白黒一家

ネコ暮らし

ゴキブリハンターノリチャン

2009-08-06 15:28:23 | ロック
日曜日に、モーとノリチャンがお家に来ました。
「ゴキブリハンターノリチャン」の訪問です。
今回は助手に、モーを引き連れての登場です。

我が家の2年ものの開かずの扉を、2年振りに同じ人に開けて貰う。
日曜日はそんな日でした。
日中、雨が降っていてコレは来て貰えるのかと心配しましたが
無事に、夕方には雨があがったので安心。
昨年も着て貰う予定の時間にゲリラ豪雨に襲われて断念した思い出があります。

とにかく、開かずの扉を来てしょっぱなから元気に開けるノリチャン。
私、椅子の上。
モーが、椅子を貸して下さいと言ったのでモーに椅子を与え、
私、もっと高い棚の上に登っていました。
一人作業をするノリチャン。
汗だくなのでタオルを渡しました。首からタオルをかける職人ノリチャン。
あれ?いないよ?いないと言ってましたが、
一つずつ片付けて捨てていくと、やっぱりいました。
ノリチャンが疲れたから、モーが私がやりますと言って
モーに変わりました。涼しいところでノリチャンは待機です。

古いたこ焼き機を箱の中から取ってを持って取り出したら、
先に動くものを見つけました。
「ぎゃーーー」
と真っ先に声を出したのは私です。
つられてみんなが声を上げます。
モーは、たこ焼き機を放さずに叫んでいます。
ソコに、ノリチャンが休憩後の登場です。
頼もしいです。
「どこ?」と言って現れました。
されど、ヤツは逃げていきました。
このままではいけません。見つけ出したノリチャンは、
ティッシュという名のトイレットペーパーでつぶしました。
この時は、まだ小ぶりの小さなあいつでした。

大玉が現れたのは、使っていないどんぶりの中からでした。
見つけたノリチャンは、ゴキブリを殺せる癖に大声を張り上げました。
「ぎゃーーーーーーーーーーーーー」
その声にビックリして、私達も大声を張り上げます。
とにかく、ビックリして大声を張り上げるのです。
ソレが怖いのです。
ゴキブリよりもソレが怖いです。
またもや逃がし、探しているとノリチャンが
「チビマルの後ろ~」
ぎゃー。家の外に移動する私とモー。

とにかく怖いのですが必死な形相と大声にとにかく笑いが出ます。
ただ、笑っているだけの状態です。
そんな中、ノリチャンが大玉を仕留めました。
仕留めた瞬間、「採ったどー」と高々と持ち上げていました。
もう笑いすぎてお腹が痛くて死にそうでした。

キレイにその辺一体を片付けました。
2匹の奴らが出ましたが、それ以上は出てきません。
コレで撲滅なのか?とりあえずしばらくは安心です。
その後、たこ焼きパーティーを開催しました。

ツナとチーズ、そしてコーンのたこ焼きを必死で食べました。
ノリチャンは、ハンター稼業で疲れ果てていましたが、
モーは元気いっぱいでした。

ノリチャンが、たこ焼きを作るのにはまったと言ったので
近いうちにまた開催したいと思います。
日付はいつも、日曜日の夕方です。
次は大掃除に来ていただきます。(笑)


井上陽水/傘がない

2009-05-31 20:57:26 | ロック
ここ数日、雨が降り続いている。
今の私は雨が好きだなんてセンチメンタルな事が言えなくて、
やっぱり雨が降ると嫌なのです。傘を持つのが嫌なの。
最近はまってるブログのご主人が、(この表現でピッタリ)
傘を買うのが馬鹿らしいと書いていたので色々と思い出した。
ご主人の主張は、すぐに傘を失くしてしまうので傘を買う気には
なれないのだって話。女に金を使うのも同じだからそれもしないって。(笑)
女だって同じ事を思っている人は多いはず。(笑)
私は、そんな事も考えもしないけど。どーでも良かったりそんな事。


