Gメモリーズブログ

有限会社クリエイティブデザイン羽沢組

ソフビ制作裏話 その78

2008年10月15日 | 制作裏話
GMKゴジラ 箱根決戦バージョン編 PART.3



■「ブラックバージョン」との比較
 前に「GMKゴジラ ブラックバージョンのこだわり」でも書きましたが、正直な所、未だに数あるゴジラの中でGMKゴジラが人気のある方なのかはわかっていません。「箱根決戦バージョン」そのものは好評をいただき安心したのですが、結局他のゴジラ商品に比べてどうかというと特別に良くもなく悪くもなくと言う所でした。個性が強いだけに、「ゴジラなら何でも好き」という人は別にして、ファンの方々でもはっきり別れるようですね。
 この「箱根決戦バージョン」を発売した時は、まだ「ブラックバージョン」の在庫がありましたので(現在は完売しております)、販売イベントでは並べて展示しておりました。この時初めてご覧いただいて、どちらかひとつだけを買おうとされる方々は、2つを見比べてかなり悩まれる場合が多かったように覚えています。逆に即決の方が少なかったと思われます。この2つは近い色でありながら、仕上がりはかなり対称的でしたので、それが悩ませる原因だったようです。
 玩具的な要素を重視される方は「ブラックバージョン」を、GMKの劇中の雰囲気を強調した感じを重視される方は「箱根決戦バージョン」をチョイスされたと思われます。単体で見るとそう強くは感じませんが、並べてみれば「箱根決戦」の方はちょっとリアルテイストに感じてしまいますね。

 そして「箱根決戦」をお求めいただいた複数の方に言われたのが、「この時のバラゴンもぜひ作ってほしい」と言う事でした。お気持ちはよーくわかります。私も欲しいし、作ってみたい怪獣です。できたら「箱根決戦バージョン」と並べてみたいです。でも売れ行きを考えると………。現時点では難しいと言わざるを得ません。もっと弊社が力を付けてから検討してみます。今はこれしか言えません。

 Gメモリーズセレクションの中で、バージョン名に地名(戦いの舞台)を入れたのはこの「箱根決戦バージョン」が初めてでした。配色を考えるのも楽しかったし、弊社としてもそれだけ印象の強い商品である事が言えます。
 現在「GMKゴジラ 箱根決戦バージョン」は発売中です。数も少なくなってきました。ご希望の方は弊社までお電話下さいませ。

▲比較写真です。左「箱根決戦バージョン」、右「ブラックバージョン」。

(2010.7.28更新)
「GMKゴジラ 箱根決戦バージョン」は完売しました。ありがとうございました。

ソフビ制作裏話 その77

2008年10月14日 | 制作裏話
GMKゴジラ 箱根決戦バージョン編 PART.2



■配色のチョイスについて
 「GMKゴジラ 箱根決戦バージョン」は、箱根での激闘のゴジラをイメージすべく、成型色は黒に近いダークブラウンにしています。このために作っていただいた色です。
 バラゴンとの戦いはとにかく土煙、砂埃が舞う動きの激しいバトルでした。それを表現すべくダークブラウンをチョイスし、さらに戦いでの汚れを現すべくツヤ消しを入れて少し成型色を薄くした感じのダークブラウンをスプレーしています。
 発売時の「こだわり」でも書きましたが、このスプレーした色は何度もやり直して調合しています。土の汚れに見えるように、かと言ってあくまで「カッコかわいく」から外れない程度に汚らしくは見えないようにというバランスで何度もやり直しています。商品になってみればあまり目立たないのですが、地色の濃い成型色に近い色を塗る難しさを改めて感じました。調合した容器の中の色と実際に塗ってみた色とでは、地色が濃いとかなりの差が出るわけです。今までもそういったパターンの色のチョイスでゴジラ達を塗るケースは多々ありましたが、茶系の色の商品はこれが初めてです。少々いつもと勝手が違っていました。
 何度もやり直したおかげで、納得できる色を作れたと思っています。
 最初の「ブラックバージョン」とは違い、ツメやキバは象牙色っぽくしています。GMKゴジラ特有の巨大生物感を強調した色にするためです。
 また目はゴールドとアイボリーのグラデーションにしたため、より怖さを強調できました。
 色全体としては「ブラックバージョン」が、全身ツヤありでシンプルな真っ黒のゴジラでしたし、細かな部分の色もシンプルにアイボリーで統一したので、この「箱根決戦バージョン」は比較して印象が随分違いました。
 「ブラックバージョン」に比べれば、リアルよりの塗装になったと思います。その分しっかりあの戦いのシーンのゴジラを表現できたと思っておりますが、皆さんはどうご覧になりましたでしょうか。

