源氏物語と共に

源氏物語関連

柳宗民の雑草ノオト1.2

2009-04-16 08:27:20 | 関連本

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雑草を抜いていると様々な種類があります。
しぶとい根っこのもの、可愛い花が咲くので雑草ながら抜くのをためらうもの。


そんな中、本屋さんでちくま文芸文庫のこの本が2冊並んでいて
イラストも綺麗だったので、ちょっと思案してから買いました。


源氏物語に登場する「ナデシコ」や「キキョウ」「フジバカマ」他も
載っています。


ナデシコについて、以前に「常夏」という品種も見かけていたのですが(花 撫子の拙記事参照)
現代の「常夏」は、セキチク(唐ナデシコ)の一期咲きが四季咲きになったものが見出され、
江戸時代に流行して色々品種が作られたものと知りました。


他についても細かな説明があり、面白いです。


今、園芸店で売られる花も雑草の種類であるのは不思議ですが、
源氏物語の花もフジバカマをはじめ、そのあたりに生えていた花なのでしょうね。


昔と今では花も違いますが、万葉の植物にも目をとめてみようかと思う今日この頃ですが、
万葉と平安では花の変遷もありますので迷う所です。


画像は道端で見かけた山吹の花。この間まで蕾だったのにもう咲いていました♪


この花をあらわしていたのでしょうか、若紫登場の時に着ていた山吹かさねを思い出します。


源氏物語の桜は山桜ですから、ちょうど今頃からが北山の桜の盛りになるのかもしれません。



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