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「在日3世」の私が驚く“韓国で起きている異変”と、これから「日韓関係」に起きる“本当のこと”

2023-02-27 17:30:20 | 日記
「反日嫌い」の韓国人が“増殖中”…! 「在日3世」の私が驚く“韓国で起きている異変”と、これから「日韓関係」に起きる“本当のこと”

2/9(木) 7:33配信

もう「反日」は嫌だ、と


 最近少しずつ本来の仕事であった日韓貿易の相談が増えつつある。

内容は日本の加工食品、製菓ブランドの獲得が主な相談だ。

 反対に日本から韓国へと進出を望む声も聞こえてきている。

そんな要望を受け先日、相談先のミーティングに参加してきた。 

 韓国人バイヤーは私に「苦労をおかけしました」と先に一言つけて、ミーティングを始めた。

ミーティングの雑談の中でも、今まで「言うに言えなかった」親日な気持ちや政権が変わる度に経済構造すら変わるこの韓国に対して、世界を飛び回るバイヤーとして「恥」を感じていると話すのだ。

  韓国内の出先でこう言った色んな声を聞く私としては、いまだに「反日」に明け暮れている韓国報道を見ていると、一般庶民の特に小中事業者との温度差を感じざるを得ない。

 最近では韓国の20、30代の若者たちも、韓国でやたらと「反日」ばかりを叫ぶ左派団体に嫌気がさし、当たり前のように「親日」なムードに傾いている。

いま起きている「変化」


 言うまでもなく、韓国の現場ではいま「変化」が起きていて、それを実感する場面がどんどん増えている。  

こうした現実は日本では報じられないので意外に感じられるかもしれないが、実際に足元で起きていることなのだ。

  もともと2019年8月文在寅元大統領の演説で始まった「反日、不買」は、韓国に深い爪痕を残した。

普通、深い爪痕というとネガティブなイメージを持ちやすいが、私のいう深い爪痕とは、多くの韓国民が「目覚めるきっかけ」になったという意味なのだと最近感じてやまない。 

 そんな韓国人の多くに「羞恥心」を持たせたひとつのきっかけは「慰安婦合意」破棄への動きだろう。

朴槿恵政権下で行われた「慰安婦合意」は私のような在日とっても希望の光だった。  

「やっと一つ解決できた」と喜びの安堵に、日本の在日の諸先輩たちとすぐ連絡をとったことをいまもよく覚えている。

文在寅の「罪」


 それまで日本政府に対して完全無視を決め込み、日本に対して「1000年恨む」と話していた朴槿恵元大統領がまさかの日韓合意をしたわけだ。

  日本から朴槿恵を大統領にしようと尽力して奔走していた約20人ほどの在日の諸先輩たちも、日本政府を無視し続けた朴槿恵に対してやっと日本から応援した甲斐ありと、心配し続けた思いをなで下ろせたのだ。

  だが、朴槿恵元大統領は韓国内でも側近に操られているお嬢様大統領として認識が強く、ローソク集会をきっかけに結局はセウォル号の沈没への対応の遅れと側近中の側近の崔順実(チェ・スンシル)氏の家族を巻き込んだ疑惑の責任で退陣に追いやられた。

一方、そのローソク集会でうまく名前を売ることができたのが文在寅元大統領だった。  

そんな文在寅は恩師である盧武鉉元大統領の意思を継ぐかの様に大統領になったが、

歴代大統領の中で国政に関して「一番強い従北思想の持ち主」であるということは、就任後、慰安婦合意破棄の動き、反日・不買による不毛な政策をするまで多くの韓国人は気がつけなかった。

韓国が「先進国」だって…?

 文在寅元大統領に関しては北朝鮮に対してあれだけ従順な姿勢をアピールしたにもかかわらず、返事は罵詈雑言しか返ってこなかった……。

それでも韓国メディアの多くは文在寅を擁護し政権を保たせようとした。 

 だが、2000年以降、ネット情報はあふれ、日韓は気軽に行き来でき、韓国人も日本で得る体験、情報が多くなってきた。

そうした中で、慰安婦合意破棄の動きは「世界に羽ばたく韓国」「先進国の仲間入りをした韓国」とする国民には到底納得ができないことだったのだ。

  両国が決めて世界に向け発信した慰安婦合意が、政権が変わって覆られそうになることに韓国人の多くは戸惑った。

さらに当初は「被害者、国民に相談もなく」といっていた国民も、李容洙(イ・ヨンスク)氏の正義連内部の疑惑暴露でひっくり返ったのだ。

  それまで「聖域」と呼ばれた慰安婦問題の先頭に立って、政府すらもコントロールして来た正義連の元代表尹美香(ユン・ミヒャン)議員と正義連の活動自体にも暴露証言してしまった。

それまで正義連の広告塔の役割として何か問題が生じれば真っ先に特攻隊長として世界を飛び回り慰安婦被害の証言をし続けてきた李容洙氏、その人自身が正義連を否定してしまった意味は大きかった。

  その証言に腹を立てた尹美香議員は、自身のFB(フェイスブック)にて李容洙氏が慰安婦でないと主張するなど、ここまで来ると韓国民も日本国民も笑うしかない幼稚な争いとなったが、その一連の騒動が韓国民に対して与えた影響は大きかった。

希望の「変化」

 現在、元徴用工問題も公開討論への国民の関心は驚くほど低い。

メディアで伝えられている韓国政府の反論も、ほとんどが元徴用工支援団体の意見を載せていて、それを国民総意の様に伝えているが、それは現実と乖離していると言わざるを得ない。 

 韓国ではこの慰安婦合意をめぐる顛末に関しては、日本人が思っている以上の羞恥心を持っているのだ。

 今後、日本と韓国が理解しあっていく過程では、こういったことが韓国ではさらに暴露されていくことと思う。

いま慰安婦正義連暴露から左派団体の不正が一枚ずつ剥かれていく中で、今後、韓国左派団体の「嘘」が明らかにされていくだろう。

  もちろん、70年以上の反日教育を受けてきた韓国が「正常化」するにはまだまだ時間がかかるだろう。

それでも今韓国で起きようとするその「変化」の過程は日本人に一番見守ってほしい。 

 さらに連載記事『「在日3世」の私が驚いた「2023年早々に起きたヤバい騒動」と、韓国でいま起きている「意外な異変」…! 』では、さらに韓国で起きている“新しい変化”の中身についてレポートしよう。

豊 璋(在韓国コンサルタント)

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