思い出したのは、井上陽水で「傘がない」
田舎の頃、自分の愛する父ちゃんに、音楽の事をもっと知りたいと告白した時に、
「お父さんは音楽の事は全然判らないけど、井上陽水の歌詞は素晴らしい。」
とヒントを与えて貰っていた事に気がつく。
流し聞きしか知らなかったんですが、今頃、本格的に井上陽水にはまっています。
「傘がない」って歌詞が世間的に色んな意味で解釈されてますが、
私は、傘=女だと。
傘を女に例えるなんてすげーなって。
傘がないから、雨をしのげない。
女が居ないから、ちょっぴり心がさびれていろんなことがしのげない。
そんな風に聞こえちゃったんですが。。
聞いている人によって、色んな捕らえ方が出来るように作られてる。
凄いなぁ。
短い文章でどれだけ物語をイメージさせるか。それもいくつもの。
凄い。

自分が何を聞けば良いのか迷ってましたが、
井上陽水に救われました。
ありがたい。







井上陽水/傘がない
都会では自殺する若者が増えている
今朝来た新聞の片隅に書いていた
だけども問題は今日の雨  傘がない
  行かなくちゃ  君に逢いに行かなくちゃ
  君の街に行かなくちゃ  雨にぬれ
    つめたい雨が今日は心に浸みる
    君の事以外は考えられなくなる
    それはいい事だろ?

テレビでは我が国の将来の問題を
誰かが深刻な顔をしてしゃべってる
だけども問題は今日の雨  傘がない
  行かなくちゃ  君に逢いに行かなくちゃ
  君の家(うち)に行かなくちゃ  雨にぬれ
    つめたい雨が僕の目の中に降る
    君の事以外は何も見えなくなる
    それはいい事だろ?

  行かなくちゃ  君に逢いに行かなくちゃ
  君の街に行かなくちゃ  雨にぬれ

  行かなくちゃ  君に逢いに行かなくちゃ
  君の家(うち)に行かなくちゃ  雨の中を

  行かなくちゃ  君に逢いに行かなくちゃ
  雨に濡れて行かなくちゃ  傘がない





悲しみの果て/中央線  宮本という男達

2009-05-29 06:01:11 | ロック
5月っていうのは振り返ってみたら2・3年に一度
でっかい精神的不安定に襲われる時期だ。
今年はそんな事もすっかり忘れていたが、その兆候は4月からあり
すっかりそんな時期だと忘れていた私にはやっぱり大きな落とし穴。
思い返せば去年は、ちゃっかり危惧していたのにな。
壺にはまると抜け出すのに時間がかかる。
しんどい。重たい体。モンモンモン。。。
って訳で、毎日モンモンとした日々を過ごしております。

エレファントカシマシってバンドを時々聞きたくなって、
私は、「悲しみの果て」って曲が好き。





とにかく、エレカシがどんなバンドかって説明できるほど
エレカシにはまったわけじゃないし、皆さんと同じくらいの知識しか
このバンドには持ってません。
宮本氏の声が、人の心を惹きつけて…やっぱり声が良いってのは
素敵だなと思います。
宮本氏って文学ロック。
散歩して道の端に流れてるドブを見て感じて、言葉にする。
モノは違うかも知れないけれど、町田康と同じ匂いが私にはするのです。


もう一つ紹介したいのは、BOOMで「中央線」
BOOMは「島唄」じゃなくて絶対「中央線」なのです。
逃げ出した猫を探しに出て帰ってこなかったキミ。
名曲です。



この頃のBOOMが好きでした。

忌野清志郎が虹の橋を渡った。

2009-05-06 19:57:06 | ロック
連続1週間勤務と、帰ってからの激務で睡眠時間は2時間ほどで
明日まではパソコンに向かう時間が無く忙しい日々の予定だったが
今日は、ポカンと1日フリーになった。
じゃぁ、書こうか。

ブログっつーもんは、共感とかそんなものを求める場なのかも知れないが
そんなことがどうでもよくなってきて
色んな気持ちもどうでもよくなってきて
決してそれが投げやりって形じゃないのだけは判ってる。

忌野清志郎が虹の橋を渡った。



色んな人のブログを見たけど、その人達と気持ちは同じ。
多くは語りたくない。
何の説明も要らない。
だから、ブログを前にしても気が進まず。
その昔にも記事をかいたっけ。
それでもきっと私はおしゃべりでおせっかいだから多くを書いてしまう。
大切なあなたに知って欲しいことが沢山あるから書いてしまう。
そんなことさえもつまらないと思えてしまう。
こんな陳腐な文章はつまらない。
つまらない事はダサいことだと忌野清志郎が笑うだろう。

