語学学習日記です.そこらのおっちゃんが書いてます.怪しいよ!眉唾物です.

ご一緒に学習を!
私は先生ではありません.間違いだらけかと思います.
ご容赦下さい.

4664番:ピエールとジャン(4)

2024-08-25 19:57:55 | 日記


ピエールとジャン(4)
PIERRE ET JEAN 


——————————【4】————————————

    Ses  deux  fils,  Pierre  et  Jean,  qui  te-
naient,  l' un  à  bâbord,  l' autre  à  tribord,  
chacun  une  ligne  enroulée  à  l' index,  se   
mirent  à  rire  en  même  temps  et  Jean  
répondit;
       

——————————⦅訳⦆————————————

 ロラン氏のふたりの息子、ピエールとジャン
は、それぞれ船の左舷と右舷を受け持っていた.
各々が人差し指に釣り糸を巻きつけたまま、同
時に笑い出した.ジャンが父の癇癪に答えた:


 —————————〘語句〙————————————
    
bâbord:[バボール](m) (船の)左舷;aborder par 
           bâbord / 左舷で接岸する / 
    左舷から接近する 
tribord:[トリボール](m) (船の)右舷;
    à tribord / 右舷に  
tenaient, l'un à bâbord l'autre à tribord:
         一人は左舷を、もう一人は右舷を受け持
         っていた.  
enroulée:(p.passé/f) < enrouler (他) 巻きつける;
   enrouler du fil autour d'une bobine /
         糸巻に糸を巻く 
index:[アンデクス](m) 人差し指、食指.  
chacun une ligne enroulée à l'index:(絶対詞節)
   各々釣り糸を人差し指に巻きつけており
   【過去分詞の分詞節では「状態」描写】  
se mirent à:(直単過/3複) < se mettre à  
se mettre à + 不定詞:~し始める
rire:(自) 笑う  
en même temps:同時に    
répondit:(直単過/3単) < répondre (他)
répondre:(自/他)、本文は(自) 答える  
         Jean répondit. / ジャンが答えた.
        本文訳に「父の癇癪に」を勝手に付け足
        しました.répondre がJean répondit à 
        son père. のことだと解釈するためです.

 

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4663番:さすらいの青春(445)

2024-08-25 16:21:22 | 日記


さすらいの青春(445)
𝓛𝓮 𝓖𝓻𝓪𝓷𝓭 𝓜𝓮𝓪𝓾𝓵𝓷𝓮𝓼


———————【445】————————————

  « Comment ?  Quel  était  ce  nom ? »  
fit-elle,  toujour  avec  la  même  gravité.
  Mais  il  eut  peur  d'avoir  dit  une  sottise
et  ne  répondit  rien.
  « Mon  nom  à  moi  est  Augustin  Meaul-
nes,   continua-t-il,   et  je  suis  étudiant. »  
  « Oh !  vous  étudiez ? »  dit-elle.

   
 ..————————(訳)—————————————
 
 「何ですって? それってどういう名前で
しょう?」 相変わらずの厳粛さで彼女は言っ
た.
 しかし彼は愚かな発言をしたかな、と不安に
なり、それには答えなかった.
 「ぼく自身の名前はオギュスタン=モーヌで
す.」 モーヌは言葉を続けた.「そして学生です.」
 「あら、お勉強をなさっているのね?」、 と彼
女が言った.
    
  
————————《語句》————————————

gravité:(f) ❶(事の)重大さ、深刻さ.
   ❷(態度などの)重々しさ、厳粛さ、
   謹厳さ、荘重さ.
fit:(直単過/3) < faire 
faire:(挿入句で) 言う、答える
    (挿入句なので、カッコの中でそのまま)
  « Eh, bien, fit-elle, partez ! »
  「それじゃ出発なさい」、と彼女は言った.
sottise:[ソティーズ](f) 愚かさ;
  J'ai eu la sottise de le croire. /
    私は愚かにもそれを信じた.