(2010.7.28更新)
「GMKゴジラ 箱根決戦バージョン」は完売しました。ありがとうございました。

ソフビ制作裏話 その76

2008年10月13日 | 制作裏話
GMKゴジラ 箱根決戦バージョン編 PART.1



■テーマはバラゴンとの戦いのシーン
 今日から昨年9月より発売を開始した「GMKゴジラ 箱根決戦バージョン」の制作裏話をします。「GMKゴジラ」としては「ブラックバージョン」に次ぐ2つ目のカラーバリエーションになります。
 これはその名の通り『ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃』(以下GMK)劇中のゴジラとバラゴンが激闘を繰り広げた箱根、大涌谷山中での戦いの時のゴジラをイメージして企画したものです。
 GMK公開までの数年のゴジラは多くの怪獣と戦ってきましたが、平成になってからはそのバトルのシーンはほとんどがビルが建ち並ぶ都会ばかりでした。横浜、新宿、幕張、有明、台場……。そうではなかったのはビオランテ戦ぐらいですが、ビオランテとは組み合って戦うと言う感じの怪獣ではありませんでした。
 ですから山の中で思いっきり組み合って戦った、GMKでのバラゴン戦は実に新鮮でした。
 ゴジラをより大きく、凶暴に見せるべく、バラゴンは小さく作られ、大涌谷山中の舞台が立体的であるからこそ、ゴジラとバラゴンの戦いもまた立体的で見ごたえがありました。そこで完膚なきまでにバラゴンを叩きのめす事でゴジラの強さを表現しています。実に印象的な名場面でした。
 今ではほとんど言われる事のなくなった「怪獣プロレス」(死語?)という言葉を思い出したぐらいです。
 この「箱根決戦バージョン」は、その時のゴジラを表現すべく企画したカラーなのですが、ある意味ゴジラだけではなく、そのシーン全体をイメージしたカラーリングと言ってもいいでしょう。「箱根決戦バージョン」をご覧いただく度に、ゴジラそのものと言うよりは、あの対決のシーンを思い出していただければ商品化して成功だったと思っています。

(2010.7.28更新)
「GMKゴジラ 箱根決戦バージョン」は完売しました。ありがとうございました。

少年サンデーの表紙風に!

2008年10月11日 | Gフォトギャラリー


 「大戦争ゴジラ ブラウンバージョン」についているGMSカードは、昭和41年に発売された週刊少年サンデー2号の表紙のゴジラの写真をモチーフにして作りました。
 そのGMSカードの画像を作った後に、表紙そのもののデザインのパロディも作りたいなぁとずっと思っていました。気になってしょうがなかったので、とうとう作ってしまいました。
 あの少年サンデーをお持ちの方、もしくはその表紙が紹介されている書籍をお持ちの方は、ぜひ見比べてニタニタして下さい。
 なお、商品の「大戦争ゴジラ」は、この画像のようなアングルではこのように尻尾は見えません。少年サンデーの表紙写真のゴジラに近づけるために合成で入れていますので、お間違いのないように。
 今にして思えば、この画像をそのまま使ってGMSカードとは別にカードとして作って付録に付けたかったです。どうです?

