白黒一家

ネコ暮らし

天地人 奥州伊達政宗

2009-07-21 05:24:02 | 戦国浪漫
最近は、天地人の話題も触れずにやってきた。
大して書くこともないだろうと思っていたのだが楽しみにしていた
松田龍平が登場したので少し。

松田龍平は、いわずと知れた松田優作の息子。
兄貴の方。こういった見方をすると、本人的にはきっと嫌なんだろうなぁ。
されど、親父の面影を期待してしまう。
それはもう、一生ついて回ることなんだろうね。
「松田優作の息子」って代名詞。
これだけは自分が大きくならなければ取り外せないしね。
いつか、「親父は松田優作」って言われたらいいな。

優作に似てるかと言われれば、カーちゃんの方に似てるんだなと。
しぐさなんかは、若干似てるのかな?なんて。
うーん、ぶっちゃけて言うと龍平FANには非難浴びるだろうけど
まだ若いかも。あれだけじゃ何とも言えない。
そんな感じ。年齢が行けば行くほどいい男になるだろうなぁと。
私自身が若い男より年寄りの方が好きだから(笑)かも。
「奥州の伊達政宗」は、若いし生意気な役柄設定なんだろうけど
一生懸命「クソ生意気」を演じてて、
「演じてる」感が見えてくるから
この人はきっと、普段は礼儀の正しい人なんだろうなって思えた。

NHKにとっては、「独眼流正宗」ってのは大切なヒーローで。
「独眼流正宗」は、名作で大河史に残るドラマ。
(主演渡辺謙・勝新太郎など)
ちなみに「独眼流」ってのは昔から言われてる言葉じゃなくて
この大河から世に出た言葉だったと記憶してる。(間違えてたらゴメン)
NHKとしては、最大のHITドラマの「独眼流ー」を粗末には
扱えないだろうなぁ。
そこで松田龍平か。なるほどふーん。
正宗の嫁の役も渡辺謙の娘が出てるしね。
ふーん。
今後、天地人の内容に伊達政宗がどのような役回りを見せるのかは疑問だが
伊達政宗という人物が、ただのクソ生意気で終わる事無く
脚本上でももっと深みのある人物像に出来上がるようなもので
あって欲しいなぁと思う。すると、松田龍平にとってみても
NHKにとってみても幅の広がる形になるだろうに。

別に懸念していた「深田恭子」の茶々ですが、
これが思ったよりすっぽりはまっていて私には、「あぁいいかも」と思えた。
茶々の設定事態には「こんな感じなの?」と思えるが
深田恭子の役柄については思ったより違和感のない形。
一緒に出ている秀吉役の役者さんが余りに上手なので引っ張って
貰っている感じがあるがそんな所も秀吉と茶々で丁度良い。

変わらず、進行のスピードが速くじっくり歴史を楽しむ感覚ではないが
後もう少し、大河ドラマを観察していくつもりだ。

トレンディードラマ 天地人

2009-06-19 21:51:20 | 戦国浪漫
4話「戸惑いの上洛」レビューをしていなかった。
余りにもクソ過ぎて忘れていた。(笑)
今回は、常盤貴子の出番がなかったので変わりに、千利休の娘役で
木村佳乃が出演していました。絶対に、女優の存在は欠かせませんな。
着ていた着物がきれいで、そればかりに目がいってましたが…
不自然な京都言葉には若干のイラッとしたりもしながら(笑)
こういう女優さんはいてもいいのかもなーと観てました。
私は、タイプじゃないんですけどやっぱり「キレイ」なのかも知れません。
うん、キレイだと想います。
育ちが良さそう。

ドラマ自体の感想はあってもなくてもいい感じです。
相変わらず上杉景勝は無口で殆どが兼継が変わりに話してますが、
笑わなず無口だったかもしれませんが、あそこまで酷くはないな絶対に。
と想いながらもう少し北村一輝に光を!!なんて…。
イメージ悪いなぁ。あのままじゃ。好きな役者さんなんだけどなー。
残念。

