白黒一家

ネコ暮らし

大叔父と白黒一家

2009-06-01 06:07:50 | にゃん魂
HIROKIに切って貰った髪。
とても満足。周りにもまともになったと言われ好評。、
されど一番仲良しの友人は、最近私が少し体重が増えた事と
前髪がぱっつんな事を利用してこの画像を送ってきました。



「チビマルも猫の世話以外にも忙しいね。」
この一言付です。
ぶち殺してやりたくなりましたが笑いました。爆笑です。

私は、あんなのではありません。
ブサイクなことに多少劣等感はありますが、人並みです。
されど猫は顔ではありません。愛嬌でもありません。
ソコに存在するだけでいいのです。
もっちょ・人面さんは、ほぼ毎日のペースでお会いしますが、
実はまだ紹介できていない白黒一家の仲間が居ます。
それが大叔父です。(ぶれ画像が余計に怖い。)



大叔父と言う名前ですが、メス猫です。
立ち振る舞いが立派です。ガリ股の上、男前です。
たまにしか現れません。
先日ようやく画像を取る事が出来ました。(あーちゃんオマタセ!!)
大叔父はとにかく猫に人気があって、
たまにしか現れないのに、嫌われている姿を見たことがありません。
先日道路でお見かけした際には、後ろに真っ白の中猫を後ろに連れていました。
その前は、後ろ足が血だらけで歩いていたので、
びっくりしてすぐさま家に帰りタオルを取り探しましたが見つかりませんでした。
やくざ映画に出てきそうなルックス。そして血だらけ。
この血だらけ騒動は一体何なのだろう。。。。
モッチョも人面さんも顔が荒れているし。
やっぱり、春特有のレイプ事件か?
もう少し、調査する必要がありそうです。

人面さんがカリカリを少ししか食べなくなりました。
先日新しいのを購入しましたが、人面さん用にまた違うものに変えました。
他の子は、ボリボリ・カツカツよく食べるのになー。
元気がないのが心配です。
今まで誰よりも食欲旺盛だったのに、話す声にも元気なく
どこか弱弱しく歩いています。
この地域では、私だけじゃなく自治会長のおじぃも白黒一家には
ご飯を提供しています。
雨の日は、オジィの縁側を使用しています。
他にも私の知る限り、近所の早朝オジィと九州のおばぁちゃん。
何度も言いますが、限りなく触れるのは私だけです。(たぶん)
ちょっとした地域猫化してますが。。。
美味しいモノを食べて、カリカリを食べなくなった感じではない気が…。
試しに、缶詰をあげると喜んで食べます。
歯が痛いのかな…。
缶詰にするとなると、コストがかかるなぁ。
人面サンだけ缶詰にしたら、モッチョが怒るだろうしなんだか可哀想だし。
そうなると缶詰とカリカリの併用。
最悪は、オジキが居た時に出していた缶詰おかゆ作戦か。。。
ちょっとまめ知識としては、缶詰にも総合栄養食と副食みたいなのがあって
総合栄養食を与えないと、おやつを与え続けているのと同じ事なので注意。
缶詰に表記してあるので、猫に缶詰を与える機会がある人は気を付けてね。

人面さんが心配。
顔あれの原因がなんとなくわかる人・カリカリ食べさす方法
アドバイスがあれば誰か下さい!!

トモダチが元気がないと辛い

2009-05-21 06:53:54 | にゃん魂
今朝も早朝からご飯を持って外に出る。
早朝5時。
モッチョが今か今かドアの前で待っている。

三十路のメガネ女が水色のハートのドット柄を着て、
<昨日あーちゃんに、誕生日プレゼントで貰ったtutuanna*のルームウェア。>
(あーちゃん、ホントにありがとうね。私が着ると本当に子供のパジャマみたいだ笑)
片手に水、片手にご飯。
足元にまとわり着く2匹の猫を蹴飛ばしそうになりながら
階段を降りる姿は、人が見たらどう思うだろうと笑える。