 それにしてもこの画像を作るために、丸々半日以上時間を使ってしまった。『ゴジラの息子』でずっこけてばかりいるミニラ並みにアホな私……。

(2010.7.5更新)
「大戦争ゴジラ ブラウンバージョン」は完売致しました。ありがとうございました。

「シェー!」って何ザンス? その3

2008年10月10日 | 羽沢組的怪獣見聞録
ゴジラの「シェー!」に思う事

 はっきりとした記憶は定かではないのですが、私が初めて『怪獣大戦争』を観たのはおそらく「東宝チャンピオンまつり」だったと思います。小学生の私にとってゴジラの「シェー」は、「ゴジラにそんな事させるなよー」と思いつつも笑ってしまい、親近感を覚えたのは確かだと何となく覚えています。
 日常の中で「シェー!」が流行としてあった時代を覚えているのは、おそらく現在40代半ば以上の人達だと思われます。そんな中で、ゴジラが「シェー!」をした事でがっかりし、ここからゴジラ映画の衰退が始まったと思っておられる方々もいるそうです。
 気持ちはわかります。ゴジラは常に人類にとって「脅威」として描いてほしい。私もそう思います。
 が、当時子供だった私と同じように、こういう「遊び」がある事でよりゴジラ映画を身近に感じて次も見ようと思った子供はこれでぐっと増えたのではないでしょうか。出演者の皆さんまでスチール写真で「シェー」をし、雑誌等に取り上げられる事でよりゴジラ映画がメジャーとなり、ゴジラだけではなく怪獣の知名度が上がった要因の一つになったのではないかと思うのです。

 今回「シェーポーズ」をした「大戦争ゴジラ」を発売して感じたのは、今までのGメモリーズセレクションのゴジラ達をお求めいただいたお客様に比べて年齢層が高く感じた事です。映画公開時(後のチャンピオンまつりも含めて)、当時リアルタイムで「シェー」の流行を体現していただろう世代なのだと思います。
 お求めいただいた方々の中にも、ゴジラの「シェー!」に対して否定的な方もいらっしゃったでしょう。逆に嬉しかった方もいらっしゃったでしょう。そういう諸々の思いを感じてお求めいただいたのではないでしょうか。当時の子供だった皆さんのあの頃(肯定派否定派問わず)を少しでも思い起こすきっかけになったのかも……と僭越ながら勝手に解釈させていただいております。
 もちろんそういうおじさん達だけを対象に発売した商品ではありません。「シェー!」の流行をリアルタイムで体現していない若い人達にとっては、「大戦争ゴジラ」の「シェーポーズ」は単なるゴジラのワンシーンでしかないのかもしれません。それでも当時まだ赤ちゃんか生まれていない方々が、弊社の「大戦争ゴジラ」をお求めいただく事で、ゴジラが「シェー!」をした事のインパクトや面白さをほんのちょっとでも構わないので感じていただければ嬉しく思います。

 「シェー!」ひとつでベラベラ能書き多すぎ?………おっしゃる通りザンス。


(2010.7.5更新)
「大戦争ゴジラ スタンダードカラー」「大戦争ゴジラ ブラウンバージョン」は完売致しました。ありがとうございました。

「シェー!」って何ザンス? その2

2008年10月09日 | 羽沢組的怪獣見聞録
正調の「シェー!」って?

 皆さんは「シェー」をする時、どんなポーズをしますか?
 マンガのイヤミのような「シェー」は、人間の人体構造からすれば、かなり関節が柔らかくないと難しいものです。昨日も書きましたが、マンガの中では、まっすぐ上にあげた手は手首から直覚に頭側に曲げ、もう一方の手は胸元で手のひらを顔に向けます。あげる方の足は膝から垂直以上に上にあげ、下の足は爪先立ちです。

 ブームの頃、テレビや雑誌等で多くのタレントが披露していたりしていましたが、もちろんイヤミのようなシェーではありません。あげた手は曲線になってるし、もう一方の手は胸ではなくお腹に位置していたりしています。足はと言うと、右手が上の時でも右足が上だったり、左足が上だったりと統一されていません。それ以前にあげる手が左右両方のパターンがあります。
 ゴジラファンにとっては『怪獣大戦』の宣材写真でご存知かと思いますが、出演された宝田明さんや水野久美さんも劇中衣装で「シェー!」をしております。

