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ヘナチョコ革命 2020年版

世界を変える・・・

(再定義前の)「黒い」という言葉など、覚えるじゃなかった

2020-08-29 05:45:07 | 言葉刈り言葉生み



 『信濃毎日新聞』の昨日(2020年8月28日)のコラム「斜面」に、ブライアン・スティーブンソン『慈悲の気持ちで十分』(名誉白人低国では『黒い司法』)が取りあげられている。コラム主は最後にこう書く──「映画で無実の罪を背負わされた男性が漏らした言葉が胸にこびりつく。「おれたちは生来、有罪なんだ」。


 「おれたちは生来、有罪なんだ」・・・、このようなことを言葉からも分からせるために、白人至上主義者の言葉には白→善、黒→悪という差別思想が塗り込められている。よって邪悪な白人至上主義者の司法を「黒い司法」など表現しては絶対いけないのだ!




 白人至上主義者の美意識に支配された名誉白人低国では、白人至上主義者の、白人至上主義者による、白人至上主義者のための司法が、なんと「黒い司法」と表現される。黒人弁護士のブライアン・スティーブンソンの著作に、黒にあらゆる悪を含意して使うのである。この惨状には泣けてくる・・・・・・




■縮小板(31~55):2020年8月15日 トンデモ和製英語「ブラック」はなぜ使ってはいけないのか?
53.白人至上主義者の司法が、なぜ「白い司法」ではなく「黒い司法」と表現されるのか?
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-13257.html






▼人種主義者の白人の、白人による、白人のためのトンデモ司法を「黒い司法」と表記する名誉白人の度しがたき知性






映画『黒い司法 0%からの奇跡』公式サイト


http://wwws.warnerbros.co.jp/kuroi-shiho/index.html






この映画で、白人至上主義者の、白人至上主義者による、白人至上主義者のためのトンデモ司法が「白い司法」ではなく、何で「黒い司法」と表現されているのか?と疑問を持つ人が1人でも多く出て欲しいと願う。


 もちろん名誉白人低国の現状では、何の矛盾も感じない名誉白人を多数生みだす可能性が大きいのだが、白人の美意識に支配された愚かな自らに気づく人も少数ながらきっと出てくると信じたい。


 白人至上主義者のトンデモ司法と闘っている有名な黒人弁護士が書いた書名に『黒い司法』を思いつく名誉白人の度しがたき知性を私は許さない!






▼「黒い司法」と「黒のシックな」比較~長澤まさみ:黒のシックなロングドレスで登壇すると~


http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-11501.html






▼亜紀書房へのメール──『黒い司法』という書名について、・・・直ちに改題してください!


http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-11235.html






▼裁判という名のリンチ ~法廷に並んでいたのは白い顔、白い顔、白い顔ばかりだった、・・・だが名誉白人低国では「黒い司法」と表現する~


http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-11403.html






▼BLACK IN BURAKU


http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-11483.html






▼差別語「黒」を使うと・・・  ~「政府新型肺炎対策の黒人脈」~


http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-11648.html






▼私たちは名誉白人に生まれない、名誉白人になるのだ! ~名誉白人メディア・『リテラ』の言う「黒いものを白と言い張ってきた」~


http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-11564.html






▼アニメーション、1分41秒 ※中日新聞は黒い会社ではありません※


http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-11207.html






▼『信濃毎日新聞』の記事にある「黒い関係」とは?


http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-11364.html






▼名誉白人低国の最新流行語辞典、というよりは解説


http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-11251.html






▼黒の再定義 ~白人の特権社会で・・・、古代人の肌の色を知ってからやるべきこと~


http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-11371.html






▼「白い会社」「白い司法」「白い関係」「腹白い」「白い校則」、そして私の黒いノートパソコン


http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-11367.html






▼映画『慈悲の気持ちで十分』(注:名誉白人低国では『黒い司法』)も公開間近だが・・・


http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-11576.html




■縮小板(1~30):2020年8月15日更新版 トンデモ和製英語「ブラック」はなぜ使ってはいけないのか?
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-13258.html
4.白人英語は黒人差別を正当化するために、ブラックにあらゆる悪を含意させた言葉を数多く作っている。


例えばスティーヴ・ビコが例示した2つ──
black market
black sheep
・・・
多すぎて
blackmail
blacklist


black eye
black book
black money
・・・
▼(白人)英語の差別イデオロギー
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/


※注:以下項目を追加(2020年8月16日5:58)
▼白人英語の差別思想を獲得して黒人は「口を開くや否や自分を責めたてることになる」
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-10283.html


▼フランツ・ファノン    「根は、お前は白人なんだよ。」
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-8514.html


▼フランツ・ファノン『黒い皮膚・白い仮面』「黒人と言語」より──アンティル諸島の黒人は、フランス語を自分の国語とすればするだけ、より一層白人に近くなる
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-8488.html


▼42年前、スティーヴ・ビコ、「ブラック・イズ・ビューティフル(黒は美しい)」運動について語る
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-8457.html


▼フランツ・ファノン『黒い皮膚 白い仮面』より ~「ママ、見て、二グロだよ、ぼくこわい!」~
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-10255.html


▼竹沢泰子:「人種概念の総合的理解」 ~ファノンは、黒人=醜いという価値観を自分自身で内在化させていた~
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-10252.html


▼東京新聞 筆洗 日本人には黒人への差別感情はそれほどないと信じるし、むしろプロスポーツや音楽界などの黒人はあこがれの対象でもあろう。当事者にも黒人を笑いものにする意識はなかっただろうが、
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-8477.html


▼白人の米国は「善良な黒人たち」の方を好む。モーガン・フリーマンやコリン・キャパニック、そしてトランプについて
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-13035.html


■『信濃毎日新聞』「斜面」


米南部アラバマ州モントゴメリーは黒人の公民権運動発祥の地。ここを拠点に司法の正義を取り戻すため心血を注いでいる黒人弁護士がいる。ブライアン・スティーブンソンさんだ。著書「黒い司法」はその活動をつづった記録である
◆1987年、中年の黒人男性が18歳の白人女性を殺害したとして死刑判決を受けた。証拠はたった1人の証言だけ。弁護したスティーブンソンさんは白人の妨害や脅迫に遭いながらも、証言は黒人を犯人に仕立てるためのうそだと証明し冤罪を晴らした
◆喜びに湧く法廷に身を置いて「なぜか胸に怒りがふつふつと込み上げてきた」と記している。男性や家族、黒人社会がどれほどつらく苦しい思いをさせられたのか。黒人ゆえ多くの無辜の民がぬれぎぬを着せられている理不尽な差別と不公正がはびこる司法への怒りだったのだろう
◆モントゴメリーはかつて奴隷貿易の首都だった。黒人は白人のリンチによって木につるされた。ジャズ歌手ビリー・ホリデイの名曲「奇妙な果実」が歌う情景だ。それをオブジェで表現した記念碑と博物館が同市にある。スティーブンソンさんが建てた
◆「黒い司法」は映画にもなりヒットした。救済のヒーローが求められるのは深刻な実態が変わらないためだろう。折しも警察管による黒人への過剰な暴力が相次ぎ、抗議活動が広がる。映画で無実の罪を背負わされた男性が漏らした言葉が胸にこびりつく。「おれたちは生来、有罪なんだ」

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縮小板(31~55):2020年8月15日 トンデモ和製英語「ブラック」はなぜ使ってはいけないのか?

2020-08-16 06:03:52 | 言葉刈り言葉生み
2020/08/15
縮小板(31~55):2020年8月15日 トンデモ和製英語「ブラック」はなぜ使ってはいけないのか?
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-13257.html 

縮小板(31~55):2020年8月15日 トンデモ和製英語「ブラック」はなぜ使ってはいけないのか?

31.クレオパトラの肌は黒かった!?

▼『ブラック・アテナ』 ~歴史的パラダイムのコペルニクス的転換を提起~
https://blogs.yahoo.co.jp/henatyokokakumei/40944291.html



▼『ブラック・アテナ』 ~歴史的パラダイムのコペルニクス的転換を提起~
https://blogs.yahoo.co.jp/henatyokokakumei/40944291.html


32.ギリシャ文明の色を変える

▼白色へ捏造されたギリシャ文明
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-8776.html


33.黒人の肌は濃い褐色?
▼これぞ黒人の中の黒人! ハンパなく黒い漆黒の黒人モデル「メラニンの女王」が超話題
https://blogs.yahoo.co.jp/henatyokokakumei/40944275.html


34.自民党政治屋の黒人差別発言と河添誠発言
 
★首都東京では人種主義者の石原慎太郎(日本・南ア友好議員連盟(1984年発足) 幹事長)という名誉白人が熱烈支持されていました。 彼曰く――「アメリカでは黒人を使って能率が落ちている。黒人に一人一票やって も南アの行く先が混乱するだけだ、独立してもやっていけない」

★中曽根康弘「知的水準発言」1986年
日本は高度情報化社会、濃密激動社会であって、アメリカで言えばカリフォルニアにアメリカ全体の半分の生産が集まっている。しかも日本はこれだけ高学歴社会になって、相当インテリジェントなソサエティーになってきておる。アメリカなんかよりはるかにそうだ。平均点から見たら、アメリカには黒人とかプエルトリコとかメキシカンとか、そういうのが相当おって、平均的にみたら非常にまだ低い。

日本は徳川時代には識字率が50%もあったくらい教育が進んでいる。そのころ、ヨーロッパの国々はせいぜい20から30%、アメリカでは今でも黒人では字を知らないのがずいぶんいる。

