鍛えよう（２）

体も頭も鍛えることが大事だと前回書いた。頭も年とともに本当に衰える。知恵や知識は増えていくのだが、覚えることが苦手になってくるのは多くの人が感じているはずである。

私は社会人になってからも、昇任試験や資格試験などの勉強はしてきたが、とにかく覚えるのが大変になってきている。

しかし、そこで放っておけばそのままであるので、私はまた挑戦を始めることにした。漢字検定である。

３月から準２級を勉強しているが、「読み」や「書き」そこそこ知っている。ところが、部首や四字熟語、これが意外と曲者である。

自分なりに工夫して、熟語カードを作るなどして覚えることにした。

よくインプット・アウトプットと言うが、覚えたことを次に書く、喋るという作業が大事なのである。

発展繁栄していくためには、回転の速い頭も必要だし、覚えて活用できる頭も必要だ。研修などが更に有意義になるように、錆付かないうちに、鍛えておいた方がいい。

また、国際社会に通用させるには英語の勉強がいい。アメリカ人の患者さんが来たことがあるが、多少知っていると役に立つし、国際社会に羽ばたく人は尚更だ。

話し変わって、私の娘は現在小学２年生で英会話、学習塾、日本舞踊、水泳を習っている。娘が行っている学習塾はいいのだが、他の塾などでは思考力を大切にしようという考え方になって来ているようだ。

だが、以前私も、それはそれでいいが、覚えることこそ大事だと妻に言ったことがある。思考力も大事だが、暗記は勉強の王道であることを忘れてはならない。

あとは、子供も大人もだが、本を読むことが基本中の基本かなという気がする。教養書の１０冊分くらいのエキスが入っているという本も売っているので、その辺も読んでおいた法がいいだろう。



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