職場で忌野清志郎が虹の橋を渡った事が話題になった。
私がRCが好きな事を知ってる人も知らない人もその話題を振って
コメントを求めてくる。
そして中には忌野清志郎を知らない人もいた。
忌野清志郎の紹介文が、「派手な化粧をした・変な格好の・・・ ビジュアル系の走り」
というコメントがありとあらゆる人の口から出るたびに
この職場には、会話が成り立つ人が居ないのだとまた泣きたくなった。
家の帰って夢中で聴いた。
繰り返し聞いてまた泣いた。
よくわからんけど、よく泣いた。

サイケ・・・サイケデリック
サイケロックの流行ってる時代に忌野清志郎が出てきた。
そのファッションや顔に施すアートが、自分をよく見せる為に化粧をする
ビジュアル系と同じだなんてクソ食らえ。
知らない人は一生知らないでいて欲しい。
一生、知らないままに死んでいって欲しい。
それが私の願い。
私は忌野清志郎に出会えたから、ほんの少しだけ知らない人より
知るものが増えた分、得しているだけ。

ミュージシャンが溢れる日本の音楽界にバンドマンはどれだけ居るだろう。
言わずと知れた忌野清志郎は数すくないバンドマンの一人だ。
お金が絡むとバンドマンもミュージシャンになる。
生活っていうのはしょうがないもんだ。
事務所や音楽会社にぶら下がってるのがミュージシャン。
事務所や音楽会社と対等に、気に入らなきゃ出て行くのがバンドマン。
ギター一本で歌舞伎町で路上ライブが出来るのがバンドマン。
ミュージシャンには出来ないだろう。

何がかっこよくて、何がかっこ悪いってのはキヨシロウに教わった。
こんなにオシャレでロックンロールを知っている事に感謝しています。
どの歌も好きです。
「僕の好きな先生」も「大きな春子ちゃん」も「ラプソディー」も。
「スローバラード」も「雨上がりの夜空に」も「ヒッピーに捧ぐ」も。
キヨシロウを聴いて、ありがとうを言って笑って泣いて。

昨日は雨が降っていて・・・
フジロックの04の雨上がりを聞いて
ロックしようぜってロックし続けようぜって唄ってる曲に
こんなに沢山の人が聞いてみんなで歌える曲がこれから出てくるのかと
また泣いて笑って。

とにかく同じ時代を生きれて幸せです。
ありがとう。
黙祷


Kiyoshiro Imawano - 雨上がりの夜空に


タイマーズのテーマ FM東京 デイドリームビリーバー イモ


スローバラード


追悼 忌野清志郎  RCサクセション 「ぼくの好きな先生」


デイドリームビリーバー - 忌野清志郎 -



weezer/ピンカートン

2009-04-28 17:32:42 | ロック
月も出ない曇りの夜にまた再び出会う

このアルバムに初めて出会った時は、既に歩き始め足取りの重い、数歩。
行くべき道に光が当たった時で、断固たる決意で行く事は決めたけれど
後ろ髪引かれる切ない想いで、振り返らない事でいっぱいいっぱい。
そんな毎日を送っていた。

あれから数年、あの頃に受けた影響は今でも大きく。
それでも忘れていた存在、WEEZER。

現在、何が好きなのか・何を求めているのか判らないまま、
音楽を手放しにしそうになり、それが怖くて色んなものを聞き
過去に口ずさんだメロディーさえも片っ端から探し・・・
それでも忘れていたWEEZER。(笑)

THEアメリカンって事だけで、若干、血の気は引く訳。(個人的に)
それでも素晴らしいモノは素晴らしいと心の底から想うのです。
きっと、チャラチャラした日本のメロコアに一番影響を与えたのは
間違いなくこのバンドな訳で。
つまらないところばかりをはしょって出来た日本のメロコアブーム。
ちゃんと影響を受けて欲しいところは違うところにあったのに。

WEEZERは、メロディーセンスは抜群で、ポップだけど音は重くて。
あくまでバンドとしての音がしっかり出てて
ドラマーだったりベースだったり、リズムは確固たるリズム隊で、
上に乗っかるギターの音さえもリズム隊かと想う位、重くていい。
ボーカルの声は、時々切なく、胸をえぐられたようなそんな想い。