★渡辺美智雄 1988年
日本人は破産というと夜逃げとか一家心中とか、重大と考えるが、クレジットカードが盛んなむこうの連中は黒人だとかいっぱいいて、「うちはもう破産だ。明日から何も払わなくていい」。それだけなんだ。ケロケロケロ、アッケラカーのカーだよ。
★梶山静六 1990年
たとえば、悪貨は良貨を駆逐するというが、アメリカにクロ(黒人)がはいって、シロ(白人)が追いだされているような混在地になっている」
★丸山和也 2016年2月17日(注:オバマの父はケニアからの留学生。よって奴隷の祖先は持っていない。)
・・・例えば、いまアメリカは黒人が大統領になっているんですよ。黒人の血を引くね。これは奴隷ですよ、はっきり言って。リンカーンが奴隷解放をやったと。でも、公民権もない、何もない。ルーサーキングが出て、公民権運動の中で公民権が与えられた。でもですね、まさかアメリカの建国、あるいは当初の時代にですね、黒人、奴隷がですね、米国の大統領になるなんてことは考えもしない。・・・

★山本幸三 2017年11月23日
何であんな黒いのが好きなのか
 
★河添誠(2013年12月1日) ──カナダのトロントで開かれたレストラン労働者の権利向上の国際会議で、日本の労働状況を話した時に「ブラック企業大賞」を私が紹介。移民の活動家から「いい運動だけど、ブラックじゃなくてホワイトだよね」と皮肉をこめて指摘された。アメリカなどでは、「ブラック」を否定的に使うことは許されない。


 山本幸三の黒人への偏見・差別と名誉白人用語のトンデモ和製英語「ブラック」の使用者の黒人への偏見・差別がどこでどう違うのかが私には分からない。河添誠が日本国内だけでは差別語を使えると考える理由は、果たしてなんなのだろうか?
 分かりやすく書けば、名誉白人用語のトンデモ和製英語「ブラック」の使用者は山本幸三(「何であんな黒いのが好きなのか」)をどう批判するだろうか?──ということだ。常日頃ブラックにあらゆる悪を含意して使いながら、まあブッチャケ「ブラックは悪を体現しているものだから嫌いになれ!」と日々吹聴しているのだから、多分彼女ら彼らは山本幸三発言を無視するか、沈黙するかのどっちかだ。
 
35.「ブラック校則」だって?!
 
 「ブラック校則」という言葉は衝撃だった。だって私は昔、“愚劣な校則”の代名詞ともいえる母校の「丸刈り校則」廃止運動をしていたからだ。という事は、今風に愚かにも私について書けば、私は母校の「ブラック校則」廃止運動をやってた人物となってしまうのだ。 


 この命名の発案者は「髪を黒く染めよ!」という愚劣な校則のニューズにヒントを得て、トンデモ和製英語「ブラック」にくっつけて「ブラック校則」と造語した可能性もあるが、「黒く染めよ」も、「赤く染めよ」も、「白く染めよ」も愚劣な命令だからダメなわけで、問題は色ではない。


 私たち日本という国で、「ブラック・イズ・ビューティフル(黒は美しい)」運動から半世紀後に、ブラックにどれほどの悪や愚劣を体現させたら満足するのだろうか?確かに日本という名の名誉白人低国は完成間近かも知れない。


▼この国の名誉白人は頭の中を占領している白人の美意識の「ガサ入れ」を今すぐすべきである。
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-10618.html


▼白人の価値観を信奉する人間は「白人」?
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-11133.html


▼ "愚劣な校則"の代表格の「丸刈り校則」がまだ残っている?!
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-8668.html


▼ 「ブラック校則」などという差別語で"愚劣な校則"の代表格である「丸刈り校則」の歴史を語るな!
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-8663.html


▼ 荻上チキは"愚劣な校則"を「ブラック校則」などと呼び、子どもに黒人への差別・偏見を広げている
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-8648.html


▼人種主義者で名誉白人の石原慎太郎が髪を金髪に染めていたら、と妄想してみた
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-8811.html


▼「ユー・ガイズ」と「ニガー」
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-8688.html


▼『朝日新聞』(2018/09/04)に堂々と載る差別語──「ブラック校則」
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-8728.html


▼NHKがニューズを流して・・・差別語「ブラック」は子どもの世界へ ~“ブラック校則”「下着の色」まで 民間団体が調査~
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-8571.html


▼「ブラック校則」と"黒色タイツ"が同居する愚劣な表題
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-11102.html


▼名誉白人低国では、差別語「ブラック」を使って、多様性を語る愚劣がまかり通る
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-10667.html


▼本多勝一の新聞記事 在日黒人留学生(『朝日新聞』1971年5月25日、1971年6月12日)①
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-8809.html


▼本多勝一の新聞記事 在日黒人留学生(『朝日新聞』1971年5月25日、1971年6月12日)②
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-8812.html



36.『フリーダム・ライダーズ 人種隔離バスへの抵抗』、この映画を見れば差別語「ブラック」はまず使えないだろう・・・

▼Freedom Riders (film)
https://en.wikipedia.org/wiki/Freedom_Riders_(film)
Not to be confused with Freedom Writers.

注:私も混同していてひどい目にあった。
ヒラリー・スワンク主演映画と混同するな。
▼JAPAN PRIZE 2011
第38回「日本賞」受賞作品

http://www.nhk.or.jp/jp-prize/2011/prize_winner.html

▼第38回「日本賞」受賞作品
最優秀賞
http://www.nhk.or.jp/jp-prize/2011/prize_audio_welfare.html

タイトルアメリカを振り返る 人種隔離バスへの抵抗

国・地域名アメリカ

機関名WGBH教育財団


1960年初頭、アメリカ南部では、乗合バスの座席、公共機関やレストランなど様々な場所が 人種隔離法により白人と非白人用とに分けられていた。連邦最高裁判所はこの法律に違憲の判決を下すが、南部では人種差別の実態が続いた。1961年5月、人種差別撤廃を求める黒人と白人の 若者12名が共に連れ立ち長距離バスで南部を目指す。彼らは「フリーダムライダーズ」と呼ばれた。しかし、行く先々で、白人優位主義者による襲撃や州法違反での地元警察からの逮捕など、様々な障害が立ちはだかる。番組は、アメリカの公民権運動を推進させることとなった若者たちの行動を豊富な資料映像と数々の証言によって克明に描き出すことで、アメリカの社会について改めて考えさせようとしている。

歴史的なフリーダムライドの話を世界の視聴者に届ける旅路は、一人の人間としても、プロの制作者としても、実にやりがいのあるものでした。人種差別に終止符を打つべく自らの命を危険にさらした何百人もの黒人と白人の若者たち。そのドラマチックな物語は、語るべくして語られるものです。これは、単なる魅了的な逸話だけにはとどまりません。人々が心をひとつにして挑んだ非暴力活動がもたらす力を伝える教訓でもあるのです。少数の人々が起こす大胆な行動は、私たちの心にも勇気を呼び起こすきっかけを与えてくれます。
私たちファイアーライト・フィルムズが物語を伝え続ける理由はそこにあります。このような作品に視聴者の皆さんが心打たれ、自らの人生や周りの世界を見直すきっかけになることが私たちの望みなのです。
グランプリ日本賞を受賞することができ、感謝しています。私たちの生活をより良くしてくれたフリーダムライダーズたちに敬意を表して、この名誉ある賞を受けたいと思います。
(スタンリー・ネルソン)

▼米国公民権運動を20代の信念で支えたジョン・ルイス 投票権獲得の闘いを語る
http://democracynow.jp/video/20120710-1

▼フリーダム・ライダーズ 人種隔離バスへの抵抗
http://democracynow.jp/video/20100201-1

37.アパルトヘイト南アで1976年5月、スティーヴ・ビコ、「ブラック・イズ・ビューティフル(黒は美しい)」運動について語る

▼42年前、スティーヴ・ビコ、「ブラック・イズ・ビューティフル(黒は美しい)」運動について語る
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-8457.html

38.「黒塗りメイク」問題について
▼「黒塗りメイク」問題では必見!~2015年、Eテレ、日本賞グランプリ『キミの心の“ブラック・ピーター”』~
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-8625.html

▼「黒塗りメーク」問題についての記事
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-8458.html
▼河添誠‏への疑問3件
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-8436.html

39.「ホワイト経営」とホワイトパワー音楽
▼「ホワイト経営」だって?!名誉白人低国のおぞましさ ~働き方改革推進なら「ホワイト」国が認証 人手不足の運送業に~
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-8605.html
▼「ホワイト経営」という言葉が流通する名誉白人低国で考える・・・、ホワイト・パワー音楽って?
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-8607.html

40.「旧日本軍はブラック体質」について

▼愚劣の極み~皇軍の体質を「ブラック」と書く歴史学者の書評~
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-8610.html
▼搾取企業を「ブラック企業」呼ぶ労働者も、殺人・強かん・放火・略奪を繰り返しているわけではない
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-8611.html

41.米国民の意識を無視する日本の労働運動について

▼カルピスと日本の労働運動 ~米国で使えない言葉(差別語「ブラック」)が、日本では使えてしまう不思議~
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-8615.html

42. もし交通誘導員(ガードマン・ガードウーマン)が文学を書けば、色白に美などの価値を付与するはずもない

 ▼もしガードマン(労働者)が文学を書けば、色白に美などの価値を付与するはずもありません。
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-8692.html
▼貴族階級の紫式部が書いた『源氏物語』と真夏のガードマンの肌の色
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-8624.html
▼労働者階級の文学で自らの美意識を検証する・・・
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-8694.html




43.名誉白人低国の政府もめざす名誉白人



▼諜報活動問題 ~英語を話す白人支配国の5カ国への加入をめざす名誉白人低国政府~
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-8710.html

44.著名人の差別語「ブラック」批判3例、+3

▼著名人の差別語「ブラック」批判3例
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-8735.html

▼(私の視点)造語と言語感覚 「ブラック」使い方再考を 尾鍋智子http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-10348.html
▼藤えりか:「ブラック企業」に「黒人差別」の指摘 どう思いますか
 http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-13112.html
▼ケイン樹里安:いつまで「ブラック企業」と呼び続けるのか? 不当な労働へのさらなる批判と言葉の洗練のために
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-13121.html
▼尾鍋智子の差別語「ブラック」批判への反論は?
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-10459.html

45.黒人国家ハイチの国民は肌の色にかかわりなく黒人と呼ばれる?







