及び本節での議論を踏まえ、紙コップ酸化ヒ素粉末(1)は、同業他社から輸入した別のグリーン缶から取り出したが、このグリーン缶は、採掘時、製錬時、出荷時、使用時に、Na、Mg、Caを含む食塩水に一度さらされたことがある。
ヒ素グリーン50kg缶は、合計10年間、年に2回中国から輸入されたことが知られています。Mの緑色の缶は、船が同時に輸入した60缶の1つであり、缶の出荷マークで知られています。上位では、和歌山市では月に10〜15缶が販売され、その結果、ヒ素カレーの発生前に和歌山市では少なくとも100缶以上が販売されていました。
デンプンは、赤外線(IR)分析を2回、ヨウ素-デンプンテストを2回使用して、いくつかの酸化ヒ素粉末の証拠で発見されました。Mの茶色のタッパー(5)とTのミルク缶(6)の結果は、テーブル 2.紙コップ(1)にはデンプンが含まれておらず、文が正しければ、ヒ素に混入したデンプン粉末は紙コップで摂取すると消えた。
バリウムは軽元素ではありませんが、いくつかの酸化ヒ素の証拠で発見されました。バリウムはSiOの不純物元素でした2Mの茶色のタッパー(5)の場合、バリウムは水溶性ではなかったため。バリウムは水溶性であったため、Tのミルク缶(6)のCaの不純物元素でした。カルシウムはセメントによるものでした。しかし、紙コップ(1)中のバリウムは水溶性か否か分析されていない。これらの事実に基づき、2001年に裁判官の命令に従って法医学的分析を行った大阪電気通信大学と広島大学は、紙コップ酸化ヒ素(1)はMの茶色のタッパー(5)またはTのミルク缶のいずれかと同一であり、80%の確率で結論付けました[47].しかし、紙コップのヒ素濃度は(5)や(6)よりも高かったため、これは間違っていました。また、セクション3の六角レーダーチャートに関連する議論のため。
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6. まとめ

和歌山ヒ素毒カレーの法医学的分析に関するコメントを公開しました[2,34,35,38,40,42,44,47–55]、そして多くの虚偽の真実を隠す報告を段階的に明らかにしました。東京理科大学の中井は、上記のコメントに反論するために論文を発表したが、反論は成功せず、最近は沈黙を守っている。検察官は、河合に不利な文書を書くことができる権威ある教授を何人か探しましたが、見つけることができませんでした。文献の以前の議論は、化学の見解によって引用されました[56]、分光法ナウ[57]、およびロシアのレビュー論文[58].
虚偽の法医学的分析は、警察科学研究所、東京理科大学、大阪電気通信大学、広島大学、聖マリアンナ医科大学の毛髪分析の文書であった。これらの4つの法医学報告は、H夫人の死刑に主な役割を果たしました。 他の事件の法医学分析報告は私がチェックしましたが、それらの多くは虚偽であることがわかりました[44,55].ノイフェルトとスチェック [59]は1990年代初頭に「イノセンスプロジェクト」を開始し、多くの死刑囚が刑務所から釈放されました。米国のイノセンスプロジェクトはDNA分析に基づいていましたが、他の多くの法医学分析方法が改善されました[60]イノセンスプロジェクトによるものです。日本と米国の状況を比較すると、上記のようにフォレンジック分析の質は低い。警察科学研究所は独立した研究機関ではなく、容疑者を逮捕するために法医学分析を使用していますが、無実の証明のためではありません。これは日本の司法行政にとって大きな問題です。
和歌山ヒ素事件における4つの主要な法医学報告書の虚偽は、検察官から提出された重要な法医学報告書がすべて日本において虚偽であることを意味する。

参照

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