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常総市の旭化成のへーベルハウスの評価が上昇中

2015-09-13 | ブログ

先週、鬼怒川の堤防が決壊し、常総市の広域で住宅が流された。

その中で、白い住宅が他の住宅が流れるのを止め、しかも、流されなかった。

その住宅が旭化成のへーベルハウス。

しかし、へーベルハウスは鉄骨コンクリートであるが、それ以上に流れな無かったのは、土壌改良として18本の杭を打ち、その基礎の上に建物を作っていたことである。

18本のコンクリートパイル(杭)が無ければ、流されていたか知れない。

地盤改良をメーカー(旭化成)が提案し、受け入れた建築主も評価される話である。

自然災害で、評価されるのも変な話ではあるが、建築の実態を知る意味で良い事例かと考えます。

 

不動産は、正に、不動の土地の上に建築されるのである。

その土地の特性を考えて、建築すべきをいうことを改めて知らしめた事例と言える。

水害の被害に遭わないためには、次の点を考慮したら良いと言われている。

・土地に、くぼ(窪、久保)、池、沼、浦等がある。

・明治時代に敷設された旧国有鉄道は、現地を測量しながら、現地の人に水害発生時の高さを聞いて回っていたようである。

従って、その当時に敷設された鉄道の線路より高い土地は、水没する可能性が低いと言われている。

東海道線、保土ヶ谷から戸塚に向かう線路は、土塁が積まれたところを走っている。

東海道と平行して今井川が流れていて、その氾濫を考えた高さと考える。

東海道線(京都線)の高槻から山崎に向かう線路も、土塁が積まれたところを走っている。

近くを流れる淀川の氾濫を考えた高さと考える。

 

閑話:

地名と災害リスク:

http://folklore2006.jp/007.htm

災害地名と危険地帯地名のヒントとなるものもある。

http://blogs.yahoo.co.jp/kawakatu_1205/54237897.html

 

休題:

日本では、地名だけでなく、活断層の有無を調べる必要もある。

2千年の単位では、、どこでも大地震が発生する可能性があるようだ。

人間の寿命は、80年ぐらいとすると、地震は25回に1回起こるかどうかである。

地震については、運を天に任せるしかないが、水害は予測できる。

早目の判断が必要と考える。

命を落とさないためにも、早目の対応(避難)を取る必要があると考える。