▼「ブラック国家」で私が真っ先に連想するのがハイチですが、そう――ハイチは世界初の黒人による共和制国家でした。
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-8747.html

▼黒人国家ハイチ、「ハイチの国民は肌の色にかかわりなく黒人noirと称される」(1805年5月20日制定、憲法第14条)
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-8750.html

▼ハイチの位置の正答率は9パーセント、連想することを7つまで書かせたが、最高でも3つを書いたのがせいぜいで、ゼロが70人、一人当たりの平均は0.4個
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-8768.html

★本多勝一『アメリカ合州国』朝日文庫、1981年

南部の旅

「黒人国」めぐり

頁146――

 翌朝、ここの黒人居住区(引用者注:ミシシッピ州クレイ郡)にある
community Development Organization を見に行った。このクレイ郡の黒人たち がやっている共同作業の組織体である。事務所には昨夜会った娘たちが勤めてい
て、私を見るとまた笑いをこらえた(引用者注:前日、本多が娘たちの会話の中
の言葉「ブラックプッシー」の意味を聞いたため)。事務所の一室に次ページの
ような張り紙がある。

(引用者注:その張り紙の文面が以下――)

黒はよごれている
黒は汚い
黒は邪悪だ
黒はよこしまだ
黒は恥辱
黒は悲しみ
黒は陰気
黒は怒り
そして黒は白の反対

ウェーブスター辞書は嘘だ!


46.差別語「ブラック」が大好きな弁護士

▼なぜ、弁護士は差別語「ブラック」が好きなのか?①
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-8779.html

▼なぜ、弁護士は差別語「ブラック」が好きなのか?②
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-8621.html

▼なぜ、弁護士は差別語「ブラック」が好きなのか?③
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-8666.html

47. 黒人の肌の色の濃さと薄さ

★マルコムX――奴隷制度がしかれていたあいだ、考えてもみなさい、強姦者である白人の奴隷主の手を逃れえたわれわれ黒人の祖母、われわれの曾祖母、さらにわれわれの曾々祖母は、まずいなかったのです。

■チママンダ・アディーチェ『アメリカーナ』くぼたのぞみ訳、河出書房新社、2016年
・・・カートが「こちらは僕のガールフレンドのイフェメル」というと、彼女たちは驚いてイフェメルを見た。その驚きを隠す者もいれば隠さない者もいたが、その表情にあったのは「なぜ彼女なの?」という疑問だ。イフェメルにはそれが面白かった。その表情には見覚えがあった。通りで会った見知らぬ白人女性たちの顔に浮かんだものだ。彼女がカートと手をつないでいるのを目にすると即座に、彼女たちは同じ表情で顔をくもらせたのだ。大いなる部族的損失に直面した人たちの顔つきだった。たんにカートが白人だからではなかった。生まれながらの金髪、ハンサムな顔立ち、引き締まった体型、朗らかな魅力、それにお金持ちの匂いまでする白人だったからだ。もし彼が太った年増男で、貧しくて、ぱっとしない、エキセントリックな男だったら、あるいはドレッドヘアーだったら、そんなに目立たなかっただろうし、部族の守護者たちの怒りもいくぶん和らいだことだろう。さらに状況を厄介にしていたのが、彼女はきれいな黒人女ではあったけれど、彼女たちが努力すれば、彼といっしょでもまあいいかと思えないこともない、そんな黒人ではなかったことだ──肌の色が薄くないし、混血でもなかった。<以下略>
■『完訳 マルコムX自伝(上)』中公文庫、2014年、第3刷

頁30──


 私が母によくぶたれたのは前にもいったとおりである。すくなくとも近所の連中から、あれじゃ子供を殺しかねないと思われる虞のないときは、いつでもよく叩いた。それというのも、母が手を振りあげそうな気配をみせても私はぽかんと口をあけ、のほほんとしていることが多かったからでもある。もし表をだれかがとおりかかったりすると、母は気が変わったり、二、三度ひっぱたいてやめたりした。
 いまになってそのことを考えてみると、ほかの子供たちより私の肌の色がいくぶん白かったために父親がかわいがってくれ、それと同じ理由で母は私につらくあたったのは確かだという感じがする。母自身は黒人にしてはひじょうに白いほうだったが、自分より肌の色の黒い者に好感をもっていた。そういうわけで兄のウィルフレッドは特別母に気に入られていた。彼女がよく私に向かって、「外へ出てもうちょっと黒くなるようにお天道さまに当たっておいで」といったのを覚えている。私が薄い肌の色ゆえに優越感をもたないようにするためには、彼女は労を惜しまなかった。こうした私にたいする母のあつかいは、一つには自分が黒くなかったということによるものだという確信がある。


▼米国で、宮本エリアナは黒人から「肌の色が薄くていいね」と言われた
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-8823.html
▼肌の色の濃い、薄い
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-13139.html

48. 嫌な言葉には勇気をもって嫌という

▼言葉──差別語「ブラック」──とのたたかい ~アリス・ウォーカーに倣って~
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-8713.html
 
49. 差別語「ブラック」を使って「ブラック議員」「ブラック経営者」という表現が躍る国では、(プロ野球)ラミレス監督批判で彼を「ブラック監督」と名誉白人は呼ぶのか?

 プロ野球の記録保持者をちょっと調べると、あらゆる国──アジアは言うに及ばず、例えばスタルヒンはソ連出身──から選手が来ていて活躍していたということを実感するのだが、この頃の記録でいえばバレンティンのシーズン最多本塁打であろう。クロマティーなどは記録には残っていないが、シーズン規定打席到達時に4割を超えていたわけで、もしその時に不運にもケガでもしていれば、災い転じて最後の4割打者としてもてはやされていたはずだ。要するにプロ野球は昔から「井の中の蛙」状態とはほどとおい分野であり、長島茂雄の戯言──「巨人には黒人はふさわしくない」などもあったが、国際化の波の中にずーっといたわけだ。よって監督経験者にも外国人はいて、ベイスターズのベネズエラ出身のラミレス監督は今年のはじめには日本国籍も取得している。ただし外国人監督ゆえにシーズン開始前から一部野球解説者からの批判に晒されているわけで、このあたりは島国根性の発露かもしれない。というわけで、ラミレスのワンマン体制──この是非をここでは問わない──を批判する時に、差別語「ブラック」を使い、「ラミレスはブラック監督だ!」と書けるかどうかということだ。ひょっとして名誉白人低国の極めつけのおろか者の名誉白人なら、そう書いてしまうこともあるのではないか・・・、これが杞憂で終わることを祈る。

▼この国には名誉白人弁護士しかいないのか?~黒人経営者には「ブラック経営者」と書けないことも分からない弁護士
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-10004.html

▼『朝日新聞』の記事(2019/05/09「病気や介護 休める議会に」)──「ブラック議員は誰だ」「ポンコツ議員」
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-9922.html

▼バーバラ・リーを褒める澤藤統一郎は差別語「ブラック」が大好き ~おそるべし天皇制。衆院全会一致の阿諛追従決議。~
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-9919.html

▼名誉白人=澤藤統一郎のブログをブラックで検索すると・・・
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-8375.html

50. なぜ残酷な笑いは「ホワイト・ユーモア」ではないのか?

▼ポンペオのカイロ演説:歴史の誤読
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-9208.html

▼残酷な笑いは、なぜ「ホワイト・ユーモア」ではない?
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-9068.html

▼本多勝一にとっての「ブラック・ユーモア」「黒い霧」「腹黒い」
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-8938.html


51. 黒を含む名字と差別語「ブラック」

▼"黒"のつく苗字色々と名誉白人低国での"黒"
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-8681.html

▼『週刊金曜日』の「日本黒紀」の"黒"について                         
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-8964.html

▼黒を含む名字の現役プロ野球選手:黒田、黒羽根、黒木、黒瀬、・・・・・・
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-10138.html




52. 黒人差別における企業問題

▼「#BeWHITE」という洗剤のキャンペーン中断 花王
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-10159.html

▼グッチの黒セーター販売中止と手塚治虫、デーブ・スペクター、・・・のステレオタイプ化された黒人像
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-9191.html

▼グッチ、黒いセーターの販売中止 「黒人差別」批判受け
ロンドン=寺西和男 2019年2月8日12時43分
https://www.asahi.com/articles/ASM2841M9M28UHBI00X.html?iref=com_latestnews_01

▼プラダに「黒人差別」批判
2018/12/17(月) 13:26配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181217-00000065-kyodonews-int  

▼カルピスと日本の労働運動 ~米国で使えない言葉(差別語「ブラック」)が、日本では使えてしまう不思議~
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-8615.html

▼ 大坂なおみ選手に対する人種差別 ホワイトウォッシュCM事件から考える 
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-9364.html

▼アンドレ・ヴルチェク:グッチやプラダについて言うのは止めなさい!中国人もロシア人も好きなように生きたいのだ
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-9700.html


53.白人至上主義者の司法が、なぜ「白い司法」ではなく「黒い司法」と表現されるのか?


▼人種主義者の白人の、白人による、白人のためのトンデモ司法を「黒い司法」と表記する名誉白人の度しがたき知性

映画『黒い司法 0%からの奇跡』公式サイト
http://wwws.warnerbros.co.jp/kuroi-shiho/index.html

この映画で、白人至上主義者の、白人至上主義者による、白人至上主義者のためのトンデモ司法が「白い司法」ではなく、何で「黒い司法」と表現されているのか?と疑問を持つ人が1人でも多く出て欲しいと願う。
 もちろん名誉白人低国の現状では、何の矛盾も感じない名誉白人を多数生みだす可能性が大きいのだが、白人の美意識に支配された愚かな自らに気づく人も少数ながらきっと出てくると信じたい。
 白人至上主義者のトンデモ司法と闘っている有名な黒人弁護士が書いた書名に『黒い司法』を思いつく名誉白人の度しがたき知性を私は許さない!