ビートルズと同じじゃないかって
結局は新しいものをつくり出せないんじゃないかって
邪悪な自分がいつも嘆いているけれど
WEZERに関しては、はっきりそうじゃないと断言出来るし
間奏で見せる演奏はメロディーは、WEEZERだとこれこそそうだと言える。

こんな切ないメロディーなら、いつも恋を唄っていてもいいんじゃないか。
ハンパな恋の歌じゃないのも判ってる。
恋とか愛とかじゃないのもわかってる。
それが自分の心の葛藤を唄ってることも。


あの頃ドライブでWEEZERを聞き、ほんのさっきまでノリノリだったのに
突然、切なくなって涙が出るって事がよくあった。
どこで泣いたらいいのかわからず、何も無かったようにトイレに駆け込み
トイレでそっと号泣して顔を洗ってまた笑ってた。
心の琴線が切ないメロディーと歌声に触発される。

昨日は曇っていてよかった。
月の出ているようなロマンチックじゃなくても
そんな大きな事じゃなくても普通の日がごくありふれた毎日が
こうあって欲しいと思う毎日です。

Weezer - The Good Life


<残念な事にCD音源のPVは埋め込み禁止です。なのでJAPAN公演の時のでも。>


Weezer in Japan - The Good Life




タイムマシーン/CHARA

2009-04-23 21:27:35 | ロック
仕事の帰りに、土手を歩いてたら ふとCharaが聞きたくなった。

何が好きか好きじゃないか 不透明なこの頃
それでも自分がその時代を生きてきた恥ずかしい思い出は
曲となってメロディーが流れると
思い出す風景でもあり
おぼろげな風景まで 否定したりしない

昔を思い出して感傷に浸るワケでもない
ふっと思い出して ふっと消える
いつも一番大切なのは 今で
未来を向くと ちょっとした自分の不安も
自分の小ささも 全部受け止めたり 目をそらしたり
そんな自分に 嫌悪したり かわいかったり

遠くを見つめてるつもりも そうじゃなくて
明日のことも分からない位なのに
遠くばっかり見つめて 暮らしてる自分も 大好きで
でも つまらないのが 一番怖いから

ゴツゴツのロックばかりが好きなんじゃなくて
ヤサシイ男のうたも好きで
同じくらい 強がるオンナの やさしいウタも好きで
愛や恋ばかり 歌っていても
きっと愛や恋を唄っていても 違うものに聴こえるから

# タイムマシーン - CHARA

THE MODSが大好きで② LOOSE GAME

2009-04-13 20:34:44 | ロック
前回、THE MODSが大好きで① TWO PUNKSをアップしましたが、
結局書いているうちに、自分の興奮に負けてしまい
何一つTWO PUNKSの曲に触れずに終わってしまった。
まぁソレはソレでよし。(笑)
好きな曲はいっぱいある。
何を描いていいのか迷っちまう位に。
1stも2stも大好きだ。何が一番なんて答えは決められない。

昨日、MODSの記事を書いていたら色んな事を考えた。
音楽っつーもんは、音楽だから文学とは違うわけで
ガクの字が学ぶじゃなくて楽しいっていう字なんだって事。
そこが音楽のいいところで。
そんなに深く考えても仕方ないんじゃないって
ソレは楽しいって事から外れるかも知れないけれど、
とにかく私の乏しい能力で自分の心理を問いていく。
ソレが私っぽいと思うから。
ココ最近は、MODSの事がチャラチャラして見えてた。コレが事実。
決してチャラチャラなんてしてない。コレも絶対。
でも、私の心ではなんだかチャラかったんだよ。
MODSは、決してチャらくないのにも関わらず・・・・
きっと、最近の私はMODSを求めてなくて20代前半の頃とは違う自分を
感じたりして。
っで、昨日MODSのDVDを久し振りに引っ張り出してみた。
NO EXCUSE!~"Fight or Flight Tour"Live DocumentのDVD。
私はこのDVDが大好きで、エンドロールの後に出てくるGANG ROCKERは
もう最高にカッコイイし、とにかくいい。



MODSのライブっちゅーのは、お客は殆ど男で
いいライブってのは半分がお客・半分が演者で作られるってよく
森やんは言うけど、ほんとにその通りでライブにきているお客の顔を
観てるとなんだか泣けてくる。
MODSってバンドは、このお客が支えてるって事が泣けてくる。
そしてこの会場に居る客はMODSに支えられてる。
作られたパフォーマンスは当たり前で
ソレを観て、心を躍らされることも事実で
ソレで気持ちが伝わるなら、ソレが一番である。
言葉に表せないけどミーハーに見えるのは、何故だか判らず
チャラチャラしてなんていないのにそう見えるのも判らず・・・
ただ、それでもヤッパリMODSはMODSで。
森やんは森やんで。


