韓国旅行記：1日目その5-「韓国料理に舌鼓」：チョンギワ/ケミチッ（청기와/개미집）・釜山

“Blue roof tile/ant hill”, Busan, South Korea

さてさて、甘川文化村からホテルに戻ったワタクシ達は、ホテルで小休止の後は夕食に出かけることとなりました。
「釜山に来たのだから釜山らしいものを食べたい」…ワタクシ達は当然ながらそう思っていました。
韓国料理は当然ですが、港町の釜山ですので魚介類を食べたいと思っていたんですよ。


ホテルのすぐ近くに「チョンギワ/ケミチッ」（청기와/개미집）というお店があり、ここでは美味しい魚介を食べられるとのこと。
しかもメニューに日本語表記があるとのことなので、このお店に行くことにしたんですよ。


ワタクシ達は釜山名物の手長ダコ料理である「ナクチポックン」を食べようと思っていたのですが、
メニューを見るとタコ＋エビ＋ホルモンという「ナッコプセポックン」というのがあり、これをいただくことにしたのです。
「ナッコプセ」はナクチ(手長ダコ)、コプチャン(ホルモン)、セウ(海老)の頭文字を合わせた言葉になるんですね。
韓国語で“～炒め”という意味を持つ「ポックム」が付いていますが、タコと牛ホルモン、エビ、野菜、春雨などを
ヤンニョムと一緒に鍋で煮て作る鍋料理です。魚介が豊富に採れる釜山名物の手長ダコ料理である「ナクチポックン」に、
エビとホルモンを加えたバージョンの海鮮料理というわけですな。


韓国の食堂で料理を注文するとメニューに載っていないいろんな種類のおかずが出てきます。
お金を別途、払う必要はありません。全部、ただなんですよ。


ビールを注文すると「どのビールにしますか？」と言われたので、「一番人気のあるやつでお願いします」というとこのビールが出てきました。
デンマークのビールがどうして？と思ったのですが、焼酎で有名な眞露が作っているビールのようですね。


どーですか、「ナッコプセポックン」が運ばれてきました。火加減等はお店のおばちゃんが全てやってくれるので、全てお任せです。
お店は3人のおばちゃんが切り盛りしていましたが、どのおばちゃんも愛想が良くって元気なおばちゃん達でした。


見ているだけで美味そうです。そして、美味そうな匂いが鼻腔を刺激します。あぁ、早く食べたいです。


「ナッコプセポックン」が出来上がる前にビールが空になってしまいました。今度はTERRAという韓国ビールをいただきました。


見た目はかなり辛そうに見えますが、さほど辛くはないんですよ。ワタクシは元々辛いものが大好きなのですが、
家人も「そんなに辛くないわ。美味しいなぁ」と言っていたので、辛さはそう強くないのは間違いないと思います。


食べ方は出来立ての「ナッコプセ」を白いご飯の上に乗せてビンパのように食べるのが定番だそうです。
タコとエビのプリプリした食感が楽しめて、ホルモンの旨味と程よい辛みが食欲をそそります。これ、めっちゃ美味かったです。


どーですか、「もう一品欲しいなぁ」ということになり、「海鮮チヂミ」（ヘムルパジョン）を注文しました。
このチヂミ、脂っこくなくて美味しかったんですよ。


釜山の初日、夕食の選択もバッチリでした。「マシッソヨ」（美味しい）という言葉を何度も言いました。
そうそう、「メッチュジュセヨ」（ビールください）という言葉も、何度も言わせていただきました。

使用したカメラ：FUJIFILM X-Pro2


今回の旅を終えて、私が使った韓国語って「アンニョンハセヨ」（こんにちわ）、「カムサハムニダ」（ありがとう）、「ネェ」（はい）、
「マシッソヨ」（美味しい）、そして「メッチュジュセヨ」（ビールください）くらいだったように思います。
あとは英語でなんとか旅を過ごせたのですが、家人はハングルを勉強しているので今回は頼りになったんです。
私も次に韓国に行く時には、もうちょっと言葉を覚えていきたいですね。


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