★ のん太とタケの新加坡通信 ★

シンガポールでの生活と子育ての記録

はじめに


『のん太の離乳食ing』は
のん太の成長に伴い、ブログ名を変更しました。

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シンガポールで出産体験談~その2

2010年09月28日 | シンガポール~妊娠・出産編
その他、書ききれなかったことを、メモメモ。


■ 入院
入院期間は普通分娩で2泊3日。帝王切開でも3泊4日とのこと。
日本に比べるとはるかに短いスケジュールです。
(もっとも、退院の時『今日退院したいですか?』と聞かれたので
空きさえあれば延泊ができるのかもしれませんが。)

結構、放置…もとい自由な感じ
日本でのん太を生んだ時は、
授乳時間、排便時間を記入するノートを渡されたり、
(毎日の感想まで書いて、看護師が返事をくれるの。交換日記じゃあるまいし!)
授乳の後、毎回体重を計って何cc飲んだか確認したり、
(これすごく嫌いだったわ。おっぱい出なかったから。)
ものすごく管理の色合いが濃かったので、
退院後の私の育児、ひいては精神状態にまで、ものすごい悪影響を及ぼしたのだ。今思えば
だからなおさら、ほっとかれてるなぁ、という感じが心地よかった。

あ、看護師さんは4時間ごとに巡回に来て
何時におっぱいあげたかとかは聞き取りをするので
もちろん完全な放置ではないですよ。

あと、よく言われることだけれど
日本のようにサービスはよくないので、何でも自分から頼まなくちゃならない。
幸い、2人目だったので
後産の痛み止めをくれとか、乳首が切れて痛いから薬くれとか、
少し便秘だから何とかしてくれとか、母乳が足りないから糖水をくれとか、
いろいろ頼むべきことがわかっていたけれど
これ、初めての妊娠だったら、
気の弱い私(笑)は、ただただ我慢してたと思う。
海外で初めての出産をする人は、『痛いんです』『泣きやまないんです』と
苦情をどんどん訴えるべきですよ

ごはんは…中の下(失礼)。ま、普通の病院食です。
毎食、洋食・中華・マレー料理・インド料理からメニューを選ぶのが
シンガポール的でした。

入院中、母親の私に対する、いわゆる病院的処置はほとんどなかった。
傷口の消毒すら、消毒液とコットンを渡され、『トイレの都度、これで拭いて』って感じ。
毎朝、産婦人科のクリニックから担当医が回診に来るけれど、チラッと見て終わり。

タケの方は、日本でするような、黄疸チェックや聴こえの検査など
一通りやってもらったようだ。
ようだ…と言うのは、一体どの検査が為されて、日本ですべき検査でしていないことはないのか
いまいちチェックしきれてないのです。すごく大切なことだろうに
ところでシンガポールでは、生まれた直後にBCGとB型肝炎の予防接種をするそうで
郷に入れば…で、タケも打ってもらいました。(断ることも可)。

というわけで、そんな感じで2泊3日、あっという間の入院生活を終えるのですが
退院2日後、ハハは産院に、子は小児科に呼ばれて、ともに検診。
そこで本格的に、子宮の戻りとかを確認しました。
要は、そこまで入院させてくれるのが日本の制度ってことなんだなぁと思ったり。


■ 英語の壁
予想していたことだけれど、予想より高かった、英語の壁。

通訳代わりにダンナくんがいるから大丈夫と思っていたのだけれど
医療英語の専門性はなかなかのツワモノでした。
うちのダンナくんは、子どもが生まれた瞬間、ドクターに
『Cord bloodはどうする?』と聞かれ、アワアワしておりました。
Cord blood=臍帯血。「日本語で聞いてもわからんわ」とはダンナくん談。
ともかく、男性陣の頭に入ってる『ビジネス英語ボキャブラリ』では
対応できないこと請け合いです。

入院中は一人になることも多く、
ちょっとしたことが英語のせいで頼めなくてイライラしたり。
ま、看護婦さんも慣れたものなので、身振り手振りで伝わるんですけどね。
電子辞書を持って行ったので、助かりました。
痛みどめ、とか、消毒、とか、あともう、乳首、とかね。英語、わからん。
乳首がヒリヒリする、は、sore nippleと言います。使ってください。


