うちの実家は当時、散髪屋を営んでいて家族で出かけるなんていうのは
幼稚園までのお誕生日か家族旅行くらい。
弟が生まれてからは、実際4人で出かけるっていうのは家族旅行のみ。
夏もお盆は仕事で、お盆を過ぎた頃に3日ほどの休みを両親が取ってくれ、
今思えば、どこにも連れて行ってあげれない事に引け目を感じていたのか
数少ない大人の夏休みは全て旅行の日程となっていた。
新幹線に乗る為に、京都駅に辿り着きたまたま乗り継ぎが慌ただしかったのか
急いで手を引っ張られていた思い出。
そこに一人、全身黒い衣服に身をまとい、黒いサングラスをしていた男性を
若い女性2-3人が囲んでいた。
小学生の私には、全身黒い男は怪しく「悪い人」なんじゃないかと・・・。
とーちゃんがかーちゃんに「緒形拳だ」って言ってるのを聞いて
かーちゃんが「ホンマや!」と若干、興奮してた気がした。
(弟はこのときの事を覚えているだろうか?)
私が生まれて初めて生で見た芸能人は、俳優 緒形 拳。
2年前の大河ドラマ「風林火山」の緒形 拳のイメージが強く、
緒形拳を語るにあたりどんな作品に出ていたのか調べてみたが
見たことのある作品が結構な数ある。
それでも2年前の大河ドラマの緒形拳がもう最高にかっこよかった。
のりちゃんには「緒形拳と結婚したい」と何度か言った。(笑)
とにかく俳優の演技というのは、こんな若輩者に何がわかるかと
言われるであろうが、全ては「顔」であると思っている。
もちろん、顔のつくりがいいとか整ってるとかじゃなくて
「顔」で演技をするって事だ。
Fuurin Kazan ep.32 (Gackt only) part 5
緒形拳っつー男は、歳を取ってからの方が最高にいい。
「風林火山」は、もう演技を重視した俳優人に囲まれたドラマだったが
その中に一人「ガクトの上杉謙信」がもう失笑を通り越して
怒りに変わるほどのヘタクソぶりで、
どうしたもんかと思っていたが・・・
それを隣でカバーしたのが緒形拳演じる宇佐美だった。
上記映像の真ん中部分で、「酒でも呑まぬか・・・」のくだりの後の
緒形拳の笑顔が未だに忘れる事の出来ないシーンだ。
数ある映画を見ても、俳優の顔を忘れる事が出来ないというのは
そうそうなかった。この緒形拳の笑顔に全てはやられてしまう。
人間の顔っつーものは性格が現れる。
どれだけ美人な顔をしていても、性格がとがっていたら顔もとがる。
顔は人の鑑だと思うようにしている。
緒形拳の顔は、緒形拳がいつもどれだけ温かい心を持っていたのかと思えるほどだ。
亡くなった後、肝臓癌だった事が息子で俳優の2人から発表されたが
その時に息子が故人をあったかい男だと言った。
息子に尊敬され、そう言われる父親は最高の一言である。
また、津川雅彦が緒形拳の親友として津川雅彦のブログに記してある最後が
最後まで役者であり最後まで男前だなぁと・・。
余談ではあるが、緒形拳は猫を飼っておりそんなところも心通じるところがあり
緒形拳のブログ(もうすぐ閉鎖)にはいつも温かな写真が残っている。
私にとって、初めて生で見ることの出来た芸能人が緒形拳で
そしてこの人の笑顔に叶うものは、ないなぁと思うのです。
幼稚園までのお誕生日か家族旅行くらい。
弟が生まれてからは、実際4人で出かけるっていうのは家族旅行のみ。
夏もお盆は仕事で、お盆を過ぎた頃に3日ほどの休みを両親が取ってくれ、
今思えば、どこにも連れて行ってあげれない事に引け目を感じていたのか
数少ない大人の夏休みは全て旅行の日程となっていた。
新幹線に乗る為に、京都駅に辿り着きたまたま乗り継ぎが慌ただしかったのか
急いで手を引っ張られていた思い出。
そこに一人、全身黒い衣服に身をまとい、黒いサングラスをしていた男性を
若い女性2-3人が囲んでいた。
小学生の私には、全身黒い男は怪しく「悪い人」なんじゃないかと・・・。
とーちゃんがかーちゃんに「緒形拳だ」って言ってるのを聞いて
かーちゃんが「ホンマや!」と若干、興奮してた気がした。
(弟はこのときの事を覚えているだろうか?)
私が生まれて初めて生で見た芸能人は、俳優 緒形 拳。
2年前の大河ドラマ「風林火山」の緒形 拳のイメージが強く、
緒形拳を語るにあたりどんな作品に出ていたのか調べてみたが
見たことのある作品が結構な数ある。
それでも2年前の大河ドラマの緒形拳がもう最高にかっこよかった。
のりちゃんには「緒形拳と結婚したい」と何度か言った。(笑)
とにかく俳優の演技というのは、こんな若輩者に何がわかるかと
言われるであろうが、全ては「顔」であると思っている。
もちろん、顔のつくりがいいとか整ってるとかじゃなくて
「顔」で演技をするって事だ。
Fuurin Kazan ep.32 (Gackt only) part 5
緒形拳っつー男は、歳を取ってからの方が最高にいい。
「風林火山」は、もう演技を重視した俳優人に囲まれたドラマだったが
その中に一人「ガクトの上杉謙信」がもう失笑を通り越して
怒りに変わるほどのヘタクソぶりで、
どうしたもんかと思っていたが・・・
それを隣でカバーしたのが緒形拳演じる宇佐美だった。
上記映像の真ん中部分で、「酒でも呑まぬか・・・」のくだりの後の
緒形拳の笑顔が未だに忘れる事の出来ないシーンだ。
数ある映画を見ても、俳優の顔を忘れる事が出来ないというのは
そうそうなかった。この緒形拳の笑顔に全てはやられてしまう。
人間の顔っつーものは性格が現れる。
どれだけ美人な顔をしていても、性格がとがっていたら顔もとがる。
顔は人の鑑だと思うようにしている。
緒形拳の顔は、緒形拳がいつもどれだけ温かい心を持っていたのかと思えるほどだ。
亡くなった後、肝臓癌だった事が息子で俳優の2人から発表されたが
その時に息子が故人をあったかい男だと言った。
息子に尊敬され、そう言われる父親は最高の一言である。
また、津川雅彦が緒形拳の親友として津川雅彦のブログに記してある最後が
最後まで役者であり最後まで男前だなぁと・・。
余談ではあるが、緒形拳は猫を飼っておりそんなところも心通じるところがあり
緒形拳のブログ(もうすぐ閉鎖)にはいつも温かな写真が残っている。
私にとって、初めて生で見ることの出来た芸能人が緒形拳で
そしてこの人の笑顔に叶うものは、ないなぁと思うのです。
あんたはまだ泣き虫の頃の話。
たぶん、サンタクロースに電話していた頃だと思う。
つぅーことは、あなたも初めて観た芸能人は
緒形拳だね。
昨日あたりに思い出したんだけど、
うちのお父さん、ちょっくら笑った顔が
緒形拳に似てない?だから好きなのかなと・・・。