フウセンカズラの収穫。
欲しい方はどうぞ。
涼しいので、ただひたすらだらけて過ごしています。
仕事をやってるときは一生懸命で、
それはそれで充実しているけども、
不器用な私はただ仕事だけで毎日が過ぎるのは、もったいない気がする。
最近読んだ本は、
「空飛ぶ広報室」 有川 浩
「八つ花ごよみ」 山本一力
「人間臨終図鑑Ⅱ」 山田風太郎
奇しくも?なんか終の話が多い。
それにしても古今東西の著名人の死に様を記した「臨終図鑑」は読み応えありすぎ。
しかしこれはほんの3分の1という。
みんないつかは死ぬし、死に様はコントロールできない部分が大きいので、
どうせなら、自分の生き様くらいは自分の思うようにやってみるべきかと。
生き様だってそうせざるを得ないことばかりで、
安々とコントロールできないけどな。
「空飛ぶ」は中途半端にドラマを観てしまったので、
各人物イメージが、すっかりドラマキャスト固定。
エピソードに違いはありそうだけど、
可もなく不可もなく、楽しめる内容かと。
本編のエピローグになっている、
震災後の書き足し部分は、意外にあっさりで。
有川さん怒涛のべた甘恋バナも押さえられるし。
創作というより、ドキュメント的なところがかえって、
作者の熱く冷静な思いが込められている。
どの小説にも心に残る言葉があるのだけど、
その言葉だけ取り出しても、全然感動を表せない。
だからどんな本でもいいから、出逢った本は自分で読んで、
その心に刺さる言葉を、直接感じて欲しいね。
ひとりひとりクルところは違うだろうけど。
別に何の役のも立たないけど。
豊かになるよ。