天地人において、一つだけ優れているなぁと感じるのは音楽。
あの音楽に助けられ、何とか場面をつないでいる。
やっぱり音楽って大切だなぁとしみじみ想うのであった。


2009年度大河ドラマ天地人OP


2007年度大河ドラマ風林火山OP





天地人を大河ドラマとして捉えない 

2009-06-12 20:51:29 | 戦国浪漫
天地人が折り返し地点を迎えた。
今回の放送は、子役の登場で前半の終了となったわけだが、
歴史をドラマとして見ている私には、子役の登場なんていうのは
どうでもよく…そんな時間があったならもっと紹介して欲しい武将や
エピソード類が沢山あった。

今回の放送で決めた事がある。
私は、今回の「天地人」を大河ドラマとしては見ないということだ。
歴史ドラマという風にも捉えないことにした。
「天地人」は国営放送が作っているだけの月9と同じトレンディードラマだ。
そう捉える事にした。
それによって、自分が今まで感じた不満が少しでも減少するだろう。

「天地人」はつまらない。
最近、ドラマの類を全く見なくなってしまったので
どういったものが流行っていて面白いのかは判らない。
ただ、ドラマはつまらなくなっているのだという事だけは感じる。
言葉はストレートじゃないと観る側には伝わらないのか…
言葉や表情の裏側に隠れたモノが「天地人」では全く見られない。
全てがストレートで、隠す事なく歯の浮くような台詞の羅列だ。
奥底が何も感じられない。
人間の奥深くというのは、その表現や言い回し、それによって
少しずつ見え隠れするものだ。
隠れた部分が無いのはなんだか陳腐にしか見えない。
受け取り側のことを考えて作られているのか
時代がそうなのかは判らない。
こんなにドラマも薄っぺらくていいのだろうか。
一体、何を知り何を感じ取るのだろう。
そう思うと残念でならない。

日本人らしさっていうのもこの手のことだと私は思ってる。
話す事が下手糞で伝えることが下手糞だけど
それでも、人間身のある思慮などが
日本人の持つらしさだと思っている。
そういったものが感じられなくなっているドラマは、
これからどんな影響を与えていくのだろう。

真田一族がぁぁぁ・・・酷すぎる・・

2009-06-02 06:25:44 | 戦国浪漫
今週もしっかり瞬きもせぬ思いで見てしまいました。
天地人…
割と楽しみにしてたんですよね。今回は。
幸村を見るために、クソ過ぎた回も我慢して来ました。

それにしてもなぁ。
俳優の城田さんに関してはなんとなく、
真田太平記の草刈正雄イメージで見れなくはない。
新しい真田幸村を作りだしてくれるよりいい。
本来なら、新しい幸村を見たい!と切望するところですが、
今回の大河ドラマに関しては、新しいモノにはハズレばかりが目立ち
ここは良かった!などと言えたもんじゃないのでそれでよし。
まぁ、幸村の性格的な問題は本当に「日本一の兵」と呼ばれた人間が
あんな感じだったのかとは到底思えないけど。
呼び名は「幸村」で統一されているが、本来なら「信繁・源二郎」という
呼び名であって欲しいかと。
史実に忠実であることが、歴史ドラマの基本じゃなくて?!
ソコから広げる演出でしょ?フン。
もう一つ言えば、上杉景勝は幸村を凄く可愛がってたという話があるが
そういった所を拾い上げて加えていたら、それもまた味が出て
上杉景勝のパターンも広がっただろうに。
北村一輝は大好きです。
かなりまともな役者さんだと思います。
最初の頃は、無口すぎて会話も出来ない感じが居た堪れなく…
あれじゃぁちょっと頭のおかしい人間に見える!と腹を立てたものです。

さてそんな幸村が、「尿瓶男 東幹久」
(笑ってはいけない24時の東が好きでした)と槍対決。
オイオイオイオイ…
ゲームか。
戦国BASARA意識ですか?!
あまりにも殺陣が下手すぎて使えないからですか?
勘弁して欲しい…お願いです。
下手でも良いからちゃんとしてください。
あぁいうところで決まるんですよ!
あれじゃ、三船敏郎大先生が今まで築いてきた素晴らしき殺陣の世界が
なーんにも今後生かされてこないじゃないですか。
ごまかしもいい加減にして欲しい。