▼「黒い司法」と「黒のシックな」比較~長澤まさみ:黒のシックなロングドレスで登壇すると~
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-11501.html

▼亜紀書房へのメール──『黒い司法』という書名について、・・・直ちに改題してください!
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-11235.html

▼裁判という名のリンチ ~法廷に並んでいたのは白い顔、白い顔、白い顔ばかりだった、・・・だが名誉白人低国では「黒い司法」と表現する~
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-11403.html

▼BLACK IN BURAKU
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-11483.html

▼差別語「黒」を使うと・・・  ~「政府新型肺炎対策の黒人脈」~
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-11648.html

▼私たちは名誉白人に生まれない、名誉白人になるのだ! ~名誉白人メディア・『リテラ』の言う「黒いものを白と言い張ってきた」~
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-11564.html

▼アニメーション、1分41秒 ※中日新聞は黒い会社ではありません※
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-11207.html

▼『信濃毎日新聞』の記事にある「黒い関係」とは?
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-11364.html

▼名誉白人低国の最新流行語辞典、というよりは解説
 http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-11251.html

▼黒の再定義 ~白人の特権社会で・・・、古代人の肌の色を知ってからやるべきこと~
 http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-11371.html

▼「白い会社」「白い司法」「白い関係」「腹白い」「白い校則」、そして私の黒いノートパソコン
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-11367.html

▼映画『慈悲の気持ちで十分』(注:名誉白人低国では『黒い司法』)も公開間近だが・・・
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-11576.html


54.アンデルセン『みにくいアヒルの子』の罪

▼オコエ瑠偉とアンデルセン『みにくいアヒルの子』
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-13255.html


▼『中日新聞』コラムニストはカラスの大群に襲われる~『中日新聞』コラム「中日春秋」(2019/03/27)の白人の美意識に乗っ取られた色の価値序列の最悪例~
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-9462.html


▼ 白は美しく、白以外はみにくい?~もうアンデルセンなど忘れよう~
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-8822.html


▼ [CML 053876] 白は美しく、白以外はみにくい?~もうアンデルセンなど忘れよう~
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-8827.html


■本多勝一『殺す側の論理』朝日文庫、1984年1刷、1993年11刷
頁59──
アンデルセンの不安と恐怖


 そのアンデルセンが、岩波文庫版の童話集の訳者によれば、『自伝』の中で、自分の童話が祖国デンマークで大いに歓迎されたのを喜ぶと同時に「かかる身に余る名誉に将来果たしてよく応へる力があるだろうかといふ一抹の不安を、或いは一種の恐怖を感ずる」と書いているそうです。ことによるとアンデルセンは、やがて徹底的批判を受けるときがくるのを、どこか心の片隅で予期していたのかもしれません。あるいは自分の作品になにかうしろめたいものが含まれていることを感じていて、"良心の呵責"がこの言葉を吐かしめたのでしょうか。
『皇帝の新しい着物』(裸の王様)というような明かな傑作も、たしかに彼の作品にはあります。それは認める。しかし私が最初に疑問を抱いたのは、子供の絵本で読んだ『みにくいアヒルの子』です。文庫本で原作を読んでみて、ますます疑問は強まり、ほかの作品も改めて読んでみました。『火打箱』、『白鳥』『ユダヤ娘』『かたわもの』『親指姫』・・・・・・
 作品に一貫して流れている基調は「醜い者には汚い心、美しい者には美しい心」という恐るべき差別思想と、王様を賛美し、貧乏人は現状に甘んずるのを美徳とする典型的反動思想であります。そして「醜い・美しい」の判定は、すべて俗物的常識にしたがったアンデルセンの基準にほかなりません。アヒルやモグラやカエルは醜くて、ツバメや白鳥やチョウチョは美しく、したがって心の美醜もその通りなのです。最も許せないのは、アヒルは生涯アヒルであることの哀しみを、一かけらも理解していないことであります。アヒルの中の変種だと思ったら白鳥だった、乞食だと思ったら王子だった、といった正に「おめでたい」お話が充満している。現実に乞食である人、現実に醜い者、とうてい回復しえない身障者の心を、この男は考えたことがあるのでしょうか。かれらに「あきらめろ、夢でも見ておれ」と残酷に叫んでいるのが、このたくさんの作品群なのであります。<以下略>


頁61──


 アンデルセン自身の解説(岩波文庫版童話集第10巻)によれば、たとえば『親指姫』は彼の最初の創作童話のひとつだし、「かたわもの」は「最も成功した作品の一編」であります。注目すべきは、純粋に彼の創作したこの二例などに最も典型的に欠陥が現れていることです。そして『裸の王様』のような傑作は、実はスペイン起源のもので、着想全体がスペインの13世紀の寓話作家に負っています。ますますアンデルセンの正体が見えてくるではありませんか。<後略>
        (『看護』1975年1月号)



■星野ルネ『アフリカ少年が日本で育った結果』毎日新聞出版、2018年


頁98──


泣いてばかりの私へ


アフリカ少女は泣いていた
泣かずにはいられなかった
きっかけは
偶然見つけた1冊の絵本だった(『みにくいアヒルの子』)


他の子とは
違い
一匹だけ
黒いその
アヒルの子は
醜いアヒルと
さげすまれていた
そのアヒルは泣いていた
ところが
「醜いアヒルの子」は
「美しい白い鳥」
白鳥だった
というお話


少女は一冊の絵本に
自分の全てを否定
されてしまった気持になり
たった一人で泣き続けていた


白は美しくて黒は醜いの?


その時です
彼女の頭上からゆらゆらと
何かが落ちてきました


手紙だ
未来の私からの手紙だ・・・


Dear ないてばかりいたむかしのわたし


<中略>


白い色がよくて、きれいって
かってにきめられたような世界で、いばしょがなくて
死にたくなるくらい、つらい時もあったよね。
だけど、わたしの言葉を聞いて!
何がよくて、何が悪くて、何がきれいで
何がきれいじゃないか・・・。そんなことはだれにも決められない。
<以下略>


55.「ブラック企業大賞」、選考委員の顔ぶれと主張


■ブラック企業大賞とは
http://blackcorpaward.blogspot.com/p/blog-page.html


ブラック企業大賞実行委員会(50音順)


●内田聖子(NPO法人アジア太平洋資料センター〈PARC〉共同代表)
●河添 誠(労働運動活動家/都留文科大学非常勤講師)
●坂倉 昇平(NPO法人POSSE理事、ブラック企業ユニオン代表)
●佐々木亮(弁護士)
●神部 紅(ユニオンみえ書記長)
●土屋トカチ(映画監督)
●古川琢也(ルポライター)
●松元千枝(ジャーナリスト)
●水島宏明(ジャーナリスト・上智大学教授




■ブラック企業大賞
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF%E4%BC%81%E6%A5%AD%E5%A4%A7%E8%B3%9E


企画委員
古川琢也(ルポライター)
白石草(OurPlanet-TV 代表)
河添誠(首都圏青年ユニオン青年非正規労働センター事務局長)
佐々木亮(弁護士)
川村遼平(NPO法人POSSE事務局長)
松元千枝(レイバーネット日本)
内田聖子(アジア太平洋資料センター〈PARC〉事務局長)
須田光照(全国一般労働組合全国協議会東京東部労働組合書記長)
水島宏明(ジャーナリスト・法政大学教授)
竹信三恵子(ジャーナリスト・和光大学教授)
土屋トカチ(映画監督)
過去の委員


印鑰智哉(メディアアクティビスト)



▼差別語「ブラック」を使う松元千枝(ブラック企業大賞実行委員会)が学んだジャーナリズム
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-11779.html


▼河添誠はトロントで運動家に皮肉を言われただけだが・・・
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-8783.html


▼差別語「ブラック」使用者とプロ野球観戦
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-8660.html


▼kojitakenの日記 2018年2月5日のコメント そうだ、そうだ、河添誠も言っている、米国などでは使えないが、なぜか日本では使えると
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-8538.html


▼「『ブラック企業』は『差別用語』か」に「答え」が出た!?  コメント欄 差別語「ブラック」を使う名誉白人はもう黒い服も靴下も
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-8493.html


▼佐々木亮の言い分 ~差別語「ブラック」問題と【ブラック企業大賞 実行委員】(50音順)~
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-13251.html


▼差別語「ブラック」問題の河添誠・佐々木亮 ~問題を大きくして、差別者が居直る手口~
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-13256.html


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縮小板(1~30):2020年8月15日更新版 トンデモ和製英語「ブラック」はなぜ使ってはいけないのか?

2020-08-16 06:01:23 | 言葉刈り言葉生み
2020/08/15
縮小板(1~30):2020年8月15日更新版 トンデモ和製英語「ブラック」はなぜ使ってはいけないのか?
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-13258.html

縮小板(1~30):2020年8月15日更新版 トンデモ和製英語「ブラック」はなぜ使ってはいけないのか?
  
