少年カメラ・クラブ

子供心を失わない大人であり続けたいと思います。

新聞取材

2004-11-10 23:13:35 | 写真
会社でやっている仕事が新聞に掲載されることになり、某大手新聞社のカメラマンが撮影に来た。
こっちもできるだけいろんな物が映るように準備しておいたら、若いカメラマン氏は、ありがたそうにその写真を撮って帰って行った。

しかし、数日後その新聞社から連絡があり、写真の取り直しを申し込まれた。

2回目に来たカメラマンは写真を撮って30年というおじさんだった。最初のカメラマンはデジカメだったのに、今度はマミヤの6x6判のアナログカメラだった。そのおじさんによると前に撮ったカメラはごたごたいっぱい映っているだけで、何がいいたいかさっぱり分からないということだった。もっと被写体をシンプルにとらないと新聞の写真には使えないということだった。

撮影用の傘のついたフラッシュ2本をたくみに使って撮影は行われた。入念にポラロイドでためし撮りをしてから、カラーネガに被写体は収まって行った。あまり多くは語らず黙々と仕事を片付けていくその人の背中は、まさにプロの背中だった。

仕事が終わった後、私は出かけてしまったが、残ったチームの連中が写真を撮ってもらっていた。いい写真だなあと思った。