そして、たぶん戦国一FANが多いといわれる真田家の事を
あんなにセコイ家柄に仕立てあげた事は色んな所で波紋を広げてるでしょう。
主役が「上杉家」ってのはもちろん理解してはいるが
じゃあ反対に真田家主体で上杉が脇役だった場合、同じ事が出来るのかって。
真田昌幸(幸村親父)って人物は、「表裏比興」と呼ばれた人物で
卑怯の当て字が比興だが意味合いは「クワセモノ」って感覚で…
戦国時代にはそういうのは誉め言葉じゃなくて?!
徳川家を2回も倒した男ですよ?それも少数で大人数を!!
あの人物像は頂けない・・・
幸村が真田太平記の草刈正雄なら、おいおいちゃんと見ろよ!!
昌幸は丹波哲郎をぱくれよ!しっかりパクレ!
もう言いたい事は山積みなのです。

そしてコレは毎週言います。
いい加減、トレンディ要素を外せっつーの。
ラブコメじゃねーよ。
兼継の親父の再婚?まで出してきて・・・馬鹿か。
そんなところで金使うな。

極めつけは来週です。
人気を博した子役の登場です。加藤清四郎君です。
ここぞとばかりの登場です。
また汚い手を…。来週が楽しみです。
(笑)

画像は、2年前に訪れた川中島。
信玄と謙信の銅像を前に、ケンカを止めようとするチビマルです。

天地人 第21回「三成の涙」 

2009-05-27 05:39:25 | 戦国浪漫
もう見ないとか見るとか、散々ブツブツ毎回言っておきながら
天地人の話題を毎週する女チビマルです。
(詳細はカテゴリで戦国浪漫より)

今回は三成が主役だった訳ですが、豊臣秀吉って人はきっと
ドラマの中のように三成をかわいがっていたように思う。
直江兼継に仲良くしてあげてくれと頼んで居たのかも知れない。
その辺は、実際あったかも知れないなぁと思えた…ありえる…。
なんだか、いい演出だったかなと。

天地人の三成は、小栗旬が演じてる訳で…
これは人好き好きだと思いますが、どうしてあの髪型なんだろうか…。
私的には、加藤剛の演じた「関が原」での石田三成が一番のはまり。
加藤剛はイケテル。あの石田三成は、めちゃくちゃかっこよかったなぁ。
うーん。(黙)
それにしても、石田三成の人物像をドラマ化するときは、どうしても
どっち側の三成を描くのかってところがポイントになってきて、
嫌われる憎たらしき三成か、秀吉をこよなく思う義の人三成か…
今回は、小栗旬っていう役者さんが子憎たらしく思うのと、いい三成像が
交差してそう思うとなかなか面白いのかと…。

相変わらず、クソメロドラマ風は避けては通れず…
常盤貴子と長沢まさみの登場にやきもきしては悪態をついてしまう私。
全く持って要らない。必要ない。
長沢まさみに至っては、本人の高感度も下がりそうな勢いを見せる。
いいのか?長沢まさみ…こんな役どころで…。

来週はとうとう、真田幸村の登場だが…
出たー!!長渕幸村。
私、数年に1度「花の慶次」を引っ張り出して読みたくなるんですが、
花の慶次をこよなく愛する私ですが、これに出てくる幸村が長渕にそっくり顔。
今回の来週の予告に出てくる幸村がえぇ?影響受けすぎ!!な長渕幸村風なのです。
ちょっと、好感(笑)
影響を与えてますな。
それにプラスして、あれにも似てる!!
真田太平記の草刈正雄!!
そのチョイスは最高ですよ。