ここ1週間ほど、人面さんの調子が悪く少しやつれてしまった。
セキとくしゃみを少ししていて、春風邪?
ん?ま・まさか…と心配する。(笑)
ここ1週間の間に2・3日は、朝も夜も現れない日が続き、
これはもしかするとどこかで…と心配して夜な夜な
家の周りをうろついてみる怪しい行動をしてみたが見当たらなかった。
昔のように小さな鈴を買おうかな。
今はドアの開け閉めと私の足音で飛んでくるが、
きっとそれは遠くまで聞こえないだろうし…鈴の音に頼った方がいいかな。

一昨日あたりにひょっこり顔を出してきた人面さん。元気がない。
食欲も落ちていて、人面さんの大好きなカリカリをわざわざ選んで
購入して来たのに、いつものような食欲は見せず少ししか食べてくれない。
それでも何か食べて貰わなきゃ、良くなるものも良くならないと
無糖のヨーグルトを少しあげてみた。
本当は、こういうのはお腹を下すかも知れないし、むやみやたらに
色んなものを与える事は、だめなんだろうけどなぁ…。
冷蔵庫の中に、人面さんが食べそうなものはこれとハムのみ。
ヨーグルトを美味しそうにぺろぺろ食べて、ハムも1枚食べました。
昨日は、カリカリを少し食べてましたが、今朝になったらまた食べず。
どうしたものかなー。
もう少し様子を見よう。

このあたりの女子では、気が強く喧嘩っ早いから強かったはずの人面さん。
(近所の亡くなったおばーちゃんの残した三毛のおばーちゃんがライバル)
この間のレイプ事件辺りからちょっとおかしくなって、
負けた事がショックだったかな。
猫目を避けて行動しているから、早々現れないのかも。
なんだか、負けるってのも切ないなー。
もう、初めて出会ってから8年近く経ってるもんね。
10歳くらいなのかな。
言葉が通じてるかどうか知らないけど、
とにかく食べて前向きに行こうよって声を出して話してみる。
何年も触らせてくれなかったけど、今はもうどこ触っても怒らないし
なすがままーな訳で、しっかり食べなよーってまた言っちゃう。
猫特有のかわいい声で鳴かないで、ハスキーボイスの人面さん。
早く元気になってよ。



そんな頃、モッチョは変わらずモチョモチョして太っていて
最近はよく話しかけてくる。
「うん、うん」と答えてはいるが、なーんにもわからん。
わからんって事は、わからなくてもいい訳で大切な事は伝わるだろう。
こっちは性格も弱いけれど、道の端っこを全速力で毎朝
私のチャリと平行して見送ってくれる。
一体、何者ですか。
私の居るところ、モッチョ有り。


やさしい関係

2009-04-27 05:56:22 | にゃん魂
モッチョがそばにいると、モッチョとは前世で
どんなつながりがあったのだろうかと思わずにいられない。
普段、会う人・会う人に前世だとか感じているワケは無論ない。
私の持つ周波数と、モッチョの周波数が似ているのか?
よくわからない。
でも、よくわからなくても私とモッチョには温かい空気が流れる。

モッチョなんていうのは、身体がもちょっとしてるから名付けた
名前だが誰かに触られたりする事を異常に嫌がり、
人を怖がり、常に道路の端を探偵のように走り巡る。
朝の4時から我が家(アパート2階)のドアの前で私を待つ。
夕方5時には私の帰りを階段下で待つ。
こいつはどれだけ私が好きなんだろう。
誰かにこんなに好かれた事はあっただろうか。
家族という枠組みは別にして、こんなに好かれ頼られる事が。

動物と話せたらどれほど役に立つことが出来るだろうかと
もしも~だったらと話す時に必ず思う事だが、
言葉が通じなくても話が出来るっていう事を肌で感じれるのは
こうした付き合いのある猫がほとんどでマレに初見の猫にも
なんとなく判る気がする子はいるが、話をするまでには至らない。
本当に大切な思いは言葉にする事をためらうし
極論を言えば、言葉にした事で嘘になってしまう。
大切な思いこそ言葉にならない。
少しニュアンスは違うけれど、
言葉が通じないからこそ、猫と話す時はいつも正直だ。
いつもいつも、笑っていられるような状態じゃないし
完全な自然体で接している。
取り繕った私ではなく完全な自然体での私を知っている。

