難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

ケアプランと介護計画の課題の性質は違うって?

2011年01月08日 19時41分01秒 | 難聴一般
「ケアマネジメントは、利用者が抱える個別の生活上のニーズを確認し、それを解決するために、利用可能な社会資源を活用していく一連のプロセスのことを指す。地域ケアにおける効果的な援助の技法であり、介護保険法に導入された。」(「介護福祉士受験ワークブック上2011」、中央法規、P296)

介護保険制度では、施設においては施設が「ケアプラン(施設サービス計画)」を、在宅においては「ケアプラン(居宅サービス計画)」を作成し、利用者にサービスを提供していく。

介護過程における介護計画(個別援助計画)は、ケアマネジメント過程におけるケアプラン(居宅サービス計画)と同一のものではない。ケアマネージャーが組み立てたケアプランに従って、介護の立場から利用者の生活課題を解決する方法を示したものである。
(同P297)

【ケアマネジメント過程】
「ニーズ確定・課題分析」→「ケアプランの策定」→「ケアプランの実施」→「モニタリング」→最初に戻る
(同P296)

【介護過程】
介護過程の要素は、①アセスメント(情報収集と問題の明確化)、②計画立案、③実施、④評価により構成される。
これは、ケアマネジメント過程と同じ問題解決手法である。両者の違いは、解決すべき利用者の課題の性質が異なることである。
(同P297)

この課題の性質の違いというのは、ケアマネージャーの作成したケアプランが利用者生活全体を支援する計画であるのに対して、介護計画は生活介護、身体介護の具体的な内容を示したものということだろうか。

実際の介護業務に関わったことがないので、ケアプランも介護計画も見たことがなく、いまいち理解に確信が持てない。


ラビット 記
※昨日今日と快晴が続く。寒さも厳しい。昨夏の熱波が恋しい。

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