難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

Court Reporting ( コートレポーティング=法廷速記)  

2006年09月06日 08時21分45秒 | みたびニューヨークで
court-report2.jpggroundzero2.jpgニューヨークで行動をともにした在米9年の難聴女性からのメールを本人の許可を得たので紹介したい。

右の写真が、地下鉄の車内広告にあったコートリポーティングを学びませんかという広告。
左の写真が、グラウンドゼロ。

ラビット
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皆さんと別れたあと一人でJFK空港へ行く途中、地下鉄の中でこのような広告を見つけました。高給でデマンド(要望)の高いコートレポーターになりませんか?という大学のコースの宣伝広告です。
そういえば、私たちのサイドイベント中、英語の文字通訳をしてくれたコリーンさんは一時間に135ドル請求してましたよね(誰が請求書もってるのだったっけ?)。
技術が身につくまでは数年かかると聞きますが、一度身につけば法廷、会議、講演会などに引っ張りだこ。言語通訳のように安定収入の期待できる専門職として確立しつつある感じがします。
もちろん日本もこのようになるべき、という意味じゃありません。両国には文化、言語、社会や個人の発達の形成も違うお国事情がありますから、日本は日本なりの文字通訳の発達の過程があるべきです。
この報告は、あくまでもアメリカでの彼らの職業(文字通訳)が一般社会からも注目と尊敬を集めているのであろうことの証左としてこの広告を感慨深く発見した、ということにすぎません。
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ラビット 記



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