雑草を抜いていると様々な種類があります。
しぶとい根っこのもの、可愛い花が咲くので雑草ながら抜くのをためらうもの。
しぶとい根っこのもの、可愛い花が咲くので雑草ながら抜くのをためらうもの。
そんな中、本屋さんでちくま文芸文庫のこの本が2冊並んでいて
イラストも綺麗だったので、ちょっと思案してから買いました。
イラストも綺麗だったので、ちょっと思案してから買いました。
源氏物語に登場する「ナデシコ」や「キキョウ」「フジバカマ」他も
載っています。
載っています。
ナデシコについて、以前に「常夏」という品種も見かけていたのですが(花 撫子の拙記事参照)
現代の「常夏」は、セキチク(唐ナデシコ)の一期咲きが四季咲きになったものが見出され、
江戸時代に流行して色々品種が作られたものと知りました。
現代の「常夏」は、セキチク(唐ナデシコ)の一期咲きが四季咲きになったものが見出され、
江戸時代に流行して色々品種が作られたものと知りました。
他についても細かな説明があり、面白いです。
今、園芸店で売られる花も雑草の種類であるのは不思議ですが、
源氏物語の花もフジバカマをはじめ、そのあたりに生えていた花なのでしょうね。
源氏物語の花もフジバカマをはじめ、そのあたりに生えていた花なのでしょうね。
昔と今では花も違いますが、万葉の植物にも目をとめてみようかと思う今日この頃ですが、
万葉と平安では花の変遷もありますので迷う所です。
万葉と平安では花の変遷もありますので迷う所です。
画像は道端で見かけた山吹の花。この間まで蕾だったのにもう咲いていました♪
この花をあらわしていたのでしょうか、若紫登場の時に着ていた山吹かさねを思い出します。
源氏物語の桜は山桜ですから、ちょうど今頃からが北山の桜の盛りになるのかもしれません。