時にはモッチョを心配し、時にはモッチョに心配される。
友達なのか、家族なのか、一体どんな関係なのかもわからない。
「関係」なんていう理屈めいた枠組みに囚われる事もない。
この何年もの間、毎日顔を突き合わせ一言二言で話す挨拶が
お互いのやさしい関係を築いている。

白黒ケンカの仲裁・おじぃとワンコ続編

2009-04-11 20:09:58 | にゃん魂
昨日夕方、買い物に行こうと家を出たらモッチョが私に異常に泣いてくる。
(この画像は怖い顔をしていますが、あくまで気の弱い猫なんです!!)
一生懸命、話しかけてくる。ちょっと前に進んでは、後を振り返りニャァー。
ちょっと前に進んでは、後を振り返りニャァー。
あぁどこかに連れて行きたいんだなぁと、後を追う。
モッチョは路地裏に入って行って、仕方なく私も路地裏に。
今度は声が聞こえてくる。猫同士のケンカの声。
あぁ、止めて欲しいのね。そう思って行ってみると案の定。
人面さんが巨大猫とにらみ合って威嚇しまくってる。
ん?巨大猫・・・ソレは後ほど。
モッチョの他に、大叔父(コレが凄い顔してるのよ。今度頑張って画像撮る!)
まで近くで見てる。どうやら3対1の感じ。
でも、この巨大猫・・・タマを持ってる。
ソレで理解した!!
そっかー、いつもモッチョや大叔父や人面さんが傷だらけなのは
このオス猫に狙われてたのね。なるほど。
ソレを嫌がってたのね。レイプ未遂ね。なるほどなるほど。
私、巨大猫と人面さんの間に入る。
(「もう辞めてよー」って声出してるからきっと変質者に思われるな。)
巨大猫の顔を見た・・・。
あぁボンレス・・・。

ボンレスは上京して生まれて間もない頃にお友達になり、
缶詰におかゆを混ぜて食べさせていた子猫です。
気も身体も強くて一緒に写っているドウモウはすぐに身体を壊すのに
自分ひとりはむしゃぶりつくようにご飯を食べていたオスです。
その食い意地から私が勝手にボンレスと名付けたのですが、
2005年の1月に車にあたってケガをしました。
最初はケガだけで済んだのですが、後日、気の強いボンレスは
もう一度車に突撃し、死んでしまいました。
(証言から私はこの結論に達しました。)
当時私は、身体の弱いドウモウ(白黒)ばかりを気にしていて
ボンレスは強いから大丈夫とたかをくくっていたことを今でも
悔やんでいます。そんなボンレスにそっくりの巨大猫・・・
ん?巨大猫・・・ジャン・・・
ジャンとボンレスの融合・・・ソレは強いわ・・・
結局、ジャンとボンレスの融合・・・ジャンレスはすぐに逃げてしまった
訳ですがちょっとの間、私はそこから動けずにいました。
いやはや・・・凄いモノに出会ってしまった。
人面さんは今日も傷を作ってましたが、毎日ジャンレスに立ち向かう為
物凄い量を食べているのは事実です!!

そしてこの前の木曜日!!
帰りに土手でおじぃとワンコを見ました。(前記事参照
おじぃとワンコは変わらず、土手の道をゆっくりと散策していました。
おじぃは帽子をかぶり、おじぃを見つめるワンコは優しそうで
相変わらず涙が出そうになりました。
ソレを観てたら、ドッグランなんて寄らなくてもいい。
おじぃとワンコの優しい空気は、2人だけのモノであってほしいと
強気な私が蘇ってきたのでした。
今後もおじぃとワンコをみつめていきたいとおもいます。

私にだって出来るかどうかはわからない

2009-04-07 05:36:16 | にゃん魂
猫暮らしも早いモノで8年になる。
その間に、出会って亡くなっていく猫が何匹もいたし
しょっぱなからずっと見守ってる猫もいる。

一番の古株になってしまった人面さん・モッチョのコンビは
相変わらず毎朝・毎晩お会いしていますが元気です。
ココ最近の人面さんなんて、毎日、体中に切り傷を作ってくるのですが
一体どちらで誰と戦っておられるのでしょうか?不思議です。
あまり傷を作らないようにしなさいよと声をかけます。
だけど見かけはボロボロでもしっかり歩いているので今のところ大丈夫かな?

