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2020年11月08日07:00
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韓国人はあまり幸せではない
韓国の外交失態続く
韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は日韓騒動や経済混乱で2019年に国民の支持を失っていました。
だが20年春に起きたコロナ騒動で、救国の英雄と称賛され再び支持を回復しました。
だが経済混乱はコロナによってさらに酷くなり、現実はなんら改善していないのに韓国人も気づいた。
最近韓国はWTO事務総長選挙に産業通商資源省の兪明希(ユ・ミョンヒ)が立候補したが、事実上落選しました。
全世界で韓国候補を支持したのは韓国とアメリカだけという酷さで、期待していた中国がナイジェリア候補を支持した。
中国は韓国に冷たくなっていて、日本海を東海と表記する問題でも中国は事実上日本支持を表明している。
中国と韓国の間の海は黄海が正式名称だが、韓国は西海と呼び中国は東海と呼んでいる。
また中国は東中国海つまり東シナ海全体も東海と呼んでいて、しかも黄海では韓国と領海や領土を争っている。
もし韓国の主張通り日本海を東海と呼ぶと、東シナ海(東海)を違う名称に変更しなくてはならない。
そんな事をしたら黄海の領有権を争っている韓国の主張を認めたことになるので、将来も絶対に認めないでしょう。
韓国の人気アイドルBTSのメンバーが最近朝鮮戦争をめぐり、「韓国戦争で米韓両国が苦難を経験した」と中国での授賞式で発言した。
原文がどうなのか分からないが中国のネットやメディアが強く反発し、中国を侮辱していると騒動になった。
中国では「米韓の侵略から朝鮮を守った」朝鮮戦争と教育していて、「韓国戦争」は中ソと北の侵略から韓国を守った意味になる。
両者が対立するのは分かるとしても、韓国政府は中国側に加担し「民族的自負心を傷つけた」(与党幹部)などと発言した。
文在寅大統領になってから韓国の教科書では朝鮮戦争を、「北朝鮮による侵略」から「南北双方に責任」と変更している。
内政は問題山積みで韓国は衰退
韓国と日本は徴用工賠償問題で対立しているが、最近韓国政府は対象の日本企業に「取引」をもちかけていたと報じられている。
「賠償に応じれば、後に韓国政府が全額を穴埋めする」と持ち明けたが、日本政府は今のところ応じていない。
韓国政府の過去の手口からは、「後で穴埋め」なんか1万パーセントあり得ません。
日本企業が金を払った時点で「賠償金支払いに応じた」と言って、穴埋めの話は「妄言」などと言うでしょう。
日本政府は「後で補塡されても支払うのは変わりなく、応じられない」と回答した。
相次ぐ外交失策で韓国人の自尊心が傷つき、政権への支持も下がってきている。
外交以上にうまく行っていないのが国内経済で、2020年は「コロナのせい」で胡麻化してきました。
例え経済が破綻してもそれはコロナのせいであって、文政権でなければもっと悪くなっていたという論法です。
2020年7~9月の実質成長率は前期比1.9%増で、医療品や半導体などの輸出がけん引した。
韓国の失業率は3.6%と低いが、これは調査した2週間で「1分たりとも働かず、1ウォンも収入がなく、面接を受けてすぐ働ける人数」です。
しかも面接を受けて希望と会わないなどの理由で辞退すると、その人は「失業者」から除外されてしまう。
実態としてはソウルの若者の25%以上が失業状態、低賃金の非正規雇用を含むと半数が実質失業状態です。
高齢者の失業率は低いとされていたが、最近の報道によると7割が粉飾した就業者だった。
朝鮮日報によると60歳以上の就業者の70%に当たる24万人が、実際には一時休業状態で働いていなかった。
休業者は無給または最低賃金以下を受け取って自宅待機しているが、韓国では1ウォンでも収入があれば失業者と認められない。
文在寅政権は高齢者雇用に月約30万ウォン(約2万8000円)を支給していて、ニセ雇用によって給付を受けていると考えられる。