源氏物語と共に

源氏物語関連

紫式部日記他

2009-05-01 10:51:58 | 関連本

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5月になりました。
春の花が綺麗に咲きそろい、若葉も次第に色が濃くなってきました。
藤の花も盛りになってきたようです。
今日は何故か遠くでウグイスの声がしています。


GWということで、本の紹介です。


おばさん達では話題になっている韓国ドラマ「チャン・ヒビン」
http://www.bs-asahi.co.jp/chanhibin/


悪女で有名な人のドラマだそうですが、
対する王妃様がとても心がけが立派。


そんな中、
☆梅山秀幸「後宮の物語・古典文学のレクイエム」丸善ライブリー に、


何とその王妃・仁顕王后閔(いんひょんわんふーみん)氏と
桐壺更衣の設定が似ていると指摘されていました。


「仁顕王后伝」を引用して説明。面白いと思い、ちょっと借りてみました。


またこの本には、かぐや姫や宇治十帖などについても色々と書かれています。


☆ドラルドキーン氏 「百代の過客(上)」 朝日選書 


有名ですね。様々な日記についての評が載っています。借りました。
ひとくちに日記といってもこんなに沢山の種類があるのですね~


紫式部日記についても、源氏物語と違っていて
当時の宮廷の様子を伺い知る興味深い作品、文学的には失敗とありました。
もともと、彰子の出産が主で、道長の命を受けて書きとめたものらしいので、
文学的なものではないようです。


実際に私も紫式部日記はつまらないと思っていたけれど、
この日記冒頭文「秋のけはひ入りたつままに・・・」などは
源氏物語を彷彿させる文章であったり、
源氏物語に関して興味深いものがあるという指摘に納得です。
今の方が面白いかもしれません。


また何といっても、当時の宮廷の様子がよくわかり、
紫式部という人がわかるという点も良いでしょう。
ちなみに、去年の1000年紀もこの日記の記事から推察されていましたね。


☆角川ソフィア文庫ビキナーズクラシックス 山本淳子 紫式部日記


購入しました!とてもわかりやすい説明と思います。
まだ途中ですが、今後も楽しみです♪


苦戦しているのは
☆近藤富枝 紫式部の恋
何故か眠くなってしまうので、なかなかさっと読めません(笑)
内容は学術的なところもありますが、
紫式部集なども取り入れて紫式部という人にスポットを当てています。


お気楽主婦生活をしていると、本もなかなかすっと頭に入らないですね(^^ゞ


5月1日のすずらんは幸せになるというそうで、絵葉書をいただきました。
この時期、まだ家では咲いていません。


皆様のお幸せを願って、趣味の園芸より画像をもらいました。
早く豚インフルエンザも終結してほしいものです。


コメント
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