白黒一家

ネコ暮らし

さよなら エロチックアンパン

2009-07-29 05:55:48 | 歯の痛みと歯医者と私
先日、チャリンコで走っている時に口の中で違和感を覚えた。
触ってみたら、唯一無事だった親知らずが欠けてしまった。
痛くもない。いやー、また歯医者の時間が増えるじゃないか。
そう思って昨日、歯医者に行きました。

ここ1ヶ月ほど、歯医者をサボっていました。
知らない間に、女医の人がウロウロしてる。
ふーん。関係ないけどさー。新しい先生かなぁ。
予約時間少し前に到着し、早々と呼ばれて席に着いた私に
「久し振り。サボってたでしょ?」と笑いながら声をかけたエロチック。
「ウン。忙しかったよ。」と答えて先日歯が欠けた事を伝える。
早速見て貰って、痛くないと言うがこのまま放っておくとばい菌が入ると
言われ急遽抜くことになった。
麻酔を打つ。効いて来るまでの間にレントゲンで確かめてたら
エロチックがビックリしてる。
エロ「この歯、親知らずじゃないー。えぇーうそー」
私「えぇー。どうするんよー。麻酔打ったよー。」
エロ「抜くしかないなー。過剰歯だなーこりゃぁ。」
私「なんじゃそりゃー。」
エロ「大丈夫。すんなり抜けそうだから。」

どうやら私は、人より多く歯があったらしい。(笑)
親知らずの横に小さく出てたから誰もが親知らずだと疑ってなかったのに。
ちなみにこの過剰歯は何の痛みもなく
スポンと軽く抜けてしまった。抜かれた事さえ気がつかなかった。
これは痛くもならないくらいの小さな穴だから薬も出さないよ
とエロチックは言った。
どうりでこの一体だけ、歯磨きが難しくて歯ブラシが入りにくいと
思ってたのよね。このちびっこの歯のおかげだったとは。
今日は早かったなーと思っていた私に、突然の出来事があった。

エロ「チビマルさん。僕、今日で最後なんです。」
私「エーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー・・・」
エロ「(苦笑)チビマルさんがココでの最後の患者さんで、
後1本残っているのに最後まで治療できなくてごめんなさいね。」
私「絶句」

私「無理無理無理無理。困るよ。せっかく痛くなかったのに。」
エロ「大丈夫。次の先生も痛くしないように言っておくから。
   今から紹介してもいい?」
私「えぇーーーーー。困る。」
完全に気が動転しまくってる私。
私「じゃー、これからどうするんよ。」
エロ「え?僕?僕は一ヶ月ほどお休みして○○区の方で開業するんです。」
私「○○区かぁぁ。(遠い目)通えなさそう。」
エロチックについて行く気満々だった私。
エロ「チビマルさんは、ちょっと遠くなるし通えないでしょ?
   次の先生は女の先生だし大丈夫だよ。」
オ・女だとーー。いやだーーーー。
私「大丈夫なわけあるかー!困る。絶対痛くなるもん。」
エロ「じゃぁ紹介するから待ってて。」
後ろから会話を聞いていたであろうミキティが笑ってる。
同じように後ろから会話を聞いていたであろう女医が顔を出す。
めがね鳥顔女医「 こんばんはー宜しくお願いします。」
すね始める私。
エロ「チビマルさんは、最初来た時はソレはもう虫歯だらけだったのですが
   今は頑張って通って下さって、後1本のみになりました。
   彼女は、相当な痛がりです。(笑)痛いと口を開けませんのでよろしく。
   また、麻酔が効かない体質で…なかなか大変な患者さんです(笑)
   麻酔は多めに打ってあげて下さい。後は歯ブラシ練習だけですね。
   後、チビマルさんは疲れると歯に出るタイプですので。」
そう紹介されても、私が疲れてるのはめがね鳥顔女にはわからんはずよ。すねてる私。
エロ「これで大丈夫ですよ。後はあの先生が見てくれますから。」
私「困る。」
エロ「大丈夫です。」
私「…わかりました。ありがとうございました。お疲れ様でした。」

最後は笑顔のエロチックアンパンは去っていきました。
会計の時に、受付ネーちゃんに「アンパンマンじゃないと困るんだけどなー。」
ってブツブツ言ってたらオネーちゃん笑ってた。
ぶっちゃけてアンパンマンって普通に呼んでた。
ミキティも来て「アンパンマン辞めるんでしょ?困るわー私。」
って言ったら、ミキティも「やっぱりアンパンマンに見えますよねー。」って
言ってた。そうじゃなくて困ってるんだけど私。

思い起こせば、突然入ったこの歯医者でエロチックだからこそ
痛くないからこそ通い続けたこの歯医者。痛くしないから口を大きく開けてと
いやらしいことを言われたりしながらも、壁に小児歯科と書いてあることも知らずに
生まれて始めて完結させるかも知れない歯医者。
エロチックがいなくなることで私の歯医者完結が出来るかどうなのか。
痛くなかったのになーエロチック。
本当に残念。


最新の画像もっと見る