 今回の新たな追加は【54 アンデルセン『みにくいアヒルの子』の罪】及び【55 「ブラック企業大賞」、選考委員の顔ぶれ】、また更新としては【28 トンデモ和製英語「ブラック」使用者の興味深い使い分け】に河添誠の新たなコメントを追加。【29  トンデモ和製英語「ブラック」採用者=今野晴貴の言い訳】に今野晴貴のコメントを追加。【44  著名人の差別語「ブラック」批判3例、+3】として藤えりか及びケイン樹里安の差別語「ブラック」批判論考を追加。【47 黒人の肌の色の濃さと薄さ】にマルコムXの事例を紹介。
 前回の更新から半年以上経ったが、7月に起きた警官によるジョージ・フロイド殺害事件が、世界中に「ブラック・ライブズ・マター」運動を波及させるきっかけになった。その中には欧米植民地主義を徹底批判する動きも見られる。日本でも大都市で「ブラック・ライブズ・マター」運動によるデモ行進がいくつか見られた。こうして、日本にも黒人が多数いるという事実が、差別語「ブラック」を使う名誉白人にもやっと見え始めたわけだ。そんな時、『朝日新聞』記者の藤えりかの2020年7月29日付記事──「「ブラック企業」に「黒人差別」の指摘 どう思いますか」という差別語「ブラック」批判の記事が出てきた。
 『朝日新聞』といえば、本多勝一が昔に「黒は美しい」という記事を載せているはずだが、なぜか第13回(2013年)「大佛次郎論壇賞」に今野晴貴『ブラック企業 日本を食いつぶす妖怪』(文春新書、2012年)を選んでいる。半世紀近くもたてば、自社の記者の優れた記事さえも忘却の彼方なのだ。もっとも『週刊金曜日』はさらに悪質で、編集委員に本多勝一がいながら、差別語「ブラック」の拡散を平気でしている。歴史修正主義者が跋扈する日本では、「ブラック・イズ・ビューティフル(黒は美しい)」運動もなかったことにされる。
 差別語「ブラック」問題で名誉白人低国が最悪なのは、労働運動・市民運動が先導して差別語「ブラック」を使い、それを無批判に『週刊金曜日』『しんぶん赤旗』などが採用し、一般メディアも追随して差別語「ブラック」を拡散するというトンデモぶりである。『週刊金曜日』などは、今真っ先に今までの差別語「ブラック」使用を反省し、今後、黒の再定義を目指す、とでも宣言すべきなのだが、さてそれはいつのことになるやら。

 かように、この記事(トンデモ和製英語「ブラック」はなぜ使ってはいけないのか? )は今日(2020年8月15日)以後もたびたび更新されていく。 

 トンデモ和製英語(差別語)「ブラック」(「ブラック企業」「ブラック社会」「ブラック大学」「ブラックバイト」「ブラック校則」「ブラック部活」「ブラックボランティア」「ブラック経営者」「ブラック議員」「ブラック(注:この頃は単独で使われることも増えた)」さらに「黒い会社」「腹黒い」「黒い霧」「黒歴史」「黒い関係」および警察用語「クロ」などの黒に悪を含意させた言葉など・・・、対義語の「ホワイト企業」「ホワイト社会」「ホワイト大学」「ホワイトバイト」「ホワイト経営」・・・)をなぜ使ってはいけないのか?
 
1.ブラック→黒人の意味があることぐらい、中学生英語ぐらいで分かるだろう?

2.米国の黒人に一番好まれている呼称はブラックである(1995年調査)。

★米国の人種・民族の自称についての国勢調査(1995年)で、黒人の場合
は、混血も含め、単純に「アフリカ系」でない者も含まれて、
一番好まれている呼称は「ブラック(黒人)」(44.15%)だった。「アフリカ
系アメリカ人(African American)」 28.07%、「アフロ=アメリカン(Afro-
American)」12.12%


3.ブラックは「ニガー」と並んで差別語であった。「ブラック・イズ・ビューティフル(黒は美しい)」運動を経て、それが黒人の最も好ましい呼称の1つになった。

4.白人英語は黒人差別を正当化するために、ブラックにあらゆる悪を含意させた言葉を数多く作っている。

例えばスティーヴ・ビコが例示した2つ──
black market
black sheep
・・・
多すぎて
blackmail
blacklist

black eye
black book
black money
・・・
▼(白人)英語の差別イデオロギー
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/


※注:以下項目を追加(2020年8月16日5:58)
▼白人英語の差別思想を獲得して黒人は「口を開くや否や自分を責めたてることになる」
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-10283.html


▼フランツ・ファノン    「根は、お前は白人なんだよ。」
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-8514.html


▼フランツ・ファノン『黒い皮膚・白い仮面』「黒人と言語」より──アンティル諸島の黒人は、フランス語を自分の国語とすればするだけ、より一層白人に近くなる
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-8488.html


▼42年前、スティーヴ・ビコ、「ブラック・イズ・ビューティフル(黒は美しい)」運動について語る
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-8457.html


▼フランツ・ファノン『黒い皮膚 白い仮面』より ~「ママ、見て、二グロだよ、ぼくこわい!」~
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-10255.html


▼竹沢泰子:「人種概念の総合的理解」 ~ファノンは、黒人=醜いという価値観を自分自身で内在化させていた~
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-10252.html


▼東京新聞 筆洗 日本人には黒人への差別感情はそれほどないと信じるし、むしろプロスポーツや音楽界などの黒人はあこがれの対象でもあろう。当事者にも黒人を笑いものにする意識はなかっただろうが、
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-8477.html


▼白人の米国は「善良な黒人たち」の方を好む。モーガン・フリーマンやコリン・キャパニック、そしてトランプについて
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-13035.html


5.白人の色の価値観も、聖書の光と闇を白と黒に対応させて色の価値を序列化させた。

★竹沢泰子──ヨーロッパ人を白色人種と呼んだり、白い肌が美しいとする考えは、元来極めてユダヤ=キリスト教文化圏の伝統に支配された考え方だと思います。ユダヤ=キリスト教文化圏では旧約聖書にあるように白を光、黒を闇として、善である白い色を自分たちの色に当てはめたわけです。

6.インドの色の価値観も英国のインド支配で白人の色の価値基準に沿って変化してきた。

▼インドにおける色の価値観の変遷 
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-8454.html


7.日本でもトンデモ和製英語「ブラック」が氾濫して、「ブラック」の意味が悪を含意させる白人英語のブラックに近づきつつある。

8.かような過程を経て、「ホワイト企業」・「ホワイト化」なるトンデモ語まで使われ、日本人の名誉白人化が進行している。

9.一方米国では、白人至上主義者がホワイトパワーを連呼してデモ行進。白人至上主義者による黒人の虐殺も起きている。

10.労働運動がトンデモ和製英語「ブラック」を使い社会に差別と偏見を拡散しているという度しがたき愚劣がまかり通り、日本の労働運動の「井の中の蛙」状態が世界では際だっている。

11.差別語を使い、初めから国際連帯を拒否する労働運動
強欲企業独裁反対で国際連帯が急務なこの時期に、日本の労働運動内部に人種差別反対の黒人運動との分断を予め用意しているという愚劣は最悪であるということ。
 
12.「トルコ風呂」という呼称はトルコ人留学生などの抗議で違う言葉に言い換えられた。
 よって「ブラック企業」という呼称も黒人の抗議があれば言い換えられる可能性はある。私たちの抗議を無視する人間でも当事者からの抗議にはその種の態度はできない。

▼トルコ風呂 (性風俗)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%AB%E3%82%B3%E9%A2%A8%E5%91%82_(%E6%80%A7%E9%A2%A8%E4%BF%97)




13.ネットのトンデモ卑語──「ブラック企業」(ブラック会社)・「放射脳」・「除鮮」から、なぜか「ブラック企業」だけが大流行したが採用者はブラックに黒人の意味がある事も知らなかった?あるいはまた、採用者は他2つを排除するぐらいの知性しか持ち合わせてはいなかった?
14.警察用語のクロ(犯罪容疑あり)が推理小説(警察小説)・記者・法曹界で流通していて、トンデモ和製英語「ブラック」の氾濫の素地があった。

15.トンデモモノカキ・筒井康隆の言葉狩りが悪い意味で捉えられていて、言葉の言い換えの本当の意味合いが理解されていない。

★・・・筒井康隆は、「めくら縞」は「目の不自由な人縞」というのかと茶化す
が、どんなに彼がおかしがって笑おうと、「めくら」を「目の不自由な 人」と言いかえることで、そして、そのことを日本語を使う人が覚えることで、社会的に変化をあたえているのである。その心理におよぼされた変化は、実際に盲人と接するときに微妙に影響してくるのである。また、筒井が「目の不自由な人縞」というふうな言葉を書くこと自体、彼がほんの少しでも盲人について考える時間を持ったことになる。被差別者にとって最悪な状態とは、差別者からしかと(無視)されたり避けて通られることだから、 ちょっとでもふりむいてもらえればそれでよい。・・・(塩見鮮一郎『作家と差別語』明石書房、1993年、 頁108)


★教科書「国語Ⅰ」の新版に収録された「無人警察」を読み、てんかんの記述に、読者として疑問を覚えたのは、千葉県の公立高校の先生だった。
 差別は、いつもこうしてだれかによって発見(創造)されるのである。「無人警察」については刊行後28年たっていたことになる。28年間、差別に関してはなんのことはない小説だった。
 もう一度,確認しておこう。
 「無人警察」のてんかんについての記述は、社会的に認知されていたのだ。作者はずっと今日まで手を入れていない。作品は変化していない。
 変わったのは社会のほうだ。社会が変わったために、作品のうちに差別があると思えだした。それにイの一番気づいた読者が、千葉県の先生だったことになる。(塩見鮮一郎『作家と差別語』明石書房、1993年、 頁34)


★筒井康隆──「(略)是非ご理解戴きたいのは、てんかんを持つ人に運転をしてほしくないという小生の気持ちは、てんかん差別につながるものでは決してないということです。てんかんであった文豪ドストエフスキーは尊敬するが、彼の運転する車には乗りたくないし、運転してほしくないという、ただそれだけのことです。」
 ・・・
 この筒井氏への反論に対しては、「欠落条項」により、自動車の運転など、社会生活上必要な手段を奪われている人から、強い批判がなされています。その批判の主眼は、障害者の社会権・交通権にかかわる問題です。運転免許交付の原則は、身体障害や精神障害の有無に関係なく、その人自身が安全運転できるか否かを基準にすべきであり、「保安処分」観点から判断すべきではありません。(小林健治『差別語不快語』にんげん出版、2011年、 頁79)

