海のバリアフリー当日がやってきました。
みなさんの普段の行いがよく、梅雨入りしたこの地方でありながら、上天気。
朝の8:00にインフォメーション遊民に集合し、荷物を運んで、いざ安楽島海水浴場へ。
海水浴場に着いたら、みんなで準備。
ランディーズ、ヒッポキャンプを運んで、クリアカヌーのセッティング。
テントを建てて、トイレの掃除などなど。
本日は、満潮8:02、干潮15:00のようで、朝からは満ちています。
ちょっと絵になっていますね~
準備をしていると、本日参加の安楽島地区の子供たちが元気にやってきました。
親と一緒に来る子や自転車でやってくるる子…。
年齢もいろいろ。
とにかく、みんな元気そうです。
さて、9:00頃に子供たちが集合して、障害者の人たちは10:30集合と、分けた理由は…。
子供たちが障害者の人たちと一緒に始めると、子供たちもカヌーに乗りたいけれど、ガマンしてもらうことになってしまいそうなので、9:00~10:00の1時間の間に、思う存分子供たちに遊んでもらおうという、作戦。
さすが海島遊民くらぶの主婦案。子供の性質をよくつかんでおります。
子供たち大はしゃぎで海へ…。海の近くに住んでいても海の底を見るのは初めてかな?
その一時間は、それはそれはもちろん、子供たちはおおはしゃぎ。
見たことない透明なカヌーに目を輝かせ、次々に試乗体験。
カヌー待ちしている子などは、ザブザブと海の中へ…。
そう、既に海水浴しだしています。
寒くないのかな?
まだ6月はじめですが…。
もちろん、このあと行われる障害者と一緒に遊ぶカヌーや、ランディーズのことを勉強しながらですね。
さて、10:00が過ぎて、障害者たちがやってきました。
本日の参加者は
地元「あしたば作業所」の知的障害者3名
車いす使用者 鳥羽市民1名 伊勢市民2名 松阪市民1名
安楽島子ども会の子供たち13名と保護者4名(飛び入り参加や見学者など含めるともっと多かったと思う)
スタッフ 鳥羽社協7名 海島遊民くらぶ7名 鳥羽市観光戦略室1名 鳥羽市会議員でもあり、カヌーのインストラクターでもある中村欣一郎氏。
の40名以上の集まりです。
マスコミもたくさん。ITVさん、メーテレさん、CBCさん、中日新聞さん、読売新聞さん、伊勢新聞さん、伊勢志摩経済新聞さん、広報鳥羽さん。
簡単な開会式を行ってから、3班に分かれて
①クリアカヌー試乗体験
②ランディーズ、ヒッポキャンプ試乗会
③救命ロープ投げ練習
を順に体験して行きます。
子供たちは、朝の1時間で充分遊んだので、体験するのは障害者が中心。それらをフォローするのが子供たちってな具合です。
私は、砂浜での車いすということで、ランディーズやヒッポキャンプ試乗コーナーにて説明。
子供たちも、ランディーズの介助のお手伝いや、試乗体験をしました。
普段乗っているチェアウォーカーの車いすも持ってきて、砂浜だとどんな風になるのか?というところも見てもらいました。
ほら、空回りしてスタックしてしまいます。(あ、写真ありません)
子供たちは、「そんなん、タイヤ埋まっとるもん、動かへんわ」と、指摘。
そうなのですよ、ポイントはここです。
ランディーズやヒッポキャンプと、日常的な車いすの違いです。
ヒッポキャンプも体験試乗。
波うち際までいってみよう!!
ランディーズやヒッポキャンプを一通り体験した男の子がポツリ。
「そのうち空飛ぶ車いすができるんとちゃう?そしたらこんな砂浜もいけるやん」と。
彼の名前は「つばさ」くん。
そうか、そうか、(ウルウル)君の名前のような翼を持つ車いすを、是非大人になってから作ってよ~ってお願いしておきました。
救命ロープ投げは、スタッフが砂浜上で、溺れている演技をして、みんなで、救命用のロープを思いっきり投げるというパフォーマンスが…。
溺れているスタッフ…。
演技がウマすぎです。(笑)
クリアカヌーは、予想通りの大人気。
実は本日出席のチェアウォーカー4名中、2名は既に体験者ですが、あとの2名は初体験。
それは、もう、大興奮。
クリアカヌーに障害者のみなさんも感動。
海の中がバッチリ見えたようで、カニが見えた、海草が見えたなどなど教えてくれました。
なんだか潜った気分になりますよね。
後ろには海島遊民くらぶのスタッフが乗ってくれるので、海の中の海草や魚の名前も教えてくれます。
カヌーへの移乗も何度かの実験で、スムーズに。社協のみなさんもありがとうございます。
何よりも、海の上の清々しさ、爽快さが気持ちいいと思います。
みんなが一通り体験し終わってから、パートナーも海の上へ
一通り、ぐるっと体験すると、昼過ぎになりランチタイムです。
今回もメカブ丼。
パートナーが海の上にいる間に、私たちはメカブ丼
砂浜で食べるメカブ丼もまたおいしいです。
午後からは、ランディーズやヒッポキャンプをみんなで介助しながら海岸を歩き、漂流物の中で自分の気に入ったものを拾ってくるというお遊びをして、終了。
それぞれのお気に入りを…。そ、それは、くらげです。
福祉体験教室をこんなアウトドアですることってなかなかないと思いますが、双方が楽しみ、そして、障害者が海に行きたいというときにどんなところが問題なのか?という気づきも出来たと思います。
そんな深い感受性のところから、つばさくんの「空飛ぶ車いす」の発想もでてくるのでしょう。
教えるのではなく、「気づかせる」ことが大切ですよね。
この子達が、将来どんな発想をしてくれるのかちょっと楽しみです。
みなさんの普段の行いがよく、梅雨入りしたこの地方でありながら、上天気。
朝の8:00にインフォメーション遊民に集合し、荷物を運んで、いざ安楽島海水浴場へ。
海水浴場に着いたら、みんなで準備。
ランディーズ、ヒッポキャンプを運んで、クリアカヌーのセッティング。
テントを建てて、トイレの掃除などなど。
本日は、満潮8:02、干潮15:00のようで、朝からは満ちています。
ちょっと絵になっていますね~
準備をしていると、本日参加の安楽島地区の子供たちが元気にやってきました。
親と一緒に来る子や自転車でやってくるる子…。
年齢もいろいろ。
とにかく、みんな元気そうです。
さて、9:00頃に子供たちが集合して、障害者の人たちは10:30集合と、分けた理由は…。
子供たちが障害者の人たちと一緒に始めると、子供たちもカヌーに乗りたいけれど、ガマンしてもらうことになってしまいそうなので、9:00~10:00の1時間の間に、思う存分子供たちに遊んでもらおうという、作戦。
さすが海島遊民くらぶの主婦案。子供の性質をよくつかんでおります。
子供たち大はしゃぎで海へ…。海の近くに住んでいても海の底を見るのは初めてかな?
