うちの猫

2005年の夏の終わりに拾われて飼うことになった女の子。
生後間もなくやってきて、怖い思いはさせていないはずなのに、
とても憶病さん。
爪切り大嫌い。
抱かれるのも大嫌い（←　抑え込んで無理やり爪を切るせいだと思う）。
わたしのことどう思ってるんだろう、好きなんかいな？
でも肩の上に乗ってくる。

猫を飼うのは2匹目だけど、先代は成猫でもらいうけたので
子猫から飼うのはこの子が初めてだった。

わたしはペットに対しては、淡白です。
愛情は持ってるはずだけど
猫には猫の幸せがあると思うので、
人間と猫はきっちり分け隔てしてます。

これまで犬も猫も鳥もウサギもネズミもカメもいろいろ飼ったけど、
亡くなった後でいつも思うのは、
「わたしはいい飼い主だったかな？」ということ。

ペットロスになったことはないけど、
「もっと一緒に遊んであげればよかった」
「もっと真剣に看病すべきだったのでは？」
「うちに来て幸せだったかな」
といことが何年たっても頭に浮かびます。

だったら、生きてるうちにもっと可愛がれば？と思うのだけど
自由放任主義なので
強い絆とか
深い愛情とか
そんなのは意識にも上らず
ただ淡々と日々お世話して
体調を崩せばおろおろと心配して
たまに怒ったりもするけど、
なんだかんだと癒されてます。

まあ、わたしが何と感じようと
うちの猫も淡々と日々満足して生きているとは思います。

お互い似た者同士で淡白だけど
たぶんとても愛してるよ。わたしは。