おでかけ大好き

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だらけ読書

2013-09-10 13:30:44 | 本に暮らす


フウセンカズラの収穫。

欲しい方はどうぞ。


涼しいので、ただひたすらだらけて過ごしています。

仕事をやってるときは一生懸命で、

それはそれで充実しているけども、

不器用な私はただ仕事だけで毎日が過ぎるのは、もったいない気がする。


最近読んだ本は、

「空飛ぶ広報室」 有川 浩

「八つ花ごよみ」 山本一力

「人間臨終図鑑Ⅱ」 山田風太郎


奇しくも?なんか終の話が多い。

それにしても古今東西の著名人の死に様を記した「臨終図鑑」は読み応えありすぎ。

しかしこれはほんの3分の1という。

みんないつかは死ぬし、死に様はコントロールできない部分が大きいので、

どうせなら、自分の生き様くらいは自分の思うようにやってみるべきかと。

生き様だってそうせざるを得ないことばかりで、

安々とコントロールできないけどな。


「空飛ぶ」は中途半端にドラマを観てしまったので、

各人物イメージが、すっかりドラマキャスト固定。

エピソードに違いはありそうだけど、

可もなく不可もなく、楽しめる内容かと。

本編のエピローグになっている、

震災後の書き足し部分は、意外にあっさりで。

有川さん怒涛のべた甘恋バナも押さえられるし。

創作というより、ドキュメント的なところがかえって、

作者の熱く冷静な思いが込められている。


どの小説にも心に残る言葉があるのだけど、

その言葉だけ取り出しても、全然感動を表せない。

だからどんな本でもいいから、出逢った本は自分で読んで、

その心に刺さる言葉を、直接感じて欲しいね。

ひとりひとりクルところは違うだろうけど。

別に何の役のも立たないけど。

豊かになるよ。