■ 赤裸々…出産費用大公開

シンガポールで妊娠出産、これだけかかりました。
(1シンガポールドル=63.66円で計算。円高で助かるわ~。)



妊娠前は、
「シンガポールで出産すると、100万円くらいかかるよ~
なんて話も聞いて、とてもビビっていたのですが
終わってみると、割とリーズナブルでした。

タケが生まれたのは土曜。入院も、土・日・月の2泊3日でしたが
全く特別料金は取られませんでした。ヨカッタ

もちろん病院やクリニックによって全然違うんでしょうけどね。

海外に住んでいますが、日本での健康保険は維持しているので
出産一時金もちゃんともらえるみたい。
ありがたい限りです



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シンガポールで出産体験談

2010年09月23日 | シンガポール~妊娠・出産編
せっかくなので、シンガポールでの出産体験を残してみようと思います。

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朝方から感じ始めたお腹の痛みが15分間隔になり、出血があったので、
ドクターに連絡。(クリニックの開院前だったので、携帯に。)
病院の出産病棟に直接来るように指示される。

到着し、Dr.○○の患者であることを伝えると、
すぐに分娩ベッドのある部屋へ。
陣痛待ちのベッドが、そのまま分娩台になる仕組み。
この部屋には夫しか入れないので、ここでのん太及び両親とは離れ離れ。

パジャマに着替えさせられ、ベッドに横になる。
ここで、病院の看護師さんからの質問。
体重とか、身長とか、妊娠歴とか…なんだかいろいろ。

その後、あらかじめ記入しておいたバースプランを提出。
結局、出産に立ち会う助産師?看護師?さんとはこの場で初めて会うので
ここで渡す、紙に書いたバースプランが唯一の意思表明となる。

それから、たくさんの書類にサイン。
ダンナくんに任せていたのであまり覚えていないけど
例えば麻酔の同意書とか、そんなようなものだったと思う。

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そうこうしているうちに、ドクター登場。
前記事にも書いたけれど、
検診に通っているクリニックには、分娩や入院の施設はなく、
隣接する総合病院の施設を借り、そこにドクターが通ってくる仕組み。

内診をし、「7.5cm。午前中に生まれるかもね」と。
ここで、人工破水。ちょっと緊張したけど痛みも何もなかった。
破水すると陣痛が進むとの事。
「(無痛分娩の)麻酔医が来るので、待っていてください」
と言い残して、ドクター退場。

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しかしこの麻酔医がなかなか来ない。
とりあえずダンナくんに、両親への状況報告をすべく外に出てもらう。
1人残った私は、増してくる陣痛との戦い。
うー。こんなんじゃ全然無痛じゃない…と、恨み事を呟いているところに
ようやく麻酔医登場。

私的には、今回のお産で一番の不安要素だったこの『麻酔』。
だって、背中にチューブを入れて…って怖すぎでしょう。
だからデリケートに扱ってほしかったのだが
来たのは無口なおっさんドクターと、
ぶっきらぼうにも程がある強面ナース。

ちょうど戻ってきたダンナくん、
強面ナースに
『直接病棟に来たんだったら今のうちにレジストレーション行ってきな』
と、一言も発する間もなく追い出されてしまい
また1人残されてしまった私。

背中にチューブを入れる前に、挿入箇所に麻酔の注射を打つ。
看護師は、ギューッと背中を丸めた体勢になってほしかったらしい。
しかし、早口の英語で説明されてよくわからず、
しかも陣痛も来たので思うように動けない私に
舌打ちせんばかりにイライラする強面ナース。

何とか体勢は取れたものの、背中でカチャカチャやられると、
これから何が始まるか、とっても怖い。
思わず振り向こうとすると、『Don't move!』
消毒液で拭かれてヒヤッと背中を縮めると、『Don't move!』
注射の痛さにウッ!!と声を上げると『Don't move!!!』

どうせこいつにはこれしか通じまい
と、言わんばかりの、Don't moveの嵐に
ムッとさせられながら麻酔は終了。
彼らは結局、一度も笑顔を見せずに、むっつり顔のまま退場