 一体、正調の「シェー」はどうなんでしょう?
 実は統一ってあるようでないみたいです。マンガでもイヤミはもちろん他の赤塚キャラも左右両方のパターンがあります。右手が上の時は右足が上、左手が上の時は左足が上……そう思われがちですが、マンガでもごくまれにそのパターンと逆の時もあるようです。いくつか探ってみたら赤塚先生自身の「シェー」の写真でもそういうのがありました。
 先生もあまり気にされなかったのかもしれませんね。左右どちらが上だとか、あげる方の手足の左右をそろえるだとか、手の位置や角度だとか、決めなくて良いものなのでしょう。
 考える必要はなさそうです。第一、ギャグひとつにいろいろと理屈をこねる事自体、センスのない事ですね。「ギャグなんだから面白ければいいじゃないか」……と言われそうです。
 反省。
 でもあとちょっとだけ。明日はゴジラの「シェー」の事を書くザンス。

▲弊社商品「大戦争ゴジラ」の宣材写真のNG。商品ではなく、彩色サンプルの時のものです。
 あげる手足の左右が揃っていません。そのため使用していませんでした。
 でも「シェー」としては、ある意味なんでもありと言えます。
 だからこれでも間違いじゃないと言えばそうなるのかもしれませんね。


「シェー!」って何ザンス? その1

2008年10月08日 | 羽沢組的怪獣見聞録
叫びとポーズはワンセット?

 皆さんは正しい「シェーポーズ」をご存知でしょうか?
 今回「大戦争ゴジラ」を作るにあたって、調べると言うほど大袈裟なものではありませんが、今年の春頃少しばかりいくつか本やサイト等で「シェー」に関する事を探ってみました。
 私は、正しいとか正しくないが結局わからず、もしかしたらどうでも良い事なのかも……と思ってしまいました。

 言う間でもなく、「シェー!」は、赤塚不二夫先生の『おそ松くん』に登場するイヤミのお馴染みのポーズです。
 主に驚いた時にこのポーズをするのですが、他にもいろんなシチュエーションでやっているので、特にこういう時にするものと言う概念はなさそうです。そもそも赤塚マンガの面白さはナンセンスだと思うので、ギャグに理由付け等はあまり必要ないかもしれません。

 昭和40年代には日本国中、大人から子供までやっていたほどの流行語でもありました。幼少の私もやっていた記憶があります。私と同世代の方々はみんなそうでしょうね。
 マンガで見られるポーズそのものは、あげた手は手首から直覚に頭側に曲げ、もう一方の手は胸元で手のひらを顔に向けます。あげる方の足は膝から垂直以上に上にあげ、下の足は爪先立ちです。どうやら基本がこれのようです。
 全ての赤塚マンガを読んだわけではないので、偉そうな事は言えませんが、イヤミが全てこのポーズをしているかと言うとそうではありません。手だけで「シェー」と叫んでいる場合もありますし、全くこのポーズをしないで叫んでいる場合もあります。つまり『おそ松くん』の中で、叫びそのものはイヤミの口癖として描かれているようで、ポーズはその一部と言う事のようです。
 つまりポーズをしないで「シェー!」と叫んでも間違いではないのです。
 ポーズをした時の「シェー!」が面白く、マンガはもちろん後にテレビや本等でタレントさん達がやって、ポーズありきの「シェー!」が定番として知られるようになったのではないでしょうか。
 そして我らがゴジラまで、映画や本等で「シェーポーズ」をする事になるんザ~ンス。


▲左「大戦争ゴジラ ブラウンバージョン」(発売中)、右「同 スタンダードカラー」(完売)

