難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

ろう者の佐沢静枝さんの講演

2006年07月25日 22時34分06秒 | 生活
060723_1443~001.jpg060723_1452~001.jpg東京都中途失聴・難聴者協会の七月例会でろう者の佐沢静枝さんの「手話の魅力をたっぷりと」の講演があった。

佐沢静江さんの講演で、ろう者の手話で話す時の表情が豊かと言われるのはちょっと違う、首の傾け方、眉毛の形まで表情が意味を持っているということだと聞き、合点した。難聴者に、どうして表情が必要か、言葉と同様声の強弱やイントネーションには意味があるが、手話の表情がそれにあたると説明しようと考えていたからだ。

佐沢さんのお母さんは中途失聴者だ。最近近所の人とのコミュニケーションにも困るようになって、手話を覚え始めたお母さんを尊敬していると話していたこと、難聴者、ろう者という前に、人間であることが大事だと強調していたことに、若い人なのにしっかりした考えを持っている
と感銘を受けた。

ラビット 記



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