少年カメラ・クラブ

子供心を失わない大人であり続けたいと思います。

運命と写真の関係

2004-11-19 21:54:17 | 写真
世の中には運命としか言いようのない流れのようなものがうねっている。
それは、人がどのようにあがこうとも抗うことのできない流れだ。

その流れに逆らおうとすればするほど、心は乱れ体はボロボロになる。
あたかも、神が運命に従うように人を諭しているようにも思える。

喜びも悲しみもなく、ただただ運命に身を任せること。まあ、そんなことできっこないけれど。

運命の未来は、なかなかわからないけれど、自分の通ってきた過去に運命を見出すことはそれほど難しいことではない。あとから、なんでこんなことしたんだろうって思うことってよくあるし。

カメラを向けて写真を撮ること。自分の意思でシャッターを切ったと普通は思っているけれど、それも運命の結果。そこに写っているものには、運命としての意味が必ず隠されている。

運命のうねりを見据えてシャッターを切る。いい写真っていうのは、そういう時に生まれるのかもしれない。

リチウム効果

2004-11-19 21:47:04 | 写真
リチウム剤を飲み始めて1ヶ月近くたった。抗欝剤(トリプタノール)と併用している。
明らかに精神状態に変化が現れている。

飲み始めて10日くらいたってから急に気分が軽くなり、ロジカルな思考が強くなった。
私は、どうも感情的な部分が不安定で、ロジカルな部分が強くなると精神が安定する傾向がある。

一時、ちょっとハイパー躁状態ではないかという感じがあったが、今こんなことを書いているくらいなので、ちょっとピークアウトしてきた感じだ。

リチウムというのは躁鬱の波を弱めると話に聞いていたが、ちょっと違った感じである。


カメラの飾り

2004-11-18 21:39:12 | 写真
入院しているクラッセには、茶色い熊さんのストラップをつけてある。女性的なクラッセのフォルムにマッチしてると思っている。一方ハッセルはプラナーレンズの一番根元に3色の紐が巻きつけてある。ちょっとイタリアンな雰囲気をかもし出しているつもり。

もちろん、そのことは写真に何の影響も与えない。少なくとも技術的には。

でも、写真は気持ちである。シャッターを押したときの気持ちのありようが大切だ。どれくらい思いを込められるかといってもいい。その意味では、カメラの飾りはとても重要なファクターになる。自分だけのカメラを、これはという飾りで装飾することは、そのカメラに収められたフィルムに投影される映像に決定的な影響を与えるのだ。


折角なのでTC-1にもストラップをケースを買った。これで少しはTC-1も喜んでくれるんじゃないかな。

クラッセその後

2004-11-18 21:33:47 | 写真
クラッセの修理見積もりが来た。8100円プラス消費税。

もちろん、修理を依頼した。1週間くらいかかるとの由。直るといいな。(いやその直るんでしょうが)

ちなみに見積もりを依頼するとそれだけで1050円かかる。今回は修理することにしたから問題はおきなかったが、修理を依頼される方はご留意くださいね。


TC-1

2004-11-17 22:30:15 | 写真
クラッセが病院送りになったので、知人からTC-1を借りた。(というか取り上げたというか)

工芸品とさえ言われる有名なカメラだ。使った感じは、シャッタースピードやフォーカス距離がファインダーの中に表示されるのは、やっぱりいい。大きさのわりにずっしり重い感じも高級感につながっている。

でも、シャッターボタンの半押しがとても微妙で、ちょっと慣れがいる。また大きさが小さすぎてホールドが今ひとつしにくい。

まあ、クラッセに慣れていたので、その比較の問題といえばそれだけのことで慣れればなんということではないかもしれない。

感度1600の白黒フィルムを一本入れて撮っている。週末現像してTC-1がどんな写りを見せてくれるかが楽しみだ。

写真占い

2004-11-17 22:24:34 | 写真
そんなものがあるかどうか知らないが、最近自分の取った写真にある傾向があることに気がついた。

それは自分との関係がだんだん疎遠になって行く人を撮ると、どうしてもちゃんと映らないのだ。ピントが合っていなかったり、ぶれていたり、光が全然足りなかったりする。

そういう人との関係は大抵長続きしない。チョー不思議なんだけど、かなりの確率で当たるからしかたがない。

NATURAその後

2004-11-15 21:29:18 | 写真
ヨドバシでNATURAの現物を見た。

3種類のバージョンの中ではピンクのがいいな。四隅にちょっとだけついている飾りがいい。ラベンダーというレンズの周りの飾りのあるやつは、ちょっとうるさい。

余計なボタンもなくてあっさりスナップを撮るに向きにはいいカメラだと思う。F値が1.9なのでレンズがコンパクトカメラにしてはちょっと大きいかな。

フィルムが入っていない状況でシャッターを切ったらフラッシュがついた。

6×6判の額

2004-11-15 21:23:22 | 写真
ハッセルの写真は正方形で普通の6切フレームに入らないことが不満だった。どこを探しても正方形の写真用の額がない。6×6判の写真は額に入れないのだろうかと不思議に思っていた。


ところが、普通の額に6×6判のマットフレームを入れれば良いことに一緒に額を買いに行った人が気がついた。

「あっ、なるほど」

コロンブスの卵。結構アイデアマンだと思っていたのに、これにはやられた。

多分、6×6判を使っている人の間では常識なんだろうな。

クラッセ入院

2004-11-15 21:17:27 | 写真
芝浦の富士のサービスステーションにクラッセを持っていった。すじの入ったネガを持っていたところ、お預かりとなった。

修理受付なんてもっと暗い感じかと思っていたが、案外明るい雰囲気で驚いた。見積もりの連絡が来ることになっているが、いくらになっても直すつもり。(でも5万円もかかったらどうしよう。T3がマップカメラなら5万円以下で買えるしなあ)

NATURA

2004-11-14 11:11:07 | 写真
富士フィルムからNATURAというコンパクトカメラが発売された。このカメラ、搭載されている新開発のレンズのスペックが焦点距離24mmでF値が1.9というものである。F1.9というのは相当明るいレンズである。

http://fujifilm.jp/natura/

このカメラは、ISO感度1600のネガフィルムと一緒に発売になっている。明るいレンズと高感度フィルの組み合わせで、光の足りない場所でもフラッシュなしで写真が撮れるのを売りにしている。なかなか面白い商品だと思う。

デジカメの普及で、みんな写真を撮る機会が増えている。だが、シャッターをただ押しただけではいい写真が撮れないこともみんな分かってきている。望遠倍率よりもレンズの明るさみたいなスペックの方が大切ということも、だんだん分かるようになってきた。

だからと言って人がデジカメからアナログカメラにもどってくるかどうかはちょっとわからないが、富士のこういう企画は悪くないと思う。画素数やいろんな使いもしない機能満載のデジカメは、とことんモノにこだわった製品だが、このカメラは”撮って楽しい”を実感するためのココロに訴える製品だといえるだろう。値段が3万円というのもいいところかな。こういうカメラは、あまりチープに作らない方がいい。思いを入れられるだけの造りをこういうカメラには必要なのだ。