16.差別語が社会の進歩(人間の進歩)によって日々発見され、差別語が日々言い換えられていること自体を多くの人が知らない。

★ 差別語をめぐる議論にあきあきし、それが不毛だと感じた人たちの口からよく聞かれる意見の一つに、ことばだけとりかえてみても、そのことばが指している現実や事態が変わるわけではないというのがある。
 それは大部分その通りだが、そうではない点もある。というのは、ことばは現実のみならず、人々の意識、精神世界の領域のできごとを描き出そうとする。このことを否定する人はまずいないであろう。この本はまさにその問題ととりくんでみたものであるが、いま身近な例として、病気を指す名のことを考えてみよう。
 病名は、単にある病気を客観的に示すだけでなく、そこには多くの偏見がくっついている。ところが病気は医学の発達によって、それとたたかい、なおす方法が次々に開発されてくる。それによって病気への認識が変わってくれば、より適切な言いかたに変える必要が生まれるだろう。
 こうしてとりかえられたことばが指す病気そのものは依然同じであっても、そこにはより客観的で偏見がなく、そして病気で苦しむ人々に絶望ではなく希望を与えるはたらきがあるとするならば、私たちはもちろん、そのようなニュアンスを持ったことばにとりかえる必要がある。
 このように考えると、ことばのたたかいは、観点――ものの見方のたたかいでもある。(田中克彦『差別語からはいる言語学入門』明石書房、2001年、頁18)

17.名誉白人・人種主義者の石原慎太郎は当然黒人差別発言をしている。

 日本・南ア友好議員連盟(1984年発足) 幹事長の彼曰く――「アメリカでは黒人を使って能率が落ちている。黒人に一人一票やって も南アの行く先が混乱するだけだ、独立してもやっていけない」

18.トンデモ和製英語「ブラック」の使用者は梶山静六並である。

 1990年、自民党の梶山静六法務大臣。資格外就労の外国人女性の摘発をめぐって、 「たとえば、悪貨は良貨を駆逐するというが、アメリカにクロ(黒人)がはいって、シロ(白人)が追いだされているような混在地になっている」


19.人類はアフリカを出てアラビア半島南岸を通って世界に拡がった。よって人間は総て“アフリカ系”と名乗ることができる。この科学的思考ができない愚者は、白人英語に洗脳されて、ブラックにあらゆる悪を含意して解き放つ。


20.ヨーロッパ人も昔は黒かった。

現在のスウェーデン南部で7000年前に亡くなった女性。遺骨とDNAと埋葬時の様子を基に復元された。(PHOTOGRAPH BY GERT GERMERAAD, TRELLEBORGS MUSEUM)

人骨のDNA配列を特定することにより、「チェダーマン」の肌の色、目の色、髪の種類を再現。(PHOTOGRAPH BY TOM BARNES, CHANNEL 4)



5700年前の「チューインガム」をかんでいたとみられる女性の想像図/ Tom Björklund


▼科学と歴史の捏造の狭間で・・・、ヨーロッパ人も昔は黒かった
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-8617.html

▼英国で発見の古代民族、肌黒くて目は青かった DNA分析で明らかに
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-8550.html

▼クレオパトラのルーツはアフリカ系、英BBCドキュメンタリー
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-8512.html

▼5700年前の「チューインガム」分析、かんでいた女性の外見や食生活が明らかに
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-11242.html

▼7000年前のスウェーデンの女性を復元、特別な存在
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-11244.html

▼イメージと違う!復顔法で顔がわかっている歴史上の人物
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-8840.html

21.マルコムXは「ニグロ」使用時にも“いわゆる”を付けていた。

▼ [CML 037997] マルコムX──私が言う「ブラック」の意味は非白人、つまり黒、褐色、黄色などの有色人種の総称である。
http://blogs.yahoo.co.jp/henatyokokakumei/39807924.html
 
★ だれもが「ニグロ」と呼ばれて疑問を抱かなかった時代に、マルコムXはそれを問題にした。そこにマルコムXの感覚の鋭さがある。マルコムXが活動を始めた1950年代、「ニグロ」は中立的表現であり、「ブラック」や「ニガー」が差別辞とみなされていた。「ニガー」は今でももちろん差別辞だが、かれら「アメリカの黒人」同士では自由に使いあっている。当時、「ブラック」と言わ れれば、子供たちの間ではつかみあいの喧嘩になったという。ところが「ブラック」のみならず「ニグロ」でさえ、決して中立的表現ではないことをマルコムXは果敢に指摘した。(荒このみ『マルコムX――人権への闘い』岩波新書、2009年、頁128)

★ マルコムX――奴隷制度がしかれていたあいだ、考えてもみなさい、強姦者である白人の奴隷主の手を逃れえたわれわれ黒人の祖母、われわれの曾祖母、さらにわれわれの曾々祖母は、まずいなかったのです。


22.大石俊一『英語帝国主義に抗する理念 「思想」論としての「英語」論』より──

ガンディーの言葉「これは絶対的に愚かしいことではないのか。奴隷状態の印ではないのか。・・・・・インド人を奴隷化したのは、私たち、英語を話すインド人なのである。インド国家の呪詛はイギリス人ではなく私たちに責任がある」

23.メディアの度しがたき支離滅裂──

▼本多勝一の「黒は美しい」と今時の『週刊金曜日』
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-8387.html


24.色に価値を持ち込む愚劣──

▼色に価値を持ち込む愚劣
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-8453.html
 
25.米国では民衆を分断するために奴隷制度が案出された
★17世紀までには、植民地は紛争状態に入り、社会というアリーナのなかに、我々はある重要な変化の始まりを見ることになる。多数の貧民と、インディアンの所有地以外のすべての土地をわがものとしていた少数の貪欲な古い入植者とのあいだに、大きな階級紛争が起こっていた。もっとも有名なものは1676年のナサニエル・ベーコンをリーダーとする反乱で、その反乱では植民地人口の約4万のうち8千人もの白人、黒人、ムラート(引用者注:白人と黒人の「混血児」)、インディアンら、若く貧しく土地を持たない男たちが団結し、エリート支配層に対して立ち上がった。ここでは詳細に立ち入ることはできないが、この反乱の結果、貧民を分断し、さらなる反乱を防止するための戦略が、植民地の指導者たちによって案出されることになった。(『人種概念の普遍性を問う 西洋的パラダイムを超えて』竹沢泰子・編、 人文書院、頁165)


▼二度目の分断して統治せよ、奴隷主が創出した人種隔離制度(日本大百科全書(ニッポニカ)の解説)
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-8433.html

26.名誉白人へのあこがれ?
 
英語帝国主義に従属する日本でトンデモ和製英語「ブラック」「ホワイト」を駆使して名誉白人化を目指す。以下反面教師の林田力──
★林田力──これに対してブラック企業やブラック士業はブラックなやり口で金儲けをすることへの嫌悪感が込められている。ブラック企業が経済的成功を収めているとしても、そのやり口自体が唾棄するものであることを示している。ブラック企業やブラック士業によって日本語の黒に今まで以上に強い否定的意味を与えることができた。「Black is sneaky.」である。だからこそブラックバイトやブラック稼業などの新たな派生語も生まれてくる。ブラック企業やブラック士業は日本語を豊かにする言葉であり、この表現を大切にしたい。

27. 日本の音楽界では『White Love』(白人の愛?)という曲名の歌も流行っていた。
 この英語無知の愚劣をもし知っていれば、「ブラック企業」なる言葉も生まれない。 英語が多少分かれば「搾取企業」からスウェットショップを思いつくが、使えそうもない判断すれば中国語の「血汗工場」を思いつく。いずれの場合も「ブラック企業」なる言葉は生まれない。

28.トンデモ和製英語「ブラック」使用者・河添誠(「ブラック企業大賞」の実行委員)の興味深い使い分け

☆河添 誠‏@kawazoemakoto 2013年12月1日
https://twitter.com/kawazoemakoto/status/407366145562640385
カナダのトロントで開かれたレストラン労働者の権利向上の国際会議で、日本の労働状況を話した時に「ブラック企業大賞」を私が紹介。移民の活動家から「いい運動だけど、ブラックじゃなくてホワイトだよね」と皮肉をこめて指摘された。アメリカなどでは、「ブラック」を否定的に使うことは許されない。




☆「日本の『黒』『ブラック』という言葉には、黒人差別的な社会的・政治的文脈はない。それに『腹黒い』などの(黒を否定的に使う)日本語も全て変更しないと一貫性がない」
(「ブラック企業」に「黒人差別」の指摘 どう思いますか
藤えりか
2020年7月29日 6時00分https://digital.asahi.com/articles/ASN7X31M3N7QULFA03Q.html?ref=tw_asahi)より──


▼差別語「ブラック」問題の河添誠・佐々木亮 ~問題を大きくして、差別者が居直る手口~
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-13256.html




