優生思想家ビル・ゲイツと菅義偉との電話会談──。選挙とは無縁の絶大な私的権力者と一応は選挙で選ばれた名誉白人低国の首相との電話会談は、選挙など民主主義とはまったく関係ないのではないかと、強い疑念を抱かせるものだ。要するに、選挙民は絶大な私的権力を行使するゴロツキどもに対抗できる政治家を選出できるかどうかということだ。ケネディーが公開処刑されたのは、私的権力者に逆らったのが理由だが、今回の新型コロナ大騒動下でも反「ワクチン」派の大統領などはほとんど死んでいる。ハイチの事例は公開処刑のようなものだが、他は都合良く死んでくれるのである。
共産党だって悪徳製薬会社の側についている日本低国で、優生思想家ロックフェラーの子分のビル・ゲイツに対抗できる政治家を選ぶのは困難だろう。というわけで、もともと私にとっては白けた選挙ではあったが、結果はさらに白けたものだ。維新が議席大幅増って、「わずかな支援が必要な人はたかり屋、他人を助けたがる人は悪者、自分勝手な振る舞いをする人がヒーロー」が党是のような政党が大躍進ということだ。それすなわち、御用メディアの大協力が奏功したということだ。「ワクチン」打て打てキャンペーンを行う御用メディアだから、何だって可能なのだ。アイン・ランドの哲学がこの日本低国でも支持されるなら、アメリカの属国としてはもう完璧だ。長野では維新候補が「教育費ゼロ」を叫んでいたが、私立高校の補助金を切った橋下徹が高校生を泣かせた事件は何だったのだ!と私が傍で聞いていれば怒号のやじをを飛ばすだろう。愛知のリコール不正は維新の議員候補だったが、選挙民はすべてを忘れた?
さて表題についてだが、下らない予想(数時間後には結果がわかる)にエネルギーをさくなら他にやることがあるだろう?ということだ。世界では選挙など無縁な超富裕層が選挙で選ばれた各国代表をあごで使っているのだから、そこに焦点を当てなければ世界は変わらないということだ。
菅義偉とビル・ゲイツとの電話会談の時点まで歴史を巻き戻し、メディアよ、ことの本質が分かり始めた今なら、あの時どう報道すべきだったか、何か書けるのではないか?それとも今でもあなたたちは愚者に留まったままなのか?
橋下徹氏が「泣かせた」女子高生 反維新・反橋下と政治活動を開始
2019年7月21日 2時0分
https://news.livedoor.com/article/detail/16806039/
元大阪府知事の橋下徹が、7月18日放送の『NewsBAR橋下』(AbemaTV)に出演した。
番組では、アメリカのトランプ大統領が、ツイッターで非白人系女性議員に対して、「もともといた国に帰ったらどうだ」と書き込んだことが話題に。
話の流れで、橋下は自身の府知事時代を振り返り、「女子高生を泣かせちゃったんですよ」と発言する。これには、思わず共演者が「そこだけ切り取ったらめちゃくちゃヤバいですよ」と突っ込む。
橋下によると、財政再建のために私立高校の補助金を切ったことが発端だったらしい。反発した高校生たちが「知事に会って訴えたい」と面会を要求したそうで、橋下はそれに応えて直接会議をおこなった。
生徒たちは「私たちは私立高校にしか行けないんです。補助金を切られたら授業料が上がって、行けなくなる」と主張。これに対し橋下は、「なんで私立高校しか行けないの? 一生懸命勉強して公立に行ったらいいじゃん?」と質問した。
これに対して高校生は、「それはもう、いろんなあれがあって……。とにかく私立しか我々は行けないんです」と言葉に詰まってしまったそう。橋下は「勉強してないからでしょ」と厳しく指摘したという。
その後の展開について、橋下はさらにこう説明する。
「それでもいろんなこと言うから、『いやね、これがいまの大阪のルールだし、日本のルールだから。これが嫌だったら、大阪の政治・日本の政治を変えるか、日本から出て行くしかないよ』って言ったの。
そしたら高校生が『橋下だけは許さない!』ってわんわん泣いて。だけど、その子は『打倒橋下』って政治活動をやり始めた。高校を卒業したあとも、反維新・反橋下の活動をやっていたと僕は聞いている」
橋下の政策と厳しい主張が、1人の若者の心に火をつけたようだ。
「自民苦戦?」テレビの出口調査が大外れだった訳 当日20時予想より自民は多く、立民は少なかった
村上 和彦
2021/11/01 18:50
