Happo-One Ridge, Hakuba Village, Nagano Pref.
さてさて、この夏はワタクシは大好きな信州に二度足を運びました。一度目は伊那地方をゆっくり訪ね、晴天にも恵まれて満足のいく旅となりました。
二度目は「気合を入れて山に登ろう」ということになり、このブログにたびたび登場する「恐怖の雨男」さんと北アルプスを目指しました。
ところが出発の8月20日が近づくにつれて、台風15号の影響が徐々に日本列島に出てくるようになったんですよ。
特に標高の高い山は風、雨ともに平地よりも台風の影響を早くから受けるので、ワタクシ達は不安を抱えながらの出発となりました。
当初は白馬岳をメインに2泊3日で山を縦走する予定でしたが、出発の時点で8月20日、21日は雨の予報。
22日は天気が回復しそうだということですが、2日間の雨の予報はけっこうきついものがありました。
結局、行程を少し変更して唐松岳から五竜岳を縦走しようというコースに変更いたしました。
このコースの方が一日の歩行時間が短く、万が一の場合に山小屋に逃げ込むことが出来るだろうという判断をしたのです。
かくして、ワタクシ達は長野県白馬村の八方尾根を起点とし、この日は唐松岳を目指すこととなりました。
名古屋近辺を車で通過する時には、ものすごい豪雨だったのですが、八方尾根につく頃には雨は小降りになっておりました。
山に登っても周囲の風景は全く見えないだろうと覚悟してきたのですが、意外なほどに展望が広がっていたんですよ。
右に見える堂々たる山は五竜岳(2814m)、真ん中の美しい双耳峰は鹿島槍ヶ岳(2889m)、そして左端に写っているのが爺ヶ岳(2670m)なんです。
五竜岳、鹿島槍ヶ岳は深田久弥氏の「日本百名山」にも選出されている名峰なんですよ。
八方尾根を登って行くと、8月末だというのに残雪が多いことに気づきました。
後に山小屋の人に訊くと、今年は冬の降雪が多かったために残雪が豊富だとのことです。
八方尾根を歩くと進行方向の左側(南側)には先ほど紹介した五竜岳、鹿島槍ヶ岳が堂々たる姿を見せてくれます。
一方、右側(北側)に目を向けると白馬三山が秀麗な姿を見せてくれるのです。
右から白馬岳(2932m)、杓子岳(2812m)、白馬鑓ヶ岳(2903m)となるのですが、「白馬」と書いて村の名前も駅の名前も「はくば」と読みます。
しかし、山の名前は「しろうまだけ」なんですよ。本来、こちらが正しい読み方なのですが、みんなが「はくば」と読むために
村の名前も「はくば」にしてしまったんですよね。山だけが「しろうま」の名を残してくれています。
どうか皆さん、「はくばだけ」とは読まないようにお願いしたします。あっ、白馬岳も日本百名山であることは言うまでもないですね。
この険しい稜線は白馬鑓ヶ岳と唐松岳の間の「不帰の剣」と呼ばれる難所です。
誰が考えたのか知りませんが、なかなかいいネーミングですねぇ。
八方尾根は途中の八方池までは一般的なトレッキングルートで、けっこう多くの人が歩くんです。
ただ、この日は天候が悪いせいもあるのでしょう。思いのほか人が少なかったんですよねぇ。
台風の影響でしょう。風が吹き、雲が湧いてきます。いつまで天候がもってくれるでしょうか。
なんとか唐松岳山頂直下にある唐松山荘という山小屋に着くまで、せめて小雨でもってほしいと祈るばかりでありました。
使用したカメラ:FUJIFILM X-T1
白馬村はかつて、細野村という名前でありました。白馬岳がペガサスのイメージからでしょうか、「はくば」と読まれるようになり
スキー場や関連施設も「はくば」の名前を使うようになり、村の名前も「はくば」になりました。
私はせめて山の名前だけでも「しろうま」という本来の名前が残ってくれて、よかったなぁと思わずにはいられません。
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さてさて、この夏はワタクシは大好きな信州に二度足を運びました。一度目は伊那地方をゆっくり訪ね、晴天にも恵まれて満足のいく旅となりました。
二度目は「気合を入れて山に登ろう」ということになり、このブログにたびたび登場する「恐怖の雨男」さんと北アルプスを目指しました。
ところが出発の8月20日が近づくにつれて、台風15号の影響が徐々に日本列島に出てくるようになったんですよ。
特に標高の高い山は風、雨ともに平地よりも台風の影響を早くから受けるので、ワタクシ達は不安を抱えながらの出発となりました。
当初は白馬岳をメインに2泊3日で山を縦走する予定でしたが、出発の時点で8月20日、21日は雨の予報。
