難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

難聴「者」になることが人権保障

2011年07月11日 22時13分58秒 | エンパワメント

難聴者は、いろいろ教えられたり体験したりして学ぶことで『難聴「者」』になる。
たいていは教えられることはなく、自分で試行錯誤し苦闘して苦悩して、学び取ることになる。
難聴者になるためのカリキュラムもなければテキストも教師もいない。
ろう学校のようにロールモデルになる人にも出会わない。
何せ、難聴の状態の体験は共有できない。

もっと難聴になったら、系統的に自分のことがわかり、自分を卑下することなく自尊感情を高める術を身につけられ、人と接するための能力が高められる場が必要だ。
1970年代、「老人大学」運動から学んだ「難聴者大学」が各地で開かれていた。

一人の人としての人権意識を持って社会に挑戦することを支援する組織と出会い、思うがままに行動することが可能となる人との繋がりをリアルと電子空間で構築し、無意識の行為が相互に人格を高め合うような難聴者。

これが難聴者の人権保障。

ラビット 記
※あっ、あそこの「ごはんBAR SHIEN」だ。
通勤時はいつも閉まっているのにいつ客が来るのかと思っていた。出退社時間が開店時間に合わなかったのだ。あさのごはんBARと昨夜テレビで見たごはんBAR。
http://chofu.com/units/36243/gohanbar_shien/

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