今年から、5年毎に実施する国勢調査は、インターネット対応になった。
個人的には、賛成である。
どこの誰だかわからない人に調査書を渡す気にはなれない。
今回は、私が記入した。
回答してみると、これで何を知りたいのかと思ってしまった。
なお、国勢調査とは、次の通りである。
http://www.stat.go.jp/data/kokusei/qa-1.htm
ここの記載にあるとおり、次の内容を調査しております。
男女の別,、住所、出生の年月,国籍,現住居の居住期間,就業状態などです。
殆どの内容は、住民票等から分かる内容と考えますが、必要なことの様です。
住民票では、生きていることになっていたりします。
しかし、不正している人は、この国勢調査でも不正な回答をしていると考えます。
実際の就業状況は、今回の調査で実態が分かります。
就業状況は、9月の最後の週の就業状態を回答する質問です。
しかし、インターネットの回答期限は、9月20日。
就業状況は、見込での回答となります。
インターネットの回答期限を延ばすか、就業状況を聞く期間を変えたらと考えます。
回答しない人もいます。
回答率はどの程度なのかな。
行政の基礎となる調査です。
今日(9月18日)、スケートの織田信成くんの写真が掲載されている国政調査の回答を促すチラシも入っていた。
今回の調査票の配布では、ポスティングが問題になっていた。
郵便ポストにはみ出した状況で配布されていたことが問題視されていた。
また、配布資料は、封緘されていなかった。
悪意を持った人が、それを抜出し、住民番号と初期設定の暗証番号を盗みだし、元に戻しておくこともできた。
確かに、回答後は、パスワードを変更することになっているが、成りすましができてしまう。
本人がアクセスしない限り、不正な成りすましにあっているかどうかも分からないことになっている。
居住しているマンションは、鍵で開けないと入れないマンションですが、どう言う訳か、玄関先の新聞受けに挟まっていました。
調査員はどうやって入ってきたのか?
それ自体も、調査員の行動に対して、不信感を生んでしまいました。
マンションの管理人に確認する必要がありそうだ。
色々なことを考えさせる調査でした。
閑話:
更に輪をかけて心配なことは、来月から配布されるマイナンバー制度である。
国民を丸裸にする制度であってはならない。
利用の趣旨には、賛同するが、運用面で懸念がある。
マイナンバー制度については、ここを参照:
http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/bangoseido/gaiyou.html
来月から順次配布される。
配布完了するまで、3ヶ月ぐらいかかるらしいので、遅く届く人は年末頃になる。
休題:
国がIT技術を活用しようとすると、どうして不備が発覚するのか?
脇が甘いのは、どうしてなのかと思ってしまいます。
マイナンバーでは、不備な対応・不正な利用が発生しないこと祈るのみである。