人面さんとモッチョと言うのはたぶん同じ時期に同じ母親から出てきた
姉妹なんだろうけれど人面さんはしっかり者でモッチョは甘ったれ。
強い→人面 弱い→モッチョ。
ご飯を食べる順序もそうだし、違う猫が来たら威嚇して怒り出す人面さんと
怖くて逃げるモッチョ。
自然と弱いモッチョをかばう形にいつもなってしまう。
甘え上手なモッチョと甘え下手の人面さん。
弱いし甘えるしで何かとモッチョを気にかけてしまいます。
どちらもかわいいのには間違いなく、
友達だから、深く考えてはいませんが人面さんと仲良しのときもあり
モッチョと仲の良い時もあり・・・とそんな感じでやっております。

先日、知り合いのお家の2匹について話を知人を通じて聞きました。
そちらのお家には2匹の猫がいて1匹目はある冬の日寒くて凍えて死にそうに
なっているところを拾われました。寒さが堪えたのか慢性的な喘息モチで
身体の弱いオス猫です。もう1匹もその半年後位に拾われた子で
まだへその緒のついた状態で捨てられていたオス猫です。
おにーちゃんと弟。
おにーちゃんは、病気がちで大人しく日本猫。
弟はヤンチャで外国種。
おにーちゃんは弟をかばい、弟に優しく、トイレさえも共有させているそうです。
頭が良くて、なんとなしに日々、弟に遠慮している様子が見て取れるようです。
弟は、やんちゃ。そして馬鹿。
馬鹿だからかわいいってのはヤッパリありますよね。
どうやら、そこの飼い主さんは見る限りには弟を溺愛しているようで
おにーちゃんが放っておかれているように見えるとか・・・。
他人から観たらそう見えるだけなのかもしれません。
飼い主さんも立派な人で充分にお家の猫達に時間も労力もかけてあげていら
っしゃるのはよくわかります。
弟は、何をするのにもヘタクソで見てられなくて甘やかせてしまう。
おにーちゃんはじっと1つの場所でじっと寝ている事が多く、
それでも弟に対しては優しくかわいがっているみたいです。
おにーちゃんが飼い主さんに弟よりも先に来るのは飼い主さんが寝る時で
そっと飼い主さんのそばで横になるようです。(弟は床で大の字)
ただ、飼い主さんも無意識のうちに病気で口臭・体臭のあるおにーちゃんを
寝ている間に遠ざけたりする事もあるようです。(無意識にね)

おにーちゃんはきっと、ストレスをためたりしてるんだろうなと思います。
ただ、その飼い主さんが好きでたまらないと思います。
知人がそっと、飼い主さんにおにーちゃんのことをお話になった時、
飼い主さんは激怒されたようです。
どちらも平等に観ていると。
そりゃそうだと思います。きっとそうされているはずです。
知人にはチビマルだったらそんなこともないのになぁと言われたんですけど
私もどんな風に出来るのかはわかりません。

私だって、人面さんが気になったりしますがモッチョが弱いので
モッチョにはいつも関心を示しています。
もし、人面さんを溺愛していたら人面さんはもっと甘え上手だったかも
しれないです。
最初に居た先住猫が一番で、次に来たのが二番目にかわいいって
言ってあげるのが縦社会のある猫の世界には一番いいのかもしれないですが
なかなかそんな風に割り切って言えるかといわれればそれも??です。
どちらも同じようにかわいいと思っているのに。

ただ、そのおにーちゃんがもっと甘えたり出来るようになればいいなと
切に願っているこの頃です。

いつも突然やってくる

2008-09-29 18:38:33 | にゃん魂
ココ半年、突然やってきたネコは
デブネコと呼ばれるような太り方はしていないものの
身体は長く大きく存在感のあるネコでした。
とても、人懐っこくもともと居るネコ達とも
何かトラブルを起こすわけでもなく体が大きく心の優しい子でした。
このネコにつけた名前はジャンボ。
「ジャン」と呼ぶと足にごーんとしてはそこにばたっと
倒れお腹を見せる気前のよさ。
隣のオタクでさえ、ジャンをなでるところを見たほど
ジャンは誰にでも優しく接する事のできる子でした。