29.トンデモ和製英語「ブラック」採用者=今野晴貴の言い訳

▼「ブラック企業」は人種差別か?
今野晴貴 | NPO法人POSSE代表。雇用・労働政策研究者。
2014/9/3(水) 18:56
http://bylines.news.yahoo.co.jp/konnoharuki/20140903-00038815/?
「ブラック企業」は人種差別だという意見がネットをにぎわせている。昨年流行語大賞トップ10を受賞するなど、私はこの言葉の普及に深くかかわった経緯がある。こうした意見について、経過や事実関係を踏まえて、私なりの見解を述べたいと思う。
そもそも「ブラック企業」とは?
「ブラック企業」という言葉は、もともとネット上のスラング(悪口)であり、2000年代後半に、ネットユーザーが会社の劣悪な労働条件を非難するために使い始めた言葉である 。しかし、当時は定義が判然とせず、なぜこの言葉が世の中に広がったのか、誰にも理解されていなかった。
私は2006年からNPO法人POSSEを運営し、これまで数千件の若者からの労働相談に関わってきた。その経験から、この「ブラック企業」という言葉の背景には、「正社員雇用」の劣化があると直感的に理解した。当時、新卒正社員から「長時間労働で鬱病になった」とか「パワーハラスメントで退職に追い込まれる」といった事案が殺到していたからだ。
せっかく正社員になっても働き続けることができず、使い潰されて身体を壊し、キャリアを台無しにしてしまう。これは大変恐ろしいことである。だから、就職活動をする大学生の間でも「ブラック企業」という言葉が広がっていった。
なぜ「ネットスラング」だったのか
このように、「ブラック企業」とは正社員雇用の劣化を批判する言葉である。では、なぜそれが「ブラック」というネットスラングとして現れたのだろうか。
2000年代後半当時、世間では辞めてしまう若者に対し、むしろ「人間力が低くなった」、「やる気がないから離職率が高い」などとばかり言われていた。政府も対策を取らず、研究者も深刻にとらえていなかった。文科省は「厳しさを教えろ」とばかり声高に叫んでいた。
あるいは、パワハラの労働相談の増加は「若者の捉え方が変わったからだ(NHK)」という分析がされたり、鬱病の増加は「新型うつ(仮病)」の広がりが原因であると説明されていた。
だから、当事者たちはネットに「悪口」を書くしかなかったのである。こうした経緯が、本当は「正社員雇用の変化」として説明されるべき事実が、「ブラック」というスラングで表現されてしまった理由である。そこには人種差別があったのではなく、専門家の怠慢、行政の怠慢があったのであり、「ブラック」という言葉でしかこの問題が表現されなかったのは、不幸だというべきなのかもしれない。
私が2012年に執筆した『ブラック企業』(文春新書)は、この言葉の「発生の背景」を明らかにすることで、「ネット上の都市伝説」から、「ブラック企業」を労働問題・社会問題とした。2013年には流行語大賞トップ10を受賞した理由は、「この言葉の意味」、「社会的な背景」を明らかにしたからである。
現実に広がった「ブラック企業」という言葉の背景を分析し、問題提起をし続けることは、今なお研究者としてすべき価値のある仕事であると思う。
「ブラック企業」という言葉を使うべきか?
厚労省も現在では私の定義を受け入れ、「若者の「使い捨て」が疑われる企業」と表現している。「黒人差別」であるかどうかは別として、行政が「ブラック」というスラングをそのまま使うことは明らかに不適切だ。行政用語としては「若者の「使い捨て」が疑われる企業」というのは適切である。
また、海外での受け止められ方には特に注意が必要だ。日本とは異なる文化的文脈があるからだ。確かに、米国の方が「ブラック企業」と聞けば、黒人差別を想起する可能性がある(ただし、それはあくまで米国での話で、日本での話ではない)。
今後外国語に翻訳する場合は“dark business” と意訳するとか、 “black kigyou” とそのまま表記するのが適切であろう。私も国際学会や翻訳などの際に表記にいつも困っているが、試行錯誤しているところである。
一方、一般の人が日本で「ブラック企業」という言葉を使うことに、それほど過剰反応する必要があるのかには、強い疑問を持つ。もちろん、他の言葉でこの問題を論じられるようになる方が望ましいだろうが、すぐには難しい。それにエネルギーを費やすよりも、この気運を逃さずに「ブラック企業」による長時間労働、過労死・過労自殺を止めることの方がよっぽど大切であると思う。
「黒人差別だ」という批判の問題点
さらに続けよう。私は、「黒人差別だから使うな」という主張に強い違和感を覚える。
過労死、過労自殺、長時間に苦しむ労働者に、「言葉が適切ではない」という批判をする前に、やるべきことがあるのではないか? と思うからだ。端的にいって、この批判者は「どの立場」から、「何を目的」としてこういうことを言っているのだろう?
こういう「言葉の上での批評」は、社会学や社会思想において痛烈に批判されている(それはしばしば「知識人」の傲慢さの帰結であると捉えられる)。
例えば、「妻」という言葉がある。この言葉は、女性差別的な近代家族制度に深く組み込まれているために、社会学者や人権運動家の多くは、あえて使わない。「パートナー」とか「連れ合い」と言い換えるのが習わしだ。私自身、「妻」とか「家内」という言葉は普段使わない。
だが、こうした「言葉」に専門家がこだわるのは当然としても、一般人社会にとっての優先順位は低くて然るべきだ。非正規雇用で差別され、家庭内でDVを受ける女性にとっては、「言葉」の批評どころではない。もしみんなが「妻」を使わなくなったとしても、セクハラや女性労働者への差別がなくなるわけではない。むしろ「言葉」ばかりが争点になれば、現実の差別構造を軽視することにもつながりかねない。
だから、「言葉の批判」ばかりを繰り返す人は、本当は差別をなくすことに興味を持っていないのではないか、と学問的にも疑問が投げかけられてきたのである。
もちろんだからといって、「言葉」への批判がまったく無意味だというわけではない。現実の改善と結びつく「言葉の批判」はむしろ極めて有意義である。
だから、「言葉」への批判が現実の社会批判、社会を改善する取り組みに接合する方法をこそ、考えるべきなのだ。そして、これは意外と難しい作業なのである。
********
★過労死、過労自殺、長時間に苦しむ労働者に、「言葉が適切ではない」という批判をする前に、やるべきことがあるのではないか?

  搾取で苦しむ労働者なら差別語を使っていいのか?差別語「ブラック」で偏見・差別を広げて黒人差別に荷担していいわけがない。



★海外での受け止められ方には特に注意が必要だ。日本とは異なる文化的文脈があるからだ。確かに、米国の方が「ブラック企業」と聞けば、黒人差別を想起する可能性がある。

マルコムXを知らない今野晴貴は暢気にも「黒人差別を想起する可能性がある」とあくまでも目出度い。

『キミの心の“ブラック・ピーター”』という秀逸なドキュメンタリーのなかで、黒塗りメイクで記者が英国の公園を歩き、ある女性の激しい抗議に退散するシーンがある。オランダでは今のところ大丈夫でも、英国ではもってのほかという事例。

 河添誠と一緒で日本では使ってもいいと激しく誤断。この二重基準は一体なんなのだ?彼らは日本には“黒人があらゆる意味で存在しない”とでも考えているのか?
こんな問いは彼らには愚問だろう。実際いるのだし、いないとしても差別語は使えない。
 マルコムXが多分こんなふうに言っている──私が言うブラックは白人を除くあらゆる有色人種。
 これを私は次のように解釈する。要するに白人以外は劣っていると考える人種主義者が黄色・黒色などと分類しただけなのだから、当然黒人を差別する側はアジア人も差別する。というわけで、日本人もブラックなのだが(科学的には誰でもアフリカ系を名乗れるので実はこれはこれで何の問題もないのだが・・・)、名誉白人大国の日本では、今野晴貴を含む彼らは自らの祖先も忘れしまい、自らのブラックにも気が付かずブラックにあらゆる悪を詰め込んで社会にばらまいている。 

★「言葉の批判」ばかりを繰り返す人は、本当は差別をなくすことに興味を持っていないのではないか、と学問的にも疑問が投げかけられてきたのである。

 このヨタ話、皆さんどう思う?
 巨人のある打者はある捕手の凄まじい差別語で茫然自失になり見逃し三振だったという(注:連載差別表現 第99回 スポーツ界の人種差別―サッカー中村祐輝選手の退団 「・・・怒りにふるえた打者は、棒球を空振りし」)。
 差別語は最悪の場合は人を殺す・・・

▼小林健治『差別語不快語』にんげん出版

頁17──

なにが差別なのか、なにが差別語であるのかは、社会の進展によって大きく変化していきます。たとえば「めくら」にこめられた差別性は、近代になって、当事者みずからが声をあげることによってはじめて意識され、“差別語”として問題視されることになりました。たとえば、障害者に対する差別語を無自覚に使用して いたテレビ・ラジオ・新聞に対して、大阪府の精神障害者団体などから、「『きちがい』といったことばをテレビやラジオ等でもちいないでほしい」という要望がなされたのは、1974年のことでした。その主旨を下記に抜粋します。

「すべての障害者とその家族は、心身障害にかかわりのある表現が、興味本位やその欠陥を無能悲惨な状態を示すものとしてあつかわれることに対し、被差別者としての憤りを感じている。・・・・・・興味本位のゼスチャーゲームはろうあ者に対する軽蔑であり、メクラ判、メクラ縞ということばは無能悲惨な状態を示すものと受けとっており、今まではそうした放送があるたびに、チャンネルを切り替えるといった消極的な態度を続けてきたが、今後は、社会の公器としての放送・新聞に対し、用語のもつ意味と与える影響を訴えていきたい。不用意に『きちがい』という用語がもちいられると家族は萎縮し、回復期にある患者にはショックを与える結果を招いている。どうか被差別者の心の痛みを、みずからの痛みと感じとってほしい。」
(1974年/全国精神障害者家族連合会の申し入れより抜粋)

 1970年ごろのテレビ・ラジオや新聞では、障害者に対する差別表現が、まだまだ無造作に使用されていた様子がうかがえます。それから40年を経た今日では、“障害者”という言葉自体も、差別性をふくむとして、「障害者」から「障がい者」へといった見直し作業がはじまっています。わたしたちは、「昔か使われてきた言葉だから」「辞書に載っているから」よしとするのではなく、いまの時代や社会意識状況に照らして、差別語の問題を絶えず問いつづけなければなりません。 
*****
2020年8月15日更新版 追加──
☆「差別の議論の仕方として複雑で、簡単に一言ではコメントできない」
(「ブラック企業」に「黒人差別」の指摘 どう思いますか
藤えりか
2020年7月29日 6時00分https://digital.asahi.com/articles/ASN7X31M3N7QULFA03Q.html?ref=tw_asahi)より──



30.黄色は危険な色か?

▼東洋人はいかに黄色人種にされたか?
[書評]東洋人はいかに黄色人種にされたか
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-8824.html

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差別語「ブラック」問題の河添誠・佐々木亮 ~問題を大きくして、差別者が居直る手口~

2020-08-15 07:41:16 | 言葉刈り言葉生み

 この世界の特権問題で、私はいつも大金持ち、白人、男を取りあげているが、差別語「ブラック」問題は、当然ながら大金持ちの特権問題及び白人の特権問題と密接に関連する。何しろ植民地主義と奴隷制度は強欲のためだし、人種概念はそんな強欲のために発明されたものだから。よって白人至上主義者は人種差別思想に沿った言葉をたくさん造語したわけだ。白→善、黒→悪という差別概念にそった差別語をつくるのは強欲を満たすために必須作業でもあったわけだ。日本の警察用語の「クロ」「シロ」は、白人至上主義者の美意識をそっくり拝借したものと疑われるが、これほど白人至上主義者にとってありがたい差別語はない。なにしろ肌の色が濃いだけで犯罪容疑があるのである。優生思想の親玉のアメリカでは奴隷制度が廃止されても囚人貸し出し制度で強欲を継続できたし、現在も監獄と強欲企業は連動している。囚人はといえば無実、あるいは微罪で黒人を捕まえればいいだけだ。だって白人至上主義者にとって黒人はいつでも犯罪容疑者である。


 ここまでの記述で、河添誠の発言──「日本の『黒』『ブラック』という言葉には、黒人差別的な社会的・政治的文脈はない。」のトンチンカンぶりが際だっていることにお気づきだろう。だいたいまともな人間なら、トロントで移民の活動家に皮肉を言われた時点で、差別語「ブラック」の使用などすぐやめるはずだ。


 で、表題の主旨に話題を移すが、二人の言い分(主に河添誠)を簡単に言うと、「黒に悪を含意させる「腹黒い」などの言葉も差別語として糾弾されて、皆が使わなくなったら、私もやめるかもしれない。だが、それまでは使い続ける。」というような意味だろう。差別語「ブラック」を使う差別者としての多数派に、ここまで居直られたら、私たちは何と言うべきだろうか?


 だって、「ことばは人間が作ったものだから人間が変えられる」(田中克彦)。これに「簡単に」を付け加えれば、「ことばは人間が作ったものだから人間が簡単に変えられる」のだ。河添誠は差別語「ブラック」を使わなければいいし、無法でも悪徳でも搾取でも、差別語「ブラック」はどんな言葉にもかえられる。差別語「腹黒い」だって使わなければいい。後者についていえば極めて非科学的言葉(腹に脳はない)だから、あっさりやめられるだろう。


 やめられない理由は、ひょっとして「トルストイ・シンドローム」?


★・・・確証バイアスとは、何が起こっても、先入観を強めるようなかたちでその出来事を解釈する傾向のことだ。言い換えれば、信者は、信念を支持するような情報は拾い上げ、信念に矛盾する情報は捨て去る。・・・(略)・・・確証バイアスは、トルストイによる次の言葉にちなみ「トルストイ・シンドローム」と呼ばれることがある。
 自慢げに人に教えたことや、人生のいしずえとしてきたことが、間違いだったと認めなければならないような事態になれば、たいがいの人は――こみいった問題をやすやすと理解できる人まで含めて――明々白々たる事実さえ認められないものだ。
(以上、サイモン・シン、エツァート・エルンスト『代替医療のトリック』(青木薫・訳、新潮社)より引用)



★竹沢泰子──ヨーロッパ人を白色人種と呼んだり、白い肌が美しいとする考えは、元来極めてユダヤ=キリスト教文化圏の伝統に支配された考え方だと思います。ユダヤ=キリスト教文化圏では旧約聖書にあるように白を光、黒を闇として、善である白い色を自分たちの色に当てはめたわけです。


★カトリーナ・アームストロング(ハーバード大教授)「人種は欧州の科学者が植民地支配や奴隷制を支えるために政治的意図を持って発明した概念だ」。








★河添誠
「日本の『黒』『ブラック』という言葉には、黒人差別的な社会的・政治的文脈はない。それに『腹黒い』などの(黒を否定的に使う)日本語も全て変更しないと一貫性がない」


★河添誠(2013年12月1日)
カナダのトロントで開かれたレストラン労働者の権利向上の国際会議で、日本の労働状況を話した時に「ブラック企業大賞」を私が紹介。移民の活動家から「いい運動だけど、ブラックじゃなくてホワイトだよね」と皮肉をこめて指摘された。アメリカなどでは、「ブラック」を否定的に使うことは許されない。


★佐々木亮
ブラックボックスとか、腹黒いとか、普通に使ってるよね。これ、全部やめるなら理屈は通ってるんだけど(そういう論考はあったし、それは筋が通ってる)、そうではなく、「ブラック企業」に対してだけ、やたら執着して止めさせようというのは何故なのだろうか。不思議だ。


★佐々木亮
「ブラック」「black」「黒い」をタイトルに用いた書籍を検索してみてたけど、当たり前だけどかなりあるものだね。もし負の意味で使っている場合は、これらも一掃しないといけないことになるわけだが、これはこれで大変なことだ。本文レベルで言ったらとんでもない量になるんだろうなぁ・・。

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佐々木亮の言い分 ~差別語「ブラック」問題と【ブラック企業大賞 実行委員】(50音順)~

2020-08-14 16:44:26 | 言葉刈り言葉生み
2020/08/14
佐々木亮の言い分 ~差別語「ブラック」問題と【ブラック企業大賞 実行委員】(50音順)~



ツイートでの佐々木亮の言い分を紹介するが、こういう言い訳が通用するのが、差別語「ブラック」使用者が多数派であるからである。で、ここでの多数派とは白人至上主義者の美意識に従属しているだけの愚者である。


加えて、白人至上主義者の美意識は白人の金儲けと密接に関連する。植民地主義と奴隷制は儲かるのである。よって白人英語などは黒人への差別思想を含んだ言葉を造語する。


★カトリーナ・アームストロング(ハーバード大教授)「人種は欧州の科学者が植民地支配や奴隷制を支えるために政治的意図を持って発明した概念だ」。







そして、名誉白人低国の若者がネットで差別語「ブラック」を使い始めた。当たり前のことだが、名誉白人は白人の美意識に従属するから嬉々として差別語「ブラック」を使うのだ。強欲企業の無法と戦うこの国の若者が、白人の強欲のために作られた美意識で、そう差別語「ブラック」を使って強欲企業と戦うって、笑い話だ。はじめから黒人を除外した労働運動って、あるのか?


首都東京では石原慎太郎という言葉の正確な意味での名誉白人が300万票以上を得票している。政治屋は頻繁に黒人差別発言をくり返す。よってこの国では、老いも若きも名誉白人の愚者ばかりなのだ。だからこそ、マルコムXさえ知らない無知なヤカラどもが差別語「ブラック」を採用して社会にばらまく。子どもの人権を守ると称して、「ブラック校則」などという差別語も生まれてしまう。肌の濃い子どもが日本の教室でいじめられているのに、さらに愚者どもは差別語「ブラック」で、子どもに対して黒人への差別・偏見をさらに煽るのだ。


「ブラック・イズ・ビューティフル(黒は美しい)」運動から半世紀後に起きたこの名誉白人低国での醜態は弁解の余地など皆無だ。直ちに差別語「ブラック」の使用をやめて、黒の再定義に取りかかる時だ。




【ブラック企業大賞 実行委員】(50音順)
●内田 聖子(アジア太平洋資料センター〈PARC〉事務局長)
●河添 誠(都留文科大学非常勤講師)
●佐々木 亮(弁護士・ブラック企業被害対策弁護団代表)
●白石 草(OurPlanet-TV 代表)
●須田 光照(全国一般東京東部労組書記長)
●竹信 三恵子(ジャーナリスト・和光大学教授)
●土屋 トカチ(映画監督)
●古川 琢也(ルポライター)
●松元 千枝(レイバーネット日本)
●水島 宏明(ジャーナリスト・上智大学教授)
●渡辺 寛人(NPO法人POSSE)

■https://twitter.com/ssk_ryo/status/1288745240694673409


ささきりょう

@ssk_ryo

ブラック企業の代替の言葉について、いろいろな人が軽い感じで案を出していますが、本当にその言葉で、苦しむ若者が自分の雇用環境を振り返るきっかけになると思ってるのでしょうかね。若い人の相談を受けて現場を知っていれば、安易な気持ちで代替案なんて出せませんけどね。。。
午後4:56 · 2020年7月30日·Twitter Web App




■https://twitter.com/ssk_ryo/status/1288969408480608257
ブラックボックスとか、腹黒いとか、普通に使ってるよね。これ、全部やめるなら理屈は通ってるんだけど(そういう論考はあったし、それは筋が通ってる)、そうではなく、「ブラック企業」に対してだけ、やたら執着して止めさせようというのは何故なのだろうか。不思議だ。
午前7:47 · 2020年7月31日·Twitter for Android


110 リツイートと引用リツイート

200 いいねの数





■https://twitter.com/ssk_ryo/status/1288991078838804480


ささきりょう

@ssk_ryo

だから、「ブラック企業」を単に「違法企業」とか、「犯罪企業」とか、「劣悪企業」とか、「問題企業」とか言い換えても、ちょっとそれでは現場に届かないんですよね。何か別の言葉があればいいのですけどね。労働者の夜な夜なされた愚痴から出た用語だけに、生命力が半端なく強い言葉なんですよ。
午前9:13 · 2020年7月31日·Twitter Web App


61 リツイートと引用リツイート

99 いいねの数






■https://twitter.com/ssk_ryo/status/1289005710496296961


ささきりょう

@ssk_ryo

「ブラック」「black」「黒い」をタイトルに用いた書籍を検索してみてたけど、当たり前だけどかなりあるものだね。もし負の意味で使っている場合は、これらも一掃しないといけないことになるわけだが、これはこれで大変なことだ。本文レベルで言ったらとんでもない量になるんだろうなぁ・・。
午前10:11 · 2020年7月31日·Twitter Web App


19 リツイートと引用リツイート

24 いいねの数







■https://twitter.com/ssk_ryo/status/1289101424433930240



ささきりょう

@ssk_ryo

少なくとも私自身は「ブラック企業」という言葉に指摘されている問題点を理解して、それについてどう克服するか、代替案はないか考えてるんですが、くだらない言いがかりが多くなってきたり、やたらと上から目線で一方的に言われるので、この話題はもうつぶやくのは中止しました。おわり。
午後4:31 · 2020年7月31日·Twitter Web App
50 リツイートと引用リツイート150 いいねの数



■https://twitter.com/ssk_ryo/status/1289101424433930240





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