22日は天気が回復しそうだということですが、2日間の雨の予報はけっこうきついものがありました。
結局、行程を少し変更して唐松岳から五竜岳を縦走しようというコースに変更いたしました。
このコースの方が一日の歩行時間が短く、万が一の場合に山小屋に逃げ込むことが出来るだろうという判断をしたのです。
かくして、ワタクシ達は長野県白馬村の八方尾根を起点とし、この日は唐松岳を目指すこととなりました。
名古屋近辺を車で通過する時には、ものすごい豪雨だったのですが、八方尾根につく頃には雨は小降りになっておりました。
山に登っても周囲の風景は全く見えないだろうと覚悟してきたのですが、意外なほどに展望が広がっていたんですよ。
右に見える堂々たる山は五竜岳(2814m)、真ん中の美しい双耳峰は鹿島槍ヶ岳(2889m)、そして左端に写っているのが爺ヶ岳(2670m)なんです。
五竜岳、鹿島槍ヶ岳は深田久弥氏の「日本百名山」にも選出されている名峰なんですよ。
八方尾根を登って行くと、8月末だというのに残雪が多いことに気づきました。
後に山小屋の人に訊くと、今年は冬の降雪が多かったために残雪が豊富だとのことです。
八方尾根を歩くと進行方向の左側(南側)には先ほど紹介した五竜岳、鹿島槍ヶ岳が堂々たる姿を見せてくれます。
一方、右側(北側)に目を向けると白馬三山が秀麗な姿を見せてくれるのです。
右から白馬岳(2932m)、杓子岳(2812m)、白馬鑓ヶ岳(2903m)となるのですが、「白馬」と書いて村の名前も駅の名前も「はくば」と読みます。
しかし、山の名前は「しろうまだけ」なんですよ。本来、こちらが正しい読み方なのですが、みんなが「はくば」と読むために
村の名前も「はくば」にしてしまったんですよね。山だけが「しろうま」の名を残してくれています。
どうか皆さん、「はくばだけ」とは読まないようにお願いしたします。あっ、白馬岳も日本百名山であることは言うまでもないですね。
この険しい稜線は白馬鑓ヶ岳と唐松岳の間の「不帰の剣」と呼ばれる難所です。
誰が考えたのか知りませんが、なかなかいいネーミングですねぇ。
八方尾根は途中の八方池までは一般的なトレッキングルートで、けっこう多くの人が歩くんです。
ただ、この日は天候が悪いせいもあるのでしょう。思いのほか人が少なかったんですよねぇ。
台風の影響でしょう。風が吹き、雲が湧いてきます。いつまで天候がもってくれるでしょうか。
なんとか唐松岳山頂直下にある唐松山荘という山小屋に着くまで、せめて小雨でもってほしいと祈るばかりでありました。
使用したカメラ:FUJIFILM X-T1
白馬村はかつて、細野村という名前でありました。白馬岳がペガサスのイメージからでしょうか、「はくば」と読まれるようになり
スキー場や関連施設も「はくば」の名前を使うようになり、村の名前も「はくば」になりました。
私はせめて山の名前だけでも「しろうま」という本来の名前が残ってくれて、よかったなぁと思わずにはいられません。
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雄大なアルプスの眺めですね!
天気、大丈夫だったのでしょうか。
続編のお写真も楽しみにしてます♪
P☆
何人かの人も登っています。
視界がよかったのですね。
ポチ♪
八方尾根が、自分には雪が似合うと
自覚していて、真夏でも溶けないように
頑張ったのかもしれませんね。
ポチ!
緑が眩しいです
お忙しい様で無理のない様になさって下さいね
ポチ(*^^*)
★
体力に欠け、とうてい山登りなんて夢のような私でも
こんな画像を拝見すると登りたくなります
昨日までの岩手県では複数の方に
私のバイクのことで話しかけられました
仙台に来ていますが、今夜から栃木県入りです
視界がよくて登った甲斐がありましたね。
続きも楽しみです。
あぁ、あの時は台風接近の時でしたね。
よっちんさん 大丈夫かな~と思っていましたもの。
恐怖の雨男さんと晴れ男のよっちんさんとのシーソゲーム?
小雨が降ってても、こんなにも美しい写真が撮れるのですね。
こんな旅こそ、記憶に残る登山旅になるのですよね。
信州をこよなく愛するよっちんさんの
お気持ち、わかります。
雄大な景色、素晴らしいですね(*^_^*)
☆~
信州人としてとっても...嬉しいです。
登山しなければ見れない、
白馬三山の雄大で素晴らしい画像です♪
白馬岩岳から眺めた白馬三山とは迫力が違います!
清々しい気分になりました♪
お誕生日おめでとうございます。
温かいご家族に恵まれてお幸せですね(^_-)
応援~☆