人間慣れがよく出来ているから、きっとこのあたりに
捨てられた子でしょう。
身体もノラとは思えないほどの大きさ。
ソレもあってか家の中に入れるほどで、仲良くなるにも
時間はかかりませんでした。
毎朝5時に玄関を開けるとジャンが洗濯機の上で待っている
この光景も当たり前の事でした。
仕事を終えて帰ってきたらジャンが必ず出迎えてくれる
この光景も当たり前の事でした。

先日、朝起きて玄関を開けるとジャンが居ませんんでした。
階段を降りて下に行く途中、モッチョが私に色々と話をしています。
モッチョが出迎えるなんて珍しく、
最近はジャンばかり可愛がってゴメンネモッチョと
モッチョと話していました。
ご飯の時間にも現れないジャンは珍しかったのですが
気にも停めず、階段をまた上がろうとした時に
少し離れた道路の端でいつも寝ている姿で横になっているジャンを
発見しました。あいつあんなところで寝ているのかと・・・
ふと嫌な予感が過ぎりました。
近寄ってみると、近寄ってみないと解らないのですが
頭から血が出ていました。触ってみたら冷たくなっていました。
きっと夜のうちに交通事故にあったのでしょう。
出会い頭、頭を打ったのだと思います。

ジャンが死んでしまいました。
私は、友人に電話をかけせきを切ったかのように泣きじゃくりました。
小雨が降りジャンを迎えに行きました。
膝の上に座らせると喉を鳴らして喜んでいたジャン。
ジャンはその時はもう固まっていました。
目は両方開いたままで閉じることも出来なくなりました。
家にあるバスタオルでジャンを包みました。
ダンボールを用意したのですが、ジャンは大きすぎて入りません。
近くのコンビニで一番大きいダンボールを貰いました。
それでも入りませんでした。
何とかダンボールを手に入れジャンを泣きながらゴメンね
助けられなくてごめんねと入れてあげました。
こんな時まで大きくて可愛くて泣きながら笑いました。
いつも居た洗濯機の上でジャンを寝かせ
仕事を休む事を友人に告げ、ジャンを送り出す準備をしました。

自分が関わるネコは死んでしまうのではないかと思います。
拾ったネコはいつも死んでしまう気がします。
私は辛くても死んでいくネコを看取る役なのかも知れません。
その日は、もうこんな役目をしたくないと思いました。
ジャンに花と大好きな食事、お水、魚を渡して
ジャンは虹の橋を渡りました。
虹の橋のたもとで、何の不自由もなく私の事を待っていて
くれると思います。

アレから1週間と少しが経ちます。
ジャンがジャンの肉体が無くなってからしばらくの間
我が家では、色んな音がしました。
タンスの上に乗る音、ジャンのような白い影・・・
それらはジャンなんだろうと思うと怖いという感覚よりも
嬉しいという感覚でジャンが居るのだと思いました。
1週間を過ぎたら、もうその音や影を見なくなりました。
ふと携帯の画面に映っているジャンを見てもう居ないのかと
また涙が出ました。
ジャンは虹の橋を渡りに行きました。
交通事故があることを忘れていました。
我が家におこる厄を引き受けてくれたのかも知れません。
いつもネコは私を守ってくれています。
私はネコに生かされているのだと思います。

ジャンはきっと私の肩の上に乗るでしょう。
だけどジャンは大きすぎるから私は肩こりをしてしまうね。

猫の神様

2008-02-05 07:13:48 | にゃん魂
甘ったるいコーヒーを飲みながら、
ゆっくりとした時間を待っていた私。
この時間を待っていたけれど、訪れるのも怖かった複雑な気持ち。
日々の最後が気絶で終わる目まぐるしさの中で
コレだけはやっつけな時間にはしたくないから。