Tシャツにジーパンの多い私ですがTシャツなんつーのは古着屋で
数百円のもので充分かわいいものをGET出来るんです。
そんな私の生活スタイルですが、私の持ってるTシャツの中に
1枚だけ、普通のお値段で買ったものがあります。(笑)
それが、これ


そう真田幸村Tシャツです。
来週の放送は少し楽しみですな。

女が脚本を描くとあぁなるのか。

2009-05-19 05:54:52 | 戦国浪漫
相変わらず、毎週「天地人」だけは欠かさず観ております。
20回 「秀吉の罠」を見た訳ですが。
相変わらずくだらない、男と女の場面に割く時間の多い事。
古びたトレンディードラマの匂いがプンプンします。
秀吉は、もう天下人一歩手前まで来ているのですが、
何が凄いってその天下人になる過程がものの1分ほどで省略。
柴田勝家や佐々成政の事なんて顔も出てこない始末。
そんなもので良いのですか?
戦国時代には、それなりに名前を馳せた武将を1分の間に顔も見せない
そんな演出でよいのでしょうか?
柴田勝家のご当地の人の気持ちを考えると、不憫です。
いくら時間がないとは言え、それならそれで馬鹿げたメロドラマシーンを
減らした方がよっぽどいいのではないかと…。
そういう想いから…表題の意見となるのです。

私だって、女ですからそんな事言われたくないんですよ。
でも、結局馬鹿げた事をするから最後にはそういう風に言われちゃうのです。
クソッタレー。

とうとう石田三成が出てきましたね。
小栗旬です。
私は、「石田三成」という武将が好きなんです。
ここ最近、ゲームなどの影響で歴女とかって部類があるらしいですが。くそったれ。
私は、ずっと以前より戦国時代フリークです。
石田三成は、歴女とやらに人気が有るらしく…
それで「小栗旬」の配役が決定したのでしょうが…
どうもいただけません。
あの「人たらし」と呼ばれる秀吉のおそばでずっと過ごしてきた男ですよ。
もっと深みのある人間像だったと思うのです。
石田三成に関しては、今までの映像など両極端で悪い部分か良い部分か。
そんな観方が出来ますが、今回はどちらで行くのでしょうね。
それにしてもいただけません。
残念です。

歴史ドラマっていうのは、自分達の日本の歴史をドラマ化するわけで
好きな人にとってみればどうしても文句の言いたくなる事が多い分野です。
歴史に忠実に…というのはもちろん、その演出や人物像などにも
やっぱりイメージは崩して欲しくなく…思い切った事がやりにくいかもしれません。
一昨年の「風林火山」のガクトの抜擢はかなり思い切りました。
観ている私には、もう耐えられない気もしましたが
それでも、周りの役者さんと脚本・演出で楽しんで見れました。
泣き過ぎる直江のイメージをどう受け止めていいのか未だに分かりません。
これは役者さんが悪いのではなく…。
なんだか居た堪れないですな。

画像は、初公開!!
一昨年、山梨に遊びに行った時に取りました。
「チビマル、信玄公と会話する。」です。
圧巻された銅像でした。



「天地人」

2009-05-12 06:32:54 | 戦国浪漫

今週もしっかり見てしまった「天地人」
今回は、とうとう吉川晃司の織田信長が本能寺で死んでしまう回だ。
当初、吉川晃司の信長を最適とはいえないと思っていたがまぁ、実際は
こんなものかなと最後は納得しておりました。
近年、織田信長は「悪」のイメージで描くような現代ですが、
(たぶんここ最近の研究でわかったことを主軸と考えてだと思うが)
ちょっと前までは、信長=きれいでカッコいいイメージでしたね。
小泉純一郎が好きな武将は信長だと人気絶頂時に答えていたが、
こいつは本当に歴史を知っているのか?と思った記憶がある。
その頃に比べれば、信長の扱いもだんだんと悪くなってきた。
今回の「天地人」の信長の扱いは、
実は世の中を考えていた為に悪にもなれるという設定でした。
まぁ、それもよし。
やっぱり、観たかったのは本能寺で信長が死ぬ前に舞った「幸若」
実際「幸若」を踊ったなんていうのはフィクションであろうが
それでも観たかったな。あの演出は有りだと思うけどなぁ。