その一時間は、それはそれはもちろん、子供たちはおおはしゃぎ。
見たことない透明なカヌーに目を輝かせ、次々に試乗体験。
カヌー待ちしている子などは、ザブザブと海の中へ…。
そう、既に海水浴しだしています。
寒くないのかな?
まだ6月はじめですが…。
もちろん、このあと行われる障害者と一緒に遊ぶカヌーや、ランディーズのことを勉強しながらですね。
さて、10:00が過ぎて、障害者たちがやってきました。
本日の参加者は
地元「あしたば作業所」の知的障害者3名
車いす使用者 鳥羽市民1名 伊勢市民2名 松阪市民1名
安楽島子ども会の子供たち13名と保護者4名(飛び入り参加や見学者など含めるともっと多かったと思う)
スタッフ 鳥羽社協7名 海島遊民くらぶ7名 鳥羽市観光戦略室1名 鳥羽市会議員でもあり、カヌーのインストラクターでもある中村欣一郎氏。
の40名以上の集まりです。
マスコミもたくさん。ITVさん、メーテレさん、CBCさん、中日新聞さん、読売新聞さん、伊勢新聞さん、伊勢志摩経済新聞さん、広報鳥羽さん。
簡単な開会式を行ってから、3班に分かれて
①クリアカヌー試乗体験
②ランディーズ、ヒッポキャンプ試乗会
③救命ロープ投げ練習
を順に体験して行きます。
子供たちは、朝の1時間で充分遊んだので、体験するのは障害者が中心。それらをフォローするのが子供たちってな具合です。
私は、砂浜での車いすということで、ランディーズやヒッポキャンプ試乗コーナーにて説明。
子供たちも、ランディーズの介助のお手伝いや、試乗体験をしました。
普段乗っているチェアウォーカーの車いすも持ってきて、砂浜だとどんな風になるのか?というところも見てもらいました。
ほら、空回りしてスタックしてしまいます。(あ、写真ありません)
子供たちは、「そんなん、タイヤ埋まっとるもん、動かへんわ」と、指摘。
そうなのですよ、ポイントはここです。
ランディーズやヒッポキャンプと、日常的な車いすの違いです。
ヒッポキャンプも体験試乗。
波うち際までいってみよう!!
ランディーズやヒッポキャンプを一通り体験した男の子がポツリ。
「そのうち空飛ぶ車いすができるんとちゃう?そしたらこんな砂浜もいけるやん」と。
彼の名前は「つばさ」くん。
そうか、そうか、(ウルウル)君の名前のような翼を持つ車いすを、是非大人になってから作ってよ~ってお願いしておきました。
救命ロープ投げは、スタッフが砂浜上で、溺れている演技をして、みんなで、救命用のロープを思いっきり投げるというパフォーマンスが…。
溺れているスタッフ…。
演技がウマすぎです。(笑)
クリアカヌーは、予想通りの大人気。
実は本日出席のチェアウォーカー4名中、2名は既に体験者ですが、あとの2名は初体験。
それは、もう、大興奮。
クリアカヌーに障害者のみなさんも感動。
海の中がバッチリ見えたようで、カニが見えた、海草が見えたなどなど教えてくれました。
なんだか潜った気分になりますよね。
後ろには海島遊民くらぶのスタッフが乗ってくれるので、海の中の海草や魚の名前も教えてくれます。
カヌーへの移乗も何度かの実験で、スムーズに。社協のみなさんもありがとうございます。
何よりも、海の上の清々しさ、爽快さが気持ちいいと思います。
みんなが一通り体験し終わってから、パートナーも海の上へ
一通り、ぐるっと体験すると、昼過ぎになりランチタイムです。
今回もメカブ丼。
パートナーが海の上にいる間に、私たちはメカブ丼
砂浜で食べるメカブ丼もまたおいしいです。
午後からは、ランディーズやヒッポキャンプをみんなで介助しながら海岸を歩き、漂流物の中で自分の気に入ったものを拾ってくるというお遊びをして、終了。
それぞれのお気に入りを…。そ、それは、くらげです。
福祉体験教室をこんなアウトドアですることってなかなかないと思いますが、双方が楽しみ、そして、障害者が海に行きたいというときにどんなところが問題なのか?という気づきも出来たと思います。
そんな深い感受性のところから、つばさくんの「空飛ぶ車いす」の発想もでてくるのでしょう。
教えるのではなく、「気づかせる」ことが大切ですよね。
この子達が、将来どんな発想をしてくれるのかちょっと楽しみです。