以前はリビングとキッチンの間に、きちんと柵を取り付けていたのですが
まあよく外れるので、先日撤去してしまいました。
おかげでのん太のキッチンへの侵入を防ぐものは晴れて無くなり
(まあ扉があっても侵入していたけれどね)
キッチンへ入りたい放題ののん太さんです
とは言え、この人、最近はあまり調理の邪魔はしません。
ちょっと前までは、ハハがキッチンに入ると
下から2段目の引き出しの中身を全てひっくり返したり(この段は諦めて遊び用と割り切った)、
野菜を切るハハとシンクとの間に相当な力で割り込んできたり、
次から次へとおもちゃをキッチンに運び込んで、動き回るハハをコケさせたりと
ありとあらゆる暴挙を尽くしていた彼女ですが
最近は、もうハハが料理モードに入ると絶対に相手にしてもらえないことを察したらしく
調理中はひとりで大人しく遊んでいることが多くなりました。
ただ、時々寂しくなるらしく
キッチンに駆けこんできては、まな板のものを指さし
「あむ、あむ」、つまり、食べさせろと。
それが固いにんじんや、生のほうれんそうや、果ては肉や魚であっても、「あむ、あむ」。
口に入れてあげないと泣きわめくので大変なのです
生でも大丈夫なものは、切れっぱしを加えさせると
満面の笑みで、リビングに走って戻るんですけどね。
生の鶏肉とか、どうすりゃいいのよ~
そしてまたしばらく経つと、キッチンに駆けこんでくるのん太。
ハハが火のそばに立っていると、今度は
「見ーせーてーっ!!」攻撃が始まります。
まあ実際危ないし、正直面倒くさいので、見せたくないのは山々なのですが
無視しているとまた泣きわめくので、
炒めている最中のフライパンを下ろして「ほら」とか見せると
「あっちっちね」とか「いーっぱいね」とか
至って普通な(当たり前だけどさ)感想を残してまた立ち去ります。
そしてまた来たと思えば、「あむ、あむ」……。
実際、「あむ、あむ」分を余計に作っておかなきゃ
食事が貧相になってしまうくらい、つまみ食いされるのですよ。
面白いことに、つまみ食いだと、この偏食の子がな~んでも食べるんですよね。
普段は、固くてすぐに諦めてベロンと出しちゃうお肉なんかでも
キシキシ噛みながら食べてるし、
口にすら入れない卵やじゃがいもも
キッチンで「ほら」っって口に入れてあげるとすんなり食べてくれたり。
そこで、先日ある実験をしてみました。
ちょうど『食べたくない日』にぶち当たったであろう、ある夕食。
ごはんを全く、一口も食べないまま時間だけが過ぎていくので
さばさばと「じゃあ、ごちそうさまにしよう」と食器を下げてしまい、
すぐにのん太をキッチンに誘い込みました。
で、「これ、食べてみる?」と、さっき残したごはんを
いつものつまみ食いスタイルで食べさせてみたところ、
あっさり口を開くではありませんか。
「美味しいよね。もう一回、テーブルに戻って食べようか」と
再度椅子に座って、無事、全部のごはんを平らげたのでした
なんか行儀は悪いけど
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食べるのがダメな時期って、
椅子に座ってスタイを付けて、とか、いただきますってみんなで言って、とか
そういうことでこう、キューッと緊張したりもするのかな、と
ちょっと思ってみたり。
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