Gメモリーズブログ

有限会社クリエイティブデザイン羽沢組

「ビオゴジ」「ギドゴジ」を発売して

2009年03月12日 | 代表羽沢のG雑感
人気のゴジラを作ると言う事は……

 先日から「ビオゴジ ブラックバージョン」と「ギドゴジ ブラックバージョン」を発売しました。相変わらず新企画や新作の発売前はもちろん、発売後の感想をいただくまでにかけては、いつもながら不安とドキドキでいっぱいです。
 特に新作造形の時は、自信を持ってリリースしているつもりですが、造形そのものが全国にいるゴジラ好きの皆さんに受け入れられるかどうか多少は心配です。
 いろいろと毎回くどいぐらいにあっちこっちこだわって作ってはいますが、ゴジラフィギュアへの納得できる造形判断や購買基準は人それぞれ。当然ですがそれでも、なるべく多数の人にお求めいただきたいと思うのです。売る立場としては収益を考えるし、作り手の立場としてはゴジラファンに納得して喜んでいただきたいし……。

 ゴジラの中でも「ビオゴジ」等は人気が高く、思い入れの強い方も多くいらっしゃいます。それだけにガレキ、ソフビ問わず、キット物でも完成品でもたくさんの商品がこれまでに存在しています。たくさん売れたものもあれば、イマイチだった物も多いらしく、「ビオゴジ」「ギドゴジ」は商品によって差が大きいらしいのです。
 似ているか似ていないか、カッコ良いかカッコ悪いか……つまり造形、技術のレベルが大きく問われるゴジラと言えるでしょう。ですから弊社にとってもその辺が問われるわけです(特に人気の高いゴジラは毎回そうなるでしょう)。
 これまでにも塗装済完成品ソフビの「ビオゴジ」は、ディフォルメタイプ、レトロタイプでいくつかのメーカーさんから発売されてきました。大きさやアプローチは違えど、当然比較されるでしょう。
 ゴジラの中でも「ビオゴジ」「ギドゴジ」に思い入れのある方は多いと思われますので、皆さんの感想やご意見はぜひお願いしたいと考えております。電話での通販申し込みのついでの時でも構いませんし、イベントでお会いした時でも構いませんので、何か思う所がございましたらお気軽におっしゃっていただければ幸いです。よろしくお願い致します。

 4月には「ビオゴジ 芦ノ湖戦バージョン」、5月には「ギドゴジ」の新規カラーを予定しています。
 毎回の新規カラーバリエーションになれば、今度はその展開ごとに配色のセンスが問われていきます。そのゴジラに合う彩色かどうか、その色にする事でのカッコよさとしてのバランス、トータルで欲しくなるゴジラ商品になるのか……仮に造形でほめられていたとしても色でがっかりさせないようにしなくてはなりません。
 結局また不安とドキドキに……。
 人気のあるキャラクター商品を作ると言う事はそういう事なのかもしれません。

 今後の「ビオゴジ」「ギドゴジ」は、「ブラックバージョン」の時とは違い、ひとつひとつそれぞれのゴジラのイメージに合う色だったり、劇中シチュエーションをテーマにしたりしてのカラーリングを企画していくつもりです。
 安易な配色はしません。「○○ゴジラなのに何でこんな色にしちゃったの?」なんて事はしません。
 いつものように、ひとつひとつテーマや意味を持たせて、それぞれのゴジラの納得できる色にしていこうと考えております。間違っても「ビオゴジ」「ギドゴジ」を使って「デスゴジ」のようなカラーリングにするようなマネはしませんので(笑)…………あれ?もしかして、してほしかったですか? ごめんなさい、そういう事をしないのも弊社の「こだわり」なんです。

(2009.7.27更新)
「ビオゴジ ブラックバージョン」は完売致しました。ありがとうございました。
(2009.9.28更新)
「ギドゴジ ブラックバージョン」は完売致しました。ありがとうございました。
(2009.11.4更新)
「ビオゴジ 芦ノ湖戦バージョン」は完売しました。ありがとうございました。