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麻酔が入ると、陣痛が和らいできた。
両足が、正座をしすぎた時のようにピリピリしびれている。
おもしろいので色々触ってみると、
足は効いてるけど腰とかお尻とかは普通に感覚がある。

ダンナくんもおらず、そのヒマさに思わず眠ってしまいそうになる。
することないので、分娩監視装置から吐き出されるデータを
ぼんやり眺めながら待っていると、突然激しい痛みが!
モニターのデータも、もう振りきれてしまうほどの張りの強さ。
ちょうど来た看護師に、すごく痛いよと訴えると、麻酔の量を増やしてくれた。

間もなく、陣痛の痛みは収まったものの
両足の感覚はほとんどなくなり、下半身が麻痺したような状態に。
足を持ち上げることもできないし、体を起こすことも難しい。
ベッドからずり下がってくると看護師を呼んで、
よっこらしょと持ち上げてもらうような状態。

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しばらく経つと、助産師の内診。
内診後、突如慌ただしくなってくる。
なんだか器具のたくさん乗ったワゴンが運ばれてきたり。
そしてついに、両足を支えるアレ(何て言うの?)が
ガッチャーン、ガッチャーンとセットされた。

えっ?えっっ??って感じの私に
『もうすぐだよ』と助産師さん。
マジか!?全然感覚がわからない。

ちょうど戻ってきたダンナくん。
もう少し遅かったらアウトだったよ。

ダンナくんが来てすぐ、ドクター登場。
手術着に着替えるのももどかしく

「Push!!」

マジですか~

とりあえず下半身には全く感覚がないのだけれど、
ウーンッと力を入れてみる。
こんなもんでいいのか?と思うのだけれど
ドクターは「Very good!」と。

ここで吸引装置登場。
という事は、頭が出たんでしょうね。

で、もう1度、「Push!!!」でウーーーーンッッッと力を入れると
両足の間からにょるんにょるんと取りだされる我が赤子。

えーーー!
生まれてしまった



痛みは本当に100%、まるでなかった。
その代わり、生まれる時の
出てくる感覚みたいなものもまるでなかった。
追加した分、麻酔が効きすぎていたのかもしれないなぁ。
痛みがないせいで、かなり冷静に産まれるまでの一部始終が見られたし
ご対面した時も、素直にものすごく嬉しかった


というわけで、11:59 誕生
病室に入ったのがちょうど9時だったので、
たった3時間のできごとでございました。

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おまけの話。

後産の後、看護師から、『胎盤はどうしますか』と聞かれる。
どうしますってどういう意味だと思います?

中華系の人は、家に持って帰って食べるんですって

マレー系の人は、土に埋めるそうな。

日系の我らは、とりあえず写真を撮りました…。
どうしよ、この写真…。



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そっくり姉弟

2010年09月20日 | のん太とタケの日々
たくさんのお祝いコメントありがとうございます!
本来はちゃんと1人ずつにお返事したいのだけれど
なかなか時間もなくて…。
この場を借りて、みなさんへのお返事とさせていただきます。
本当に、ありがとう


コメントの中で、『のん太とそっくり!』というご意見があったのですが
我が家でも、ほんとに瓜二つってみんな言ってます。
のん太の小さい頃の写真と、並べてみました。


↓ 起きてるタケ ↓ 起きてるのん太


↓ 寝てるタケ ↓ 寝てるのん太





そっくりではありますが、
並べてみるとやっぱりタケのがなんとなく男の子っぽいなぁと。
あと、やっぱりのん太のが太ってますね
実際、のん太の方が体重も重いのですが
同じ重さでも、男の子の方が骨っぽいっていうのがわかった気がします。




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生まれました

2010年09月17日 | シンガポール~妊娠・出産編
さてさて。
去る9月11日、無事に男児を出産致しました。


『タケ』とお呼びください。


(目が開くまでは、目隠しなしで…)



約3.9kgのBig Babyではありましたが、
陣痛から3時間、プッシュ2回の超安産でございました。
しかも無痛だったので、陣痛もそれほど味あわずにすみ
また、切開もなかったので、産後も割と元気に過ごしてます!


手伝いの両親が、夜便の飛行機でシンガポール入りし、
我が家に到着したのが日が変わったばかりの11日AM1時。
それから少し世間話をして、2時くらいに就寝。
ところが朝6時くらいから、少しお腹の張りを感じて目覚め、
これはひょっとするともしかして…と緊張していたら
朝食を取った後に出血。
ワタワタと準備をし、9時に入院となりました。


本当に、両親の到着を待っていたとしか思えないこの展開。
タケがGOサインを出したのか、
私の緊張の糸がほぐれたのか、
はたまた、出産前日に幼稚園行事に参加したのが引き金となっただけなのか(笑)
とにかくなんだか、生命の神秘、的なことを感じてしまいました。
(のん太の陣痛の時も、同じような展開だったので余計にね。)


気の毒だったのは両親。
陣痛室に入れるのは夫だけだったので、
シンガポールに着いた数時間後から
超人見知り&反抗期の2歳児の面倒を、付きっきりで見る羽目に…。
なにせ半年ぶりの再会だったので、さぞかし大変だったと思いまする


でもまぁ、みんな何とか無事に乗り切り、
退院後も久々の乳児の子育てに汗をかきながら、
なんとか頑張ってます!


シンガポールでの出産、色々と戸惑うこともありました。
そのへんはまた落ち着いたら、書いてみようと思います。


取り急ぎご報告まで。
応援してくれた皆さん、ありがとうございました



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幼稚園パーティーと手作り月餅

2010年09月10日 | シンガポール~生活編
ハイ。まだ生まれません。


なんだかすっかり落ち着いてしまった感のある第2子クンです。
きっと、手伝いに来てくれる私の両親(明日到着)を待ってくれているに違いない。
なんて空気の読める子なのでしょう。


というわけで、調子に乗って、幼稚園の行事に行ってしまいました。


シンガポールは今日、10日がお休みです。
イスラムの「ハリラヤプアサ」という祝日だそうです。
それに、もうすぐ中国の中秋節=いわゆるお月見もあるので
ハリラヤと中秋節を兼ねた、セレブレーションが幼稚園で行われたのです。


イベントに結構ドレスコードが存在するのん太の園。
今回は『マレーかチャイニーズのコスチュームで』と。
マレーの服、どこで買えるのかわからなかったので、
チャイナ服を用意しました。



手作りのランタンを持ってぐるぐる歩いて回ったり、
中国系のダンスとマレーのダンスを踊ったり、
そんな感じのイベント。


そして中盤。
「みんなで月餅を作りましょう」という話に!!


中秋節には月餅を食べる習わしがあり、
確かに今、シンガポールはどこに行っても月餅祭りなのですが
そんなに簡単に作れるものなのか。


というママ達のざわめきをよそに、大騒ぎで始まった月餅作り。
作り方自体は意外に簡単で
でも、こんな魅惑的な体験に興奮する子どもを抑えるのが一番大変だったり。


餅粉とか砂糖とか水とか混ぜて…



こねて丸めて…



延ばして餡を包んで…



型に詰めて…



できあがり!




伝統的な、焼き菓子タイプではなく
最近流行りのスノースキンタイプ(皮がモチモチ)みたいです。
これ、加熱しないでそのまま食べられるそうで。

粘土遊び感覚でグチャグチャやられてしまったので
加熱したかったのが本音ですが…。

おうちに帰って、切ってみました。


なかなかそれなりに見えるじゃないですか。
味もなかなか美味しかったので、まあよし。




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今日の一言

2010年09月02日 | のん太の日々
今日の夕ごはんの時、
のん太がお腹の赤子に向かって話しかけておりました。


「赤ちゃーん、これからごはん全部食べるよ~!!」


ふむふむ。さすがにお姉ちゃんの自覚が芽生えてきたのね
さっすがー!お姉ちゃんは違うねー
と、ちょっと持ち上げたら、
気を良くしたのかまた赤ちゃんに向かって、


「お姉ちゃんだから、おしっこもトイレでするんだよ~!」


そうそう。カッコいいねー
その調子で、どんどんお姉ちゃんになっておくれよ。


「でも、ウン○はパンツの中でするけどね!!」


・・・・・・
そこ、自信満々に宣言されても困るんですけど。
やっぱり確信犯だったのね、と今さら気付いた今日でした。




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