https://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%E8%87%AA%E6%B0%91%E8%8B%A6%E6%88%A6-%E3%83%86%E3%83%AC%E3%83%93%E3%81%AE%E5%87%BA%E5%8F%A3%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E3%81%8C%E5%A4%A7%E5%A4%96%E3%82%8C%E3%81%A0%E3%81%A3%E3%81%9F%E8%A8%B3-%E5%BD%93%E6%97%A520%E6%99%82%E4%BA%88%E6%83%B3%E3%82%88%E3%82%8A%E8%87%AA%E6%B0%91%E3%81%AF%E5%A4%9A%E3%81%8F-%E7%AB%8B%E6%B0%91%E3%81%AF%E5%B0%91%E3%81%AA%E3%81%8B%E3%81%A3%E3%81%9F/ar-AAQbiYv?ocid=msedgntp10月31日に行われた衆議院総選挙で、自民党は261議席と改選前の276議席から減らしたものの単独で絶対安定多数を確保した。
一方で共産党との「共闘体制」だった立憲民主党は改選前の110議席から96議席に後退した。
この選挙結果を、テレビ各局は「選挙特番」で大きく報じた。
その選挙特番で、各局が力を入れる「見せ場」のひとつが、20時ちょうどの「議席予想」である。投票が終了すると同時に、各政党が「議席をどれだけ獲得するか」を発表する。
「出口調査」に基づくこの予想は、各局の取材力・調査力が問われるポイントであり、この予想が実際の結果に近ければ、担当者は賞賛される。
選挙特番チームが力量を問われる重要場面
それゆえ「予想合戦」は、各局の選挙特番チームが、その力量を問われる重要な場面だ。
そして今回、テレビ各局が画面に大きく〝発表〟した自民党と立憲民主党の予想議席数は、以下の通りである(字数の都合で、ここでは2政党のみとさせていただく)。
日テレ(NNN) 自民 238 立民 114
テレ朝(ANN) 自民 243 立民 113
TBS(JNN) 自民 239 立民 115
テレ東(TXN) 自民 240 立民 110
フジ(FNN) 自民 230 立民 130
NHK 自民 212~253 立民 99~141
結果 自民 261 立民 96
すべての局が自民党を「少なく予想」して、立憲民主党を「多く予想」していた。
民放で自民党を最も多く予想したテレ朝でも「243」と、結果に対して「18議席」少なく見積もっていたのだ。また数値を特定せずに「幅を持たせた議席数」を出すNHKも、自民党の予想上限は「253」だった。「取りこぼしをしないのが最重要課題」であるNHKの〝幅をもたせた予想〟よりも実際は「8議席」多かった。
一方で立憲民主党の予想議席は各局とも110議席以上である。結果より「14議席以上」多く予想していた。
「幅」のあるNHKでさえ下限の予想は「99」なので、立民はNHKの「まあ最低でもこのくらいは獲るだろう」という最低の数字にも「届かなかった」。
つまり今回の選挙特番で、テレビ各局の「議席予想」は〝大ハズレ〟だったのだ。
「予想合戦」は、残念ながら『全局が敗退』と言っていいだろう。
ではなぜ、テレビは議席予想を「ハズして」しまったのか。
出口調査はどこまで正確なのか
その背景には「出口調査」がある。
選挙結果を予測するために、テレビ・新聞などは投票所で「出口調査」を行う。
文字通り、投票を終えた有権者に、投票所の出口付近で声をかけて「投票先の調査」に協力をしてもらうというものである。
さまざまなやり方があるが、模擬投票用紙に「投票した候補者名・政党名」を書いてもらい、回収ボックスに入れてもらう形が一般的である。現在はタブレットを使用するケースも多い。
この出口調査で回収したデータを元に、各局は集計・分析を行って「議席数の予想」をするのだ。
その「予想議席」よりも、実際は自民党が多く、立民が少なかったのである。
この背景には「出口調査に協力する人の特性」があるのだ。
出口調査は、あくまで「協力してもらう」ものである。有権者の「投票」は国民の権利であり、責務でもあるのだが、メディアの出口調査に応じる「義務」などは、もちろんないのだ。
私自身は出口調査をしたことはないが、出口調査をするスタッフの「密着取材」をしたことはある。
投票所から出てきた人にスタッフが「○○テレビですが、投票先の調査にご協力お願いします!」と声を掛けるのだが、「はい、いいですよ」と応じてくれる人もいれば、「あ、ゴメン」と断る人もいる。
もちろん協力していただければありがたいし、協力してくれない人にも文句を言える立場ではない。さらにメディアに対して好意的な人ばかりではない。
現在では、特に都市部ではテレビ・新聞の調査などに協力したくない・関わりたくない、という有権者も増えているだろう。
そんな中、調査に協力的な人たちの中には「政治意識が高め系な人」あるいは「政治意識が高いことをアピールしたい人」が見受けられるのだ。
スタッフとのやり取りの中で「いまの政治を変えなきゃと思って投票してきました」「1票で日本が変わることに期待します」などという発言をしながら回収ボックスという「疑似投票箱」に1票を投じて(?)くれるのである。
任意の出口調査にさえも自らの意志を反映させたいように思える、これらのタイプの有権者は、傾向としてはやはりいわゆる「リベラル系」が多いのだ。
出口調査に協力的なリベラル系がいる一方で、自民党支持層の中には「マスコミにつきあってなんかいられない」という有権者もいるのだ。
そして自民党支持層には「特段、声を上げることなく粛々と投票する」人も多い。いわゆる〝サイレントマジョリティ〟である。
彼らは出口調査に協力することもあるが、敢えて自分の投票先をメディアに教える必要もないとも考える。
リベラル系支持層にも、例えば「○○新聞には協力できない」という人はいるだろう。しかし大きな傾向としては、リベラル系のほうが出口調査に協力的なのだ。
この結果、出口調査では〝比較的協力的な〟リベラル系の有権者が投票先を答える一方で、〝メディアの調査とは少し距離を置く〟自民党支持層は出口調査で投票先を明かさない、ということが起きるのである。
そして、その出口調査によるデータを集計すると、自ずと「自民党へ投票した人は少なめ」「立憲民主党に投票した人は多め」という結果が出るのだ。
2016年米大統領選のヒラリー優勢報道が外れたワケ
2016年のアメリカ大統領選では、アメリカのメディアは「ヒラリー・クリントン氏優勢」という報道が非常に多かった。しかし結果はトランプ氏が勝利した。
このとき、選挙後の分析では「トランプ支持者は表だって『トランプ支持』と言わない」「トランプ支持と言いづらい」状況があったため、表向きの支持率は「ヒラリー有利」と出ていたという。
昨年の大統領選でも、アメリカの主要メディアはこぞって「バイデン圧勝か」と報道をしたが、蓋をあけると予想以上にトランプ氏が票を集め、激戦州で最後まで争う僅差の戦いとなった。
やはり「トランプ支持層は、それを表に出しづらい」というマスメディアの〝雰囲気〟があったのだ。
今回、日本の総選挙でも「同じような雰囲気」は確かにあっただろう。
そしてリベラル系は自らの投票先を率先してメディア側に伝える。
一方で自民党支持層には、投票先を明かさない人がいる。
こうして「出口調査」を集計すると〝自民苦戦〟となってしまうのだ。
もちろんテレビ局も「そういう傾向」は承知している。
過去の選挙結果や、出口調査に協力してくれる有権者の「傾向」を踏まえて、出口調査による「一次データ」に修整を加えて「議席予想」を立てるのだ
「出口調査をまるまる予想に反映させると、自民党は200議席しか行かないけど、〝傾向〟があるのでもう少し議席は多いだろう。それに投票率、調査投票所の地域性なども加えて算出すると……?」
このように「議席予想」を行う。
もちろん議席の予想には各局報道局の「独自のノウハウ」があり、実際はデータ解析会社などとともに、詳細まで分析して数値を出している(はずである)。
今回の自民党の獲得議席は、テレビ各局の「傾向を踏まえた修整数値」をも上回る議席数であり、立憲民主党は下回った。
私は、選挙特番における「出口調査」と「議席予想」に意味がない、とは思わない。
だいたいの結果は知りたいが、「限界」なのではないか
視聴者も、日曜日20時の時点で「だいたいの結果」は知りたいものである。
しかし20年以上にわたって実施されてきた出口調査と、それに基づく議席予想は、もはや「限界」なのではないか。
テレビ・新聞の政治報道に対する信頼度は、年を追う毎に低下しているのが実情である。
今回の「議席予想 全局全敗」は、政治報道への信頼度という点で、大きなマイナスポイントになるだろう。
来年7月までに行われる「参議院選挙」までに、各局は議席予想の体制を再整備できるだろうか。あるいは「出口調査のあり方」を再構築するのだろうか。
そして議席予想に必要なことは「メディアとフレンドリーな声」を過大評価せず、一方で「静かな有権者」を過小評価しないことだろう。
このことは選挙特番のみならず、日常の「政治報道」にも求められているのだ。