違う歌を聴いて、またMODSに戻る
そんな聴き方だってもちろんある。
どうであろうと、ヤッパリ私にはMODSって大好きなバンドで
いつまでもロックしていて欲しいと。
そして、私もロックでありたいと思うわけです。


LOOSE GAME-THE MODS



THE MODSが大好きで① TWO PUNKS

2009-04-12 18:27:56 | ロック
自分がピンチになった時に聞こえてくる歌詞はいつもTWO PUNKSなわけで。

MODSの記事は過去にもちょくちょく書いていますが、
20代前半にはまったのは、ルースターズでもロッカーズでもみちろうでもなく
私にはMODSだった。
大好きなブログのあの人も書いてましたが、私はMODSを知る前に
このTWO PUNKSをフミヤのアルバムから知りました。
当時、高校生だった私はフミヤ一番の入魂の曲だと思ってました。
当時、雑誌PATi-PATiが森やんとフミヤの対談を載せていたけれど
それでもまさかTWO PUNKSがカバーだったなんて一言も言ってなかった
気がするし、今となっては大好きだったフミヤも
そのかいくぐり方が微妙で小さいなぁと・・・。
特に、Joe Strummer(ジョーストラマー)がLondon Calling(ロンドンコーリング)で
叫ぶのを真似して自分のものにしているのを観た時に言葉を失った。
長い間好きだったから未だにはっきりと悪口はいえないものの・・・(無言)

20過ぎの頃、もう一度TWO PUNKSに出会う。
今度は森やんが歌うホンモノのTWO PUNKS。
音楽の師匠に、コレはフミヤの曲じゃないの?なんて質問をして
えらく怒られた記憶(涙)今となっては恥ずかしい記憶と一緒に
ヤッパリTWO PUNKSは最高だと。
私は、長年続けているMODSが好きで、ロックにも色んな形があって
伝えたい時にだけ曲を書いて歌うスタイルだってロックだし
MODSのようにずっと続けていく事もロックだと。
続けるという事はそれだけで価値があることで。
テレビかなんかで観たけれど、世界に一人しか出来ないって言われてるような
熟年の職人さんがどうしてこんな事が出来るのですか?って聞かれて
「俺は辞めなかったからだ。」
と答えてるのを思い出す。うん、MODSとかぶる。

MODSの楽曲は、初期と中期ではかなり変わっていく。
ソレは人の歴史であり、MODSの歴史だ。
私は、「真似」って事にとにかく敏感で新しい物が好きで
そのバンドの個性ってモノが大切だと思ってる。
クラッシュをパクってるバンドなんて沢山・沢山いるけど
MODSは、クラッシュが好きなことはメンバーも何も隠す事なく
語ってるしMODSはMODS、クラッシュじゃないから
MODSはクラッシュのパクリじゃないと思う。
そして、1STの1曲目「不良少年の唄」っつーもんは絶対に
クラッシュを超えたって私は感じてるから。

もう一度言うが、私は年老いてきたMODSが好きだ。
森やんの声は、昔の若い時の声の方がはるかにいい。
色気がある。
されど、森やんの声の歴史は、説得力だったり強さだったり趣がある。
そのパフォーマンスは人の心を打つ。
全員が外タレのような風貌になり、MCは完全に悟りの境地のようであり
こんなに熱いもんはない。
MODSより熱い曲を書いたり、MODSよりパンクがいたり
MODSより男らしかったりそんなバンドは居るけれど。。。
それでもMODSはMODSで、いつまで経ってもTWO PUNKSなのです。

本当にMODSに関しては色んな曲を紹介したくて
書いてるうちに胸が熱くなり、ちょっと興奮して鼻水を出し
拳を突き上げてしまいそうになるが(笑)
ちょくちょくと、このバンドの事を書いていこうと思う。
そして一人でも、若い世代がMODSを聞いて私みたいに、
またパワーを補給してくれる人が現れたらいいなと思うワケです。

伝説の野音から
THE MODS(モッズ)- 82'日比谷野音 TWO PUNKS / ONE MORE TRY




ルパン三世がなぜモテるのか?