私が上京して、8年?が経とうとしている。
上京して1・2年の間は友達が居なくて、というより・・・
友達なんて要らないと思っていた。
部屋から一歩も出ない毎日が、逆に安心で誰かと話す事が怖かった。
何を悩んでいるかもわからないけど、漠然と将来の自分や
今の自分をどうにかしなければいけないと日々、焦っていた。
人間が怖くて、自分自身が何なのかもわからず
顔は青白く、いつも何かに怯えていた。
もちろん、慣れない環境の変化もあっただろうけど、
あの頃はただ怯え、笑っていた記憶が殆ど無い。
それでも、光合成と称して1日1度は外の空気を吸いに出かけ
町内を散歩して歩いた。
この頃だよ、彼女に出会ったのは。

忘れもしないはじめての出会いは、彼女が怒っていた時の事。
自分より高い目線を睨みつけていた。
気が強いなぁ・・・
そんな風に感じて、私は横を通り過ぎた。
次の日も次の日も・・・私は彼女を見かけた。
そしていつの間にか私は、彼女と顔見知りになった。
彼女は、私にはいつも優しかった。
本当に何も知らなかったんだよ私は。たぶん世間一般よりも
何も知らずに生きて来たんだと思う。無知。
そんな私を彼女が一から教えてくれた。
彼女に触れてしまうと彼女が壊れてしまうのではないかと
心配していたけれど、実は彼女は強くて体がしっかりしてる事も
彼女が嫌う事も彼女が喜ぶ事も。
彼女は、友達さえも家族でさえも私に紹介してくれたから。
ある日、彼女のお母さんに彼女の名前が「おかあさん」
という名前である事を教えてもらった。



おかあさんは、私には上京して初めて出来た友達で
私には、人間以外の初めての友達。
言葉は通じなかったけれど、なんとなく通じていた気もする。
今は私の周りに溢れる猫たちも、きっとおかあさんが
「あの人は大丈夫」
ってみんなに教えてくれたんだと思う。
何も知らない私に猫を教えてくれて、出会わせてくれた。

私の父親が故郷で病気で苦しんでいる時に、私は何も出来なくて
毎日を泣いて暮らしている時にもいつも膝の上で
私の手を舐めていてくれたのはお母さんだった。
父親が亡くなった時も、膝の上で大丈夫よと言ってくれた。
私は辛い時期をいつもおかあさんに励まして助けてもらって来た。
どんなに私の周りに猫が増えても、月に1度はお母さんと話をしてきた。
この12月、最後に会ったお母さんはいつもと違って
こんなにも痩せていいのかというほど痩せていた。
その姿を見て、涙が出てその場で号泣する私にゆっくりと近寄ってきて
やっぱりおかあさんは、膝の上に座って手を舐めてくれた。

1月11日におかあさんは、虹の橋を渡りました。
おかあさんは猫の神様の使いで、猫と共存していく人間を
探して作っていっているんだと、私は本当に信じている。
何も知らなかった私を選んでくれてどうもありがとう。
まだ出逢った猫は少ないけれど、お母さんと知り合ってから
私には猫の友達が増えていった。
不思議な神秘的な猫だった。
次に生まれ変わっても、
きっとおかあさんはおかあさんの飼い主さんの所に行くでしょ?
そうしたらきっとまた私の友達になって
私の膝の上でお話をして下さい。

おかあさん、ありがとう。







人を馬鹿にしても舐めてはいけません

2007-05-23 21:12:45 | にゃん魂

昨日の夕方、風邪薬が効いてぼんやりしている私の所に
猫仲間のオバサンが尋ねて参りました。φ(´ω`。)コンバンハ
なぜだか相当ご立腹の様子で、
風邪でムームー言ってた私でしたが、お話を聞くことに。
どうやらあの高木ブーのくそババァ(前記事参照)とケンカをしたとの事。
工エエェェ(・д・)ェェエエ工
あのクソババァ、オバサンに対しても猫の悪口を突然言い出したらしい。
捲くし立てるように散々文句を言われたらしく、
オバサンもビックリしたとの事。されど前回の私とババァとの戦いを
オバサンにも話しておいたので、「こいつがそうかぁ」と思って反撃したらしい。
このネコおばさん、家に数匹のネコとご近所の数匹のネコの面倒をみている。
背が低く、腰も低いし口調も丁寧なオバサンなので、反撃にあうとは
クソババァも思っていなかった事だろう。
しかしクソババァ、相当声がでかいし図体もでかいし態度もでかい。
結局、言い争って決着つかずだったようだ。
オバサンは相当くやしがっていた。
前回、私とクソババァがやり合ってからクソババァは私の出没時間には
街のパトロール(ただの散歩)は辞めた様で顔をみない。
私の出没時間外に行動しているとは・・・。ヘ(゜Д、゜)ノ
オバサンとババァの言い争いの最中に私の話になったらしい。
「最近の若い子は何を言っても聞く耳持たずに 言い返してくる」
とかなんとか。フーン ( ゜┌・・ ゜) ホジホジ♪
相当私にやられた事が堪えていた様子だったとオバサンが言ってた。
次に何か言われたら、もっと言ってやってくれとオバサンに言われた。
(オバサンも相当悔しかったようだ。)
昨日そんな話を、風邪薬でぼんやりした頭で聞いていた私。

