春一番が吹きました。
なんだか荒れ模様。
そんな中、佐賀県嬉野温泉から旅館組合の皆様が視察にみえました。
セントレアからベルライン(セントレア~松阪の高速船)に乗って来たのですが、海が荒れていたため、気分が悪くなった人がでたり、タイヘンな始まり。
視察といえば、大抵が一人ずつ資料をお渡ししてセンターで1時間ほどのお話質疑応答+αが基本ですが、今回は、14日、15日の二日間ツアーセンタースタッフが一緒について伊勢志摩を廻ります。
佐賀県嬉野市でも「バリアフリーツアーセンター」を作るという目的もあって、実は今までにこういったようにいらっしゃるのは3度目。
そして昨年12月と先月1月もツアーセンターから嬉野市には足を運んでいます。
理事長も月イチペースで伺っております。
このパターンの視察はツアーセンターが指定した旅館に分泊し、それらを共有してもらうというみっちり視察のコースです。(もちろん有料)
視察のついでに観光もしていこうという自由時間はあまりなく、そのかわり、伊勢志摩のバリアフリーな部分を深く、濃く伝えております。
今回もそれ。
分泊は
大石屋さん、扇芳閣さん、慶泉さん。
今回は、各施設にも協力していただき、案内とオハナシも施設側からしていただきました。
嬉野温泉旅館組合のみなさんも、とても熱心に話を聞き、メモったり、真剣です。
私たちも上記旅館は時々届けものしたり、電話したりで、交流があるわけですが、バリアフリーのことに関して話すご主人や専務などを第三者的視点で見るのは久しぶりです。
嬉野温泉旅館組合の皆さんにバリアフリーを伝える。
どんな風に話すのかな~って見ていました。
3つの施設は、対象も微妙に違ったり、施設の規模も違います。
そしてなにより、それぞれの特色がとても現れている旅館だと思います。
それらのことを考えてもちょっと恐る恐る…。
しかし、です。
この二日間通して、視察が終わり、帰ってきてから気づきました。
規模の大小、特色、対象者が違っても、目指しているところは一緒だったのです。
見えてきました。
伊勢志摩のバリアフリー観光がなんとなく、ぼんやりでも見えてきました。
きちんと進んでいます。
確実にこの5年は動いていたのです。
見えていなくてもちゃんと。
それぞれ言葉は違うけれど、どこも伝えていたことは
「建築基準や条例などで、バリアフリーやユニバーサルデザインが数字やカタチで定義つけられたりしていますが、ここでは、あまり意味がないことだったりします。お客様に気持ちよく泊まっていただくために必要なことは、基準や条例では図れないところにあるのです。それはスタッフの対応だったり、ちょっとした気配りだったり…。
お客様一人ひとりの気持ちを考えると、何が優先かおのずと見えてきます」
もちろん、基準法や条例を否定しているわけではありません。
全ての建築、全てのものに対応する基準はないのです。
そう、センターが言うパーソナルバリアフリー基準のように。
基準はあってない、基準はみんなそれぞれが持っているのです。
上記の施設の説明を聞いていて、確信しました。
お客さんと確実にお客さんと向き合って向かい合っている。
まさに消費者起点であり、本来あるべき姿なのだと。
ちょっとね、うれしくて泣けてきます。
それはツアーセンターが築き上げてきたものではなく、お客様が築き上げてきたことであります。
いいお客さんに恵まれ、そして、ちゃんとお客様に向き合ってきたからこそ分かる現実。
そして、さらに進化していく施設。
波に乗り始めているのかもしれません。
気づき始めています。
今回対応していただきました大石屋さん、扇芳閣さん、慶泉さんありがとうございました。
そして、快く施設間を送迎もしていただき、お忙しい中視察の方々への惜しみない公開と積み上げてきたバリアフリーの考え方を伝授していていただきましてありがとうございます。
こうしたことを見ていると、本当ツアーセンターは恵まれていると実感します。
ちなみに一日目は二見プラザで昼食、二日目はかもめの散歩道とミキモト真珠島の視察 もしたのですが、こちらも毎度のことながら、いろいろお世話になり、ありがとうございました。
なんだか荒れ模様。
そんな中、佐賀県嬉野温泉から旅館組合の皆様が視察にみえました。
セントレアからベルライン(セントレア~松阪の高速船)に乗って来たのですが、海が荒れていたため、気分が悪くなった人がでたり、タイヘンな始まり。
