Gメモリーズブログ

有限会社クリエイティブデザイン羽沢組

ソフビ制作裏話 その162

2009年12月18日 | 制作裏話

PART.1 「福袋」を発売してみて

 今日からは2009年1月に発売した「新春ゴジラ福袋'09」(完売)全体についての裏話をします。


▲前列左「デスゴジ スタンダードカラーバージョン3」、右「デスゴジ メルトダウンバージョン3」。
後列2つは未塗装版「大戦争ゴジラ」(ブラウン、ダークグレー)。


■お求めいただく数の予想の難しさ
 この「新春ゴジラ福袋'09」に在中していたのは、「デスゴジ スタンダードカラーバージョン3」「デスゴジ メルトダウンバージョン3」「大戦争ゴジラ(未塗装版)」の3つのソフビに、オマケとしてガレージキット「ディフォルメGコレクション 初代ゴジラ」「同 モスゴジ」が入り、計4点セットでした。

 お陰さまで前年に続き、予約開始から電話が鳴りっぱなしですぐに完売しました。ありがとうございました。
 公表していたソフビは「スタンダードカラーバージョン3」だけで、これは3つめのマイナーチェンジという事でしたし、オマケのガレージキットもご自身では日頃ガレキを作らないという方もいらっしゃると思ったので、数が少なかったわけですが、前年('08)程「福袋」をお求めいただく方が多くなるとは予想はしていませんでした。
 後で思ったのですが、前年に「福袋」がすぐに完売したのは、モール入りのゴジラが珍しいという事で「デスゴジ メルトダウンバージョン」目当ての方、羽沢組の「福袋」が初という事で「お試し」の方が中心だったからではないかと推測もしていたのです。
 ですから「'09」は前年程希望される方は多くはないだろうと考えていました。良い意味ではありますが、読みは甘かったようです。
 まだまだ皆さんのお気持ちをわかっていない、先を読む力が足りないという経験不足、勉強不足を感じました。
 完売後も数日お求めのお電話をいただきまして、本当に申し訳なく思っております。お求めできなかった方からはお叱りのお声もいただきました。
 お得な福袋だからこそ最低でもいつもぐらいの数を用意したい所なのではありますが、まだまだ弊社の規模としては採算的に難しいのが正直な所です。

 毎回「福袋」に関しては、できるだけ多くの方にがっかりさせたくない、ご希望される方全員になるべくお届けしたいという思いで、どうしたらいいのか考えております。
 できる範囲に限られてしまいますが、改善の余地があればすべきといつも考えております。(スケジュール、採算的には厳しいのですが、そのため2010年の「福袋」は2種類にしてみたのです。) 

 2010年で3回目となりますが、「福袋」の企画は考える楽しさもありますが、難しさも本当に強く感じます。だからこそ皆さんのご意見が本当にありがたく思うのです。
 この時も前年の時以上にたくさんの皆様にご意見を伺って参考にさせていただきましたし、いろいろと考えさせられました。本当に感謝しております。
 まだまだ試行錯誤を続けていく事になるかもしれませんが、今後もご意見、感想はぜひお寄せいただきたいと思っております。またいろいろと教えて下さい。