今日は少し帰りの時間が遅くなって、チャリンコで帰り道を急ぎ
家の前に差し掛かった所・・・
キタタタタタ←(゜Д゜,,)→タタタタタァ
丁度曲がり角でバッタリ。(゜∀゜)キタコレ
私のチャリンコを、アパートの敷地内に置くために階段を1段ほど
あげる位置にクソババァが立っているー(゜∀゜)キタコレ
疲れてショボーン(´・ω・`)としてた私ですが
( ̄ー ̄)ニヤリ となって
怒りゲージ MIN ■■■□□□□□ MAX "(-`Å-)ピク  σ(′┰ ゜ )
怒りゲージ MIN ■■■■■□□□ MAX {{(-`ω-)}}フルフル ε=( * )゜∇゜)
怒りゲージ MIN ■■■■■■■■ MAX  (,,`゜д゜)≡⊃≡⊃≡⊃)`A゜)ノ、;'.・
とフツフツと顔を見るだけで嫌な気分に。
無言で私もその場を離れず、ジィーとババァの顔を見る。(*`皿´*)
近くでは私の姿を見つけて、道路を横断してくる三毛猫のおばあちゃん。
モッチョや人面さんも歩いてくる。
5秒後位に、ババァは自分の家の方向に回れ右しました。
d(´Д`_)右ヨシ(_´Д`)b左ヨシ(´∀`)p逝ってヨシ

と言う事で舐められずにすみました。
あぁいう輩は、すぐに舐めてかかってくるので
舐められてはいけません。ガツンと言えば大人しくなります。
ガツンです。

ババァの話が何故か内輪うけしたので懲りずに描いてみたけど、
私、バカ?です。
とりあえずに舐められてはいけません。
馬鹿にされても舐められてはいけません。
私の言いたいことはそれだけなのです。

猫と母とばばぁと怒声

2007-05-16 21:16:06 | にゃん魂
完全に歯が痛み出した日、私は半泣きで家路に向かっていた。
私の身体がどうであろうと家の前には私をメシと呼ぶやつらが
お出迎えである。もちろん、何よりも先に彼らのご飯を運ぶ。(前記事参照

最近は一匹増えた。
モッチョ・人面さん・道鬼・そして三毛猫のおばあさん。
この三毛猫のおばあさん・・・近所のおばあさんが家と外で面倒見ていた子で
最近になっておばあさんが亡くなられたらしい。
息子さんが世話をしているという噂だが家はもぬけの殻のようだ。
懐っこくてかわいい。
しかし、この4匹の中では一番強く特にモッチョなんかは気が弱い為
いつも近くに寄れずにご飯を配る私としても
どうしたものかいつも七転八倒である。 ┐(´ー`)┌

この数ヶ月、我がCAT STREETは静かな町だった。
歯の痛みをこらえつつ、猫たちにご飯をあげていたその時、
あのあのデブババァがこっちにやってきた。
(ババァとの格闘前記事)
私の仕入れた情報によるとこのババァ最近まで入院していたようだ。
私は死んだものだと完全に舞い上がっていたのにぃ。
きっと猫のたたりで入院したのだろう。
相当猫たちに嫌われてるからなー。
遊びに来ていた猫好き同盟のおじいちゃんを捕まえて
文句をしゃかりき言い出した。
(猫のウンコが臭くて耐えられないとか・・・)
すでにババァが現れた瞬間からモッチョ達はいなくなり(クルマの下で隠れてる)
1匹だけしか残っていない。(私の膝の上)
今度は、私に対して文句を言おうとしてきた。
このババァ、異常に声がでかく家の中に居ても外に出たらわかって
しまうほどの馬鹿でかい声だ。

