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<Begin with the End in Mind>悠悠、融融、優遊、悠悠閑閑な「ゆうゆう」生活のブログ

阪神大震災後に変わったこと

2020-01-18 | ブログ

1995年1月17日の阪神淡路大震災で、変わったことは、次の通りです。

1.平成12年6月、建築基準法の大幅改正:

  ・土台と柱を緊結する「ホールダウン金物」等、接合部金物の設置に関する規定

  ・「耐力壁のバランス」等の、壁の配置とバランスに関する規定

  ・基礎仕様に関する規定

2.災害時伝言ダイヤル:

  ・震災後、1998年3月からNTTが対応しました。

   詳細は、ここを参照 → https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%81%BD%E5%AE%B3%E7%94%A8%E4%BC%9D%E8%A8%80%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%AB

  ・その後、iPhoneの販売により、スマホのアプリとして「安否確認」等が普及しました。

3.携帯電話の普及:

  ・携帯電話の普及率、契約数は、次の通りです。

      平成7年度末(1995年3月末) 9.6% 約140万

      平成8年度末(1996年3月末)  19.8%    約290万

   → https://www.soumu.go.jp/soutsu/tokai/tool/tokeisiryo/idoutai_nenbetu.html

4.洗面台、キッチンの水道のカラン:

  ・震災前:下に下げると水が出る。

   震災後:上に上げると水が出る。

   → 震災時、物が落ちて、カランを下げてしまった。震災直後は断水だったので、水が出る状態という事が分からず、その後、水道が復旧した時に、水が出っぱなしになってしまった。キッチン・メーカー等が対応を変え、今のカランの仕組に変わりました。

5.キッチンの天袋等の扉:

  扉が、地震に会うと勝手に開かない仕組みを取り込んだ。

  我が家の食器棚は、引き戸だったので、皿の落下による割れはなかった。

  直下型の縦揺れだったので、重い食器棚や冷蔵後が指2-3本分、南北方向に移動しました。倒れなかったのが、不思議でした。

6.緊急地震速報:

  震度3以上の地震が発生すると、その地域の携帯電話等に発信される地震速報です。

  阪神大震災が契機で、2007年から一般に運用されました。

  → https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B7%8A%E6%80%A5%E5%9C%B0%E9%9C%87%E9%80%9F%E5%A0%B1

  2011年3月11日東日本大震災時は、一斉に携帯電話が鳴りだしました。

7.家具の転倒防止器具:

  ・家具の上に付ける突っ張り棒

  ・家具の下に敷く斜めのプレート

  ・粘着性のあるゲル接着材

  → https://www.yodobashi.com/?discontinued=false&word=%E5%AE%B6%E5%85%B7%E8%BB%A2%E5%80%92%E9%98%B2%E6%AD%A2%E5%99%A8%E5%85%B7&gclid=Cj0KCQiA9orxBRD0ARIsAK9JDxSF6tSj6WXWoJRuBJL9x0--UJkdx4hJTc-mWpDA9JuO7ujDBGKJgWwaAvRtEALw_wcB

8.関西人は近畿では、大地震がないと言っている人が多かったが、阪神大震災後は、そう言う人は全くいなくなった。

9.直下型地震という言葉はそれ以前からもあったが、この地震の後、普及した。

10.活断層という言葉はそれ以前からもあったが、この地震の後、普及した。

   全国活断層マップまで発売されました。

 

個人的に気付いた点は、以上です。