 

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4662番:ボヌール・デ・ダム百貨店(投げ出し最終回)

2024-08-25 07:21:18 | 日記


ボヌール・デ・ダム百貨店(23)
エミール・ゾラの作品シリーズ
「ルーゴン=マッカール叢書11巻」より
Au Bonheur Des Dames
Émile Zola 

前回は長文だったため途中、;ポワン・ヴィルギュル
で切りました.今回は、文途中、小文字はじまりに
なります.(と書きましたが学習打ち切りです)


————————【23】—————————————

plus  bas,  les  satins,   les  roses,   les  bleus,
aux  cassures  vive,  se  décolorant  en  pâleurs 
d'une  tendresse   infinie;  plus   bas  encore,  
les  soies,   toute   l'écharpe   de  l'arc-en-ciel,  
des  pièces  retroussées  en  coques,  plissées
comme  autour  d'une  taille  qui  se  cambre,
devenues  vivantes  sous  les  doigts  savants
des  commis;  
   .
     
—————————(訳)——————————————

さらに下にはバラ色や青色のサテンがピンと張った
折り目を見せ、限りなく優しい淡く薄い色に変わっ
てゆくのだった.さらにその下は虹七色の絹生地が
反物で置かれていた.それぞれが繭のようにめくり
あげられて、襞取りされていた
    
  
 
—————————《語句》——————————————
    
plus bas:さらに下には、
plus bas encore:そのさらに下には 
bas:(副) 下に、  
satin:[サタン](m) サテン、繻子(シュス);
  robe de satin noir / 黒繻子のドレス
  La Sumida, c'était là j'ai dit adieu, coiffure de 
    Ichogaechi et posant satin noir sur les épaules
    銀杏返しに黒繻子かけて別れた隅田川       
rose:(形) バラ色の、
bleu:(形) ブルーの、青い色の
cassure:(f) (ズボンの裾などの)折り目、
  (襟、袖口などの)折り返し、ひだ  
vif, vive:(形) 生き生きとした、
   ここではピンと綺麗な(折り目をした) 
se décolorant:(p.pré) < se décolorer  
se décolorer:(pr) 退色する、変色する   
pâleur:[パルール](f) ❶青白さ、❷色の薄さ
tendresse:(f) 優しさ、愛情:   
infini, e:(形) 無限の、  
plus bas encore:さらに下に
soie:(f) 絹    
écharpe:(f) ❶肩掛け、マフラー、ショール;
  ❷巻布、❸辞書不掲載だがここでは❷の意味
  から類推して「反物」
  ❶の意味なら複数形のはず.   
arc-en-ciel:[複arcs-en-ciel](m) 虹 
   【発音は単複同音:アルカンシエル】
retroussé, e:(p.passé) < retrousser (他)
  まくり上げる、からげる.
  retrousser son pantalon / 
  ズボンの裾をまくり上げる
  retrousser ses manches / 
  シャツの袖をまくり上げる  
pièces: 
retroussées: 
coque:(f) 木の実の殻、卵の殻、繭 
en coques:  
plissées:
taille:  
se cambre:
devenues:  
vivantes:   
doigts:  
savants:
commis;  

    


————————— ≪降参≫ ————————————————

戦意喪失により
comme  autour  d'une  taille  qui  se  cambre,
devenues  vivantes  sous  les  doigts  savants
des  commis;  
は訳しておりません.これにて閉店ガラガラ.

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4661番:新たなる挫折科目の発表(もうあかん学習の発表)

2024-08-25 07:04:09 | 日記

おはようございます.

 

次の学習科目をおわります.

「ボヌール・デ・ダム百貨店」

とりあえず学習したところまで投稿します.

そして投降します.白旗パタパタ.

 

降参の理由:商品がどのように陳列されているのか

がわからない.それと生地そのものも商品陳列され

いるようですが、どういうものかがわからない.

日本の呉服屋のように反物で売られているのかどうか

さっぱりわかりません.降参.

