言の葉

気の赴くままに、ひたすら詩を綴っています。

つい、さっきまで、ここにいたのに。

2012年01月01日 | Weblog

つい、さっきまで、ここにいたのに。
この場所で、一緒に笑っていたのに。

抱きしめた温もりが少しずつ消える。

そうして君は私のことを忘れるのかな。

永久の別れではないと信じていても、
心が引き千切られるように痛む。

君と離れてまで手に入れたいものが、
この場所にあるから、仕方がない。

ここに来ることを選んだのは、僕。

君は何も知らずに笑っているだけ。
その姿が何よりも愛しいと思うよ。

次に会うときまで元気でいてね。
また、強く強く抱きしめるからね。




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