ネットワーク初心者講座
ルーターって何?!
最近は「WiFi(ワイファイ)」という言葉を皆が普通に使うようになりましたね。
以前は「WiFi」を「ウィーフィー」と読む人が多かったのですが、これは任天堂の「Wii」が影響しているという話を聞いた事があります。(本当でしょうか?)オーディオの「Hi-Fi(ハイファイ)」も WiFi に似てますね。(WiFiとは関係無いですが。)
正式には WiFi ではなくWi-Fi ですが、WiFi でも問題ないと思います。
ところで、WiFi は分かったとして、「WiFi ルーター」の「ルーター」が何か、皆さんご存知ですか?
自宅の光回線がつながっている箱「ブロードバンドルーター」にも「ルーター」という言葉がついてますね。
つながっている箱「ブロードバンドルーター」にも「ルーター」という言葉がついてますね。
Wii や WiFi は子供でも知ってると思いますが、ルーターという言葉は以外と知られていないと思います。(もっとも、知らなくても何の問題ないですが...。)
ルーターというのは「異なるネットワークを相互に接続するネットワーク機器」のことです。
簡潔で分かりやすいですね。でも、これでは何のことか全然分かりません。
それでは、もう少し分かりやすく説明します。
あなたが iPad のサファリを開き、キーワード「NETAGE のWiFi レンタルは国内最安?」を Google で検索すると、iPad は WiFi 経由で WiFi ルーターに接続されます。
そして WiFi ルーターは LTE(3G や 4G でもいいですけど)で近くの基地局と接続し、その先のインターネットに接続します。
LAN につながった iPad から WiFi 経由でWiFi ルーターにリクエストが送信されたのです。
その後、WiFi ルーターから近所のアンテナ基地局へ、そこから更にインターネットを経由して Google サーバにリクエストが届きます。
このようなネットワーク接続状態のとき、WiFi ルーターのこっち側を LAN(ローカルエリアネットワーク)、向こう側を WAN(ワイドエリアネットワーク)と呼びます。
(必ずしも正確ではないですが、シンプルに考え、)WAN はインターネット、LAN は WiFi、とすれば分かりやすいと思います。
ここまで書けばもう分かりましたね。
WiFi ルーターは、LAN と WAN という異なるネットワークの間にいて、ネットワークを相互に接続してくれていたのです。
でも「LとWの違いだけで、LAN も WAN もどちらも同じネットワークじゃないの?どこが違うの?」という声が聞こえてきそうです。
確かにその通り、どちらも同じようなものです、が、全く違います。
会社の電話に例えると、LAN は内線、WAN は外線に相当します。
両者は似てますが、全く違います。そう考えると、ルーターというのは「会社の電話の内線と外線の交換機」にそっくりです。
最初からそう説明すればよかったですね。
何はともあれ、ルーターは、これが無いとインターネットに接続できない、とても重要な機械だったのです。