風情ある温泉街-長野県松本市：浅間温泉

Asama Onsen Spa, Matsumoto City, Nagano Pref.

さてさて、自動車のトラブルに見舞われたワタクシ達ですが、無事にバッテリーの交換が終りました。
この日、もともとは山小屋に泊まろうと思っていたワタクシ達ですが、雨のために早く下山しました。
急遽この日の宿泊地を考えねばならなくなったのですが、こういう時の行動は早いのです。
ワタクシ達は長野県松本市の名湯浅間温泉に宿泊することにしたんですよ。


浅間温泉は松本市の北東部にある、1000年の歴史を持つ古い温泉街です。
ネットで宿を調べ、この日のお宿をとることが出来たので、まずはお宿に行って荷物を部屋に置き、
温泉街を散策することにいたしました。オジサン達はトラブルにあっても元気なのです。


ナマコ壁、丸い郵便ポスト…風情がある温泉街ですね。ワタクシは昔ながらの温泉街が好きなんですよ。


歴史を感じる和菓子のお店がありました。電話番号がなかなかいいじゃないですか。


浴衣を着て、カランコロンと下駄の音を鳴らしながら歩くのがいいでしょうねぇ。


浅間温泉という名前から、浅間山の麓にある温泉だと勘違いする人がけっこういるようで、
浅間温泉を「松本あさま温泉」という名前にしようというような声もあったそうですが、
そういう安易な名称改変をしなくてよかったと思います。歴史ある地名ですからねぇ。


ワタクシは20年ほど前に一度だけ浅間温泉に宿泊したことがあるんです。
でも、その時は夕刻遅くにお宿に到着したので、温泉街を散策することが出来ませんでした。
この日はゆっくりと温泉街を歩くことが出来、昔ながらの温泉街の佇まいを楽しむことが出来ました。


向こうに見える木造三階建ての建物は、かつての湯治場でしょうか。現在は使われていないようでした。


温泉街に数か所、可愛い道祖神がありました。これも信州ならではの光景ですね。

使用したカメラ：FUJIFILM X-T1


長野県は温泉の数が多く、登山の後に温泉に入れるのが楽しみの一つです。
私は大型ホテルが立ち並ぶ温泉よりも、こじんまりした温泉旅館が立ち並ぶ温泉街が好きです。
そして、山あいの一軒宿のような温泉が一番好きなんですよ。


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