難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

聴覚過敏症に「リスニング・トレーニング」。

2012年07月29日 05時06分54秒 | 難聴一般
~聴覚過敏で悩んでいる方!~
「リスニング・トレーニングを、紹介します。」

発達障害の困難をもつ人の中には、耳に機能的な問題がなくても、わずかな音が気になり、そのせいでその場にいられない状態におちいってしまうことがあります。 そして常に耳ふさぎをしていないといられない。 通常の人では気づかないような空調の音や微細な電子音をキャッチして苦痛と苦闘の世界から抜け出せないでいるのです。 まわりからは「そんなことあるわけない」「気にしすぎ」「わがままだ」と言われてしまうのがオチかもしれません。
もともと「聞こえ方」の違う彼らをどうしたら理解し助けてあげることができるのでしょうか・・・?

たとえば、あなたは人間の『耳』のことをどれだけ知っていますか?
「聞く」(hear)と「聴く」(listen)の違いはわかりますか? 利き手に「右利き」と「左利き」があるように、耳にも「右耳利き」と「左耳利き」があるのを知っていますか? 音の伝わり方は「空気伝導」だけではないことを知っていますか? 世界中の人が国によって違う周波数の言語を使っていることを知っていますか? 人間の耳の中でいったいどんなことが起こっているのか、あなたは知っていますか?

発達障害の彼らが通常の人たちと「違う聞き方」「違う周波数」で日常を過ごし、どんなに困っているか、少し想像してみてください。
長い間、「チューリップ元気の会」のヒデくんも、聴覚過敏でとてもとても困っていましたが、昨年一年間、リスニング・トレーニングをしたおかげで、日常生活がグーンと快適になりました。 なぜ変わったのか、どう変わったのか、 ヒデくんの母、溝井啓子(チューリップ元気の会・理事長)の興味深い実体験も一緒に聞いてしまいましょう! 

●日 時  : 2012年 8月 1日 (水) 13:30~16:30
●講 師 :二村 典子 氏 (NPOトマティス聴覚・心理・発声ケア協会理事長)   
●場 所 :クラッセ川越 ・ 6F多目的ホール  ( Tel 049-228-7723 )
●参加費 :¥500  
●定 員 :80名(定員になり次第、締め切らせていただきます)
●主 催 :NPO法人チューリップ元気の会 
    
《 講師プロフィール 》二村 典子 (にむら のりこ) 氏
国際基督教大学大学院教育学専修臨床心理学専攻終了。
20代、30代は役者、朗読家、作詞家、歌手として多岐に活動し、その経験からいつしか「心とコトバと身体の関係」について深く考えるようになる。 その後、リスニング・トレーニング«トマティス・メソッド»と出会い、 トマティス聴覚カウンセラーとしての勉強をはじめる。 現在は「NPO法人トマティス聴覚・心理・発声ケア協会理事長」となり日々精力的に活躍している。

<申込み・お問合せ>
FAX049-246-2050 NPO法人チューリップ元気の会
E-mail :tulipgenki@yahoo.co.jp
HP:http://tulip.main.jp/
*申し込みはFAXかE-mail 又はHPからお願いします。

案内書/参加申し込み書
http://tulip.main.jp/tulip-kouen1208_tomatis.pdf

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