少年カメラ・クラブ

子供心を失わない大人であり続けたいと思います。

カタクリ

2008-03-29 19:55:00 | 写真
HASSELBLAD 503 CW,PLANAR 80mm, F2.8, EXTENSION TUBE 16mm,Neopan 400 Presto, EI=200

カタクリが満開でした。
まだ思ったようにいい感じの写真がEXTENSION TUBEをつけてとれません。どうしても被写界深度が浅くなるので、できるだけ絞ってとるほうがいいのでしょうが、三脚を使えない状況のことが多く、シャッタースピードが遅くなって手ぶれの危険性が高まります。カメラからの距離が被写体の各部分で一定になるようにとる位置を考えたほうがいいかもしれません。同じ日にカラーで撮ったフィルムが楽しみです。


太陽黒点(スケッチ)

2008-03-29 10:27:10 | 天体観測
Televue 85, Nagler V 16mm+ NPL-25 Binoview

久しぶりに太陽黒点が現れている。それぞれの黒点はそれほど大きくないが、大きく横に広がって点在している。白斑の様子は、いま一つはっきりしない。点線を入れなかった所にも白斑はあるのだが、形をちゃんと同定できなかった。あまり倍率をあげても黒点のディテールはぼやけてよく見えなくなってしまう。25mmのビクセンプローセルで双眼装置に付けたくらい(倍率は約50倍)がいいところだ。

そういえばHαでプロミネンスとかもみてみたいけど40mmのPSTではどのくらい分解できるのか少し気になる。

最近の写真

2008-03-23 21:58:48 | 写真
いつからか印画紙は6切の富士KM2ばかり使うようになった。当然フィルターも使わない。フィルムの現像液もD-76一辺倒。現像はすっかりオーソドックスな方法に戻ってしまった。

写真を撮るときにもフィルターの類はほとんど使わない。とる対象もありきたりなものばかり。

すべてをシンプルにして見えてくるものがある。毎回おんなじステップを繰り返してくると見えてくることがる。そんな気がする。

もちろんいろんな手順や薬品を試してみるのも悪くはない。でも結局は自分のコントールが及ぶ範囲にもどってくる。

でも、そのきまったところからいつかふみ出す時が来るのだろう。それは自分で決めるというよりも神様が、次いってもいいよって言ってくれるのだと思う。それまでは、今の場所に立ち止まって繰り返し繰り返し同じプロセスをたどってみるのだ。

FULL MOON

2008-03-22 21:49:40 | 天体観測
VIXEN ULTIMA ED 8X44

最近コメントを書いてくださるやっさんのサイトにあった満月のスケッチに触発されて月のスケッチを双眼鏡でのぞいて描いてみた。満月のスケッチは初めてだと思う。

星の観察をしていると満月というのは空を明るくしてしまう厄介者だが、それ自身を観察対象にしてみると、それはそれで楽しい時間を過ごすことができる。いつになっても憶えない月の地形の名前も少しは頭に入るかもしれない。いつも200倍の拡大地形ばかり眺めていると、全体のなかでそれらがどこにあるのかなんてちっともわからない。

スケッチで考えたこと

2008-03-22 19:50:03 | その他
今回の旅行で描いたスケッチは、月のスケッチで試しているゾーン法を転用してみた。濃淡を数値化して描くのだ。出来のほどはご覧の通りだが、コントラストを意識しながら描くのはなかなか楽しいプロセスだった。

そうしたスケッチを描いていてい思ったことは、絵を見た時の人の認識というのは非常に細かい部分(つまりデティール)に大きく影響を受けるということに気がついた。窓の端っこの影の位置のような実に細かい部分が実際と異なると、あとから見るとなんだかおかしくなる。もちろん全体の大まかな構造も大切で、足がちゃんと書かれていなければ椅子には見えないのだけれど、それだけではダメである。あまり意識しないけど人間の目というか目の認識プロセスは対数的であることは間違いない。小さいスケールも大きいスケールと同じような影響を持っている。相対的には小さいスケールのほうが拡大されているので影響は大きいといえるかもしれない。

GUAM(3)

2008-03-22 19:26:35 | 写真
HASSELBLAD 503 CW, PLANAR 80mm F2.8, Neopan 400 PRESTO, EI=200

メンテナンスのおじさんにカメラを向けたらポーズを取ってくれました。チャモロの人たちは、あんまり愛想はないけれど、話をすると人なつっこい感じがしました。