人間五十年、下天のうちをくらぶれば、夢幻の如くなり。
一度生を享け滅せぬもののあるべきか』幸若『敦盛』の一節

実際、天地人のストーリーのスピードは速い。
速くないと直江の生涯なんぞ書ききれないだろうから。
それにしても、光秀が信長を討つ理由やらバックの存在やら
秀吉の中国大返しなど歴史的にも大変な場面を省かれたのが残念。

ここ数回は面白かったが、歴史的にも移り変わりの時期で
きっとそれで面白かったんだろうと思う。
45分の放送の中で必ず「男と女」的なモノを挟んでくるのは辞めてほしいが。
大河ドラマは骨太であってほしい。
視聴率欲しさに出てくる、むず痒いトレンディドラマを入れるのは
間が伸びる。
されど、やはり初心者向け歴史ドラマという設定は抜け切れず・・・
この先、秀吉の世の中になっていくが、戦は頻繁ではなく
話自体もまた低迷していくだろうと予測。
登場人物で繋いでいく作戦だなきっと。

また、くそ過ぎて泣けてくるようになるのも近いと思う。

クソ過ぎて泣けてくる・・・天地人2 ・・・と思いきや

2009-04-03 05:34:35 | 戦国浪漫
少し前に、とうとう我慢できずにクソ過ぎて泣けてくる・・・天地人を書いてしまったが、
13話「潜入!武田の陣」は後半ちょっと不覚にも泣けてしまった。
相変わらずクソな脚本はおいておいても、原作は現在伝わっている
史実に忠実な部分がドラマにされている。

武田陣中に入ったツマブキを迎えたのが高坂弾正。
高坂弾正といえば、ソレはもう・・・(感嘆)
高坂弾正GO!ですよ。(笑)
第3次川中島の戦いで上杉軍と武田軍合わせて8割が戦死したといわれている。
そんな憎き武田軍と手を結ぶなんていうのは
川中島を経験している老武将にとってみれば
頭ではわかっていても辛く苦しい話であろう。
なんせ、何もかもが武田との戦いで亡くなっていく有様を見ているのだから。
それならば、打って死ぬべしというのが侍の考え方。
ごもっとも。
ただ、ソレは武田側にもいえることで。。。
ちょっといい話としては
高坂弾正は、川中島の戦いの後、上杉軍の戦死した死骸を拾い
1つずつ集め、丁重にともらい、上杉軍に届けたと伝わっている。
今回、ツマブキを迎え入れ話を聞いた弾正も、信玄への義が溢れる
演技と台詞だった。私はコレだけでも見れて良かったなと思う。
いや、ホント、とにかくコレだけ見れたら天地人を見てよかったと
言えるほど最高な演技でしたな。
最後に、高坂弾正が口にした「摩利支天」に誓ってという言葉は
前々回の風林火山視聴者にとっては懐かしくもある。
狙いやがったな!!この辺りでちょっとだけ味方につけるようにと・・・。

まぁ13話は見れたストーリーではあったが、
実際、長澤まさみが吉川さんとニャンニャンの癖に
その癖、幸村の姉だった設定なんてヤッパリ有り得ないし腹も立つ。
真田がそんなことするかボケーーーーーーーーと叫びたくもなる。
今後が期待できるなんてことは絶対に有り得ないが、
今回だけは、高坂弾正を演じた俳優 大出俊に免じて良かったと言いたい。