(2010.7.5更新)
「大戦争ゴジラ ブラウンバージョン」は完売致しました。ありがとうございました。

大戦争ゴジラを発売して

2008年10月07日 | 代表羽沢のG雑感
■諸々の不安と喜び
 毎回新造型の商品、しかもいつもとパターンが違う時のものを発売する時は、期待の方が大きいのですが、ちょっぴり不安もあります。「大戦争ゴジラ」を作った時もそうでした。
 もちろん商品としては制作上ベストを尽くして作ったものですし、自信を持って発売したものです。それが多くのお客様に受け入れられるかと言うのは必ずしもイコールではないと常に思うのです。
 これまでのGメモリーズセレクションは、ずっとオーソドックスなポーズで展開してきましたが、「大戦争ゴジラ」だけは劇中のワンポーズを立体化したものでした。中には今までと同様に「構え」たポーズを望まれる方もいらっしゃったかもしれません(今の所そうおっしゃった方はいらっしゃらないようです)。
 スタンドやベースが必要なので、いつもより少し値段も上がっているし、「シェーポーズ」を拒絶される方もいるのではないとかという覚悟もありました。
 最初の「スタンダードカラー」は、当初ワンフェスで発売するつもりで企画したのですが、例年夏のワンフェスは8月下旬なのに今年は8月上旬でした。そのため、ワンフェスでは間に合わず、通販先行商品となりました。別途送料をいただく事になるので、売り上げにも影響はあるだろう不安があった事は確かです。
 そんな諸々の不安とは別に、好評をいただき、「スタンダードカラー」は追加分も含めて発売(商品完成)開始から1ヶ月弱で完売し、ほっとしております。本当にありがとうございました。
 大袈裟と言われるかもしれませんが、いつもと違う事をするのは事前のドキドキは大きいし、受け入れられた時は喜びもいつもと違います。「大戦争ゴジラ」は完成までにいくつかアクシデントがあったり、学ばなければならなかった事も多く(いずれその辺は「制作裏話」としてここで書きたいと思います)、「キングギドラ」の時と同様に弊社としても良い経験になった事は確かです。これらを生かして次につなげていきたいと思います。
 この「大戦争ゴジラ」を発売後、多くの方に喜んでいただいた感想をいただき、本当に嬉しく思います。こういう時が一番嬉しい時です。作って良かったと心から思えます。本当にありがとうございました。

 また、ソフビをお求めになる方の中には、購入後は開封されずに保管される方も多くいらっしゃると思います。ぶっちゃけ弊社の「大戦争ゴジラ」は、そのままでは面白さがあまりないと思います。巨大なお世話かもしれませんが、「ウチの大戦争ゴジラはシェー!させてナンボ」と思って作ったものですので、よろしければ一度袋から出して「シェーポーズ」させてみて下さい。楽しんでいただけると思います。

 完売した「スタンダードカラー」の再販・追加生産の予定はございません。お問い合わせいただくのですが、今後もその予定はありません。ご了承下さい。
 現在発売中なのは「ブラウンバージョン」のみです。こちらをご希望の方は弊社までお電話くださいませ。


▲「大戦争ゴジラ ブラウンバージョン」と「キングギドラ スタンダードカラー」。
 共演怪獣同士並べてみました。


(2010.7.5更新)
「大戦争ゴジラ ブラウンバージョン」は完売致しました。ありがとうございました。

ゴジラ対キングギドラ

2008年10月06日 | Gフォトギャラリー


 前に「大戦争ゴジラ スタンダードカラー」(完売)を作った時に、X星でのキングギドラとの戦いのシーンの画像を作って紹介しました(9月17日)。
 今回は、現在発売中の「大戦争ゴジラ ブラウンバージョン」を使ってのキングギドラとの戦いのシーンです。舞台は地球、『怪獣大戦争』劇中のクライマックスの最後の戦いのシーンのつもりです。使っているギドラはもちろん弊社商品の「キングギドラ スタンダードカラー」(発売中)です。
 土煙や砂埃が舞っているシーンが多かった劇中映像の雰囲気に近いと言う点では、ゴジラがギドラと組み合って戦う場合、「スタンダードカラー」よりは全然「ブラウンバージョン」の方ですね。何度も『怪獣大戦争』をご覧になった事のある方ならわかっていただけると思うのですが、並べてみると「ブラウンバージョン」の方が劇中映像(特に戦いや暴れるシーン)を思い出せます。
 皆さんの印象はどうですか?

(2009.1.20更新)
 「キングギドラ スタンダードカラー」(追加販売分)は完売致しました。ありがとうございました。
(2010.7.5更新)
「大戦争ゴジラ ブラウンバージョン」は完売致しました。ありがとうございました。

キングギドラ シャイニングゴールド

2008年10月04日 | 新作商品情報
キングギドラ シャイニングゴールド
(隕石ベース付き)
11月1日通販先行で発売!!