視察といえば、大抵が一人ずつ資料をお渡ししてセンターで1時間ほどのお話質疑応答+αが基本ですが、今回は、14日、15日の二日間ツアーセンタースタッフが一緒について伊勢志摩を廻ります。
佐賀県嬉野市でも「バリアフリーツアーセンター」を作るという目的もあって、実は今までにこういったようにいらっしゃるのは3度目。
そして昨年12月と先月1月もツアーセンターから嬉野市には足を運んでいます。
理事長も月イチペースで伺っております。
このパターンの視察はツアーセンターが指定した旅館に分泊し、それらを共有してもらうというみっちり視察のコースです。(もちろん有料)
視察のついでに観光もしていこうという自由時間はあまりなく、そのかわり、伊勢志摩のバリアフリーな部分を深く、濃く伝えております。
今回もそれ。
分泊は
大石屋さん、扇芳閣さん、慶泉さん。
今回は、各施設にも協力していただき、案内とオハナシも施設側からしていただきました。
嬉野温泉旅館組合のみなさんも、とても熱心に話を聞き、メモったり、真剣です。
私たちも上記旅館は時々届けものしたり、電話したりで、交流があるわけですが、バリアフリーのことに関して話すご主人や専務などを第三者的視点で見るのは久しぶりです。
嬉野温泉旅館組合の皆さんにバリアフリーを伝える。
どんな風に話すのかな~って見ていました。
3つの施設は、対象も微妙に違ったり、施設の規模も違います。
そしてなにより、それぞれの特色がとても現れている旅館だと思います。
それらのことを考えてもちょっと恐る恐る…。
しかし、です。
この二日間通して、視察が終わり、帰ってきてから気づきました。
規模の大小、特色、対象者が違っても、目指しているところは一緒だったのです。
見えてきました。
伊勢志摩のバリアフリー観光がなんとなく、ぼんやりでも見えてきました。
きちんと進んでいます。
確実にこの5年は動いていたのです。
見えていなくてもちゃんと。
それぞれ言葉は違うけれど、どこも伝えていたことは
「建築基準や条例などで、バリアフリーやユニバーサルデザインが数字やカタチで定義つけられたりしていますが、ここでは、あまり意味がないことだったりします。お客様に気持ちよく泊まっていただくために必要なことは、基準や条例では図れないところにあるのです。それはスタッフの対応だったり、ちょっとした気配りだったり…。
お客様一人ひとりの気持ちを考えると、何が優先かおのずと見えてきます」
もちろん、基準法や条例を否定しているわけではありません。
全ての建築、全てのものに対応する基準はないのです。
そう、センターが言うパーソナルバリアフリー基準のように。
基準はあってない、基準はみんなそれぞれが持っているのです。
上記の施設の説明を聞いていて、確信しました。
お客さんと確実にお客さんと向き合って向かい合っている。
まさに消費者起点であり、本来あるべき姿なのだと。
ちょっとね、うれしくて泣けてきます。
それはツアーセンターが築き上げてきたものではなく、お客様が築き上げてきたことであります。
いいお客さんに恵まれ、そして、ちゃんとお客様に向き合ってきたからこそ分かる現実。
そして、さらに進化していく施設。
波に乗り始めているのかもしれません。
気づき始めています。
今回対応していただきました大石屋さん、扇芳閣さん、慶泉さんありがとうございました。
そして、快く施設間を送迎もしていただき、お忙しい中視察の方々への惜しみない公開と積み上げてきたバリアフリーの考え方を伝授していていただきましてありがとうございます。
こうしたことを見ていると、本当ツアーセンターは恵まれていると実感します。
ちなみに一日目は二見プラザで昼食、二日目はかもめの散歩道とミキモト真珠島の視察 もしたのですが、こちらも毎度のことながら、いろいろお世話になり、ありがとうございました。
私も時々余裕がないときは、お客様にあまり言い対応を出来ていないことがあり、自己嫌悪。
常に自分の自己管理と、自分の精神面の満足度も上げておかなきゃと思っています。
今の福祉業界(特に高齢者介護)や行政に欠けているというか不足している気持ちです。
私は大丈夫か?と常に心配になる。
私も今から“闘い”が始まります。
お互い頑張りましょう