久し振りに脳天を突くほど頭に来た。
気がつけばババァより大きな声で叫んでいた。
「おめぇ何様だよ。誰だよお前。なんかこいつらが迷惑かけた?
お前が早く死ねよ。お前がいる方が迷惑だ。学校でてる?
小さいモノには優しくしろって習わなかった?死ねよクズ」
とか何とか、そのような事を完全に叫びまくっていた。
ふと我に返れば、ポカーンとコチラを見てるばばぁとおじぃちゃん。
ビックリして外に出てきてる近所の人達。
クルマの下から覗いている猫達。

あれから二日?三日?
ババァを近所で見かけなくなった。
あいつはまたきっと入院するだろう。猫のたたりに合うのだ。
その前に猫に手出しするような事があればぶった切ってやる。
心配な事は仲良くしていたおじぃちゃんもビックリしたことだろう。
あの日以来、おじいちゃんも見かけない・・・(笑)
その一瞬、自分の歯の痛みを忘れていた。
よっぽど怒っていたらしい。
人に怒鳴りつける事は、数えるほどしかない。
しかも他人になんてよっぽどじゃない限りない。
一度や二度のことじゃないから、このまま黙っていては舐められる。
舐められちゃいけないって事です。

やっぱり猫はかわいいから、メシは強くあります。

今日はかわいいニュースを見ました。
子犬が救った猫の命

神様のお使い

2007-03-26 18:34:54 | にゃん魂
自分と人間と自分と・・・・
自分が何なのか、自分を信じられなかったあの頃に
私を助けてくれたのは、1匹のネコだった。

私ってどうやってこんな人間になったのだろうと思いながら
新しい自分を模索している頃は、友達もなく
ただ、自分との戦いだった。
今思えば、それがあるから今があるわけで
人生初めての挫折だったと思うし、考えた時期だった。
それでも、人間との関係がないことは淋しいとは思わなかったし
逆に、周りに人間を置く事が怖かった。
そんな、普通とはいえない毎日の中で
突然、私の心の中に入り込んできたのが「おかあさん」である。

「おかあさん」というネコが私をネコの世界に連れて行ってくれた。
産まれてこの方、ネコという動物と接点がなかった私。
興味がないという言い方をすれば、ある意味ピッタリだ。
思考回路の中にネコという単語がなかったのだ。
なんて勿体無いことをしてきたのかと思うけれど
きっと世の中にはそういう人も多いと思う。
感心がないのだ。
ネコや犬に出会えてないから。
私もそうだったからわかる事が多い。
ネコは、触ったらつぶれてしまいそうで怖かったし
(触ってもつぶれはしないしむしろ怪我が耐えない)
ネコに噛まれたら病気になるかも知れないと思う人もいるかもだけど
(病気になるどころか活力がみなぎる(笑))
ネコは、肉食動物だから雑食なものは食べない
(何でも食べると思ってた)
知らないことだらけだった。

全てはおかあさんが私を推薦してくれたおかげだった。
おかあさんが「この子はきっとネコの役に立ちますよ」
そう言ってネコの神様にお願いしてくれたんだ。
だからこそ、おかあさんと出会ってから私の周りにはネコが耐えない。
全てのネコの原点はおかあさんにある。

月に1度ほど、おかあさんに会いに行く。
すぐに私だとわかってくれて足元に走ってきてくれる。
昨日はおかあさんに会えた日だ。
6年前に比べるとおかあさんはずいぶん老けてきた。
だけどいつもと変わらない声、しぐさ。
彼女に会うと幸せで、彼女と出会えた事が本当に幸せだと思う。
私の恩人は間違えなくおかあさんだし
おかあさんに推薦して貰えたからには、ネコの役にたたなきゃいけないなぁ。