Gメモリーズブログ

有限会社クリエイティブデザイン羽沢組

キングギドラライトゴールドのこだわり その2

2012年07月24日 | 新作商品情報


こだわり2 メタリカルなゴールド

「キングギドラ ライトゴールド」の全身に塗装したゴールド。これが今回の一番のこだわりです。



明るく輝いたような金色の表現
 キングギドラと言えば全身ゴールドある事は言う間でもありません。今回の商品も全体的にゴールド塗装した「キングギドラ」です。
 ゴールドのキングギドラと言えば、Gメモリーズセレクションでは「スタンダードカラー」がありましたが、今回の「ライトゴールド」はそれとは違うテーマでの配色として、全身金色のキングギドラを企画致しました。

 前回の「スタンダードカラー」は、昨日書きましたように劇中でのスーツをイメージした沈んだ感じのゴールドで、あくまで映像で見られるカラーを意識したものでした。今回は劇中の色にはこだわらず、「金色」そのものをより輝いたように、より明るくしたゴールドというものをテーマに企画しました。
 通常の塗装済み完成品ソフビで見られるようなシンプルな金色塗装ではなく、輝いたような(ある意味メタリカルな)金色の表現ができないものかと検討を重ねて配色を決定したものです。

 プラモデルやガレージキット等を日頃作られている方はご存知かと思いますが、近年プラモやガレキ等の模型関係では多くのメタリカルな表現ができる塗料の種類が増えています。車プラモやガンプラ等に多く利用されているそれまでのゴールドやシルバーにない輝きや反射を表現できるメタリック系の塗料や、光の当て具合等で見る色が変わる玉虫色の表現ができるマジョーラカラー等です。他社さんのソフビやフィギュアでも近年はたまに見られるようになってきました。しかしこれらの塗料はソフビに対して完全にマッチしているかと言えばそうではありません。ソフビは時間の経過とともにほんの少しずつ縮んでいきます。そのため表面のそのメタリカルな塗料は縮まないので数年後にひびが入ってはげてしまう可能性は大です。ですから縮む事のほとんどないプラモやレジンキャスト等には向いている塗料でも、ソフビで使用する事が万全とは言えないのが現状です。
 またソフビにメッキ加工した商品もたまに見られるようになりましたが、こちらは更に時間の経過とともにヒビが入ってしまう可能性はより大きくなるそうです(専門の方もソフビに対しては3年もてば良い方でしょうと言われてました)。稼動させない飾るだけのフィギュアならある程度は長持ちするそうですが、Gメモリーズセレクションのような触って手足を動かして楽しんでいただきたいソフビ商品にはメッキは向きません。
 ですから通常のソフビ用の塗料だけを使用してそれらに近い表現ができないものかと考えた訳です。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする