のん太さん、5月から幼稚園に行くことになりました。
『幼稚園』という訳は恐らく適切ではないのですが
シンガポールはプレスクールという
保育園と幼稚園がくっついたような施設が主流でして
多くは1歳半から、子どもを受け入れてくれます。
最初は、3歳まで待とうかなぁと思っていたのですが
なんせシンガポール、フラッと公園で遊ばせられるような環境でもなく(暑いしね)
かと言って、毎日室内プレイグラウンドに連れていく気力も金銭力もなく
日々増大する体力を発散させてあげる自信が
ハハにはもうありませぬ…。
というわけで、2歳にして我が家も、プレスクール通いを決めました。
そこでまず悩んだのが、園選び。
シンガポーリアンの多くは共働きということもあって
プレスクールは数も種類もとても充実しています。
しかも、週2日~毎日と通う日数を選べたり
半日保育と全日保育を選べたりと
かなりフレキシブルなのが嬉しいところです。
私たち日本人にとってみても
日本人幼稚園、日系幼稚園、インターナショナル園、ローカル園と
選択肢が様々あるうえに
園バスがかなり広い地域をカバーしてくれるので地理的な制限もなく、
…選ぶのが大変。
さらに私たちを悩ますのは言葉や文化の問題。
『インターやローカルに行くと英語はペラペラになるけど、肝心の日本語があやしくなる』
『ローカル園に行くと英語+中国語も話せるようになるけど、きちんとした英語はインターじゃないと身に着かない』
『日系に行かないと、"脱いだ靴を揃える"みたいな基本的な日本の習慣が身に着かない』
『ローカル園の中にはものすごい教育熱心なところがあって、小さいうちから問題集とか解かされる』
『日系やインターは休みが多くて大変…』
とかとかとかとか…
このくらいの歳の子を持つ母親が集まると必ず始まる
数限りない情報交換。
そんなこんなでとってもとーっても悩んだのですが
見学に行き始めて実質1週間、フィーリングで決めてしまいました。
日本人率の高い少人数制のローカル園です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/round_o.gif)
そしてつい先日、トライアルという感じで、幼稚園に遊びに行ってきました。
無料なので、母親同伴です。
いろいろ見学に行く中で
『よーちえん=おともだちいっぱい=たのしー!』という認識を
しっかり持ってくれたのん太さん。
思惑通り、到着するや否や、ハハの手を離れて教室へ飛び込んで行きました。
しめしめ。これは馴染むの早そう。とほくそ笑んでいたのですが。
同じ日に『今日が初日』という女の子とそのお母さんがいたのです。
その子も最初は元気にはしゃいでいたのだけれど
お母さんがこっそり帰ろうと、ドアの方にジリジリにじり寄るたびに
気配を察して「マーマー!!」と。目に涙まで浮かべています。
お母さん曰く
「家では『1人でも大丈夫!』って笑ってたからあんまり心配してなかったんだけど…」って。
でも結局、お母さんが帰った後、嵐のように泣きだし
1時間泣きっぱなしでした…。
オゥ。なかなか辛いものを見てしまったよ。
来週は同じ目に遭うことなどつゆ知らず
「おともだち泣いちゃったね」などと言いながら
エヘエヘ遊んでいるのん太さん。
太鼓やマラカスなどの楽器を使ってみんなで遊んだり
家では絶対にやりたくない、糊をペタペタする工作をしたり
なかなか楽しそうです。
様子を見て、ランチの前には帰ろうと思っていたのですが
絶好調なのでズルズル居続けた結果
図々しくも(お金も払ってないのに)、ランチまでご相伴に与ってしまいました。
その日のメニューは、チーズマカロニと野菜スープ。
のん太もお友だちと一緒にテーブルに着いて、いただきます。
調子よく食べだしたのですが、やがて困り顔でハハのもとへ。
手に持った何かを渡そうとするので手を出すと、
ぐちゃぐちゃのマカロニです…。
そして、「ごちそーさまでした!」と言い残すと
他の子はまだ食べているのに遊具の方に走っていってしまいました。
のん太が食べていたテーブルに戻ると半分以上残ってる。
ちょっと感じ悪いかと思ったのですが、ハハもこっそり食べてみると
…うーん。
もそもそ。プラス、味がない…。
母親同士の情報交換で聞いた話をまた一つ思い出しました。
『ローカル園に行くと、家で夕飯をたくさん食べるようになる』
つまり、あんまり園での食事は期待できないってことね。
少し補足すると、シンガポールというお国柄、
ローカル園はマレー人とインド人が入園してくるので
豚肉と牛肉は使わないのが常識なんだそう。
そんな中でバリエーション豊かな食事を考えるのは
とっても大変なのだと思います。
しかしそんなランチでも(失礼)、食べる子はお代わりまでしてます。
のん太さん、根性なさすぎ。
だいたい、家でもスプーンで1人で食べるのは最初だけで
後半はハハが何とかかんとか無理やり食べさせているのが現状なのです。
幼稚園だから、先生も食べさせてなんかくれないし
残したらそれで終わりって感じだから
(って言うのは普通なのかな?日本の園だと食べさせてくれそうな気もするけど。)
ここで、鍛えられたらいいなと思いました。
というわけで、ちょっと体験するだけのつもりが
半日保育の9~13時まで、フルに居続けてしまったのん太さん。
帰る頃には体力的にも精神的にも疲れたらしく
触るだけで泣きだすくらい、消耗しておりました。
いよいよ本番は、来週から!
慣れるまでにどれくらいかかるのか、わかりませんが
のん太の新しい生活習慣の始まり。楽しみです。
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『幼稚園』という訳は恐らく適切ではないのですが
シンガポールはプレスクールという
保育園と幼稚園がくっついたような施設が主流でして
多くは1歳半から、子どもを受け入れてくれます。
最初は、3歳まで待とうかなぁと思っていたのですが
なんせシンガポール、フラッと公園で遊ばせられるような環境でもなく(暑いしね)
かと言って、毎日室内プレイグラウンドに連れていく気力も金銭力もなく
日々増大する体力を発散させてあげる自信が
ハハにはもうありませぬ…。
というわけで、2歳にして我が家も、プレスクール通いを決めました。
そこでまず悩んだのが、園選び。
シンガポーリアンの多くは共働きということもあって
プレスクールは数も種類もとても充実しています。
しかも、週2日~毎日と通う日数を選べたり
半日保育と全日保育を選べたりと
かなりフレキシブルなのが嬉しいところです。
私たち日本人にとってみても
日本人幼稚園、日系幼稚園、インターナショナル園、ローカル園と
選択肢が様々あるうえに
園バスがかなり広い地域をカバーしてくれるので地理的な制限もなく、
…選ぶのが大変。
さらに私たちを悩ますのは言葉や文化の問題。
『インターやローカルに行くと英語はペラペラになるけど、肝心の日本語があやしくなる』
『ローカル園に行くと英語+中国語も話せるようになるけど、きちんとした英語はインターじゃないと身に着かない』
『日系に行かないと、"脱いだ靴を揃える"みたいな基本的な日本の習慣が身に着かない』
『ローカル園の中にはものすごい教育熱心なところがあって、小さいうちから問題集とか解かされる』
『日系やインターは休みが多くて大変…』
とかとかとかとか…
このくらいの歳の子を持つ母親が集まると必ず始まる
数限りない情報交換。
そんなこんなでとってもとーっても悩んだのですが
見学に行き始めて実質1週間、フィーリングで決めてしまいました。
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無料なので、母親同伴です。
いろいろ見学に行く中で
『よーちえん=おともだちいっぱい=たのしー!』という認識を
しっかり持ってくれたのん太さん。
思惑通り、到着するや否や、ハハの手を離れて教室へ飛び込んで行きました。
しめしめ。これは馴染むの早そう。とほくそ笑んでいたのですが。
同じ日に『今日が初日』という女の子とそのお母さんがいたのです。
その子も最初は元気にはしゃいでいたのだけれど
お母さんがこっそり帰ろうと、ドアの方にジリジリにじり寄るたびに
気配を察して「マーマー!!」と。目に涙まで浮かべています。
お母さん曰く
「家では『1人でも大丈夫!』って笑ってたからあんまり心配してなかったんだけど…」って。
でも結局、お母さんが帰った後、嵐のように泣きだし
1時間泣きっぱなしでした…。
オゥ。なかなか辛いものを見てしまったよ。
来週は同じ目に遭うことなどつゆ知らず
「おともだち泣いちゃったね」などと言いながら
エヘエヘ遊んでいるのん太さん。
太鼓やマラカスなどの楽器を使ってみんなで遊んだり
家では絶対にやりたくない、糊をペタペタする工作をしたり
なかなか楽しそうです。
様子を見て、ランチの前には帰ろうと思っていたのですが
絶好調なのでズルズル居続けた結果
図々しくも(お金も払ってないのに)、ランチまでご相伴に与ってしまいました。
その日のメニューは、チーズマカロニと野菜スープ。
のん太もお友だちと一緒にテーブルに着いて、いただきます。
調子よく食べだしたのですが、やがて困り顔でハハのもとへ。
手に持った何かを渡そうとするので手を出すと、
ぐちゃぐちゃのマカロニです…。
そして、「ごちそーさまでした!」と言い残すと
他の子はまだ食べているのに遊具の方に走っていってしまいました。
のん太が食べていたテーブルに戻ると半分以上残ってる。
ちょっと感じ悪いかと思ったのですが、ハハもこっそり食べてみると
…うーん。
もそもそ。プラス、味がない…。
母親同士の情報交換で聞いた話をまた一つ思い出しました。
『ローカル園に行くと、家で夕飯をたくさん食べるようになる』
つまり、あんまり園での食事は期待できないってことね。
少し補足すると、シンガポールというお国柄、
ローカル園はマレー人とインド人が入園してくるので
豚肉と牛肉は使わないのが常識なんだそう。
そんな中でバリエーション豊かな食事を考えるのは
とっても大変なのだと思います。
しかしそんなランチでも(失礼)、食べる子はお代わりまでしてます。
のん太さん、根性なさすぎ。
だいたい、家でもスプーンで1人で食べるのは最初だけで
後半はハハが何とかかんとか無理やり食べさせているのが現状なのです。
幼稚園だから、先生も食べさせてなんかくれないし
残したらそれで終わりって感じだから
(って言うのは普通なのかな?日本の園だと食べさせてくれそうな気もするけど。)
ここで、鍛えられたらいいなと思いました。
というわけで、ちょっと体験するだけのつもりが
半日保育の9~13時まで、フルに居続けてしまったのん太さん。
帰る頃には体力的にも精神的にも疲れたらしく
触るだけで泣きだすくらい、消耗しておりました。
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