クソ過ぎて・・・・泣けてくる 天地人

2009-03-17 06:24:49 | 戦国浪漫
いつかはこの話をしなければいけないと思っていたが
クソ過ぎて・・・マジ泣けてくる。

今年の大河ドラマが始まる前に、のりちゃんと一緒に色んな事を話あった。
キャストにしろ話の展開にしろ「直江兼続」という一武将が主役に躍り出た
事が嬉しかったしようやく有名どころではない歴史が大河として出発する
喜びは誉れに近く(歴史好きには直江なんて有名過ぎるけど)
その分の期待も大きかった。ちなみに原作の火坂雅志『天地人』だって
物凄くちゃんとした歴史小説だし。
今回の直江を主役に出したという事は戦国時代をほぼ紹介出来るという事。
謙信から始まり、関が原までに至る主要人物が関わりあえる。
歴史を好きじゃない人間だって、大河ドラマを見れば流れ位は頭に入る
そんな日の目を当たる事が嬉しかった。
だから、あえてツマブキには目を閉じる。
ツマブキが主役でも目を閉じる。
わけのわからない芸能人の羅列でも我慢するよ。
ソレで視聴率が取れて、世間様が戦国時代の流れがわかるのならば。
我慢いたします。
だけど蓋を開けてみれば・・・
最初の2回を子役で繋いだ。ココまではまぁ仕方あるまい。
かわいかったし私も泣いたよ・・・。
その後・・・はぁなんてクソつまらないんだ。。。
もう全くもって話にならないよ。
何でこんなにつまらなく出来るのかがわからない。
ソレなのに視聴率はいいという意味さえもわからない。
日本人はあんなクソドラマを面白いというのか・・・。

私は全ては脚本が悪いと思う。
小松江里子には歴史は向いていない。
ってか無理だ。今回の話を貰うまで直江のことも知らなかったらしい。
そんな女に何が出来るよ。寝ないで死ぬほど調べつくしたのかい?
調べつくして色んなところを足で歩いてあの脚本はありえないもん。
泣き虫だって?泣き過ぎだろ。
天下の直江があんなに泣くか・・・コラ。
社会にどんな直江を植えつける気ですか?
また、ドラマに金のかかってない感が出すぎじゃないですか?
いつも暗い場面。
そして長澤まさみの配役は一体なんなのですか?

こんなクソ大河が流れていていいのだろうか・・・。
歴史を知らない人がこんなのを見て歴史と勘違いしたらどうするの?
クソ過ぎてクソ過ぎて涙が出てくるのです・・・。

風林火山はよかったなぁ・・・。

英雄

2007-07-26 06:40:59 | 戦国浪漫
楽しみにしている大河ドラマ。
先日前半戦のクライマックスを迎えた。
ココ最近の大河ドラマの流れは、涙なくしては見れなかった。

前半のクライマックスでは、放送当初から出演している
二人の武将が死んでいった。
甘利を演じる竜雷太
板垣を演じる千葉真一
いやぁ最高にかっこよかった。

甘利の方が最初に死んでしまう。板垣に比べると騒がれ方も
それほどのものじゃないにしろ、無骨な戦国の男としては
最高にかっこよかったと思う。
人の優しさは、男の優しさはこうあってもらえるとかっこいいなって
思えるほど痛くキレイに散っていく。
もう少し、クローズアップされてもいいんじゃないかって
思えるくらい・・・
甘利で1話とってもいいんじゃないの?って思えるほど良かった。
板垣・・・
板垣信方の死をもって千葉真一を葬り去りたい」と述べ、正式に引退表明
本人もインタビューなどで語っているとおり
日本の親父像って理想の親父ってきっとこんなのだって
そんな風に思えるほどいい役だった!
日本人ってこういうのにホント弱いよね。
そこをあからさまについてくる所が悔しい!
死んでもトンボに乗って出てきたりするもんだから
映像見ながら「かんべんしてくれよ・・・」って涙涙。
千葉真一って、ものすごくかっこいいなぁ。
役者として一本の道を通しているんだろうなって思えるところがいい。
自分でそう発言するのじゃなくて見ているだけで
オーラが出ているその存在感に憧れる。
私もそんなオーラが出てこれる人になりたいな。

これからの風林火山・・・
ガクトの出番が増え・・・無骨な戦国浪漫の中に学芸会が一人混じる
みたいなそんな雰囲気が拭えないが・・・
緒方拳も出てくるし・・・武田信玄を演じるカメちゃんもいるし
最後まで見ていくしかないな・・・。