2009-04-06 15:58:22 | ロック
先日、ルパンVSコナンの記事を書いたがその後ちょっとしたルパンブーム。
過去の映像を片っ端から観ています。
モンキーパンチは、71歳のご高齢。
それにしてもかっこいい作品を毎年お作りになられるのです。

私はもっぱら、次元大介大好き人間なのですが、
作中ではいつも女にモテるのはルパンであり
どーしてルパンがモテるのだろうか?どうしてモンキーパンチは
そんな風に設定してるのだろうかとない頭で考えていたのです。

次元や五ェ門はストイックでありまっすぐな人間である。
だらしなくないし、ソレは女に対してもそう。そう だらしなくない。
ただし、ちょっとした事で怒ったり、腹を立てたりもスル。
ルパンといえば、不二子ちゃんにはめっぽう弱いし
不二子だけじゃなくて、女性一般には弱い。よわっちぃ。
女にだらしないし、稼いだ金もつまらないことでつかってしまう。
ソレが、女子にあまり人気のない理由だろうなぁ・・きっと。
だけど、この人には余裕がある。
2枚目だけじゃなく3枚目を演じる余裕がある。
ちょっと失敗しても笑っちゃうくらいの余裕、裏切られても笑える余裕、
人間としての器の大きさっつーもんがある。
ソレがきっとルパンが作中でモテる理由だ。

作中に出てくる女子達はそういう男の素敵さをわかってるんだろうなぁ。
っつぅーか、モンキーパンチの浪漫だけど。
だけどその気持ちはわかるし、
世の中の人間がルパンを好きな理由の1つはそこにある。
久し振りにルパンばっかり観てると、いいよ。
最高だね。

モンキーパンチには長生きしていただきたい。

心の銃/亜無亜危異

2009-04-04 05:53:10 | ロック
割と有名な事実として、布袋寅泰と元PERSONZのボーカル、JILLが
今でいう不倫の関係にあった。(布袋にとってはほんの遊びね)
布袋の女遊びは業界では有名な話らしいが(山下久美子へのDVも)
その時、JILLの夫が不倫の事実を知り、まず布袋をボッコボッコにし、
前歯が殆どなくなったそう。(笑)JILLは離婚後にも関わらず夫に
ナイフで滅多挿しに合い、生死の境をさまよった。

その元嫁を滅多挿しにした旦那が、アナーキーのマリだ。(笑)
アナーキーってバンドは、日本で初めてのパンクバンドだと私は思ってる。
族上がりのメンバーが、歌う曲は社会批判。
日本のセックス・ピストルズ。
「な~にが日本だ、天皇だ、なんにもしねえでふざけんな!」
ってな歌詞で綴った「東京イズバーニング」
(クラッシュ「ロンドンは燃えている!(London's Burning) 」のカバー曲)は
発売1週間で発売禁止になっている。

客層も全て男。
そして、族。
全てに不満を持った連中がアナーキーを支え、アナーキーを聴いてきた。
社会貢献したバンドだね。ホント。
アナーキーの歌詞は、言葉のボキャブラリーが少ないが為
知的とはいえない。だけど、自分の持ってる言葉数が少ないが為
一生懸命考えて繋ぎ合わせてるからこそ、伝わる言葉の数々。
自分の知らない言葉を使っても、相手には伝わらないもんだ。

元ブルーハーツ(現クロマニヨンズ)のヒロトは確実にアナーキーの影響を
受けている。「どぶねずみ~」のドブネズミを初めて歌詞に入れたのは
アナーキーだし。アナーキーが好きなんだね。ヒロトは。

今回は、若かりし頃のアナーキーで一番好きな曲「心の銃」と
ここ最近出した「上には上があり 下には下がある・・・」を紹介。
「上には上があり 下には下がある・・・」はめちゃくちゃカッコいい。
歳を取ってから放つ言葉の説得力にニヤニヤしながら聞いてしまう。
ガチコン頭打たれる感じね。
やっぱりパンクはこうでなきゃと。
ソレにしてみても、当時もかっこいいけど歳を重ねて
かっこよくなるというのは理想の形だと・・・思い
いつまで経っても私のニヤニヤは治まりそうにない。




ANARCHY - 上には上があり 下には下がある・・・


ANARCHY=心の銃