秋の京都は三連休で大混雑していた。
会議の場所の行き方を忘れてしまい、バスセンターで京都市聴覚言語センターというとさすがに歴史のあるセンターだけあって、カウンターの女性がうなづいてここですねと地図を指して、○○番のバスに乗って下さいという
前行った時は違う番号だったが、バスが来たので乗ってしまった
車内は満員だった。隣の方に高野に着いたら教えて下さいと言おうと思っていると、日本語の辞書を開いている。どうも外国人らしい。どやどやと皆が降り始め、渋滞で時間が経過し、行き先表示が終点のような表示だったので降りてしまった。
隣の方がたどたどしい日本語で清水寺ですかと聞かれたので、何のことはない、隣どおしで聞こうか聞くまいか迷っていたのだ。
会議が始まる時間が近付いているのでタクシーに乗り換えた。
タクシーは、難聴者にはコミュニケーションがかなり取りにくい。走行音でうるさい上、相手の顔も見えないからだ。
しかし、今回は運転手の声がわかった。なぜか考えてみた。小型車で距離が近かったこと渋滞気味で比較的静かだったこと。
聞えの問題はその都度整理が大切だ。
ラビット 記