関西では、十日戎が盛んです。
「えびすさん」と呼ばれますが、地元では、「えべっさん」と呼ばれています。
全体で言えば、9日は宵戎、10日は本戎、11日は残り福と呼ばれ、3日間続きます。
有名な、「商売繁盛、笹持って来い」の掛け声とともに、笹に福をもたらす、吉兆、小宝(子宝)を、巫女さんにつけて頂いて、家に飾ります。
それなりの見てくれにするには、数万円かかります。
十日戎の朝で有名なのは、西宮神宮の福男を選ぶ、朝6時の走りです。
正式には、「開門神事福男選び」と言います。そのままですが。
近年は、開門する門の近くに並べるのは、抽選で選ばれた人になります。
本当に、運よく選ばれた人達の競走となります。
今年は、開門後、門の近くの人が転んで、後続の人が飲み込まれる波乱がありました。
産経新聞の写真(写真の右側下を見てください。倒れている人がいます。)
https://www.sankei.com/life/news/200110/lif2001100013-n1.html
産経新聞より転載
13回目の挑戦で一番福を勝ち取った黒木さんは「驚いている。福を分け与えられるよう、充実した1年を過ごしたい」。勤務先の高校では野球部顧問を務めており、「生徒たちにも福を還元できれば」と願った。
2番福は兵庫県西宮市の高校1年、藤本陽紀(はるき)さん(15)、3番福は神奈川県川崎市の元青年海外協力隊員、川畑陽平さん(27)だった。
3位の人は、青年海外協力隊員だった人で、就職できていなかった人です。これを機会にどこかに就職できれば良いなと考えます。