少年カメラ・クラブ

子供心を失わない大人であり続けたいと思います。

ロングワイヤーアンテナ

2010-06-26 21:13:56 | アマチュア無線
アンテナハンドブックによると、1波長以上の長さのロングワイヤーアンテナでは、末端が開放になっているので、そこで波が反射されていったり来たりするのだそう。結果アンテナ上に定在波がたつのだそうだ。ゲインはエレメントの長さが長ければ長い方がいいらしい。電波の打ち上げ角も低くなる。ロスを減らすには近くに導体が来ないようにした方がよさそうだ。(あたりまえか)

今使っているロングワイヤーは7MHzで1波長くらいだと思う。21MHzなら2波長以上はあることにある。あんまり出てないけど、21MHzでも結構飛ぶのかもしれないな。

CQ

2010-06-26 21:10:08 | アマチュア無線
ここ数週間、7MHzのコンデションがイマイチであまり交信ができなかった。(週末だけだけど)きょうもそれほどたくさんの局が出ている感じではなかったが、バンドの下の方でCQをだしたら結構な数の局に呼ばれた。全部で20局以上交信した。599BKタイプで呼ぶのはもう緊張しなくなったが、CQを出すと一発でコールをとらなければいけないのでまだまだ結構緊張する。せっかくなのでこちらからも名前や住所を送ると、相手も付き合ってくれる。楽しいね。一局八丈島との交信もあった。

DCPパドルの固定

2010-06-20 18:16:33 | 写真
ちょっと前に買ったDCPパドル。小さいので持ち運びには便利だけど、結局どこかに固定しないと使いにくいので、単体ではちょっと使えない。いろいろ試した結果、ネオジウム磁石を大理石(もどき)の灰皿の上に貼りつけた。磁石は紙を張り付けるクリップからとってきた。総額300円也。しっかり固定されていい感じ。ちなみにパドルを外すと、そのままリグの天板に貼りつけられる。結構しっかり固定できてFBだ。

SKY TOOLS 3

2010-06-19 11:46:09 | 天体観測
アメリカの天文雑誌からのメールで見つけたソフト。
普通の天文ソフトは、要するに天体のマップを詰め込んだものが一般的。でも、このソフトは天体観測をする人のためのお手伝いをしてくれる。見る場所や使う望遠鏡を入力すると、その日どの星を何時頃に見たらいいかを教えてくれる。そしてその時に望遠鏡を通して見える星をプリントアウトすることもできるらしい。
まあ、最後は観察者が何を考えるかが最終的には大事なんだけど、今までになかったコンセプトの天体ソフト、便利な道具であることは間違いない。

SKY TOOLS 3

100ドルかあ、微妙な値段だなあ。

扇風機の修理について

2010-06-18 22:57:47 | 哲学
私はもともと電気技術者である。最近は仕事ではあまり触らなくなったが、テスターやオシロスコープなどという計測器を使って、調子の悪い機器の診断を行ったものである。もちろん、あちらこちらをやたらに計測しても、なかなか故障の原因は見えてこない。いくつかの故障の仮説を立てて、その仮説を検証しながら怪しいところを絞り込んでいく。そこには、シャーロックホームズが事件を暴いていくようなスリルがあるといっても言いかもしれない。だいぶ前のことだけど、熟練の技術者は電気が流れている線と、切れて電気の流れていない線を見ただけでわかるというのを聞いたことがある。物理的にはそんなことはできるわけがないのだが、本当の技術者と呼ばれる人は、もしかしたらそんな奇跡を起こすことができるのかもしれないなんて思う。残念ながら私は今のところそのレベルには到達していない。

さて、電子回路の修理においては、ひとつの大きな仮定がある。それは回路のチェックに使う計測器はちゃんと正常に動作しているということだ。そんなの当たり前と思うだろう。でも、計測器だってただの電子回路にすぎないのだから当然壊れることもあるはずだ。まったく電源が入らなくなってくれれば、計測器を修理すれば良いので話は簡単だが、ちょっと見は普通に動いているような壊れ方をされると始末が悪い。例えば正常な扇風機を検査してみると、なんだかおかしな指示が表示されたとする。技術者は、テスターが壊れていることを知らないので、てっきり扇風機が壊れたと思うに違いない。

「こんな電圧が出ているということは、この部品を替えれば良いだろう。」

ということで部品を替えてみる。そしてまた別のところを計ってみると、また妙な表示がでてくる。こんなことをやっていてもテスターの方が壊れているのだから、決して扇風機は直らない。結局どんどん深みにはまっていってしまうだろう。

ここで勘の良い技術者なら、どこを計ってもいつもより数値が少し大きめに出るとかそういう些細なことに気がつくかも知れない。そして、もしかしたら扇風機ではなくてテスターそのものが壊れているのではないかと疑いをかけることができれば、たいしたものである。そういう仮説の元で、もう一回いろんなところを検査して本当にテスターが壊れたかどうかを見極め、壊れているとすれば別のテスターを持ってきてきちんとした修理を行うことができるだろう。

最近世の中でおかしなことばかりが起こる気がする。地球温暖化や悲惨な戦争、油田の爆発に暴走する独裁国家。もちろん、そうした事柄を引き起こした論理的な原因というのは存在する、と我々は思っている。しかし、そうした事柄が我々人間によって観察されているということに、もう少し注意を払った方がよいような気がする。私たちは目から入った情報をそのまま脳の中に送って、そのありのままを見ていると思っている。でも、我々の認知プロセスが、外からの情報をそのままストレートに認識しているという保証はどこにもない。多くの人が、同じようなマスメディアから情報を受けて、同じような“故障”している可能性だってあるのである。そういう“故障”は、自分がまともだと思っている間は決して見えてこないことに注意しよう。それは壊れたテスターを使って扇風機を直そうとしているのと同じだ。電気器具の修理と同じように、自らの思考に意識を向けたとき、初めて世界は見えてくるような気がする。故障した意識でいくら世の中を直そうとしても、扇風機の修理同様決して良い方向には向かわないだろう。




TAMX400

2010-06-15 20:44:04 | 写真
久しぶりにブローニーのフィルムを買った。ずっとPresto 400を使っていたので、ISO400の選択肢は、もうTMAXしかなくなった。ちょっと変わったフィルムという印象をもっていけど、これまで使ったことはなかった。大好きなアジサイをとってみようと思う。

フィジカルコンピューティング

2010-06-15 20:39:58 | その他
仕事でAruduinoというイタリア製のマイコンボード(?)を使おうかと思っている。フィジカルコンピューティングというヒューマンインターフェースを重視したコンピュータの流れも汲むものらしい。任天堂のWiiのコントローラをイメージするとわかりやすいかもしれない。こういうのをエネルギー業界でも使えないかなあと思っている。ただの省エネモニターじゃ全然面白くない。キーポイントはフィジカル。人間との絡みでこの技術を使ってみたいと思っている。今日はセンサ信号の取り込みとZigbeeで通信もできるようになった。