源氏物語と共に

源氏物語関連

しのぶもじずりの花

2012-07-30 16:12:18 | その他
毎日厳しい暑さです。
皆様お元気でお過ごしですか。
 
みちのくの 忍ぶ(信夫)もじずり 誰ゆえに 乱れそめにし 我ならなくに
 
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「もじずり」の花は「ねじ花」と教えてもらいました!
我が家の庭にも出てくる左巻き、あるいは右巻きの雑草です。
詳しい説明はこちらのサイト上部にあります。
http://www.geocities.jp/mc7045/sub27.htm
 
和歌の方も、伊勢物語では有名ですが、
出典の和歌は源融(みなもとのわたる)になっています。
この人は源氏物語の光源氏のモデルとも言われた方。
 
このねじ花は、1000年以上も昔から日本にあるのですね~万葉集にも出ているとか。
源氏物語も枕草子も花について色々ありますから、
そういうのもたどっていくと、面白いですね
 
さて、先日は、あまりの暑さに、久しぶりにかき氷を食べました。
枕草子には、氷室から氷を持ってこさせて、食べる記述がありましたし、
源氏物語の宇治十帖にも、薫が女一宮の女房達がキャーキャー言って
氷で遊ぶ場面を垣間(かいま)見している場面があります。
このあと、薫は女一宮と同じ服装を奥さんにさせるのですが、
やはり品が違うといったような記述がありました。
それにしても、この場面、夏とはいえ、透けすけの着物で、
女一宮はたしなみのある着方ですが、
女房達は誰も見ていないと思い、はしたなかった着方だったようです。
 
同じように雲居の雁も頭中将に、夏に透けすけの着物で、うたたたねをして注意される場面がありますが、
現代の女性も、夏は結構透けすけで、それが売りのファッションになっています。
私も含めて反省しつつ、1000年前も時代はあまり変わらないですね(笑)
 
それにしても、毎日暑すぎます。
どうぞ皆様もお身体に気を付けて。
 
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