白黒一家

ネコ暮らし

私の名前は、メシ

2007-02-19 21:42:30 | にゃん魂
家から一歩出ると、猫2匹が私を待ち構えている。
コレは日常の光景で居ない時の方が心配だ。
二匹は自由を好む野良だ。
モッチョと人面さん。
コレはたぶん兄弟か親子だ。
最近では親子説が有力でモッチョが母で人面さんが娘だ。
二匹とも立派な白黒である。

必ず待ち受けている2匹は、私の帰宅と共にご飯を食べる。
朝はお見送りだけなのに毎日ご苦労様である。
きっと2匹の会話はこうだ。
「おい!メシが帰ってきたぞ!!」
「よし。メシが食べれるぞ。」
「メシィー遊ぼうよー。」
「メシーおなかすいたー。」
「今日はメシの帰りが遅いね。」

などだ。そう、私の名前はきっとメシだ。
メシという名前になっているはずだ。
そんな名前の私は少し誇らしげだ。
今日もそんな二匹にご飯を運んでいたら近所のおじいさんに
うらやましがられた。
このおじいさん、2匹と私とは顔見知りでご飯をたまに運んでいるのだけど
どうしても触らせてくれないらしい。
そう、モッチョも人面さんも私にしか触らせてくれないのだ。
しかし私達の付き合いも毎日顔をあわせて4年になる。
雨の日も風の日も毎日、ご飯を運んでいる私とは年季が違う。(笑)
モッチョは初め、臆病で遠くから眺めているだけだった。
当時ご飯をあげていた子猫達をうらやましそうに遠くから見つめて
居るだけだった。
少しずつ少しずつ、何センチ単位で近づいてきて
今では膝の上に座るようになっている。
そんな事をふと思い出してはそのうちですよとおじいさんに言った。

必ず待ち構えているのはこの2匹だが、時々2匹は友達を連れてくる。
見たことのない子だったり、たまーに覗きに来る子だったり。
きっと旅の途中の子だったり。
その時モッチョは必ず私の横にピッタリくっついていてこう言うのだ。
「メシ、おなかがすいてるんだって、お願い。」
もちろん、みんなにご飯を振舞う。
そういうことがしょっちゅうあるのだ。

ただ、最近少し変わった事が起きた。
数日前から私の帰りを待つネコが一匹増えた。
モッチョと人面さんのほかにもう1匹現れたのだ。
いつものように旅をしている子かと思っていたがあれから数日
毎日私の帰りを待っているのだ。
黒猫ちゃんで、目が黄緑色をした子だ。
中々おっとりしていそうな子なのだが、どうも人面さんと
相性が悪いらしい。人面さんはいつもそばでうなっている。
うなっているのは人面さんだけなのだが・・・(笑)
ある日、ふと気がついた。
この子、首と胸の間の部分少しだけが白い。
あーーーーーーーこいつも白黒かーーーーーーー。
という訳で、何故か白黒が(どちらかというと黒白)また
1匹増えました。(笑)
名前決めないとなー。

ネコは触らせて欲しいと近づいてご飯をあげていてもいつまでたっても
触らせてはくれない。
ご飯を運ぶのが当たり前だと思っていればいつの間にか仲良くなれるものだ。




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