 すでに配付しているチラシでお知らせしておりますが、多くの皆さんのリクエストに応えてクリア成型のキングギドラの発売が決定しました。ディスプレイできる「隕石ベース」(新規彩色版)付きで、11月1日より通販で販売を開始致します。

Gメモリーズセレクション
キングギドラ シャイニングゴールド
(隕石ベース付き)
●ソフトビニール製 彩色済みの完成品
●キングギドラ/全高約21cm 隕石ベース/全長約22cm
 ノンスケール ディフォルメタイプ
●価格 6930円(税込)
●発売日 2008年11月1日発売開始予定
 購入お申し込みは11月1日13時より電話にて受付致します。
●販売個数 限定50個(追加販売は致しません)
●登場作品 東宝映画『三大怪獣 地球最大の決戦』1964年作品
●発売 クリエイティブデザイン羽沢組
 TM&(C)1964,2008 TOHO CO.,LTD.


 今回お知らせするのは、「キングギドラ」のカラーバリエーション第4弾となるバージョンの「シャイニングゴールド」です。
 これまで3つのカラーバージョンのキングギドラを発売し好評をいただいてきました。第一弾の「スタンダードカラー」発売後からすぐに、お求めいただいた多くの方々から「いつかクリアでのバージョンを作ってほしい」というリクエストをいただき、実現となりました。
 これまで第一弾として『三大怪獣 地球最大の決戦』の劇中で見られた着ぐるみスーツをイメージした「スタンダードカラー」を、そして前回は初めて登場した時の出現シーンをイメージした「出現バージョン」を発売してきました。位置付けとして今回の「シャイニングゴールド」は、この2つの中間の時のキングギドラをイメージし、炎の形から実体の怪獣へと変わる過程の状態である金色に発光して輝くキングギドラをモチーフにしました。
 全身の輝きを表現すべく、成型色はクリアイエロー(半透明)を使用し、ゴールドとシルバーのラメを混合して入れる事で、塗装ではできない表現をしています。その成型を生かすべく塗装部分をできる限り最低限にし、目、キバ、口の中、頭部の毛髪、ツメのみにしています。
 キラキラと輝く独特の雰囲気を味わっていただけると思います。いつもは「カッコかわいく」をテーマにしているGメモリーズセレクションですが、今回は「キラキラとカッコかわいく」という感じです。
 また、前回の「出現バージョン」の付属で好評をいただいた「隕石ベース」を、今回も付属させる事にしました。成型色は前回と同じダークブラウンですが、彩色は新規パターンです。爆発直前の発光をイメージして隕石部分をゴールドとオレンジゴールドで彩色し、前回とは一味違った雰囲気になるように制作しました。もちろん前回同様ディスプレイしやすいようにキングギドラをその上に立たせる事ができます。ぜひ今回も遊ぶだけではなく飾る楽しさも味わっていただきたいと思います。
 キングギドラにこの「隕石ベース」が付いてくるのは、今回が最後になるかもしれません。
 さらに販売個数については、後日また改めて詳しく書きますが、成型上の理由により今回は完全に限定数とさせていただきます。追加生産・販売はありません。あらかじめご了承下さい。

 これまでのシリーズで発売したゴジラ同様、キングギドラの持つ個性を強調する羽沢組ならではのディフォルメタッチでアレンジし、「Gメモリーズセレクション」のテーマでもある「カッコかわいく」から外れる事ないようなバランスで造型、配色して遊べるソフビとして制作するものです。
 こちらの販売は2008年11月1日に通販先行で販売致します。通販申し込みは11月1日13時より電話にて受付を開始致します。たくさんの皆さんのお求めを心よりお待ちしております。

配付チラシ

2008年10月03日 | その他

 先日のスーパーフェスティバルから配付を開始したチラシです。前回よりも枚数を多く作ったのですが、1日でほとんどなくなってしまいました(残ったのはたった1枚)。どうやら「キングギドラ」の新規カラーや在庫が気になる方が多かったようです。翌日すぐに追加で作って、現在は通販購入者の方に同封しております。
 在庫確認にお役立て下さい。
 この中に記載してある「大戦争ゴジラ スタンダードカラー」は完売しております。
 完売表記や「残りわずか」の表記にも変更がありますので、近日改訂版を作る予定です。


 ここで紹介している「キングギドラ シャイニングゴールド」の詳細は明日お知らせします。
 お待たせしております。