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4660番:さすらいの青春(444)

2024-08-25 07:02:03 | 日記


さすらいの青春(444)
𝓛𝓮 𝓖𝓻𝓪𝓷𝓭 𝓜𝓮𝓪𝓾𝓵𝓷𝓮𝓼


———————【444】————————————

  La  « maison  de  Franz » était  alors  
inhabitée.   Mais  Meaulnes  la  trouva  
envahie  jusqu'aux  greniers  par  la  foule  
des   invités.   Il  n'eut  guère  le  loisir
d'ailleurs  d'examiner  le  lieu  où  il  se
trouvait: on  déjeuna  en  hâte  d'un  repas
froid  emporté  dans  les  bateaux,  ce  qui
était  fort  peu  de  saison,  mais  les  enfants
en  avaient  décidé  ainsi,  sans  doute; et
l'on  repartit.   Meaulnes  s'approcha  de  Mlle   
de  Galais  dès  qu'il  la  vit  sortir  et,  ré-
pondant  à  ce  qu'elle  avait  dit  tout  à  
l'heure:
  « Le  nom  que  je  vous  donnais  était
plus  beau,  dit-il. »

   
 ..————————(訳)—————————————

 『フランツの屋敷』はその当時、人は住んで
いなかった.しかしモーヌが行ってみると、そ
こは屋根裏部屋に至るまで、招待客の群れで溢
れ返っていました.そもそもモーヌには自分の
いる場所をよく吟味する暇がほとんどありませ
んでした:みんなは船から持ってきた弁当で急
ぎ昼食を取った.旬のものではなかったが、お
そらく昼食は子供たちがこのように決めていた
のだ.それからみんなは再び出発した.モーヌ
はド=ガレー嬢が出て来るのを見い出すとすぐ
に彼女のそばに近寄った.先ほど彼女が言った
ことに答えるためだった.
 「ぼくがあなたにつけていた名前はもっと美
しかったです.」 そうモーヌが言った. 
     
  
————————《語句》————————————
  
inhabitée:[イナビテ](形) 人の住まない、無人の.  
envahie:(p.passé/f) < envahir (他) ❶侵入する、
   侵略する、❷(...に)あふれる、はびこる、
   ❸一杯に広がる、満たす 
grenier:(m) 屋根裏部屋  
foule:(f) 群衆、人混み、雑踏  
invité, e:(n) 招待客、お客、ゲスト
ne... guère:ほとんど…ない、あまり…ない
eut;(直単過/3単) < avoir     
loisir:(m) ❶時間の余裕、暇;
   ❷【plで】余暇、レジャー
d'ailleurs:❶さらに、それに、その上、そもそも; 
   ❷もっとも、ただし、❸確かに~なのだが  
examiner:(他) 調査する、観察する、調べる、
   検討する、吟味する.  
lieu:(m) 場所、ところ、  
†hâte:(f) 急ぐこと. 
en hâte:急いで、すぐさま.  
repas:(m) 食事
froid, e:(形) 冷たい、冷えた.   
emporté:(p.passé) < emporter (他) 運ぶ  
fort:  
saison:(f) 季節、旬;【英語のseason には味付け
   するという意味があるので、確認したが
   フランス語のsaison には見当たらなかった】
   *しかしもっと詳しい辞典などがあれば、
    別の結論になっていたかもしれない.
   事実「味気なかった」と訳した翻訳書もあ
   るので.さらに別の解釈を取って、「弁当
   が季節にふさわしくない」と訳した翻訳書
   もあります.
en avaient décidé:(直説法大過去) 子供たちはあらか
   じめ、昼食を船中で弁当を作って館に持ち込む
      企画を立てていたようです.なので、この船は
      映画で見たものより、ずっと大きかったのかも
      知れません.前回の映画から半世紀が過ぎてい
      ます.新作の「さすらいの青春」が制作される
      といいですね.en の解説を忘れていました.
   en = de + repas = 食事のことは     
sans doute:おそらく
repartit:(直単過/3単) < repartir (自)
repartir:(自) 再び出発する、また行く.
s'approcha de ~:~に近寄った
   < s'approcher de ~:(pr)~に近づく 
dès que + 直説法:~するとすぐに 
vit sortir:(直単過/3単) [感覚動詞 + 不定詞]  
   出て来るのを見た 
répondant:答えながら  
Le nom que je vous donnais était plus beau:
     ぼくがあなたにつけていた名前はもっと
   美しかった. 

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