難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

突然の電話に対応。人工内耳だからかな。

2011年01月26日 14時40分14秒 | 難聴一般
とつぜん、PHSに電話があった。いったん切れてしまったが、幸い周囲が比較的静かだったので、かけ直して見た。

女性の声でとても早口で何を言っているか分からない。
カード会社のようだ。
「難聴なので、ゆっくり話してください」と「ゆっくり」を間を伸ばして頼んだが「聞こえますか」と大きい声で話してくれるが早い。

再度「ゆっくり話してください」と言って聞くが分からない。
「用件の向きが分かりません」と再度聞く。

「お支払い」とか「利用料」とか聞こえるので何かカードで買ったかと考えるが、最近は皆プリペイドだし。

「お支払いの用紙を送ってある」と聞こえたのでやっと思い出した。
「623円とかのですか」というとそうですという。ずいぶんと半端な数字だったので覚えていた。
明日支払いますと言うとよろしくお願いしますと言って終わった。

人工内耳で電話も聞こえるがこういう時どうするかの対応方法を確認しておく必要がある。
カナダの難聴者協会の難聴者の自立支援啓発リーフレットに電話がセルラーホン(携帯電話)にかかってきたときどうするかという例がある。
周囲がうるさい場合、電話を会社か自宅から拡声電話でかけ直すとか、別の連絡方法を伝えて切るとかその場に応じた方法が紹介されていた。

これは社会生活力SFAを身に付けることそのものだ。
カナダのリーフレットを翻訳したり、日本版の開発に取り組みたいがこれも来月以降に。


ラビット 記

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