今日、金沢の私立高校の講師が、教員免許を持たず、無免許だったと記事になっていた。
免許または、資格と仕事の関係で考える。
1.資格がないとできない職業。
・医師
・弁護士、弁理士、司法書士、税理士等
・自動車等の運転(普通免許、フォークリフトの操作、クレーン操作、船舶等)
他にも資格は沢山あるが、資格がない人になってほしくない職業がある。
2.資格があっても、できない仕事(資格がなくてもできる仕事)
・中小企業診断士とコンサルティング
・MBA資格取得者と会社経営
・IT系の資格とプログラム開発 等
学校の先生には、教員免許が必要であるが、資格があってもできない仕事に近い感じがする
熱意のある先生と、棒読みに近い先生とでは雲泥の差がある。
私が、高校までに授業を担当された先生で、熱意があった先生は、6名ぐらい。
熱意のある先生は、自分自身も優秀で、勉強家であった。
分かり易く、また、その分野に興味を持たせてくれた。
企業の社内講師には、免許はない。
各社の社内基準で判断している。
そろそろ、教員免許の意味を問い直すべきと考える。
会社経営者は、役員になる前後にMBAの勉強をしているが、仕事ができる人が選ばれている。
仕事ができないMBA取得者は、経営者には、なれない。
次の言葉の意味を考えて欲しい。
最近の経営者は、英語が堪能である。
しかし、英語が堪能だけの人は、せいぜい、通訳や英語を教える先生になれるだけである。(英語が堪能だけでは、経営者にはなれない。)
高校の講師には、別に免許なくても良いような気がする。
作家にも免許はない。
それを評価するのは、出版社と読者。